ACT感激録ロッカールーム

                 
ようこそ、こちらが次の間です。2000年8月〜11月の感激録の倉庫でございます
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「エリザベート」 「黄金のファラオ 「陰陽師
「凱旋門」 「花吹雪、恋吹雪
附:2000年感劇記録



花吹雪恋吹雪」宝塚星組東京特別公演   11月5日 

これは石川五右衛門のお話でした。
脚本は司馬さんの「梟の城」と城山さんの「黄金の日々」を混ぜて、味付けを少し足した感じかな?
黄金の日々はNHK大河でかなり前にやりましたよね。
五右衛門は根津甚八さんでしたね。
安蘭ケイさんはその根津さんの五右衛門にちょっとかぶる所がありました。
顔が似てるのではなく、雰囲気がです。やんちゃな役がお似合いなので、そう思ったのかも。
梟の城霧隠才蔵さんと五右衛門が出てきましたね。
夢輝ノアさんが才蔵でなかなか素敵でした。
モニカは黄金の日々では、今は亡き夏目雅子さんが綺麗でしたのを覚えています。
でも、あちらのモニカはすぐに死んでしまいましたっけ・・
安蘭さんは可愛いんだけど、なかなか不敵で、最後の開き直りの笑い顔なんて
怖いくらいでした。踊りも歌も上手いですね。
惜しいのは、少し脊が足りないかな?背があると悪っぽい役にもっと凄みが利くのだけど・・

五右衛門という盗人が釜ゆでされたのは歴史上の事実らしい。
才蔵大阪冬の陣とかの文献に名前があるらしいし、杉谷善住坊は滋賀県の朽木信長を狙撃した
のは有名な話ですね。安土の街外れで「のこぎり挽き」の刑にされました。
ルソン助左衛門利休さんのお友達で歴史上の人物です。
ただ、五右衛門は出も判らないし、話は歌舞伎なんかのフィクションが多いんで、
本当はどんな人なのかは判らないみたい。だからいっぱいお話が書けるんですね。
確かに、伏見城に潜入して捕まったんだけど、理由はお宝目当てか、誰かに依頼されての
秀吉暗殺かが真相らしいです。
私は「石川や 浜の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ」が好きで(幼少のころです)
五右衛門って文学的才能のある盗賊さんだと信じてました。
なんの、アレは歌舞伎なんですね〜
「絶景かな 絶景かな〜」も歌舞伎。南禅寺の山門での大見得ですね。
それから弁天小僧の名台詞に繋がるんですな。
「知らざあ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門がァ、歌に残せし盗人のォ〜」ですな。

歌舞伎風の五右衛門の衣装もすごく良かったし、才蔵の忍者風黒の衣装もいかにもって
感じがでていました。
なかなか面白かったです。日数が少しなので、もう一度は無理でしょう。

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「凱旋門」「デパートメント・ストア」宝塚歌劇雪組公演   2000年10月

宝塚1000DAY'S劇場も後少しで無くなりますね。
宝塚劇場の工事も完成間近です。かなり高いビルですね。楽しみです。
で、今日はお座布団が、かなりヘタって来たなァ〜が、お席についた途端に感じたことです。
来月の宙組は、チケット頼んでありますから、行きますので、その最後にお座布団を持って帰りますワ。
エッ?ダメですか?窃盗・・・になるんですかァ〜でも、記念に持って帰ります私。
とにかく、何でも収集マニアなんです。実は・・いろんなお宝ありますのォ〜何?内緒!

最初が「デパートメント・ストア」でレビューでした。
これは短いんですが、楽しいし綺麗で気楽で気軽でした。轟悠さんの渋いお声も堪能出来ましたね。
成瀬こうきさんは存在感が増して、なかなかでしたし、朝海ひかるさんは可愛いね。
私は朝海ひかるさん・・コムちゃんが好きです。エリザベートのルドルフ皇太子が可愛くて素敵でしたね〜

凱旋門はレマルク原作で、舞台が戦前のパリということは知ってました。
でも、恥ずかしながら、読んではいません。昔映画があったこともおぼろげに記憶していますが、
子供・・多分幼少の頃だったので、誰が出たのかも、ほかの物とゴッチャになってて、プログラムでイングリッド・バーグマン
であったと知りました。私はデートリッヒだと思い込んでましたんで・・・
轟さんのラブロックは「ウ〜ンッ!!モウ〜トド様ってば〜!!」です。
エッ?それじゃ判らん?・・・それくらい素敵と言うか、男の色気ってんですかね〜何やらSEXYなんですワ〜
トド様は、本当に男らしいお方ですね。見ていて、本当は女性だと言う事を忘れてしまいます。
危ないんです・・・この方に嵌るとねえ。目の中にハートが入るってんでしょうか。のめりそうになりますワ。
私も彼・・・とカルヴァドスを飲みた〜い気分になりました。
カルヴァドスってどんなお味なのでしょうね。一度飲みたいですね。

最近、この時代のヨーロッパが舞台のものを良く見ます。
今年のお正月に「愛と哀しみのボレロ」をTVで見ました。私は亡くなったバレーリーナーのジョルジュ・ドン
見たいということで、ビデオに撮りましたが、映画そのものにスポッと嵌りました。
改めてナチは怖い・・・でもカッコイイ。
収容所は悲惨だな・・・生きて帰れても、生涯トラウマだななんて思いました。
そのちょっと前にはスタジオライフのお芝居「死の泉」は、ナチの恐ろしくて、退廃的な美意識を
扱っていました。そして「暗殺の丘・・ロルカ」という映画もありました。
こちらはスペインの内乱に巻き込まれた詩人のお話でした。
2本の映画は恐ろしいですね。映画は絵空事ではない現実の恐怖とか悲惨な状況がが伝わってきますから。
劇ですと、そりゃそこまではありませんが、ラストは「それから・・・」を想像してね・・でしたから、
それから・・の怖さが感じられました。

フィナーレは綺麗でした。皆さん白い衣装で白い羽をバタバタってやった時は壮観でした。
宝塚では、凱旋門はかなり辛口な題材でしたが、男らしい轟さんのおかげで、渋みのあるなかなかの作品
だったと思います。改めてトド様に惚れました。

私、結構お酒が好きです。カルヴァドス・・には固執してしまいました。
売ってますかァ〜日本でも。そうだ、やうこさんのHP「WITH YOU」に書いてありましたっけ・・・
見に行こう〜っと!!
(やうこさんのWITH YOUはリンクのお部屋から飛べます!!
トド様のことでしたら、そりゃそちらは凄いですよ。)

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★「陰陽師」劇団KOTODAMA企画(9月22日)

池袋、芸術劇場の小ホールは、8月の始めに劇団スタジオライフが「黒いチューリップ」を
やったところですので、迷わずに行き着けました。
原作に忠実なお芝居でした。「玄象といふ琵琶、鬼のために盗らるること
「鉄輪〜かなわ〜」の二つのお話でした。
安部晴明の児玉信夫さん、源博雅の浦一弘さんそれらしい雰囲気がありました。
鬼の山本芳樹さんも熱演でしたし、徳子の竹下明子さんも怖かった。
ただ、劇にすると、原作に忠実な分少し盛り上がりには欠けたかなと・・・
もう少し、大袈裟な怖さがあっても良かったかなと思います。
鬼は哀れさは出ていたんだけど、人を喰うようには見えなかったなぁ。
しかし、児玉さん始めての旗揚げ公演として、随分頑張られたと思います。

児玉さんが所属していられた・・・浦さん、山本さんは今も所属していますが・・・スタジオライフ
初めて見た時に、児玉さん山本さんが出ていました。
ヴェニスに死す」で、児玉さんタッジオを演じられたのが印象に残っています。
本当の年齢は判りませんが、綺麗な少年の役が似合う方です。
その後、「死の泉」「トーマの心臓」と、気の強い美少年役をこなされたんですよね。
ですから、今年暮からお正月にかけての「トーマの心臓」「訪問者」の連続公演には出られるとばかり
思っていました。それがちょっと残念な気がします。

安部晴明という方がどんなお顔であったか、漫画のイメージが強いんですが、児玉さん
釣り目には良く似合っていました。ちょっと狐っぽくて雰囲気あるかなと・・・
鬼になってしまう徳子の竹下さんは、さすが上手ですね。
野田秀樹さんの前の奥様ですよね。野田さんは演技の上手な女優さんにコロリと参るのかな〜

と、このようなお芝居を見て帰りの電車内でパンフを見ていたら、竹下さんの「お客様への一言」
に「厄を落として帰ってください
今日は途中から目が変で・・・ゴロゴロしてるんですね。ソフトコンタクトなんですが、
使い捨ての・・・2週間装用ってヤツですが・・・
案の定、裂けてましてね、家には後1枚残ってましたので、取り替えようとしたら
パッケージと一緒にそれも裂いた!!
今日から14日は持つ筈のがですよ!!芝居の途中で、目の中で裂けたぶんは後9日は持つ
筈だったのね!!!合わせて23日分ですョ!!
予定としては、この次の給料日以降に買いに行く筈でしたのに〜ィ
それに、明日は日曜ジャン〜!私のは注文で取り寄せなので、早くて火曜日。
火曜日まで片目だよ〜どうしてくれるんだ!!
眼鏡は持ってないんですワ・・・作るのが面倒で壊れたのしか無い。
オ〜イ、明日は明日で、スタジオライフの他の芝居に行くって言うのに、片目じゃ楽しめないョ。
下手すれば、水曜日(27日)のBUCK-TICK大宮も片目〜かよーッ!!!
大体、駅の階段、転ばずに済ませられるかしら?怖いですよ。
アア、厄落としして来なかったんだァ〜と嘆いても後の祭りか。
その上に、自由が丘の駅前が歩行者天国になってたのを忘れていて、雨は降るわTAXは居ないで
散々な感じで家に辿り着きました・・・
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★9月某日   宝塚星組公演 「黄金のファラオ」「美麗猫」

 
今回は、オト子ちゃん・・・音羽椋さんの最後の舞台とあって、見逃せない公演でした。
オト子ちゃんは、最高の男役だと思うな。
勿体無いと思いますが、宝塚劇団としては、難しいこともあるのでしょうね。
夏ごろから、専科制度の導入とか、組替えとか、かなり体質が変わった宝塚です。
私は、組の特色が薄れて平均化するのが狙いなのかなと思っていますが、
どうなのでしょうか?
私は、本来的な宝塚の「追っかけ」ではありません。
1公演、1度くらいしか見ませんし、大阪までも参りません。
演劇の一つとして楽しんでるだけですから、体質が云々ってことは語れないし、
無知ですワ。

しかし・・・オト子のダンスは最高でしたね。
彼女は、まだ「訳あり紳士」という感じでは無く、少年役が似合っていました。
少し、悪い子が良い。
私的には「ウエストサイド」のジェット団の腕白が好きだな。

今回は、年齢不詳の悪い神官で、最後の立ち回りがカッコ良かった。
殺されてしまうけど・・・結構不敵な表情が良い。
 お芝居の脚本は、相変わらずのおとぎ話です。
古代エジプトなんですが、最初の場面は映画「グラディエーター」でしたか、
ローマ時代の剣闘士みたいな設定で、チョイ、おかしかった。
話の筋はヤッパ勧善懲悪ですワ。
宝塚では、主役は(トップ男役)は、心の美しい方なんですね。いつも・・・

 美麗猫・・・ミラキャットと読みますが・・・はレビューでした。
オト子ちゃんのダンスがいっぱいあって楽しめました。
でも、もう少し「猫」の感じがあっても良いかな。
猫の扮装がもう少し凝って欲しかった。
前に見た、どこかの組のレビューで、魔物的な猫の踊りがありましたっけ。
確か轟悠さんがやったと思うけど。
あんな感じかなと期待したんですが・・・
 これから、オト子ちゃんはどうするのかな。
もし、ダンスを続けるのならば、又見に行くよ!!

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ミュージカル「エリザベート」  ★ 8月某日  

    ハイ、ミュージカル「エリザベート」を見て参りました。2回目です。

   以前に宝塚歌劇で何度か見ましたので、筋も音楽ももう知っております。

   今回は、男の方が男役を演じる...変ですね。当たり前ですね...
   とどんなかなと出かけました。

   ボリュームはやはり、男の方の方が凄い。

   2回見ましたのは、死神トートが交代だったからです。
   やはり比べてみたいですものね。

   山口トートは、とにかく歌はうまいし存在感も186センチの身長で凄い...
   けど、死神にして
 はボリュームがあり過ぎるかな。

   内野トートは雰囲気はすごく良いです。
   妖しい感じもあるし身のこなしも軽やか。

   歌はちょい怖いんだけど、見た目はステキなんですワ。

   でも、どちらが総合的に良いかはお好みですね。

   びっくりしましたのは黒天使たちです。8人です。
   その踊りが素晴らしいんです。

   宝塚の時も黒天使はいずれの組でもステキでした。
   その存在自体美しいんですが、
 こちらは.男の子が8人ですから
   存在感はすごくあります。

   それも、妖しいんですわ。天使って、ユニセックスな存在でしょう?

   振り付けがHRカオスの大島早紀子さんなんで、初めから期待はしていました。
   が、期待以上
 のものがありましたね。

   HRカオスの公演には私、数年前から行っておりました。

   そこで何故かLUNA SEAのスギゾーさんのご登場なんですが、
   彼がある雑誌か、
 フアンクラブ誌かにこのバレー団を誉める文章を
   書いていらっしゃいます。

   私はかち合った事は無いのですが、公演にも良くいらっしやるとか。

   友人は「アア、あのピンクの頭の方、ヤッパ,スギゾーさんでしたかァ」ですと。
     アアッ...羨ましい!

   更にこのカオスの写真集の冒頭には、彼の詩が載っております。

   ついでに話は逸れますが、彼は可淡さんのお人形も好きなんです。

   私の大好きな、もう亡くなってしまった人形作家です。(プロフィールに書いた)

   LUNA SEAのCDのジャケットにスギゾさんと一緒に写ったのがあります。

   「EDEN]だったと思いますが。エエト、確かBACK−TICKのビデオにも
   可淡ドールは
写ってましたね。
   フアンの方から「怖いお人形...」って言われてました。

   何か、同じものを好きになるなんて、私ら同類?...って思ってしまいました。

   ついでに...と、話がトッ散らかって参りましたが...このカオスの
   トップダンサーの
白河さんは、ものすごく不思議なカリスマ性を帯びた方
   なんですが、踊ってる時に何度か
 「アアッ、YOSHIKIに似てる」
   と私は思います。

   顔がでは無く雰囲気ですね。
   サンバラ髪を振り乱してドラム叩いてる姿にダブルんです。

   YOSHIKIと言えば...イヨイヨトッ散らかりが絶望的なかんじですワ...
   マリリンマンソンに
 も似てません?
   アッ、マンソンが似てるんだ。エエーッ??どっちでも良いャ。

   私メはマンソンって方、最近まで知らなかったんですが、
   Xの方が活動古いですよね。

   絶対、マンソンはXの真似してません?音的には全然違いますが、
   どこか扮装とかは
真似してると思うんですが...
   マンソンフアンの方ゴメンナサイ。

   マンソンは私大好きなんです。昨年は河口湖まで観に行きましたくらいです。

    オット、エリザベートからマンソンにまで散らかり放題でしたが、
    来年3月には又,帝劇で
再演だそうです。
    今期見逃した方はお楽しみに...



2000年の観劇記録表
♪1月5日  スタジオライフ「桜の園」 ♪1月20日  ACT 「滝の白糸」藤原竜也主演
♪1月22日 スタジオライフ FCののイベント     ♪2月19日  宝塚公演
♪3月5日   ミュージカル「ローマの休日」 ♪4月18日  宝塚公演 姿月アサトLAST
4月25日 スタジオライフ「DRACULA」 ♪5月18日  ACT「七色インコ」稲垣吾郎
♪7月27日 ミュージカル「エリザベート」 ♪8月1&6&13日 スタジオライフ「黒いチューリップ
♪8月    バレー舘形比呂&駱駝館 ♪9月23日 ACT「蔭陽師」KOTODAMA企画
♪11月12日 バレー「HRカオス」 ♪11月6日  宝塚星組
♪11月     宝塚宙組 ♪11月8日  バレー「熊川カルメン」
♪12月15日 スタジオライフ「トーマの心蔵」 ♪12月18日  宝塚雪組
♪12月20日  スタジオライフ「訪問者」 ♪12月22日  ミュージカル「レ・ミゼラブル」

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