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SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 2月28日(金)
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インテグラのメーターパネル。
このメーターパネルはとても気に入っている。
今まで乗った車の中で一番好きだ。
シンプルで余分な物がないところとか、
左右対称のデザインとか、
白く光るライトの色とか。
やっぱりメーターはアナログがいい。
昔から夜のメーターパネルが好きだった。
深い闇の中でパネルだけが柔らかく光っているのを見ていると、
それがなんとも言えずきれいで優しく感じられるから。
そして、ぼんやりメーターパネルを見ていると記憶の断片が甦る。
その時々の場所や状況や想いの記憶が。
パネルの数字やメーターにも小さなドラマがある。
揃いの数字が出てひとりでちょっと嬉しくなってる時のこととか、
初めて中古車を買った時の走行距離がどれだけだったかとか、
レッドゾーンを超えてエンジンを回していた時のこととか、
ガス欠寸前でガソリンメーターが赤い部分を超えてドキドキしたこととか。
人それぞれ、そんなささやかなドラマと記憶があるんじゃないだろうか。
もしメーターパネルに記憶力があったとしたらどうだろう。
そしたら、これまで私が運転していたすべての表情や会話を覚えていることになる。
喜怒哀楽の感情や、物思いに沈む表情や、こぼれた涙も……。
そして下手な歌も全部聴かされてる。
けっこう恥ずかしいかもしれない。
近い将来、コックピットはコンピューターが組み込まれることになるだろう。
もしかしたら私が生きているうちにそれは人工知能になって、
運転のすべてがコンピュータAIとの対話型にまでなるかもしれない。
それはとても楽しみだけど、でもやっぱり車の中っていうのは今のままがいいような気もする。
心地よく孤独になれて、優しく包み込まれていて安全で、
しかも車と人間が無言のままつながっている感じが。
下手な歌も黙って聴いててくれるしね。
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