セキスイハイム

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 ドミンゴを買ったのと同じ1990年の夏に自宅ができあがった。だから、アパートからの引っ越しはドミンゴでやったのである。和箪笥だけは無理だったので、買った店に頼んで運んでもらった。ドミンゴの方はもう廃車になってしまったけど、もちろん家の方にはまだまだ役だってもらわないといけないのである。もう二度と買えないからね。
 先日屋根を二重にしませんかという手紙が届いた。もう12年目だし屋根が一番くたびれる所だろうから、改修工事に応じる気になった。見積もってもらったらなんと133万もかかるとの事。震度3ぐらいにびびったのだが、まあしかたないだろう。(もっとも素人の自分には高いのか安いのかその辺の所もわからないのだが)
 気になった点はケーブルテレビの配線がだいじょうぶかなという事だったが、担当営業マンのK氏のだいじょうぶですの一言でだいじょうぶと思う。(どうもいいかげんだね)まあセキスイハイム系列のセキスイファミエスだからなんとなく信用しているのである。

 家を建てる時一番困ったのは、どこの会社に頼めばいいかだった。知り合いに大工はいないし、夫婦とも共働きで大工さんの接待もできない。建て売りを買うしかないのかなと漠然と思っていた。子どもも二人でき、アパートにいつまでもいられないなという不安感もあった。
 狭くても子ども部屋がある家を人並みに建てたいなと、まあ人並みに思ったわけである。

 展示場めぐりをして考えに考えた。結論として工場生産という言葉に惹かれた。均一という言葉もいいと思った。当たりはずれがないと思ったのである。一回しか買えないのだからね。はずれたら大変だ。大工さんじゃなく、工場の一貫製造にかけてみたんだね。大きなメーカーだからそんなあくどい事もしないだろうとも思った。
 中でもシエモアという一番安いものにした。展示場には無かったのだが、カタログで調べて安くていいと思ったのである。まあ悪く言うと物置の大きな物に見えなくはないが、いいんです。安くて丈夫で長持ちなら。
 一階は20坪、二階が20坪の総二階(これも合理的でいいなと思った点)なのでとにかく広い。特に二階は間仕切りをはずしていたので、ここで授業ができるじゃないか(するわけないのにね)と思ったぐらいだった。

 今では子ども部屋二つとリビングに仕切られたので、かつての広さは感じられなくなったが、まあ4人で過ごすには贅沢すぎる広さです。

自宅の裏側、表側、玄関、一階のリビングから見える庭の風景などです。
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