映画「FROM HELL」   1月24日  日比谷映画

ハイハイ・・・ジャック・ザ・リッパ-です・・・切り裂きジャック・・・
ミステリー好きな方ならば、どなたもこのお名前には反応するでしょう?
ハイ…私も好き・・・って、ジャックさんではありません。
真相を知りたい・・・推理したい・・・で、その手の本が大好きってことです。

1880年ころのロンドンで、本当に起こった猟奇連続殺人事件なのです。
映画は、うん・・・少し退屈だな・・・恐いかな・・・でも無かったし・・・
折角、ジョニ-・デップさんを使ってるのに、その魅力は十分では無かったな〜と・・・
かなり、デップさんの作品は見ております・・・個人的にフアンです〜キャァ〜!

シザーハンド、アリゾナドリーム、ギルバートグレーブ、ドンフアン、スリーピーホロ-、セブンスゲイト・・・
そのくらいかな・・・かなり多作な方ですよね〜
何がって、ドンファンの精神可笑しい青年、スリーピーホロ-の刑事さんが好きだな。
少し、3枚目を帯びてる方が良いんじゃない?
今回は、アヘン中毒患者なんですが、別に可笑しくは無い・・・結構2枚目です。
実在の警部さんのお役でした。

お話は「切り裂きジャック、最終結論」スティーブン・ナイトさん・・・とほとんど同じ解釈ね。
切り裂きジャックは精神異常者説・・・もかなりあります。
なんか、女性嫌いの偏執狂・・・とか・・・とにかく、殺人鬼・・・説も有力なんだろうね〜
こちらは、イギリス王室スキャンダル説ですね。
映画では、「クラレンス候アルバート様」・・・ヴィクトリア女王のお孫様。
最終結論ではプリンスエディとなってるけど、同じ方なんでしょう。
ああ〜この頃の英国王室系図が見たいぞ・・・エリザベス様に至る過程が今一だな。
シンプソン婦人と結婚して、王位を退かれた方はヴィクトリア女王の何に当たる方なんだろう?

本気で、このスキャンダルのもみ消しが囁かれたこともあったらしいです。
5人の娼婦は、その殿下を見てる・・・と言うか、殿下のとんでもない1面をシッカリ見てる。
で、目撃者は消せ・・・
しかし、それだけならば、バッサリでもズドンでもとにかくサッサと殺すだけで良い・・・消すって感じ?
なのに、ご丁寧にアチコチ切りまくり、内臓で遊んだりしてる・・・だから精神異常者・・・?

映画では、スキャンダルのもみ消しと、死体解剖のもっともらしい訳・・・で、結末も見せてくれます。
無論、王室関係、フリーメーソン関係で、闇から闇へ・・・なんですが。
警部さんは、事件後阿片窟で頓死してしまうのですが、実在のアバディーン警部さんは長生きされたようです。
架空のようで実在の人・・・うん、アンタッチャブルのエリオットネス様もそうだな・・・
5人目の娼婦さん、人違いで殺されて、本物はどこかに逃げた・・・も史実らしいです。

イギリス王室は・・・スキャンダル事件が多いですね。
で、思い出した。
大昔、小学生の頃に読んだ始めてのサスペンス・・・「名探偵ルコック」も、王室関係が犯人だったような・・・
非常に面白かったゾ〜なのですが、断片的です。
それから、ホームズシリーズ、ルパンシリーズと読んでいました。
10年くらい前かな?懐かしいんで、ホームズ&ルパンは文庫本をドサッと買い込み、読み返しました。
でも、ルコックは無い・・・今は無いのかな?あれ、面白かったんだけどな〜作者名も知らないな〜


前の世紀末のロンドンは、なんか暗くて猥雑で、好きですね〜
映画では「モーリス」なんかもあの頃のだね〜なんか、ホームズがコカイン吸いながら歩いていそうな雰囲気ね・・・
ジキル博士とハイドもこの頃なんだろう・・・うん、恐いな〜

フリーメーソンですが、本当はどのような団体、結社なのでしょう・・・
この始まりは、ローゼンクライツ(薔薇十字団)とかテンプル騎士団とか言われてるけど・・・
なんとなく、反キリスト的な、オカルト的な集団のように感じてしまいますね〜
でも、世界の有名人、著名人はかなり入ってるとか聞きます。
昔はモーツアルトもシラーもベートーベンも入ってたし、一国の元首首相はメンバーだとか・・・

アメリカはフリーメーソンの国家なのだと、聞いたこともありますね。
マイクロソフト社のウイング・ディング・・・あれもミステリじゃないですか〜
意図的に、予測めいたものを入れ込んでから、他の記号を決めた・・・のではないのか・・・
ある雑誌の受け売りですが、そんなことも書いてありました。
すると、あのテロの本当の犯人は?とか、又考えてしまいそうね・・・ミステリ-好きは厄介なのよ。

だから、大昔の発掘なんかも好きなのね・・・邪馬台国はどこに・・・もリッパなミステリーです。
うん、映画は思ったより面白くは無かったけど・・・マア、好きな題材なんで、やはり見ておいて
良かったかな?と・・・2度は見ないな〜これは・・・

まだ封切ってませんが、「ジョーボータンの獣」?うん?ボージョーダン?なんか、そんな題名の映画は面白そうです。
フランス、17世紀くらい、ある村から100人もの人が忽然と消えた・・・これも、史実なんですと。
で、今もって、それが謎なんですと・・・
映画は、なにやらとんでもない「獣」が犯人という説で進行するようです。
狼・・・ヴァンパイア・・・魔女?何が、その村に起こったのか??
ううん〜!ゾクゾク!!〜こういうの大好き!!!〜