本当はこういうのって話の中で書かなきゃいけないんですけどね。




人 物 設 定

名前:ラギン・ファイ・トゥールフォート  性別:男  年齢:12歳〜 
容姿:茶色の髪と瞳。ただし日に透かすと赤に見える。

 次期<主君>にして<戦の者>配下の1人。12歳で入隊は史上初とも言われている。
 二つ名『炎の王に愛されし子』の通り、炎系の魔法に関しては無敵。ただし力の調節は苦手で、よく必要以上の魔法を使い被害を出している。
 <戦の者>配下としても優秀。もともと素質があったのと、努力を惜しまなかったからである。
 <主君>である父親と妹の3人家族。母親は他界。

名前:リューアイ・ウィズ・ファルシード  性別:女  年齢:12歳〜 
容姿:漆黒の髪、ぱっと見は紫のような瞳。

 赤ん坊の頃、<意志の者>ラダムの家の前に捨てられていた少女。
 大きくなるにしたがって、その能力は開花し『数多の神の造りし娘』と恐れられる。魔法に関しては万能。しかし、ラギンと同じく力の調節は苦手意識を持っている。
 また、人の心にひどく敏感でいつも身体の回りに結界を張っている。結界なしで付き合える人間はわずか。ゆえにその能力と併せて人間でないのではと陰口を叩かれることも。

名前:トゥワード・ファイ・ハイレン  性別:男  年齢:38歳〜 
容姿:黒の髪と瞳。

 <戦の者>として国を支えている人物。ラギンの素質を買っていて、周りの反対を押し切り入隊させた。以来、<衛の者>とは犬猿の仲。
 生まれや育ちを気にせず、実力主義の<戦の者>を作った人物。また、<主君>を絶対だと思わない異端者でもある。

名前:ラダム・ウィズ・ファルシード  性別:男  年齢:67歳〜 
容姿:白髪、灰色の瞳。

 <意志の者>として20年以上国を支えている人物。リューアイの育ての親。
 得意不得意はややあるものの、ほぼオールマイティーな魔法使い。
 頭脳面では今でも現役だが、行動面に関しては引退気味。特に実働隊に関しては、指揮をトゥワードに預けている。



世 界 設 定

<トゥールフォートに関して>
 大陸の北東に位置し、山と海に囲まれた国。気候は穏やか。
 昔から魔法に関して優れている人間が生まれることが多い。風土が原因だという意見や、昔国が精霊界と契約したからだという意見があるが、詳細は不明。
 <主君>を始め、<戦の者><意志の者><護の者><癒しの者><裁きの者>の6名が国の中心となっている。
<魔法に関して>
 精霊界から精霊を召還することで行われる。炎、水、風、土の4種類。それぞれにランクがあり、上から王、騎士、乙女と続いていく。王はほとんど呼び出されることはなく、騎士や乙女が召還できれば一流と呼ばれる。ただし無制限にいるわけではなく、騎士や乙女は世界に3名しかいない。
 召還方法はただ呼びかけるだけでできる場合もあるが、高位になればなるほど魔方陣などが必要になってくる。
<6者に関して>
 <主君> 一般的に言う国王。他のものと違い、<主君>の長子が次期<主君>となる。
 名前には“ロード”が入る。また、<主君>の一族は王族と呼ばれる。
 <戦の者> 一般的な騎士隊長。国の戦闘に関すること、治安や防衛にも関わってくる。
 5者の中で最も配下人数が多く、また国の若者が憧れている職種。名前には“ファイ”が入る。
 <意志の者> 一般的な宮廷魔術師。魔法・学術に関すること、治安を行うこともある。
 研究者には魔法を使えないものもいるがごく僅か。実働隊は素質がなければなれないため、人数は最も少ない。名前には“ウィズ”が入る。
 <衛の者> 一般的な近衛騎士団長。<主君>や城の警備を主に行う。
 一番貴族率が高い役職でもある。名前には“ディフ”が入る。
 <癒しの者> 一般的な神官長。医療・信仰に関することを行っている。
 女性が最も多い役職。名前には“リング”が入る。
 <裁きの者> 一般的な裁判長。刑の判断・執行などに関することを行う。
 現在の<裁きの者>は法の改正などの改革者。名前には“ジャス”が入る。
<6者の形態>
 <戦の者>を例にとって説明をする。
 まず、<戦の者>というのには2つの意味が存在する。一つは、集団としての<戦の者>。これはファイと名が入っている者たちのことである。そしてもう一つは、集団の長のことである。基本的に、後者の意味合いで使うことが多い。
 <戦の者>の下には副長がおり、その下に小隊長がいる。しかし、副長の下には直属の小隊があり、これの小隊長は副長が兼ねている。ちなみに、ラギンはこの小隊の中に入っている。



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