本の感想は、あざらしの絵で5段階で表します。詳しくはこちら。
![]() 文春文庫 | ![]() |
![]() 生活人新書 | ![]() |
![]() 文春新書 | ![]() |
![]() 中央公論新社 | ![]() 補足:豊田佐吉邸が現在の米国総領事館というのは誤りで、実際はその隣という説が有力です。 (12/25) |
![]() 新潮社 | ![]() さはさりながら、相も変わらず物凄い取材力。それには感動する。 ところで、そもそも中国人に阿片を広めたのは大英帝国。しかも阿片を捨てられたことで清朝に戦争を吹っ掛け、勝ってしまったが故に上海は開港させられ、阿片取引の中心地となってしまう。それで、日本が中国に阿片を蔓延させたなどと言われてもねぇ。 (10/08) |
![]() 中公文庫 | ![]() |
![]() 講談社+α新書 | ![]() それはそうなのだろうが、一方で、隣の国である中国とは「嫌いだから無視!」という訳にはいかず、それを踏まえれば、「あまり関わるな」だけでなく「どうやって関わればいいのか」という点についての積極的な提言があまりないのが消化不良か。 (9/25) |
![]() 講談社+α新書 | ![]() 尚、「外交官夫人」であることを売りにしているように見えるが、特に外交官夫人だから、という場面は少ないような気がした(釣魚台に行くところぐらいか?)。 (1/11) |
![]() 講談社現代新書 | ![]() 私は勢いに関心したけど、醸し出す雰囲気が嫌いな人は嫌いかも。 (1/11) |
![]() PHP新書 | ![]() |
![]() 講談社現代新書 | ![]() |
![]() 岩波新書 |
![]() 漢詩の反戦の詩では、出征兵士の見送りの詩には子供は絶対に登場しないという決まりのようなものがある。なぜなら、子供がいれば親父は死んでも一家は存続ということになるが、子供がまだいないような若い兵士が死んでしまうと、一家が断絶してしまう。そしてそのことの方が、幼い子供を置いて戦地へ赴くことの悲しみ(日本の和歌でよく詠い込まれる)よりも大きいものだと考える、中国の家を重んじる考え方が現れている、ってな話とかが紹介されています。 その他、音韻のリズム構造の話とかでも、日本の詩歌との比較がちょくちょく出てきます。こんなところが、まあこの本の特徴でしょうか。 (10/31) |
![]() 文春文庫 |
![]() それにしても活躍したのは佐々氏だけではないのだろうが、要はメモしてたもん勝ちって気がする。 (7/11) |
![]() 新潮文庫 |
![]() 閑話休題。舞台は満洲。満洲国は牡丹江で関東軍の力を陰に陽に受けて酒蔵を経営する一家の母親・森田波子が主人公。敗戦を迎えて必死に生き延びていく場面なんかは面白いのだが、波子が男性遍歴をふらふらと重ねていく場面なんかは、はっきり言って心理描写が足りないせいかよく分からない。別に生きる為でもなく、本当に気の迷いで浮気しているだけなのだから、さして同情も出来ない。ラストシーンも、唐突な感があり、あまり頂けないねえ。ま、そうは言っても、日本人にとって満洲国とは一体何だったのか、というような大きなテーマに関しては非常に考えさせられる、スケールの大きな作品ってことなんだ、間違いない(長井秀和風に)。 因みに、主人公の森田波子を、映画では常盤貴子が、ドラマでは高島礼子が演じていたが、どちらかと言えば、高島礼子の方がイメージに近いように思う。(5/22) |
![]() 新潮文庫 |
![]() 尚、しれっと最後に台湾まで入っている。(11/19) |
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最高。絶対に読むべき。 | なかなか面白い。お奨め。 | まあまあ。時間が有れば読んでみるのもいい。 | うーむ…。読むな、とまでは言いません。 | 寝てた方がまし。ZZZ |