2004.01 バリ島旅行記 1
成田までが既に長旅ということや世界情勢などからここ3年位海外へ出たことは無かったのですが、パスポートが期限切れする前にどこかへ行っておこう!ということで海外旅を考えました。バリは数年前にも行きたい〜!と思ってガイドブックまで購入したのですが、その当時バリは大人気で2ヶ月前近くに申し込みをしても既に果てしないキャンセル待ち順番で、お値段も高めだったので諦めていたのです。なんかこのあたりの事情は沖縄の旅と近いものがあり。その時のガイドブックを引っ張り出し、またネットで検索して泊まるのは山方面の芸術の街・ウブドで最短の5日間にしました。これは3泊5日で4日目の夜現地発、日本着が5日目の午前というパターンのもの。またインドネシアは初めてで言葉もよく解らないのでツアーにしました。といってもケチッコ、今回は旅の友も「チープ、チーパー、チーペスト」主義なので、JTBでもルックスリムというお値打ち版で選択。そうそう、飛行機はラッキーなことにJALでした。乗継を考慮してJAL指定のツアーも選択範囲に入れていたけど、お値段高めであっさり諦めていたので、これは思いがけずよかった!そして、いざ。神々と祭りの島へ。
1日目
午前遅めの便なのですが京成ライナーを利用して早めに成田へ到着。あり?集合時間よりも更に早く着き過ぎた。今回はフリー型なので自分達で搭乗手続き等はすませます。マイルもばっちりつけてもらいました♪コートを預けて、貰ったマックの割引券でポテトとミニパンケーキでお茶。空港って色々な国の言語が飛び交っていて、色々な国の人がいて面白い。そんな時にマナーがなっていない日本の若者とか見ると、これは海外出さないほうがいいんじゃないのかな〜?と思いますが(汗)。私達も日本の恥にならないようにせねば〜と思うのであった。機内用の雑誌類を購入して年賀状のお返事も空港内郵便局へお願いしていざ出国ゲートへ。すんごい久々だったので、出入国カードが不要になったことも知らなかった。ついでに空港使用料券も自販機で買わなくて良いのね。手荷物検査はいかにも商用な叔父様方の後ろに並ぶ。読みどおり慣れていて素早く通過できた。税関も悪人面じゃないので早々に通過。さてここからは免税店でお買い物タイム〜♪女子十二楽坊を心の中で鳴り響かせながらブランドブチックコーナーへ。まずはコーチ→バッグは年末に大物を買ったのでしばらく買えない。ブルガリ→高級すぎて買えない。エルメス→庶民もフールトゥとか頑張ればイケナクもないが、そういう柄か フェラガモ→もう涙目で見るだけなり〜。はぁ、綺麗だわ♪と目の保養をしまくって終了。イヤイヤ、庶民には程遠い世界を目で堪能しました。さて一般の免税店へ移って、ここでは心の中で十二楽坊奏でまくり♪そういうお年頃なのでクラランスの首やらタルミやらに効きそうな化粧品を購入。最後の一点でしたよ。ハハハ(汗)化粧品を購入したらすっかりお買い物欲は収まってしまった。
搭乗ゲートへ向かったらイー!?けっこう混んでいて並ぶのもめんどいので、メールなどしながら適当に列が短くなるのを待ってから搭乗。平日だけど満席。席は前方の窓側2列で、エコノミーでも各席に個人テレビ付きのマジックUという機体だったのでニモとか映画を見ていたので快適快適!ついでに今日は天候も良くてゆれなくて快適快適!機内食はちょっと悩んで話題の牛を選択。牛メニュウ、肉は悪くないがなんつーか牛卵とじリゾットって感じでした。時節柄鶏肉選択が宜しいかと(笑)。これまでもっとも南はシンガポールまでだったので、今回は初めての赤道超え。個人モニターの現在飛行位置を見てワクワクしてました。特にアナウンスもなくあっさりと通過。
ドクターショールの浮腫まない靴下を履いていたんだけど、足がツッた(汗)。ので非常口前でよく伸びをしておく。イテテテ。やっぱり何時間も座っているとお尻もイタイわ→あああ〜、やっぱり外国は遠い。これが沖縄だったらもう到着していたのに、沖縄にバリ島みたいなリゾート地があればな〜!→ケチッコが泊まらないだけじゃん!あるよ!→でも住民反対運動とか起きていて無秩序に自然破壊しているリゾートには泊まれん→ じゃあリゾート開発と自然や文化が共生しているリゾートを選択して泊まればいい →ケチッコ魂は民宿しか泊まれん → でもタラソでエステしたい → 予算が許さんよ!バリの街エステに挑戦→あ〜、バリは遠い!沖縄に・・・って、オイオイ!結局沖縄がいいのね?な堂々悩みを繰り返し、無間地獄を彷徨える女であった。そんな感じで約8時間位かな?最初の乗継地ジャカルタに到着。日本との時差は2時間なり。
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| ジンのオレンジ割 ブルーの美味しいジン♪ |
成田発機内食は こんな感じでした |
メインの牛肉と玉子 ご飯つきで牛丼風か? |
鶏のコルドンブルー これのほうが美味かも |
おやつはモナカ ジャパニーズアイス |
赤道を超え、夕暮れ迫る 頃、乗継地・ジャカルタへ |
ジャカルタではまず乗継以外の人が先に降りていくのだが〜、ビジネスマン率高し。スーツ姿の人が多かった。次にバリ島まで乗継する人達が自分の荷物を持って降機。ゲート出口で乗継用札を貰って、搭乗口へ向かいます。といっても同じ飛行機に同じ搭乗口から乗るだけだったりする。1時間弱とは言え、飛行機を降りられるのは嬉しい。で、吸い込まれる様にお店へフラフラ〜。可愛いフルーツ木彫りとバティックショップを見学。なかなか良さげなお店だったが、なんせルピアの単位が0多すぎて解らず。物の値段の基準も解らず。で、結局買わず。DFSでお呼ばれにも使えそうなシルクの素敵なバティックショールを発見するが、さすがなお値段。むろん戯れには買えません。化粧品はもう成田で欲しいものを買っていたので、他には特に見るものも買うものもなく、搭乗口へ向かう。
搭乗口で乗継カードを渡して名前をチェックされていく。マイ名字、濁音二連で外国の方には発音難しいのよね。レストランとか予約の時は名前の上二文字で簡略するのだけれど、そういうわけにも行かず。なんとか解って頂き待合ロビーのベンチに落ちついて待つ。ジャカルタの空港は緑の中にある空港という感じ。バリ島まで行く人はずいぶん少なくなっていた。
再搭乗すると席はかなり余裕ができていたのでゆっくり座れて楽々〜。天候上揺れるかもとアナウンスがあった後ドリンクと機内食のサービス。めっちゃ早く出てきた(汗)メニュゥはサテに春巻きみたいなものにちまき、えびせんとインドネシアンスタイルな軽食。成田からよりも丁度良い量で美味しかったかも。何もしないで座っているだけなんだもーん。と食事しながら窓の外を見てびっくり!!今自分達がいる位置よりも下の黒い雲の中で放電している。薄暗い世界にカっと光が走る。こりゃ揺れそうジャーとスゴイ勢いで食事をすませてトレーを片してもらう。後はドキドキしながらドリンクを片付ける・・・。順番逆やね。二時間もしない内にバリ島・ンググライ空港へ到着。東京〜大阪間位な感じ。日本とバリ島の時差は1時間。
事前に入国カードは記入しておいたので審査へ並ぶ。皆様の旅行記を見ていると、あまりいいことが書いていないこともあったのでひっかかるのかな〜?と思ったけど何も言われず。まあ初回ですしね。次は預け手荷物の受取カウンター。ここにも悪質ポーターがいるから注意と書いてあったので用心していったらやっぱりいた(笑)。けど私の安っぽいピギーバックは相手にされず(爆)自分で下ろして税関へ。ここでもあまり良くない話が多かったが、免税店の袋を指差されてタバコ?と確認されるが否定したらそれまでで中身まで確認されず。換金もツアーなのでしなかったけど、何かいかにもいかさま両替商って、匂いがしている窓口もあった・・・(汗)ガイドさん達のお出迎え口へ行くと、ウヘー?JTBの札持った人がいっぱい。しかも名前書いてないし・・・ということでとりあえずいっぱい固まっている方へ進もうとしたら端っこにいたガイドさんに名前を呼ばれる。おっと、どうやらいっぱい固まっていたのはニセガイドだったみたい(汗)良く見るとガイドさんの着用のシャツの色や札が微妙に違う・・・。何ていうか、空港で悪質なことしていも捕まらない世界なんでしょうか???
本物のガイドさんに連れられ車に乗って宿泊先のウブドのホテルへ向かう。注意事項とかこちらが知りたいこととか教えていただく。丁度満月の夜なので、お寺に夜お参りに行く日らしく、大きな寺院に近づくと教えていただく。バイクも民族衣装に頭に正装のターバンの様なものを巻いているとメット被らなくてもいいそうで・・・ちと安全面不安ね。今バリ島は雨季なのだが、ずっと雨振りではなく一気に降る。車で走っているとアレ?さっきまで雨だったのに、あっという間に晴れていたり、沖縄でいうカタブイな(片側降って片側晴れている)状態が多い。
空港から約1時間でウブドのホテルに到着。西瓜とメロンの生ジュースカクテルを頂きながら手続き。ガイドさんに一万円=76万ルピアに換金してもらう。ホテル名はうーむ、あまり言いたくない気分なので宿泊先探している方は画像から推測して下さい。とてもいいホテルでしたよ。予算の関係でヴィラは宿泊できなかったので、通常のホテルタイプにしましたがお部屋も広いしグーグー!!ポーターしてくれた人は最近「微妙」という日本語を覚えたらしく、やたら使いたがっていた。二人だけになると部屋を荒らす前にキャーキャー言いつつ写真撮影大会。はぁ、良いホテル(涙)。疲れていたので、私はお風呂にも入らずに寝タレこんだ。一応歯は磨いたよー!
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| 今度はウォッカ割で スクリュードライバー? |
隣の席の友人のを 撮らせてもらった |
フルーツカクテルの パインはだめなのね・・・ |
ウェルカムドリンクは西瓜と メロンのミックスカクテル |
で、これがお部屋〜! |
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| 反対側はソファコーナー | ウェルカムフラワーは フランギパニだった |
こちらはウェルカム フルーツの籠 |
中身はパッションフルーツ 結局、食べなかった・・・ |
サロンと毎日貰える お守りマスコット |
2日目
時差が1時間なのでいつもの時間に起きてもかなり早起きだった。朝風呂ってから朝食ビュッフェに向かう。夜もすごかったけど、昼もすごいんじゃー!と興奮気味になるが写真撮影は控えめにしておく。ビュッフェはエッグコーナーが(涙)人生二回目のエッグコーナー付きの朝食だ〜!ということでオムレツ注文。チーズエンドオニオン。これ初めてエッグコーナーした時、前に立っていた金髪のおばぁちゃんがしていたオーダーなのだが、外れないということで私も好きになった。席に着いたら日差しが強かったので席を交換してもらう。ロビーやレストランはクーラーではなく、自然風のみなので日が当たるとちょっとキツイのだ。御粥(ブブール)も貰ってきたらなんかテーブルがスゴイことに(汗)でも完食した。朝食後はメインのプール付近を散策して写真撮影!私がバリ島のホテルを決める条件にしていたのが、緑の中に水が落ちこむようなプールがあることを条件にしていたので、ここのホテルのプールはメイン・リバーサイド共その条件を満たしていたのね。壁部分にガゼボというのか、穴ぐら型ソファもあったりします。う〜ん、よいわ!よいわ!今日は街歩きもしたかったので、適度なところで撤収!
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| 朝食用のランチョンマット バリ島の工芸品です |
色々少しずつとってみた のでバリ風とも洋風とも |
デザートは自家製のペス トリーと濃厚ヨーグルトを |
メインプールは ロビー近くにあります |
これこれ!この緑に落ち 込むプールに憧れていた |
宿泊したホテルはウブド中心部から離れているので、シャトルバスを利用して王宮前まで行きました。ドライバーは昨日の「微妙」君で、今日も微妙らしい・・・。まずはいきなり、ウブド市場へ。あああ〜、アジアの薫りがぷんぷんとしてくる。なんつーか、市場って万国共通の薫りというか匂いがあるなぁ。ここの市場は観光客も多いみたいなので、かごバックなんぞを物色。ちとお試しでお値段聞いたけど、ルピアの単位についてゆけず・・・。さて、それは幾ら位なんだ?と考えていたら「千円」と言われる。あああ、それ位なのね・・・って、それ安いのか高いのか解りません・・・(汗)結局何も買わずに撤収〜。目が利かないものには手を出したらあかんのよ。○○相場とか。
モンキーフォレストという猿王国を最終目的地にして通りをじゃらんじゃらん(お散歩)歩く。可愛いショップがあると吸い込まれる様に入っていくのだが、いかんせんルピアの単位について行けず。ディスカウントOKと言ってくれるのだが、どれくらいが相場なのか不明。民族衣装チックなシャツとかも気になるが、冷静に考えると普段使いできないし・・・と結局見てるだけ〜。木彫りの猫も気になるのだが、良く見ると顔が違うし、値段も違うし、通貨単位解りません・・・つーことで、何も買わないうちに終点モンキーフォレストへ到着。可愛いカフェとか気になるお店がいっぱいあったけど、なんとな1ルピアも使わなかった。標準小売価格とかが解ればな〜(汗)。いかんせん、一日目ではこんなものでしょう。
モンキーフォレスト入り口でバナナを一房購入。一万ルピアと言われたので二つで一万ルピア位になるんじゃないかと思ったが、弱気なのですぐに交渉終了。一房にしておきました。もう一房で充分でした(涙)。サングラスとかお猿に奪われそうなものは仕舞いこみ、緑の中の道を歩いてきます。おうおう、なかなか良い雰囲気じゃのう〜。と、看板発見。
「食べ物をカバンの中に隠さないで下さい。猿は探し出します。」
う・・・。凶暴な猿がいたらどうぢよう・・・とドキドキしながら進む。第一猿集団、発見!接触を試みる。バナナを一本投げると、拾って食べてます。んが、次第に怖くなってくる。そう、お猿はとってもバナナ好き。バナナを持っていると接近してくるのだ。日本のお猿は怖いイメージがあるじゃない?可愛いけど、近づかないでくれー!と遠くにバナナを投げる。で、進むとさっきのよりも大きいお猿が「チョーダイ」と接近してくる。こんな幼児並みの大きさに近づかれたらと、恐怖でもう一本投げる。で、またどこからか大きめのが来ると遠くへバナナを投げて・・・、とこんなんしていたらバナナ足りません!小猿にあげたいのに〜(涙)緑の服を着ている係員の人に手まねで「石に座ってあげればよい」と言われるが、恐くてできませんがな。ということで、旅の友にバナナを渡したら、なんとお猿はズボンのすそを可愛らしく掴んでおりましたわ。で、あげないわけにはいかないのでバナナを放る〜ということで、あっという間にバナナは消えました。恐怖アイテム・バナナ。ようやく中心部のお寺前についたら西洋人の団体が。一緒にお猿の写真を撮ったりしていたら、なんと猿に乗りかかられているご夫人が(汗)。キャーキャー喜んでおられましたわ。日本の猿ほど凶暴性はなさそうだが、私なら失神してますな・・・・。アイテムを無くした我らはお猿王国内をゆっくり散策して、小猿やら可愛らしく蚤取りしている親子猿を見てました。
モンキーフォレストを出て、来た道を戻る。行きは下りだから、今度は上り。しかも暑いし・・と日陰を探しながら進む。昼近くになると出歩く人は少なくて、歩くのツライ。こんなあたり沖縄を思い出す。かなり体温も血圧も上がって、夏の日の犬の様になりながら、カフェに入る。これは旅の友が持ってきたガイドブックに何を食べてもはずれなし!と書いてあったカフェなのだ。私達は何も考えず母屋の席に着いたけど、どうやら離れ風のお座敷席なんかも敷地内にある様子。クーラーなんてないけど、心地よい風が吹き抜けていく席は最高!お料理も美味しい!バリのレストランは出てくるのが遅いとか聞いていたけど、厨房に近い母屋の席だからお店の人もよく気を遣ってくれて、お願いごともしやすかった。帰りのシャトルバスの時間に合わせる為、かなり長居したけど、何もせずにカフェでのんびり〜なんていう旅も良いね。
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| バナナ 沖縄でよく見る モンキーバナナみたい |
大きいのに取られて 小猿には渡せないのだ |
無防備な姿で蚤取り されております |
じゃれ合う小猿 小さいには可愛いね |
パパイヤウィズレモン のフレッシュジュース |
サテアヤム 鳥串焼き にもごはんがついてくる |
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| 定番・ナシチャンプル 色々のっていて豪華 |
もう一つの定番ミ・ゴレン サンバルで辛めにした |
カフェの名物 デスバイチョコレート |
チョコソースをかけて頂く 正にチョコで死す幸せ |
長居したので二杯目は アイスレモンティー |
この空の青さから 暑さが伝わるかと・・・ |
シャトル乗り場の王宮前まで再び歩き始める。暑い。そして地元の人は歩いていない。お店の軒先にもゆったりとした空気が流れている。南国だな〜という薫りが満ち溢れている。シャトル乗り場前の集会場ではバリ犬がダレている。童話にあった溶けてバターになる虎、私も熱気に溶けそうだ・・・。バターになる前にシャトルがやってきた。運転手は「微妙」君だった。助手席に座った女の子がなんで一人でこんなホテル泊まっているんだ・・・?というまつ毛メークが激しい今時ッ娘で(汗)。かなり気になる存在だった。ホテルに帰った後はエステのお迎えが来るまで小一時間程あったので、メインプールで軽く泳ぎました。チェアに座るとタオルを敷いてくれて、お水を持ってきてくれるのです!いや、こんなホテル泊まったことないから・・・(汗)緑の渓谷へ水が落ち込んでいく様に見せるプール、ああ〜!もうずっとこの風景に憧れていたのよ〜!と涙そうそう。端から端までバシャバシャと泳いで、クールダウン。水に犬。優雅な気分に浸っていたかったけど、なんせ日程が短いのでね(笑)。部屋に戻って支度をしてロビーへ。日本からネットでエステの予約をしておいたのだ!お願いしたのはアロマトークバリという日本人女性が経営しているエステです。アーユルヴェーダ系のエステで、食事と子供達によるバリ舞踊が付いている六時間のコースにしました。
バリらしい敷地内の東屋でまず質問表をチェックして自分に合うオイルを決定。この性格診断、けっこう当たっていたかも。私はヴァータタイプで、空と風の質、(・・・風来坊ですか?)変化を好む機敏な心を持ち、豊かな想像力と繊細な感覚を持ち合わせています。(・・・え?それって、不安・心配性なとことか?)ヴァータが乱れると何でも浪費し無理をして極度に疲労し、慢性的な不満状態に陥りやすい・・・(汗)で、私のオイルはカモミールだか、ハーブ系のだったかな?コースのネイルはハンドマッサージに変更して貰いました。最初は軒先の椅子でヘッドとハンドマッサージ。このヘッドマッサージ、こめかみをこれでもか〜!と細いお姉さんが押してくれて、まぢで日本に帰ってからも押すと痛い位だったのが、不思議と頭はすっきり!その後室内に入って紙パンツとムームーみたいな衣装に着替えて施術開始。温めたオイルで足や背中をモミモミして頂くのですが、私は背中が弱いのでかなり辛かったですヨ。笑いすぎて(爆)!担当のお姉さんも相当お困りだったと思います。東屋の薄暗い雰囲気にマッサージが気持ちよくて、かなりウトウトしちゃいました。
マッサージの第二段はおでこの中心・第3の目にあたる部分にオイルをタラタラと流していくもの。瞼を閉じて、おでこにピタピタピタと垂らされているオイルの感触だけを感じる静かな世界・・・。かなりリラックスできました。マッサージの後は待望のフラワーバス。この東屋にはバスルームが二つあるので、旅の友は二階へ、私は一階のバスルームを使用。これ、お花をこれでもか〜!?という位に大量に入れてくれるので、かなりお姫様気分♪赤系の鮮やかな色のお花が多かったのも、目に効果あり。かなりウットリ。写真も撮ってくれるのだが〜、デジカメの調子が悪くて携帯デジカメで撮影してもらったので、かなり撮りづらかったと思われます。もち、こんなところで写真公開はできん〜!ので、ご想像におまかせします(笑)。
クリームバスとかは使い放題なので自分でガシガシと髪や身体を洗ってオイルを落とすなり〜。私はけっこうオイルを流しちゃいました。出てくると新しいムームーに着替えて軒下でドリンクを頂きながらんぼ〜っとする。ドライヤーがあったので自分でかけていたら、ブローはサービスに入っていたらしく、乾かしてもらっちゃった(笑)。おみやげチョイスでオイルやクリームバスも選択できるのですが、私達はバリの民族衣装をチョイス。そのまま着させてもらいました。私のはLサイズだったんだけど〜(笑)、一枚布のサロンなので、太い腰やお尻に巻くのが大変だったと思われます。お姉さん、お疲れさまでした。お夕飯までの時間は夕方のお庭やご近所を散策できるんだけど、雨が降ってきたので敷地内のみにしておきました。この雨がさ、とんでもない雨量でした・・・(汗)。
薄暗くなってきて食事用の東屋のべランでディナースタート。アーユルヴェーディックディナーということだったけど、バリ料理ではなくて、オランダ統治時代風洋食というコースでした。これは残念ながらすんごーく美味しい!っていうわけでもなくて、たぶん最初のアンケートで辛いものが好きか?とか熱いのと冷たい食事ならどちらが良いか?という項目があったので、それの選択でこの内容になったと思われます。まー、雑食なので特に気にせず頂きました。食事中もゴロゴロゴロ〜と空は光っていて雨もたらいをひっくり返した様になっていたら・・・、ついに来た!停電!この雨量なら是非もあるまい・・・と落ち着いて食事を続けていたのですが、復旧の見込みが無いということで自家発に切り替えて頂きました。
食事後は子供達のバリ舞踊鑑賞。踊り用の東屋へ行く為には庭へ降りなくちゃ行けないんだけど、先ほどの雨で庭が大洪水で・・・(汗)洗面器を反対に置いて飛び石代わりにして頂いたんだけど、支えてもらってもこれのほうが恐いって!ということでサンダル履きだったし、私もザブザブ水溜りの中を歩いちゃった(笑)。
子供達のバリ舞踊といっても、ウブド周辺は芸術の街。幼い頃から舞踊家を目指している子供達なので、すごい上手!上の子達は12歳位、下の子達は7歳位でしょうか?すんごい目の大きな子達で、その目を使って演技をするのよ〜。踊りや振りの意味は解らないけれど(汗)。まず6人くらいのお花を持ったダンス。お花やかごを小道具に息がピッタリのダンス。最後にお花をバーっと散らして、私たちに一輪ずつお花を渡してくれて退場。続いて扉から登場してきたのは3人の女の子達。衣装がさっきよりも豪華で、真ん中の赤い衣装の子は小柄なのにこのチームでは一番の踊り手らしく、最後は彼女のソロダンス。伝統的バリ風建物の下で見るバリ舞踊は雰囲気バッチリ!今夜は私たちだけだったこともあって、がぶりつきの席だったし、よかった!退場した子供達もまた出てきてくれて写真タイム。
これでメニューは完了。お支払いをすませて、衣装は脱いで帰ることにしました。上着が私はピンク、旅の友は黄色でかなり目立ちますのでね・・・。帰りもホテルまで送迎してもらいました。日本人女性がオーナーだし、日本語も通じるので、街のサロンだけどよかったです。ホテルのフロントで明日のホテルタクシーの手配をお願いする。明日はバロンダンスに、寺院とライステラス見学〜!つーことでNHKなんぞ見ながら天気予報の冬将軍のイラスト可愛いね〜なんぞ言いながら就寝・・・。デジカメの調子がイマイチなので携帯デジカメ画像のみです。
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| スープ | 温野菜のサラダ 体を冷やさない? |
メインはチキン | パンは普通・・・ | 大量レーズン入り のケーキでした |
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| 紅茶かコーヒー | コレはアクア(笑) | 3人組の踊り | この子がトップスター | ソロの踊りです |
バロンダンスの開始時間に合わせて出発するので、早めに起きて朝ご飯へ。今日はプールと同じ景色の渓谷側の席。早い時間じゃないと日差しが強くて座れないのよね。今朝もガッツリと頂く。ここのレストラン、大きな変化はないんだけど、昨日と微妙に違うところが憎い(笑)元々イタリアンのシェフだからか、サラダとかもさっぱりしているし、騒ぐ同国人がいないのも良い〜♪
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| まずはお粥〜鶏を入れて ブブールアヤム |
オムレツはきゅうり入り サラダはイタリアン風 |
自家製ペストリー | フルーツにヨーグルトを かけてみました。 |
卓上小物も 可愛いから撮影 |
朝食後は日焼けどめも塗って準備完了〜と思ったら、旅の友も自分もお腹がゆるい。バッチくてすみません。別にキリキリと切り込むようなわけではなく、なんとなくゆるい・・・(汗)という状態。こりゃあかん!ということでお互いマイ整腸薬を服用。私のほうが回復が遅かったので先にフロントへ行ってもらい〜、もう少しねばって薬が効き始めてから部屋を出ました。私はこういうときヤクルト整腸薬を愛用。フロントへ行って今日のコースを相談。ホントはダンス見学の前、日が高くなる前に遺跡を一つ見ておきたかったのだが、先にダンス見学をしたほうがルートがよいとお勧めされたのでそうすることに。お昼はライステラスの近くで取りたいと伝えたら、「カンプンカフェ?」と聞かれたので、私のガイドブックは古いので新しいところかな?と思い、そこで取ることにした。フロントの人がドライバーに希望コースを説明してくれて出発!旅行会社に日本語ガイド付きチャーターをお願いすると良いお値段なので、ケチッコの私達はガイド無しのホテルタクシーの時間チャーターにしたのだ。当然、言葉は通じない・・・と覚悟していたら今回のドライバーはドライバーズスクールで日本語も勉強したことのある人で簡単な会話ならほぼ問題なしという方だったのだ。昨日の夜になって頼んだのに、コンシエルジュが手配してくれたみたいで、さすが良いホテル〜(涙)。
まずはバロンダンスの会場へ。ドライバーが入り口まで付いてきてくれて、チケットは自分達で購入。ガイド的なお仕事まではお願いできないけれど、自由旅行的に回りたい派なので、適度に面倒を見て頂けるのが嬉しい。見学は自分達で・・・ということで舞台全体を見やすい位置に着席。歌舞伎も前過ぎない席がいいって言うものね(笑)。丁度前に座っていたご夫婦が日本語ガイド付きコースの方だったらしく、ちと説明が聞けてしまった。舞踊の開始までまだ時間があるので、楽器隊の東屋へ接近してガイドブックの会話集の「見てもよいですか?」「写真を撮ってもよいですか?」「コレは何ですか?」を駆使して、楽器を見学させて頂く。最後はちゃんとインドネシア語で「ありがとう(トゥリマカシ)」と言って自席へ戻る。舞台の右側の東屋に配置とか、沖縄の地謡衆の様な感じでした。
バロンダンスの始まり〜。日本語のあらすじを頂いていたので、大体のあらすじと登場人物は理解できました。どうやら魔物に取り付かれると、つくとキェーッと叫ぶらしい・・・。真面目なシーンもあれば、家来のお笑いシーンなんかもあって、言葉が解らなくても楽しめました。今日もデジカメの調子が悪くて、途中から写せなくなってしまった(涙)まー、コレはカメラなんぞに夢中にならず、心のメディアに記録しなさいということなんだろうな・・・と自分を黙らせる。ウェーン!
ダンスが終了すると、写真タイムは無し。音楽隊の親父さん達がバイクや徒歩でお家に帰っていく姿が、なんかバリちっくでよかったです。
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| 舞台全体はこんな感じ | 音楽隊の東屋 | イネ語で挨拶したらご機嫌で説明してくれました | これは竹で出来た 木琴のようなもの? |
ソロ楽器は前のほうに 笛の親方は撮り忘れた |
ダンス開始です |
次は寺院を見学〜ということでゴアガジャへ。ここは象の洞窟とかいう意味だったかな?神様だか魔物の彫刻が岩にしてあって、口が修行僧の洞窟の入り口になっているというところです。ここはドライバーが案内・説明してくれました。駐車場で「ここにはへび男がいますよ・・・」と言われていたのだが、真実におった・・・。なんつーか体中に刺青らしきものを施された修行僧か?みたいな風体のおじさんが首にへびを巻いて立ってました。たぶん一緒に写真を撮る・・・というものだと思うのですが、よけちゃったよ。蛇デカイんだもん(汗)ここは石段を降りていって、まずはメインの洞窟見学。デジカメの調子がイマイチなので、バリの神様にお願いをしておく。本堂というか集会場の様な建物や庫裏を見学。今でもお祭りの時はここで煮炊きをするらしく、臼なんかも置いてありました。高床式の建物のところで、女性がお供えを作成していたので、またイネ語で「これ何ですか?」と尋ねたら、カゴの作り方を見せてくれた。葉っぱを編んで作ってあってバリは手先の器用な人多そう!車に戻ってデジカメを確認してみたら、私は行いが良くないのか?やっぱり直っていなかった〜(涙)。
次の見学は寺院のグヌン・カウイ。これは爪で削ったとかいう意味らしく、谷底に神様が爪で削って作ったお寺なんだそうな。こちらは観光客少なくて静かな感じ。入場券を購入した後、入り口で青い腰紐を貸し出ししていて、ドライバーに腰に結んでと指示される。お参りの正装をしていないで寺院へ入る時は、この紐をつけることで正装していることの代わりになるらしい。ここも石段をえんえんと降りていくのだが、ものすごい数の石段で行きは降りていくだけなんだけどね。帰りのことを考えると怖い。一番下まで降りると、川が流れていて涼しげな感じ。橋を渡って、昔の修行僧の建物(途中までしか入れず)や祭壇を見学。崖の岩に回廊の様に模様が彫刻されていて、神様が爪で削って作ったみたいってこういうところなんだな〜と思いました。なんつーか、恐がりで神様もお化けもあんまり信じていないんだけど、聖域ってこういう、心が無になるというか、何とも言えない落ち着きのある場所のことを指すんでしょうか?ドライバーが建物の意味や香木を説明してくれて、日本の寺院と共通している点もあったりしてなるほど〜と感心。そろそろ戻ろうかね・・・、でもあの石段を戻るのはイヤ・・・と葛藤しながら石段を上り始める。景色は綺麗なので、余裕があるうちは撮影なんかもしたりした。最初は石段を数えていたが、100段位でそんな元気はなくなった。もうダメ・・・というところで、見晴のよいところがあったので撮影休憩。もう半分は過ぎたしね・・・(汗)と気を取り直し、ようやく最後の石段を上り終えて、腰紐を返却して修行終了。ニンニン、修行は厳しいでござるよ・・・(汗)足がフラフラになりながら駐車場への道を歩く。途中の集会場でお父さん方が昼間からどーも賭けているクサイ。「コレ、何ですか?」なんて聞ける雰囲気ではない。なんつーか、南国って女性は働き者で男性は・・・(黙)。
車に戻って何気な〜くデジカメをいじっていたら、ガシャーンとそれまで調子がイマイチだったシャッターが動き始めた!え〜!?さっきのお寺では何もお祈りしなかったんだけど、石段を必死こいて上ったご褒美なんでしょうか?バリの神様ありがとう・・・(涙)。お化けは信じてないけど・・・。まあ霊験はともかく、もしかしたら沖縄以上の暑さと湿気で調子が悪くなったのかもしれません。赤道を超えたのは私もカメラも初めてだもんね。
最後のお寺、ティルタ・エンプルへ向かいます。こちらは聖水のお寺という意味。入り口で二枚分のチケットを購入して、ドライバーが駐車してくるまで待っていたら、ちと雲行きが・・・(汗)ついにスコールが来るかな?ササ〜と中に入る。今までの二つのお寺よりも、お参りに来ている地元の人が多い。色々な種類の聖水の出口があったので、幸せになれそうなところで頭に水をかけておきました(笑)。聖水が沸いている泉を見ていたら巨大ウナギ発見!水草もあるし、湧き水で砂が舞い上がっている水面もあるので、見られると幸運なんだそうな。外に出ると駐車場まではぐるっとおみやげ通りを通過することになる。ドライバーから入り口付近より出口近くになるとどんどん安くなるからとアドバイスされる。木彫りのバリ猫が欲しいな〜と思っていたのだが、ついにスコールが降り始めたので、足早に進む。確かにどんどん値段が安くなってくるが、ルピアの単位に未だ持ってついていけず・・・(汗)なんだかよく解らないので結局置物は諦めて、フルーツの屋台でマンゴスチンを購入。雨が強くなってきたので、値下げ交渉もせず即買い。車の中でドライバーに割ってもらってみんなで食べた。これ、新鮮で美味しかった!
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| 大きな白い像 神様なのかな? |
お寺の中の門 赤い壁に緑が綺麗 |
景色が水面に映る程 澄んでいる聖水の泉 |
お祈りしている女性 神聖な雰囲気でした |
虎だ!虎の台座です | この白い部分が果肉 フルーツの女王は美味しい |
次は西側のテガラランへ移動。ここはライステラスという段々の田んぼがある。残念ながら、今はガイドブックとかに載っている緑の絨毯という状態ではなかった。でも、雰囲気はバッチリ!谷底までだんだんと続くライステラスと見学して、記念撮影。その後カンポンカフェに移動して、ライステラスを見学できる席で遅めのランチ。一階下はお座敷席だったみたい。緑あふれる景色を見ながらのランチは最高!たれがキュウリ系の瓜の器に入っていたりと、造りも可愛らしいんだわ。デザートはスプーンを二本貰って女同士争って食べた(笑)。このあたり、欧米系の味覚で超ド級の甘さですわ(笑)
食後は緑あふれる村の中を走ってウブド中心部方面へ。途中、田んぼの中で鳥がいるところなどで停まってもらって写真を取ったりしました。う〜ん、のどかな感じ。ホテルへ戻る前にデルタデワタというスーパーに立ち寄ってお買い物。インスタントおかゆとかコーヒー、紅茶やえびせん等おみやげ品を購入。は〜、もう最初から値札が付いているお店で買い物するのって楽チンです。お会計したらやはり(笑)超少額のおつりはキャンディーが渡された。ガイドブックに載っていたけど、ホントなのね〜。ホテルへ戻る道を進んでいたら、何やら行列らしきものが・・・(汗)どうやらお葬式だか法事の行進があるらしく、見たいですか?と聞かれるも、渋滞に巻き込まれそうなので、早めにホテルへ戻ることにしました。だって、時間チャーターだしね(涙)。ホテルへ戻って精算をしてみたら、計画より長めになったけど、旅行社でチャーターするよりは安かったかも?という感じでした。有能コンシェルジュの手配が絶妙だったことも大きかった!誰だか知らぬがね・・・(笑)。
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| ライステラス 谷底まで 段々畑が繋がります |
こんな風景を眺めながら ランチタイム |
フレッシュマンゴーの フルーツジュース |
シーフードグリルの焼飯 瓜の入れ物が可愛い |
こちらは海老入りの ミ・ゴレン(焼きそば) |
トリプルアイスにチョコソースをシェアして完食(笑) | 途中で普通の田圃の地区も通過しました |
部屋に戻って休憩した後、今夜のイベント計画。やはりウブドにいるのだから、舞踊を見たいよね〜ということになり、フロントへ電話相談。女性舞踊かケチャダンスが見たいと相談したところ、今夜は女性舞踊は北部郊外でちょっと遠い、ケチャならばウブド中心部ということでケチャダンス見学に決定。お迎えの車を手配してもらうことにしました。や〜、日本語が通じるってよいわ。だいたいパック旅行でも日本語通じなくても良いからお得値段のところでという主義で、かなり怪しい英単語と現地単語を羅列して交渉が多いのでね。
部屋でゴロゴロしているうちに〜、やはり女同士、このホテルでも一回エステしたいね〜という話になりました。で、問い合わせて見たところ、明日のお昼からしか空いておらず〜、チエックアウトしてからお迎えが来るまでの間では難しいということに(涙)。フロントに相談してみたけれど、お料理教室の時間も変更できなかったので、残念ながらお料理教室はキャンセルしてエステに変更〜。だって、女なんですも〜ん。つか、英語で説明されてもさ、きっと解らないと思うのよね〜と言い訳・言い訳。
お夕飯とケチャダンスに出かける時はシャトルバスで出かけようと思っていたので、フロントで最終バスに乗りたい旨を告げて、アフタヌーンティサービスでお茶を頂く。時間になったらお呼びしますと言われていたので、お茶請けのお菓子まで摘まんでのんびりしていた。この日も大人のお客様なかりで、めちゃ静かで穏やかな雰囲気。予定の時間を過ぎてから名前を呼ばれてフロントへ出ると、私たちだけだった。今日のドライバーは日本語はできない人だったけど、目がすんごい大きくてまん丸で、羨ましかった。クッキリ二重〜。英語でホテルのインテリアは素敵〜という話をしていた。予約する前にこのホテルの情報を検索してみたら、オーナーはスイス人だとかオーストリア人の女性とか書いてあって、インテリアや小物のセンスも素敵で気になっていたのね。オーナーはどこのお国の人かと尋ねてみたら「華僑です。目がこう細くて小さい、アーモンドアイで・・・、解ります?」と自分の大きな目の端を指でニューと持ち上げてみせた。な、なんとな〜!事実と噂は違うなり・・・(汗)。そして・・・、チミの目の大きさに比べたら、みんな目小さいよ・・・と突っ込みたかった。そこまで高度な英語喋れません・・・って!
初日のドライバーの微妙君が勧めていたカゴのお店トコユデに行きたかったので、本当は王宮前が下車予定なのだったが、お店の前で下ろしてもらい〜、お店の人いない・・・?様子だったので、奥へにいた女の子に声をかけてくれた。微妙君に勧められた時は何のお店だったか不明だったのですが、後でガイドブックを見たら、卸問屋みたいな店と紹介されていたのでした。これまた定価の表示されていない世界なんだけど、これまで見てきたお店ほど高くはないのかな〜と思い、物色。これまでのお店と違って「幾らがいい?」とかいきなり聞いてこないし、これは何?と疑問になると「ポプリケースです」とか適宜に説明してくれるので楽〜。これも手作り品なので、網目や大きさが微妙なんだよね〜。結局悩みに悩み〜、蓋付きポシェットタイプかごに小物入れ用ケースを何点か購入。散々悩んでお会計になり〜、合計額を聞いてからちとディスカウント合戦なんてしようかと思い、何点か止めとくか〜としたら、なんとな!ポプリケースは最初からおまけして計算に入れていなかったらしい。が、ちと予算オーバー気味だったので泣く泣く絞り込んでお会計。暑いでしょ?とアクアもくれた。友人のアクアはカップ型のかごに入れてもらっていたんだけど、それは貰えなかったらしい(笑)。観光客値段なんだろうけど、あまり疲れずに買い物できたかも。ワシの予想だと、このお店のお姉さんはフロントの誰かの友達とか親類なんじゃないかと思っているんだけどね・・・(笑)。
もしも時間があったら健康マッサージにでもチャレンジしようかと思ったら、ギャフン!中国語が書いあるけど、イネ語しか通じないらしい。ということで埃っぽい道を歩いて、お夕飯のお店へ向かう。途中で夕立ぽっくパラパラと雨が降って来たので、ホテルで借りたデカ傘を指した。二人で使えて便利よね〜。私は持たなかったが(爆)!オシャレ系通りにあるタイ料理系オーガニック系のお店でお夕飯。お隣は日本人カップルで、や〜、なんか日本のカフェでご飯食べている感じ。でもさ、日本の場合はまずメールチェックしてご飯食べつつ、おしゃべりしながら、またメール見たり打ったりしちゃうのだが〜、携帯持ってないからそんなこともしないわけです。小さな機械に翻弄されている日常のワシ・・・(汗)ここはガイドブックにアヤムリチャリチャという鶏肉煮込み料理が美味しい〜と紹介されていたので、外しません(笑)。それとタイ風グリーンカレー、野菜も食べとこか・・・と海老グリーンサラダも頼んだらちと注文しすぎたかも(汗)お昼が遅かったしねぇ。ここはご飯がかごに入ってくるので、ご飯量を調整しながら食べたつもりなんだけど、やっぱり完食できなかった。といか〜、鶏肉煮込みをごはんに絡めて食べても美味しいし〜、グリーンカレーもマイルドで美味しいし、ご飯がご飯が進む君状態。最後にオーナーが美味しかったですか?と確認に来たので、もち美味しかったです!と答えたんだけど、ホント完食できず残念無念!お会計を終わらせておいてホテルにお願いしておいたお迎えの車を待つ。半テラスタイプのお店はこういう時便利です。付近が暗くなった頃、お迎えが到着。かなり大量の雨が降る中、ケチャダンス会場へ向かいました。
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| 夜はバーコーナーの アフタヌーンティ会場 |
夕立が去った後 まだ日が高いけどお夕飯 |
これは海老のグリーン サラダだったかな? |
名物のアヤムリチャチリャ 鶏肉のトマトソース煮込み |
タイ風グリーンカレー マイルドな辛さ |
ごはんはもちもちしていて、おかわり放題です |
最初ケチャダンス会場までお夕飯を食べながら歩いて行こうかと思っていたんだけど、このスコールの中、この暗闇の中、けっこう距離もあったので歩かなくて正解だったかも・・・(汗)会場に到着して、今回のドライバーは日本語不可の方だったんだけど、「チケットはあのおじさんから買って〜」とか「終了したら、ここへ迎えに来ますからね〜」という様な確認事項をお互いなぁなぁ英語で何となく確認(笑)。チケットはまんま世話役みたいなおじさんから購入したんだけど、ちゃんと日本語版あらすじ解説なんかもくれました。ケチャダンスはバロンダンスよりも会場が小さくて、舞台奥の扉から踊り子さん達が登場。残りの3面にお客さん用の椅子が並ぶ形式。観客も舞台上にあがっているので、ものすごく近くで見られます。他にも日本人の団体さんとかがやってきて、ケチャダンス開始。ケチャダンスは男性が「ケチャケチャ」と発声してそれが集団コーラスになり、舞台中央ではラーマーヤナ叙事詩を踊って、こちらは女性の踊り手も入ります。うす暗い照明の中、まず集団コーラスの男性陣が入場。ケチャチャッチャッチャッチャケチャという声と供に輪になり、舞台に伏せ、神官が総代役を中心に清めの儀式を行います。このあたりは神事的な雰囲気。沖縄の豊年祭を思い出す・・・。
そしてケチャダンスの本番が始まります。コーラスの男性陣のケチャケチャというかけ声をバックに、ラーマーヤナ叙事詩が展開します。こちらは小柄な女性達が中心で、囚われのシーターがは猿神ハヌーマンに櫛を手渡すあたりとか盛り上がります。悪神役のおじさんがお面なのか、地顔にメイクなのかわからないんだけど、ある意味雰囲気バッチリでキェー!キェーツ!と奇声を発しているのもこれまたおかしい(笑)。なんというか、他の人より身長も高くて高下駄?とか、その肉厚さは着ぐるみなのか?と気になる役柄だった。で・・・、実はケチャダンス鑑賞の後半はものすごい眠気に襲われていて、隣の旅の友もそうだったし、他の人たちも揺れている(笑)やっぱりケチャケチャというコーラスにはトランス効果があるみたいです。よかった。熟睡しなくて・・・(汗)
最後は叙事詩部分の踊り手さんが舞台挨拶。で、一緒に写真を撮らせてもらえます。私はラーマーヤナの中でも猿神が一番気に入っているので、まっさきに一緒に撮ってもらったのだが、悪神役のおっちゃんがくすぐったので、ヘンな顔になり凹。悪神役は他の踊り手さんが小柄だったので、大きく見えていただけかも・・・。でも顔は特殊メイクなのかかぶり物なのかわかんない・・・超恵比須様顔だった・・・(汗)。
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| 舞台の中心には 入退場用の扉 |
まずは集団コーラス 親父さん達も頭にお花 |
白衣の神官が登場して 清めの儀式を行います |
コレが悪役・悪神役 着ぐるみかと思った・・・ |
シーター王女の踊り |
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| 自分の櫛を外して | 猿神に託します | 最後は全員で舞台挨拶 写真撮影もできます |
ハヌーマン役のメイク これはマスクですね |
ラーマ王子役のメイク アイラインばっちりです |
そして・・・、アホマナ痛恨の一撃
ホテルへ戻ると、散策〜ということで、ロビーやソファーにかけてデジカメでパシャーパシャーと撮影していた。ホントこのホテルは昼間も綺麗だけど、夜になるとキャンドルやライトアップが施されて、幻想的な雰囲気の世界になるのだ。雨もあがったことだし・・・と、庭へと続く石段を降りていたその時、サンダルが滑ってしまったみたいで、体勢を整えようとしたろころ・・・、ぐぎ〜ッツ!?と足首を捻った。その瞬間まるでスローモーションの様に時間が経過して、デジカメを落とすことなく尻餅をついた。ぎゃおおお〜ッ!?と痛みに心の中で叫びながら、なんとか助け起こしてもらっておきながら、自分の滑った箇所を撮影するアホゥ。いや、ただ捻っただけじゃないかと思う位痛かったんだもん。ま、そのうち痛みもひくだろう・・・とホテルショップでバリの写真集なぞを見ていたら、足の甲の痛みはどんどん増してきて、なんだか熱くなってきた。もしかして、これは・・・自分の重みで・・・・(涙)、骨損傷か?なんせ、ぶつけて足の指の骨折った過去ありだし・・・。
いやいや、幾ら重量級とはいえ、そんなこともあるまい・・・と足を引きずりながら部屋へ戻るも、甲は痛みも引かず熱を持って腫れている。ホテル案内を見てみたら、ホテルドクター駐在とあったので、足をひきずりながらロビーへ下りていった。もうイッパイイッパイ(涙)残念なことに、ドクターは帰宅した後だった。もし急病なら電話で呼び出しできますと言われたけど、これ位なら明日の朝でも充分でショということで、湿布とか塗り薬があったら分けて欲しいと伝えたところ、甲の腫れ具合を見たコンシエルジュが「大丈夫ですか?さぁ。私の腕に掴って!そのソファーに座って下さい!」とエスコートしてくれた。ソファに座って待っていたところ、薬は残念ながら無かった。ので、取りあえず冷やす為の氷を部屋へ持ってきてもらうことにして部屋に帰ろうとしたところ、他のホテルマンが「これ、聞くのかな〜?」と六角形の容器に虎の模様のあの薬を持ってきた!タイガーバーム!それはオーナーの私物かね?ホテルマン達には馴染みがないようだけど、取りあえずソレで充分!上等!と貸して頂いた。部屋に戻ってタイガーバームを塗って、持ってきてもらった氷で足の甲を冷やしながらソファでゴロゴロした。もう疲れてきたので、冷やすのは諦めてベッドに入って就寝した。
朝起きると、夜よりは甲の熱は引いていたけれど、まだ痛い。とても長く歩ける状態ではない。うむん、今日は最終日で夕方帰国、買い物等もすませてあったので、旅の友と相談してもうホテルからは出ないで過ごすことにした。朝食は階段経由ではなく、エレベーターを使っていくことにした。途中でいい感じの葉っぱがあったので、色々注文つけて撮影。アンタ足負傷してるクセに・・・、こっち来てからかなり増量してるクセに・・・図々しく撮影会。レストランについたら日本人率が増えていた。しかも、躾けする気無し系子連れ同国人カップルもいる。オオ、国の恥・・・。こういうの、同国人でもガックシするから、他国の方からしたら相当イヤなんでしょうな〜。私らもホテルウーマンが気を使って離れた席にしてくれた。日差しも強くなくてよい感じィ〜。ちょうど一日目の席と中庭挟んで反対側でした。今日で最後だし、ホテル内で過ごすから・・・とガッツリ朝食を頂く。パッションフルーツみたいな、種がプチプチしているフルーツが初めて登場。酸っぱくてプチプチしていて美味しかった!食後、ホテルドクターが出勤してきたので、足を見てもらう。病院へ行くほどではなかったので、歩きやすいように出発前に包帯でテーピングだけしてもらうことにした。薬?は保険の申請とか大変そうなので、自分で持ってきた薬を使います〜とケチッコ魂を発揮した。タイガーバームは使えない・・・な。やはり(汗)
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| 緑と水が近くてよい 感じなのね〜 |
今朝の卵やきはキノコ 系にしてみました |
一枚目、色々もってみた | 二枚目はデザート系で | 初登場 フルーツ 種がプチプチしている |
紅茶用のレモンは ライムみたいですっきり |
今日はお昼ごろからホテル内のエステを予約していたので、午前中は今まで行っていなかったリバーサイドプールへ行くことにした。泊まっている棟からは離れていて、レストランやヴィラ棟、パットゴルフ場内を通過して、緑の中を散策しながら進んでいく。それほど巨大〜というホテルでも無いのだけれど、宿泊客が少ないので、人にもたま〜にしかすれ違わないし、めっさ静かだし、広く感じられる。川の近くまで行ってからエレベーターで階下に。こちらは上のプールと違って、お子さま禁止、大人のリラックスゾーンという感じ。川は茶色くてかなり激流って感じだけど、水が落ちていくデザイン、森の中という雰囲気でおおう!最高!
プールサイドのチェアに腰掛けるとすぐタオルと水を用意してくれる。他の日本人の女性とかは私達みたいに二人連れもいるけど、一人で来て読書したり、ゆっくり寛いでいる。癒しのバリで過ごす・・・って、こんな感じかなぁ〜。真面目に泳ぐというよりは、ただ水に浸って、川の音を聞きながら、の〜んびり水に漂う。オォ〜、リラックス!こちらはカフェも近くにあって、お部屋付けで食事も出来る。メニュー表を見たら、上のレストランで頂くよりもリーズナブル。出発前の食事はここのカフェでもよいね〜ということになった。エステの予約時間もあるので、あまりゆっくりできなかったけど、一回部屋へ戻るため、撤収!帰りは緑の小道ではなく、メインロードの大きな通りを歩いた。日陰は無いけど、高台になっている道なので、ヴィラ棟とかも見られてよかった。豪州の熟年ご夫婦とかがヴィラから出てきて、楽しそうに散歩とかされていて羨ましかった。いつか私もこちらに宿泊したなぁ・・・。まだまだ不相応だけど・・・(涙)。
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| 緑のアーチを抜けて・・・ | エレベーター棟から 見下ろすとこんな感じ |
更に階段を下ります〜 | 上のプールとはまた雰囲気が違います | 緑の中に水が落ち込んでいくデザイン | プールサイドから エステ棟も見えます |
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| プールサイドにあり? | バッタ君! 泳ぐか思案中? |
あぁ・・・。 帰りたくないなぁ・・・。 |
宿泊客が歩いていける 一番端にある崖 |
そこから見ても宿泊棟 が見えないんだよ〜! |
帰りはヴィラ棟近くの メイン通りを散策 |