アドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ
「白鳥の湖」
こちらにお写真とか出てます〜 |
| 3月14日(金曜日) 於:文化村オーリャードホール 久しぶりの文化村・・・うん、オーチャードホールは1年ぶりみたいです。何、見たっけ?? 文化村自体は、絵画とか色々ありますので・・・1月に金子展見たな〜それ以来か〜 前から2列目という途方も無いほど、素晴らしいお席です・・・ついでに真中なのです〜ウヒヒ・・・ オーケストラビットの上のお席・・・このバレーは録音の音楽でやりますです。 うん、オーケストラじゃなくても良いですよね〜バレーの場合は・・・ 私は、バレーは見るもんだ〜と思ってますから(バレーの真髄を知らない?) この白鳥・・・お話随分違います。 まず、時代は現代なのです。現代のどこかの王国・・・ヨーロッパ某所。 王子様、私の見たのはTom Ward様でしたが、マザコンで頼りなくて・・・が良く出てました〜 あんまりカッコ良くは無いのですが・・・ 下卑た可愛いガールフレンドとかと劇場に行く場面は笑えます。 劇中劇のチョウチョの踊り・・・チョウチョの精の女性は美しい上に表情豊かでかなり笑えます。 アッ、ガールフレンドはもうマンマお人形みたいなプリマさんで、可愛い〜のです。 でも、かなり〜お育ち悪いし、非常識・・・が上手くてこれも何度も笑えました。 で、王子様お付きにそそのかされて、バーとか行きますが、ここでも上手く人の中には入れないし、 ガールフレンドにも振られてしまいます。もう〜悲惨な王子様・・・ で、湖飛び込んじゃおうかな〜という時に現れるのですよ〜ハッ、白鳥〜ッ!! 凄いです、もうこれは迫力ですし、美しいです。 白鳥の王子(ではないけど、識別の為に・・・)は、この日はJesua Pasterさん。 広告写真であるとか、ビデオとかではアダム・クーパーさんで、この方でブレイクしたのですが、 この日は違った・・・少し残念かな? 役代わりで白鳥はアダムさんとジーザスさんと首藤さんの3人交代で、配役は当日発表ですので 選べないのです〜 マア、首藤さんは前にニジンスキーの舞台で、それはそれはお色気のある、日本人には珍しい 魅力の方でしたので、こちらも見たい・・・ ジーザスさんはまるで未知の方でした〜 しかし〜美しさにかけては凄いですわ〜もう、綺麗で綺麗で・・・という感じ? その他白鳥さんは、皆さん目の周り真っ黒で、なんか迫力・・・魔物じみてます。 その中に、ジーザススワンはもう、掃き溜めに鶴では無いですが、ひときわ美しい〜 だけどさ、白鳥って、穏やかで優雅??ですか??? 私は何度か白鳥さんには喧嘩売られてます。結構凶暴よ。 クワッ!とか言って、しつこくどこまでも追いかけて来ますからね〜 山中湖での大白鳥さんは怖かったです。 うん、夜キャンプファイァーン時に、沖から白い物が・・・えっ?g白鳥型のボート? まるで、ワグナーの世界みたい・・・背中に白鳥の騎士とか乗ってないかい?と思いました。 その時点では美しいです。 で、ヨタヨタヨチヨチと上がってまいりまして、焚き火の周りに私ラと並んで立った。 人間と同じに輪に入ったわけですの〜 で、横でその大きさにまずビックリしました。 で、彼は(と私は思った)羽繕いを・・・かなり、リラックスしてましてね〜 羽がパラパラ落ちるし、取れかかってるのが、身体にくっついてる。 記念に頂戴〜が悪かったね。 いきなり、首のハンマー攻撃・・・うん、頭がかなり後ろまで届くのね・・・それでドーン! 猛烈アッパーカット・・・で、クエッ!!と物凄い威嚇・・・ 負けるものかと、最終的には羽はゲットしましたが、地面に落ちてる羽でも「あげるもんか〜!」なんですよ。 ケチなのか意地悪なのか・・・しかし、勝利品羽数枚は今も持ってるけどね〜あああ〜蛇足でした・・・ で、音楽は忠実にチャイコフスキーですから、当然、もうお馴染みの曲なのです。 それを、男の白鳥の群舞・・・振り付けは勇ましいですし、それはそれは見ごたえあるのです。 有名な四羽の白鳥の時には、最初怖かった。 音楽始まりかけに、ドッドッドッ・・・という音が響いて・・・足踏み鳴らしての四羽の登場。 普通、4人の可愛いお嬢さんのリズミカルな踊りでしょう? あああ〜これこそ、この音楽にピッタシ〜とか感激しちゃいました。 元々チャイコフスキーさんは、あんな振り付けでは満足では無かったのでは?と思う。 彼は、ホモ?というか同性愛者です。奥さんには逃げられてますし、一生これで悩んだらしい。 今なら、誰も悩みません。人の趣味嗜好は大体の国においてはどうでも良い事ですからね。 ドラッグクィーンが街中歩いてても、別に石も投げられないわけで・・・ でもさ〜20世紀始めくらいでは無理というか、大変なことのようですね。 イギリスではオスカー・ワイルドさん、フランスではベルレーヌさん、警官にトッ捕まり酷い目に合ってる。 オスカーさんなどは、数年投獄されて、その時の過酷な状況の為に身体を壊して亡くなられた。 たかが、ポジーという貴族少年とムフフな生活していただけよ。 ロシアでも、チャイコフスキーさん、白鳥王子役青年好きだったらしいけど、実際には何もなくて、 ただひたすら一生、この幻影を愛し、そんな自分を戒め、悩みしていたらしいのです。 うん、草葉の陰からこの舞台を見ていたら、今ごろ大喜びだろうね〜なんて思っちゃいました。 最後の、白鳥集団リンチで二人とも(王子も白鳥王子も)殺されちゃいますが、この場面も迫力ある。 マジに白鳥の団体に取り囲まれた感じで・・・ 兎に角、百聞は一見に・・・で、これは、素晴らしい舞台でした。 追加公演のチケットもゲットできています。 で、もう、ほとんどソールドアウトですが、4月2日、3日はまだ少しあるかな? 上のHPから、ピアの購入ページに行かれますです。 バレー、色々見てますが、これは最高・・・うん、ベジャールのボレロも最高だけど・・・ 最高の範疇、オ星10個付けますですわ〜 |