12.このHPに記載された内容をあなたのダムで試行してみませんか? トライアル要望欄へ繋がる このHPに記載した事項並びにその根拠となった計算はすべて(100パーセント)パソコンで実行したものです。従って、あなたのダムの計算条件さえ準備できれば容易に試行計算が可能です。一度、ご相談ください。(トライアル要望欄から必要事項を記入の上お知らせ下さい。) トライアルのケースは洪水時操作なら殆どのシナリオで可能ですが、洪水前放流の放流開始のタイミング、さらにはただし書き操作への移行のタイミングなどが一般的です。 (注−1 データ作成例については単にデータとりまとめの方法を例示しただけで、各データ相互間の関連性はありません。) |
1.必要なデータ(洪水前放流、ただし書き操作への移行判断を想定。) @貯水池の計画諸元 A洪水調節計画の諸元 B下流河道の諸元 C洪水調節結果 Dその他必要なデータ |
@貯水池の計画諸元 データ作成例 |
A洪水調節計画の諸元 以下に示すような操作規則の表現を記述すること 記載例 その1 (洪水調節)
第18条 所長は,次の各号に定めるところにより洪水調節を行わなければならない。ただし,所長は,気象,水象,その他の状況により特に必要と認める場合においては,これによらないことができる。
(1) 流入量が毎秒70立方メートルに達した後最大に達するまでは,毎秒{(流入量−70)×0.29+70}立方メートルを放流すること。
(2) 流入量が最大に達した後は,毎秒{(最大流入量−70)×0.29+70}立方メートルを限度として流入量が当該放流量に等しくなるまで放流すること。
(3) 次条の規定によりダムから放流を行つている場合において流入量が毎秒70立方メートルを下らず,かつ,水位が制限水位に低下するまでの間に流入量がふたたび増加した時は,流入量が次条の規定による放流量と等しくなつたときから毎秒{(当該等しくなつた時の放流量−70)×(1/0.29)+70}立方メートルに等しくなるまで,当該等しくなつたときの放流量に等しい流水を放流すること
(4) 流入量が前号に規定する毎秒{(当該等しくなつたときの流水量−70)×(1/0.29)+70}立方メートルに等しくなつたときから以後は,第1号から前号までの規定を準用して放流すること。
記載例 その2 |
B下流河道の諸元 記載例 その1 下記のように下流下道のH−Qカーブの式を記入すること。 Q=K(H−h0)2 ただし、Q=流量 K=定数 H=河道の水位 h0=水位計の零点高 もしくは、操作細則に示された下記のような放流量の増加規定等を記載すること。 記載例 その2 (放流の原則) 規則第〇条の規定により、ダムから放流を行う場合において、下流に急激な 水位変動を生じないように努めるものとした放流の原則は、次に定める方法を基準とする。 ただし、気象、水象その他の理由により、ダムによっり特に必要があると認める場合に おいては、流入量の時間的な増加割合を限度として放流を行うことができる。 |
C洪水調節実績 データ作成例(10分間隔でデータを記入する。) −以後省略− |
Dその他必要なデータ 「ただし書き操作要領」の写し等 |
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honn.pdf へのリンク |
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