二 人 の 皇 子 様

NO1



NO2



二人の皇子様は、奈良飛鳥のあたりを散策中に作りたいな〜と思いました。
それ以前に、榊原姿保美さんの小説「火群の森」と言うのを読んでいました。
それは、厩戸の皇子(聖徳太子)と蜂巣の皇子の不思議な恋物語でした。
蜂巣の皇子様は実在ではありません。
この二人の皇子様を巡り、蘇我の馬子が策謀を巡らして物部一族を戦いにかりたてて
殲滅してしまうくだりなど凄い迫力の小説でした。
ここでは、少女のような厩戸の皇子と、エキゾチックな浅黒い蜂巣の皇子・・・の取り合わせに
大層心奪われました。

飛鳥板葺の宮跡で、フッと閃いた皇子様二人は、当たり前ですが、蘇我の入鹿さんを暗殺した
お二人様です。
後の、天智天皇、天武天皇様のご兄弟。
これも良いな〜です。
多分、兄君の方が、繊細で美しくて、負けん気で謀が好き。
弟君は豪胆で、体も大きく、謀よりも、正々堂々の喧嘩gは好き・・・なんてイメージを持っています。

皇子様は、その時代でしたら、有馬の皇子様は不運なお方で、若くして殺されてしまうのは
お気の毒ですが、なにやら美しいイメージが湧いてまいりますね。
大津様も同様に、この暗殺密謀の時代に夭折なさった方・・・やはり、繊細な方かな〜と・・・

大昔ですと、隼分の皇子様と言う、やはり大君(天皇)に謀反の疑いをかけられて、
一族とともに滅ぼされた方がいらっしゃいます。

倭健の尊は・・・古すぎますわな〜
それに、お妃様を恋い慕うお歌が多すぎる・・・この方は何故かあまり興味が湧きませぬ・・・

なんて勝手にほじておりますが、なんでも良い、飛鳥のあたりで昼寝をしていて見た夢・・・なのです。