SANYO DSC-SX150にて撮影

8月17日(土)

かつて夕陽は、山の向こうや海の彼方に沈むものだった。
それが今は、ビルや建物や街の向こうに消えていく。
そのことによって人は何かをなくしてしまったような気もするし、
何も変わらないような気もするんだけど、
いずれにしても変わらないのは、夕陽をきれいだと思う人の心だ。
その感覚というのは昔も今も何も変わってないんじゃないだろうか。
一日の終わりに太陽が赤く燃えて空を茜色に染めながらゆっくり沈んでいく。
人はその光景を日々の生活の中で一瞬垣間見る。、
そして、言葉にならない思いが心をよぎるだろう。
すべて終わりの悲しい予感のようなものを。

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