ACT&ETC・・・過去の倉庫  2000年
                

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♪バレー「熊川カルメン」&HRカオス 望郷は海を越えて
♪「月夜歌声」宝塚雪組 12月18日      ♪「レミゼラブル」東宝ミュージカル 12月22日



「レ・ミゼラブル」 東宝ミュージカル 2000年12月22日 於帝国劇場

こちらは、チケットを戴きましたので・・・
自分では、買って行こうとは思いませんでしたが、たまたま良い席にご招待でしたので・・・
なんて、生意気なことを言いましたが、思っていたよりも
ズーッと面白かったです。
もっと地味で、惨めなお話・・・子供のころに読んでるんですがね〜・・かと思っていました。
子供心に、牢獄の部分、孤児コゼットがいじめられる部分とかばかり覚えていたようです。
ジャン・バルジャンは成功していたんですね・・ただ、世間を欺いて、隠れた人生でしたが、
お金には困っていなかったのね。
HIDEちゃん「MISERY」で有名なこの言葉は不幸ですからね〜
どんな、不幸かって、不幸なのはジャベール警視さんの方ですよね。
最後は一人寂しくったって、育てた最愛のコゼットは、マリウスと結婚出来て幸せなのを
見届けてるのではないですか・・・ウン、良い話だったねえ〜

パリ学生革命家の頭領さん、素敵な方でした。
カルチェラタンの攻防で、戦死するんだけど、死体も素敵でした。
勇敢に旗を振ってる姿は、自由の女神(有名な絵・・ドラクロワ?かな)みたい。
何とおっしゃる俳優さんなのでしょうか?・・・歌唱力も抜群でしたが
私は滝田栄さんバルジャンでしたが、今度鹿賀さん山口さんのも見たいな。
滝田さんは、NHK大河の徳川家康の印象が強かったのですが、こんなに歌える方とは知りませんでした。
川崎麻世さんベジャールも良かった・・怖い感じが上手いし、まだカッコ良いし・・・
歌も上手いのね。テレビで、奥さんのカイヤにギャアーギャアー言われて、ヘラッと
してるところしか知らなかったんで、びっくりしました。

物事、こだわりと偏見で、決まったものばかり見てると、面白いものを見逃してるようです。
東宝とかのミュージカルは、あまり見ていなくって、夏までは山口祐一郎さんの名前も知らなかった。
昨年、「子供じみてる〜」と気乗り薄で出かけた、「ライオン キング」の例もあります。
嵌りましたもの〜動物が、客席縫って歩いた時は鳥肌モンでしたもの〜
ロングランのものはやはり、大勢に支持される何かの魅力がありますね。
きっと、又年末とかにやるでしょうから、又行こう〜っと!
期待感が薄い時の方が、感動が深いですね。
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「月夜歌聲」 宝塚雪組公演 
2000年12月18日 赤坂アクトシアター

予備知識が何もないままに、見に行きましたので、舞台が中国ってことも
知りませんでした。
ええ、上海が舞台。時代は・・・文化大革命以前なのでしょう。
戦時中の上海が一番良い時代なのかもしれません。
京劇の劇団、劇場のお話でした。
コムちゃん(朝海ひかるさん)は綺麗な男役かと思いましたら、男の子として育てられた女の子。
それが、ピシャッと嵌ってましたね。
本当に、綺麗な方ですね・・・女の子とも言えない中性的さが素敵でした。
中性的って、宝塚自体が中性的なんですが(当然)、その中での中性的ってかんじ・・・
あくまで、湖月わたるさんは男です・・・凛々しい青年なんですね。
以前よりも、貫禄が出た分、強そうでなかなか良い役者ですね。
個性的な猫顔が何とも良い味出してますね。

お話の筋立ては、京劇の「覇王別姫」の配役を巡ってです。
ちょっと「オペラ座の怪人」を思わせる部分もあって、面白いお話でした。
覇王別姫は、数年前に中国映画がありました。
こちらは、京劇の女形は男性で・・・これが又中性的でした・・・レスリー・チェンが演じました。
香港映画スターのレスリーさんは、ロックスターでもあります。
私は好きなんで、色々見てますが、彼の姫は綺麗でしたね〜
その時の背景が、やはり似てる部分とかありました。
「覇王別姫」は大悲劇で、京劇18番ものなので、絡んだお話も作りやすいのかな・・なんて
思いながら見ていました。

コムちゃん&湖月さんの劇中劇の京劇は見事でした。
京劇女形独特の声音が上手いんでびっくりしました。
コムちゃん、声は低いんですが、正真正銘の女の子ですから、それを男声に作り、
更に、京劇の裏返しの声を出すのは大変だと思います。
湖月さんの歌も良く響いて良かったなァ〜
蘭香レアさんの悪役・・上海マフィアの手下も、なかなか素敵でした。

コムちゃんオスカルやれば・・・なんて思いましたね。
絶対、良いですよ。女の子役が似合うって言っても、あくまで気は強そうだし
声も低いしで、今回のアンシアとかオスカルが適役ですよね。
そうそう、宙組のアンドレは湖月さんとか聞きました。
そうなると、コムちゃんのオスカルに絡んでもらいた〜い!です。
エッ、怖れを知らぬ発言ですか?石が飛んで来るでしょうって?そりゃ困る。
しかし、見たいモンは見たいよ〜(小声)
今後のにイヨイヨ期待したい方々です。

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望郷は海を越えて」&「ミレニアム・チャレンジャー」

久しぶりの宙組さん・・・アレ!姿月アサトさんがお辞めになってからは初めてかァ〜
和央ようかさんがトップになってからは、私は初めてですね。
この、スティール写真を見た時は、湖月わたるさんが写ってたんですが〜アレー居ませんね。
その代わりに、彩輝直さんでした。う〜ん!つもり・・が変わるのはヤハリねえ〜
事前に情報を入れて置くべきでしたァ〜
そうなのか〜と納得して行くのと、アッレレ・・は違いますもの〜

お話は、大黒屋光太夫と同じ感じですね。九鬼の若様になってますが〜九鬼一門は江戸時代の中期に
まだ、お大名でしたっけ〜?もう、改易されてなかったっけ〜
イエイエ、それはお話、物語ですから、歴史考証はナシってことで・・・
しかし、エカテリーナに会ったのは、光太夫さんだぞ・・何組もの日本の漂流者が皆謁見出来たとは思えんが・・・
だからァ〜それは置いて置いて、お話なんですってば!
和央さんは歌が上手ですね。特に子守唄みたいの・・凄く良かったな。
水夏希さんのロシアのエカテリーナの親衛隊長がなかなか素敵でしたね。
私のイメージのエカテリーナさんは怖いオバハン。名も無いドイツ貴族から、成り上がってロシアという
大国を支配し、今に残る文化の花を咲かせたお方ですからね。
可憐な花總マリさんは役者としては良いんですが、お役には合ってないかななんて思いました。

ミレニアム・チャレンジャーはレビュー、こちらは良かったですね。
特に、ソーラン大漁樹里咲穂さん、威勢が良くてカッコ良かった。
宙組の男役さんはおしなべて、背が高いので、こういうのは迫力満点でした。
何といっても、辰の刻が圧巻でしたね。
振り付けがSAMさん・・エエ、安室ナミエさんの旦那様の・・でしたから、凄いんです。
SAMさん自身が踊っていらっしゃると、あの強靭かつデカイ体ですから、そんなに大変とは思いませんが、
宝塚とか、バレーとかを見慣れてると、ウワーッ!シンドイ〜と思いました。
リズムの刻み方がソモソモ難しい。
和央さん、樹里さん、水さん、お見事でしたァ〜

大国屋光太夫さんの漂流記は、確か週刊誌(朝日か文春、新潮)で連載していたのを読みました。
江戸時代は鎖国ですから、この記録はずっと隠してあったんですね。
エカテリーナさんに会った日本人が居たのだ!とびっくりしました。
確かに、その他も、一杯漂流した船はあったでしょう。
当然、どこへも行き着かず、幽霊船でさまよい続けたり、沈んだりもソリャたくさんあったと思います。
それに、いかに鎖国だからって、そんなことは知らん顔で、外国に行った方も居るのでは?
例えば、小さな小船で朝鮮半島や琉球に渡り、上海とか経由して、アメリカやロンドンに行った人も無いとは言えない。
すると、かって見た映画で、西部劇にお侍・・三舟さん・・が出てもおかしくは無いのだ・・なんて。
それにしても、シャムの山田長政のご一族、マニラ追放の高山右近さんのご一党、更には漂流した方々の
子孫はどうなったんでしょうか?
混血を重ねて、日本人の気配は無くなったんでしょうか?
反対に、裏日本の出身の方で、やたらエリツッエンさんにそっくりな方を知っていますが、
案外、ロシアあたりからの漂流者のご子孫だったりして・・・
なんて、帰りの車中、半分居眠りしながら、そんなことを想いました・・・

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バレー週間   「熊川カンパニー カルメン」 赤坂アクトシアター
「HRカオス DOLLY&VISCERA OF DESERT」世田谷パブリックシアター

急に熊川さんのチケットが手に入りました。
HRカオスはもう大分前からの予定でしたが、何故かバレーが同じ週に2つかさなることになりました。
バレーは好きなのですが、高いでしょう、チケット。
なので、数えるほどしか行ってません。
熊川さんは、過去にはボレロと、ロイヤルバレーのマーゴファンティンと一緒の小品ばかりの・・・ガラですね。
その時はニジンスキーで有名な薔薇の精が、熊川さんの本領発揮していた
唯一のもので、78歳マーゴさんのお相手は動きが少なくて、バレーを良く知らない
私には物足りなかったですね。
今回でやっと纏まったものを見られたのです。
カルメンは、無論ビゼーの有名なものです。
振り付けはローラン・プティ氏で、なかなか新しい感覚で、面白かったですね。
前に見たボレロプティ氏振り付けなのですが、これはねえ・・・
あまりにも、ベジャールのが有名でしょう?映画「愛と哀しみのボレロ」のですね。
それも、今は亡きジョルジュ・ドンのが素敵で・・他の振り付けでは何か、満足できません。
それを、見ていなかったら、なかなかしゃれた感じで良いなァ〜と思ったのでしょうが。
熊川さんはフラッと踊るんですが、どこかが違う。
無論、跳躍力は凄いんですが、存在感も凄い。
杓子定規に踊って、テクニックはあるんだけど・・・って人が多いなか、一人「絵」になってる。
動きは優雅ですね。それで、バッと要を押さえる・・みたいな。
カルメンの外人のプリマさんも可愛い小悪魔って感じで、それがすごく上手な方で良かったですね。
全体に、スペインでは無くパリの感じ・・ヌーベルバーク頃のお洒落な感覚がありました。
ハバネラは熊川さんのソロでしたが、これが良い。50分と短いんですが、堪能しました。

HRカオスは、始めが「DOLLY」
パンフを見ていたのですが、まったく何も思わずに「DOLLY」という字を見ていました。
始まってすぐに、「DOLLY?」羊のドリー?クローンのDOLLYだと気づきました。
今度のBUCK-TICKのアルバムの「細胞具:DOLLY:ソラミミ」を思い出すと言うか、感覚的に似てる。
白河さんが一人で踊り、暗闇からもう一人が同じ踊りを重ね、3人、4人と増えていくのは
「DOLLYが1匹、DOLLYが2匹・・」の歌詞を思い出しました。
現代を痛烈に批判っぽく表現してるらしい感じの踊りの後に、カッチーニの「アヴェマリア」、スラバの声で・・
が流れて、静かにセミヌードの白河さんが神々しい雰囲気で踊りました。
これは、生のヴァイオリンニストが舞台に居て、素敵な旋律を弾いていました。
白河さんは本当に不思議な方です。
両性具有的な雰囲気を持っています。腕なんかは美しい少年の細く繊細なのに、強靭な筋肉を隠してる
ってるかんじです。若きTAIJIさんや、スギゾーさんの腕に似てます。
顔とか全体はどこかYOSHIKIを思わせます。
2つ目の「VISCERA OF DESERT」白河さんは青年の設定。
が、本物の砂が舞台で重要な存在になりました。
まず、砂を蹴立てての踊り、更に、天井から細い滝のように落ちる砂。
光線の具合で水のように見えて綺麗でした。
ただ、砂が重要なんですが、何の象徴なのか・・コンピュータも出てきて、
何やら現代社会で失われた何かを探す・・というような内容に見受けられました。
背中に綱をつけての、天使のような女性の4人での踊りはすごく綺麗でした。
白河さんはベージュのトレンチコートで、イヨイヨ男の子っぽく、YOSHIKIのイメージが重なりました。

こちらは、スギゾーさんがおすすめになってるせいか、明らかに「スギプレ」の真っ赤な髪の
方、いかにもロックっぽい方が大勢いました。
ウン、ヤッパリ、白河さんは凄いですね。見るたびに人間では無いんじゃないかと思えます。

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