考え方

  
さて、実際の問題群に参ります前に、此処では改めて私のクイズに対する考え方について簡単に述べたいと思います。やや専門的になりますが御勘弁。

私が好きな(且つ努力して作ろうとしてる)問題群というのは、徒に難しいのではなく、かと言って簡単すぎず、改めて問題として問うてみる意義があって、クイズの勉強をしている人々だけでなく、日々の生活を注意深く生きている人々が楽しめるような問題群です(あくまで理想)。あと、盲点を衝くような問題や、既存の知識をうまく援用すると答えが導けるような問題も(自分の)評価が高いようです。高踏な雑学のみならず、今を生きる者として知っていた方がいいような事を知ってる人も楽しめるようなクイズになっていけばいいなと思っています。

そのためには、先ず問題の傾向を自由にすることが重要になります。クイズに出る分野とともに文法や質問形式についても多様化を進めたいと思っています。そういう点で例えばCSでやってる「IQバトル20世紀」の小論文(今でもやってるんでしょうか?)等は新たな視点を開くものだと思いますし、見せたり、聞かせたりする系統や、何故?とかどうやって?などの問い方も、(正誤判定の基準をきちんとすれば)それはそれでありだと思います。

兎に角、何が出るか分からないのがクイズの楽しさの1つなのですから、難問や長文(長文=難問ではないし逆も同様)も面白いと思いますし、私も出来得ればそういう知識も(知るべきことを知った上で)増やしたいとも思ってはいますが、そういうのばっかりというのはちょっとどうかな、とも思います。

と言う訳で、様々な視点からの様々な形式の問題を自在に織り込んでいくようにしていければ、より良くなるのではと考えています。だから1つの問題を捉えてどうこう言うよりも、企画全体又は大会全体を考えてバランスが取れていればいいと思っています。

とまあこんな感じです。あくまでこれは私がクイズに持っている考え方ですし、各人各様の姿勢でクイズを楽しむというのが一番良いことだと思っています。


クイズ