ウイルス対策ソフト顛末記

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 一昨年ウイルスバスターを買ったら、会員にならないかというメールが来た。1年しかもたないソフトが3千円で更新できるというのだ。箱物を買うより割安だし、悪い話ではない。2002年度用ソフトをネットでダウンロードして使っていた。今年も更新時期だというメールが来た。12月まで間があるが、2003年度版をダウンロードする事にした。単なる電話回線なので2時間半もダウンロードに時間がかかるのだ。なんとかダウンロードしてインストールを開始する。ところが2002年度版がどうしてもアンインストールできないのだ。設定、コントロールパネル、アプリケーションの追加と削除と来て削除を開始するのだが、どうしてもできない。あきらめた。メーカーに相談してもまあ無理だろうしね。他のソフトを買う事にした。店頭で探したらなんと1980円であった。これでいいやと箱を開けたら、2000やXPでは驚速ソフトと共存できないと書いてある。まあぼくのはミレニアムだから関係ないけど、関係ある人はがっかりだろうね。こういう事は箱の外に貼っておいてくれよな。
 ともあれインストールする。他のウイルス対策ソフトはアンインストールしてくれと書いてあるので、ウイルスバスターはフオルダを開いて、フアイルを少しずつ削除するやり方で消す。でもこのやり方ではウイルスバスターの更新はできないのだよ。でもマカフイーというソースネクストから出ているこのソフトのインストールには成功した。ところがなんとこれはパーソナルフアイヤーウオールでウイルス対策は別にウイルススキャンというソフトを買わないといけないと表示しているのだよ。おまけにプライバシーサービスなるソフトも装備して完全だと言っているのだ。こんな商売のしかたがあるのかね。これじゃ1980円で喜んだぼくが馬鹿じゃないか。端から3本セットで売っていれば6千円するのだから安さで引っかけられなかったかも。しかたないのでそのウイルススキャンを買いにまたお店に行ったら置いてない。きっと前回買いに行った時にもおいてなかったのだろう。それでパーソナルフアイヤーウオールをウイルス対策ソフトと思って選んでしまったのだよ。お店の人に聞いたら来週入荷すると言うので待つ。
 電話で入荷を確認して言ったら、山のように積んであった。1980円で買い、さっそくインストール。無事成功。めでたし、めでたし。でもこれって何なのだろうね。
 まあ保険みたいなものなのだろうけど、毎年毎年買い続けなくちゃいけないんだ。無駄だよね。パソコンの金食い虫。
 大体このパソコンを買ったコンパックというお店自体がケチのつけ始めだった。購入代金の5%を上乗せすると5年間の修理保証をすると言うのだよ。高い買い物だったから同意した。ところが半年もしない内にこのコンパックは撤退してしまったのだ。わざわざ他の市町村まで持っていけるかよ。撤退話を店員が知らないとは思えない。わかっていたら同意するわけないからね。これって詐欺じゃないのかね。
 その上このNECのラビイCというパソコンがおかしくなる。イージーCDというcdを焼くソフトがプレインストールされていたのだけど、だんだん焼けなくなってとうとうまったく焼けなくなったのだ。メーカーに問い合わせたら修理してくれるけどハードは初期化されると言うのだ。わけのわかんないおじさんがようやく設定したインターネットやホームページ、各種の個人的フアイルが初期化されるのだ。まあバックを取って出せばいいんだけど、それがおじさんには面倒だし、元に戻せるか自信が無い。だからやめた。
 その結果、別にcd−Rの周辺機器を購入する事になる。これは焼く失敗がほとんど無いので気には入っているけど、やっぱしパソコンは金食い虫だね。おじさんの敵です。