「ベルサイユの薔薇」 宝塚星組公演  2001年4月12日

こちらも、トップ男役さん稔幸さんが退団されますので、かなりチケットが手に入りにくい公演でした。
それに、久しぶりのベルバラです。
宝塚と言えば、ご覧になったことの無い方でも「ベルバラね」と、もう宝塚と同義語化しておりますな。
お話は、もうご存知のコミック、池田理代子様の代表作です。
今回のはオスカルとアンドレ編・・・主役がこの二人ってことで・・・
同時に大劇場の方では宙組が、フェルゼンとマリーアントワネット編をやっております。
東西、ベルバラ公演・・・ウン、面白いことを考えたものですね〜

オスカルが主役でした・・・ハイ、稔幸さんです。
どちらかと言うと恰幅の良い方です。
私的には、オスカル・・・?です。
オスカルって、もっと華奢な両性具有的な少年・・・少女ですよね〜
でも、宝塚ですから、トップさんが主役を演らねばならない・・・辛いところですね。
しかし、綺麗な方ですからね〜許してしまいましょう。
アンドレは、私湖月わたるさんの日を選んだつもりでしたが・・・香寿たつきさんでした・・・ホッ・・・
香寿さんが嫌いなのでは無いのですが、今回1回しか見ないのに、湖月さん見れなくて残念!
うん、見たかったですね〜
マッ、運が悪いな〜です。

フェルゼンは主役では無いのですが、素敵な役ですね。
安蘭ケイさんが、それはそれは美しくって凛々しいフェルゼンで、これは感激でした。
この方は歴史上実在のお方ですね。
本当に、マリーアントワネットの恋人だったようですね。
でも、革命前スゥエーデンに帰られて命拾いされました。
パリにいらしたら、贅沢王妃の愛人ってことでアッサリ殺されたと思いますね
思えば、マリーアントワネットさんは最高に不運な方ですね。
初めから、ハプスブルグのお姫さんとして生まれた方です。
贅沢が贅沢だなんて認識はまるで〇・・・巷のことなんて知りませんから、酷い人間とは言えないでしょう。
民衆はパンが無い・・・と言われて「だったらお菓子を食べれば良いじゃない・・・」は
有名な台詞ですが、これは驕慢なんでは無い。
本当に知らないんだから、仕方無いんですよね〜
歴史上の悪女の一人にされてるみたいだけど、ただ「知らない」だけなんですよ。
悪女っちゅうのは、高橋お伝とか、林真須美みたいのですよ。

アラン役の真飛聖さんは有望株ですね。
なかなか綺麗ですし、キツイ感じが良いです。
舞台全体はとても素敵で、華やかで、楽しく観て参りました。