SANYO DSC-SX150にて撮影

2003年 2月20日(木)

ハードディスク(HDD)のジャンパピンのことを少しまとめてみよう。
なんとなく思いつきで。
これが取り出したHDD。3.5インチ内蔵もの。
さて、問題はジャンパピンだ。



ジャンパピンの設定の仕方はHDDの表面にシールが貼ってある。
メーカーや機種によって少し違うけど、たいていこんな感じ。
左から「マスター(メインで使うHDD)」、真ん中が「スレイブ(増設HDDとして使う場合)」、
右が……。
実はよく知らない(おいおい)。
たぶん、IDEケーブルの付ける位置でセレクトできる設定なんじゃないかなぁ(違うかも)。
まあ、とりあえず普通はメインかサブかどっちかだろう(かなりいいかげん)。

ジャンパピンというのはこんなもの↓。



爪でつまんですぐに取れる。
こいつを説明の通りにさすだけ。
なのだが……。



起動に4分もかかったHDDはこんなふうにささっていたのだった。
上のシールの絵と比べて見ると一目瞭然。
こんな設定な〜いではあ〜りませんか。
マスターでもスレイブでも第三の位置でもない。
オリジナルなさし方だ……。
どんなやねん。
正しくはこう↓。



うーん、なんであんなふうになってたんだろう。謎だ。
普通、メーカー出荷状態ではマスターになってるはずだし、
そうじゃなきゃ自分で交換したんだろうけど、
ジャンパピンの設定を変えて交換できるような人がこんな間違いするだろうか。
まあそれはともかく、たったこれだけのことでHDDはまともに動かなくなってしまうんだな。
というか、ジャンパピンのピンの働きを私がよく分かってないだけで、
実はとても重要な役割を担っているのかもしれない。
回路をショートさせるとか何とか……。
その程度しか知らない。
でもいいのだ、冷蔵庫の仕組みは知らなくても冷蔵の使い方は知ってるのと同じようなもんだ。

というわけで、自分でHDDを買ったり、人にもらったり、中古で手に入れたりした時は、
ちょっとだけ気をつけてください。
交換ではなく増設する時はマスターではなくスレイブの位置にジャンパピンを。

ちなみに、左のコネクタはIDEケーブルをさすところで、右のコネクタは電源ケーブル用です。
どちらもまっすぐ引っこ抜いてまっすぐさすだけなので簡単だけど、
たまにものすごく固いことがあるので注意が必要。
そんな時は無理にコネコネせずにペンチでつまんで抜いた方がいいです。
特に左のピンは柔らかいので下手すると曲がってしまって青ざめます(実は私もやってしまった)。

HDD交換は一度やってしまえば拍子抜けするくらい簡単なのでおすすめです。
PC本体の発売時期より新しいものなら性能も良くなってるので、
CPU交換より体感速度は上がるくらいですんで。
以上、ジャンパピン・プチ講座でした。

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