SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 1月29日(水)
今日は朝から寒い一日だった。
明日は雪になるかもしれないなと思って外を見たら、
いつの間にか雪が積もっていて街が真っ白な灰に燃え尽きて……
ってことはないけど、真っ白だった。
おお、いつの間にこんなに降ってたんだ。気がつかなかった。
たまに見る雪はきれいでいい。特に夜の雪は罪がなくて。
けれど雪に慣れてない名古屋はちょっと雪が降っただけで
交通機関の大部分が麻痺してしまうのでやっかいだ。
明日は会社でも学校でも遅刻者続出だろう。
そういえば入試もあったんじゃなかったか。
受験生のみんなは、雪ですべって転んで溝に落ちたりしないでね。
……。
アイも雪が珍しかったのか、玄関から外に出て雪の上を歩いたり匂いを嗅いだりしていた。
けどさすがに寒かったのだろう、3分と持たなかった。
あわてて家の中に駆け込んできてダッシュでストーブの前まで走っていった。
今日あたり外の野良たちはどうしてるのか。
まあどこかに隠れているだろうけど、きっとあまりの寒さに縮こまってることだろう。
アイだってもしかしたら今頃外で震ってたかもしれないのに、
そんなにのんきに舌出して寝てていいのか、キミ?
雪を見ると非常に短絡的に北海道のことを想う。
北海道にまつわるあれこれを。
そして私を少し切ないような懐かしいような優しい気持ちにさせてくれる。
みんなは雪を見て何を想い、何を思い出すんだろう?
なんにしてもこの世界に雪というものが存在することを私は天の関係者に感謝したい。
雪もまた、この世界における傑作の一つだと思う。