SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 3月7日(金)
雨上がりの街はいつもより少しだけドラマチックな感じがする。
見慣れた風景もどこか違って見える。
それにカメラで写し取った風景はまったく別の街のようだ。
写真に写る風景が実際の風景なのか、
それとも人の目を通して見た風景が本物なのか。
どちらにしても写真は面白い。
普段目にしていながらまったく見ていなかったものに気づかせてくれる。
たとえば街にあふれる圧倒的な量の光などもそうだ。
いつもは光というものをそれほど意識して見てないけど、
写真には光がその存在を強く主張している。
それを見るとあらためてこの地球の繁栄を思う。
そして影もまた。
雨上がりの夕暮れ時、車も人も家路を急ぐ。
今週もどうにか乗り切って安堵してる人も多いだろう。
あるいは週末を前にうんざりしている人も。
でも金曜日の夜ってなんかいい。
自分の生活パターンがどうであってもどこかほっとする。
週末はどうやらいい天気のようだ。
桜の木のつぼみも少しずつ大きくなってきた。
春を先取りしてちょっと遠くに出掛けてみるのも悪くない。
窓を全開にして走れる季節がもうすぐそこまでやってきてる。