SANYO DSC-SX150にて撮影
7月30日(火)
PS2のゲームで「ぼくのなつやすみ2」というソフトがある。
10歳の少年になって、田舎で30日間、夏休みを体験するというゲームだ。
何かをしなくてはいけないなんてことはない。何もしなくてもいい。
でも遊ぶ気になればいろんなことができる。
海や川で釣りをしたり泳いだり、
昆虫採集をしたり、捕まえた虫で虫相撲をしたり、
朝顔を育てたり、ラジオ体操に参加したり、
他の男の子と遊んだり、女の子と遊んだり、
いろんな人と話したり、冒険をしたり。
昔はごく当たり前だった夏休みの過ごし方を、
もはやゲームでしか体験できないっていうのはちょっと寂しい気もするけど、
かつてそういう夏休みを過ごした大人にしてみると、
とてもなつかしくて切ない気分を味わうことになる。
あの時の気分や空気や暑さや音や風の記憶が鮮やかに思い出される。
ゲームとしてもとてもよくできていて、遊んでいて楽しいし、
ラストの物悲しい気分は実際の夏休みの終わりを超えていると言っていい。
PSで前に出たものよりもいろんな部分で出来が良くなってるので、
前のをプレイした人も、まだやったことがない人にもオススメしたい。
それにしても、井上陽水の「少年時代」ってやっぱりいい曲だなぁ。