SANYO DSC-SX150にて撮影
9月9日(月)
今日、久しぶりに大須へ行ってきた。
(名古屋の中心から少し外れた街で、電気街やその他店がたくさん集まってる)
そしたら、そこがすごいことになっていた。
高速道路の下すべてがホームレスのベッドタウンになっていたのだ。
ずら〜っと見渡す限りホームレスの家状態で、何十軒あるか数えられないくらい。
昔、名古屋のホームレスは名古屋駅の裏に固まっていたのだけど、
駅周辺を大改造した時みんな追い出されて、どうやら大須近辺に流れて集まったようだ。
昔からこのへんにもいたのだろうけど、あんなに大所帯になっていたとは知らなかった。
私はホームレスに対してはニュートラルな感情しか持ってないつもりだけど、
それにしてもあそこまで広い範囲を我が物顔に占領されると、
それはちょっとどうなんだと思ってしまう。
高速のガード下なんかに私は用はないけど、あれでは近くの道を歩くのさえ気が進まない。
段ボールの家はもちろん、生活用品全般があたりに並べられていたり、洗濯物が干してあったり、
ゴミが散乱してたり。
外国人が日本に来て最初にこの光景を見たら、さぞかしびっくりすることだろう。
そして、誤った知識を国に帰ってみんなにひけらかすに違いない。
ジャパニーズの半分は外で生活してるんだぜとか何とか。
困った名古屋市は、ホームレスのための住宅を作って、そこに無料で部屋を貸すと言う。
けど、多くのホームレスはそんなところに住む気はないらしい。
束縛や管理されたりするのはまっぴらごめんという理由で。
そんなことは最初から分かりそうなものだけど、
公務員になるような人生を歩んでる人には理解できないのかもしれない。
私だっていつかホームレスになってしまう可能性はある。
生活なんてものは思ってるよりも儚くて壊れやすいものだから。
ただ、ホームレスをするなら日本ではイヤだなと思う。
捨て方が中途半端な気がするから。
どうせならガンジス川のほとりで暮らした方がいい。
けど、やっぱり私はホームレスにはならないだろう。
なんといっても私は毎日頭を洗わないと気が狂ってしまう人間だから。