一昨年の3月に亡くなった永井選手のご両親に12月29日、
中村副部長とともに会って参りました。
お父上は、永井選手のご逝去の後、永年勤められた警察の仕事
を10年近い年数を残し、退職をされ、「立命館大学をはじめと
する若いスポーツ選手の力になりたい!」との強い想いから、一
大決心のもと整体の技術を身に付けられ、現在一層の研鑚を積ん
でおられるところであります。
その熱意には、中村副部長とともに目頭を熱くせざるを得ませ
んでした。迫力を感じました。
今年は、森、曽奈、鈴木、山口(一応卒業年度)とともに卒業
する予定だっただけにご両親も何か永井選手の足跡を残したいと
の気持ちを強く持っておられました。そして、先日「テニスコー
トの近くに桜の木を記念樹として寄付したい。」とのお申し出を
頂戴いたしました。
具体的には、卒業式に間に合うように大学と検討して参りたい
と考えております。
その桜の木の成長を見ながら、永井賢一郎選手を思い、今後、
二度と同じ経験をしないように、そして、一層の向上心を持ちな
がら、目標達成のシンボルとしてまいります。
OBの皆さんの引き続くご声援・ご支援をよろしくお願いいた
します。
[2002年12月30日 21時55分5秒]