サイボーグ天使(仮名)

完成:05年9月9日
手直し:10月6日

石粉粘土+桐粉  液状胡粉  油彩  身長:88cm  モヘア(直張り)  グラスアイ  板金属(薄手) 

今現在、世界中で、テロだの戦争だの、地雷事故・・・色々起こっているのに
このように傷だらけの物を何故、創るのか・・・
人形を創るということ、条件というかお約束は「可愛い」「抱きたくなる」だと言う方も居られます。
私としましては、天使もズダボロになっちゃった世の中ですが、天使はちゃんと蘇るのさ〜と
言いたいのかな・・・自分で創りながら、ハテ?なんですが、
もしかしたら、自分の気持ちというか、自分のある「状況」が形になったかな〜と思えます。
下の顔が気に喰わず、数日かけて整形してみました。
変わってないよ〜かな・・・ああ、顔に瑕が無いのはおかしい・・・ということも指摘されまして
3箇所瑕も作ってみました・・・これ、案外楽しいんですよ〜チマチマと粘土の細工は・・・(サディストか?)
自分では、ドバッとしたドンくさい顔が少しシャープになったな〜と思うのですが・・・
衣装は、下の薄い絹布のようなのと、この袋帯で作るつもりです。
袋帯は白に銀が少し入ってますが、地紋だけの白に近いです。
だけど、ほとんど裸にしたいので、あんまり使わないだろうな〜チョイト勿体無い気もしないでも・・・
でもマッ、白ならば他にも使えるから・・・



今一、顔が気に喰わず、大き過ぎるバランスも目につき手直ししています。
これはどう変わったかな〜ということで・・・(10月6日)


これから、天使らしい服というか衣を創ります。
平和天使というよりも、戦い天使風・・・ミカエルだっけ・・・イヤ畏れ多いのでそんな名前には致しません。
いつでもなのですが、どうもアンシンメトリーが好きなんですね。
マア、顔のアンシンメトリーは・・・こりゃ治したいですが・・・
左半身はズダボロ再生で、右は健全・・・
羽が後ろに反り返り、変なので、作り直します。なんと、金属部分から90度真後ろに・・・
こんな筈では・・・です。
でも、背中の蝶ねじはなかなか具合が良いようです。


作業経過画像ページは