SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 1月5日(日)
新しくうちにやって来た黒猫。
元飼い猫で捨て猫(あるいは迷子猫)、推定1歳、メス。
首輪を付けたまま近所の河原で2ヶ月ほど野良生活を送った後、
あっちへ行き、こっちへ引き取られ、最終的にうちに来ることになった。
名前は成り行きで「アイ」に。
大田アイです、みなさんよろしく。
オスなら絶対「大田二等兵」と名付けたんだけどな。
それで歳を取ったり何かいいことをするたびに階級が上がって名前も変わるのだ。
「大田一等兵」、「大田軍曹」、「大田少尉」、「大田大佐」、といったように。
もちろん名前(階級)によっても扱いは変わってくる。
大田二等兵の頃は、「おい、大田二等兵、ハラ減ったらそのへんのカリカリでも食っとけ」
ってな感じなんだけど、軍曹あたりになると、
「大田軍曹、次の食事は、ひときゅうまるまるだ」などとなり、大田大佐などになった日には
「大田大佐殿、夕食すぐ用意いたしますです、ハイ!」ってな感じになるわけだ。
ああ、楽しそうだなぁ。
しかし病院などではちょっと恥ずかしいかもしれない。
「大田二等兵ちゃん、今日がどこが悪いのかな?」などと先生が言われたら看護婦さんは笑ってしまうだろう。
オスでなくてちょっと残念。
アイだけど、元飼い猫だけあって人見知りしなくて人なつっこくて、ちっとも物怖じしない。
物音も平気だし、誰が来てもおかまいなし。
常にマイペースで、寝てるか、そのへんを探検している。
来た初日からメシをパクパク食べてウンチして夜はがぁがぁコタツの中で寝てたくらいだ。
あまりうるさく鳴かないし、メシも贅沢しないし、こんなに手の掛からない猫も珍しいかもしれない。
まだこれから本性を表してくるのかもしれないけれど。
それにしてもやっぱり猫のいる生活っていいものだ。
ちょっとしたアクセントであり彩りなんだけどそのちょっとしたことで気分は大きく違ってくる。
いることでプラスになるというよりもいないことでマイナスになるというか。
私の場合ここ10年くらいずっと猫がいる生活だったから余計そうなんだろう。
心が落ち着く。
元気で長生きしてくれよ。
またたくさん写真を撮ろう。