SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 1月7日(火)
田舎の野良二匹。
放し飼い猫という噂もある。
どうやらこれは親子のようだ。
左が親で右が子供。
仲良くカメラ目線で撮影に協力してくれたので、
お礼に家から持っていった高級猫缶をあげた。
けどそんなにガツガツ食べてなかったところをみると、
やっぱりどこかの飼い猫なのかもしれない。
もしくは誰か他の人にも食べ物ををもらっているだろう。
肉付きも良かった。
田舎の野良は気ままでいい。
車も少ないし。
と思うんだけど、代替わりはものすごく早い。
田舎に年に2回行くんだけど、行くたびに顔ぶれが変わる。
長くても2年、早いと1年持たずに世代交代している。
去年の夏までいた黒猫も、今年行ったらもう姿を見せなかった。
暮らしは気ままでも、田舎の自然の中で生き抜くのは、
私たちが思っている以上に大変なんだろう。
それでも命をつなぐことの大切さを私に教えてくれる。
たとえ自分の命が尽きても命を次につなげることで、
自分は生きたことになるんだということを。
子供の頃から今に至るまで、私は何十匹の猫を見ただろう?
あるいは百匹以上かもしれない。
みんな、できることなら少しでも長生きして欲しい。
飼い猫も野良も、命の重さに変わりはないのだから。