2012年9月9日(日) 2学期に入りやっと一週間が過ぎた。授業、給食、掃除、プールと一通りの事をやった。やっと体がなれる。小学生はかわいい。もう老人ゆえ、小学生と遊びたい、ふれあいたいという気持ちは無いのだが、体育や音楽、国語、算数、なにをやってもそれなりにおもしろいと思う。 退職金はは2013年4月から一年かけて段階的に400万減額されるそうだ。自分が退職する2014年3月にぴったし合う。後1年働いても400万減額されるのだ。悪く言うとただ働きである。よく言うと御礼奉公だ。いずれにしろ今年の内に勧奨退職した方がいいのではないか。この先もっと改悪されるかも知れぬ。早くおさらばした方が賢いのだろう。 年金も共済組合のホームページで検索したら、あまりの安さに愕然とする。25才から34年間働いたのに年161万8100円だ。100万ちがうのではないかと目を疑った。月13万4841円である。これでは生活保護レベルではないか。34年も一生懸命年金を支払ってきたのに生活保護と同じ?だったら年金など払わないで貯蓄した方がいいんじゃないのという気になる。後1年半働いて定年退職しても額はほとんど変わらないのである。自分はまだ救済措置という事で61才から支給されるが、これからの人は65才まで無年金である。仙人みたいに霞を食ってろという事か。 65才になると国民年金が加算されるがそれとて67万3400円である。総額229万1500円。月19万958円。それで終わりだ。当面月13万で女房、子どもを食べさせて行かなければならない。こんなこと可能なの?幸い一戸建てのローンは終了しているので家賃の支払いは無いが、借家住まいの人は家賃も払って女房子どもを13万で養っていけるの?政府は何を考えているのか?しかも2014年4月から消費税は10%に値上げだ。自民党、公明党、民主党に投票している人は馬鹿としか言えない。馬鹿か資本家かどっちかだね。 政府は棄民というか見殺しというか資本家の儲けしか考えていないのではないか。きっとそうである。国民の暮らしなどどうでもいいというか。消費税を上げれば打ちでの小槌みたいに金が出てくると勘違いをしているのだろう。民はもう疲弊しきっている。 ノアの箱舟に乗るように今年の勧奨退職に応募する人が増えるだろうね、きっと。ぼくは乗らない。馬鹿だからね。あと1年現場に残りたい。御礼奉公などする気はないが、自分の教育信念を貫きたいのだ。暴力教師、体罰教師と言われて石つぶてを浴びながら退職したい。それが夢だ。もう名誉も金もない。やりたい事をやりたいだけだ。 月13万という現実の前に退職後の生活設計が狂ってしまった。世界一周の船旅、キャンピングカーでの日本一周の旅、すべて泡と消える。今の車、バイク、動かなくなったら終わりだ。買い換える収入が無いのだ。貯蓄はそれなりにあるが、それを使うわけには行かない。病気、けが、地震、天変地異それらに備える金だ。死ぬ時にも金がいるからね。 ぼくの未来は貧乏と決定した。だけど考えてみると、子どもの時も貧乏だった。学生の時も貧乏だった。金があると思ったのは教員になった1、2年の時だけだった気がする。それまで飲む金も外食する金も不自由だったからね。定職に着いた安心感だったんだね、あれは。 だからずっと貧乏だったのだ、ぼくの人生は。人に自慢したいことではないが、ぼくは貧乏に耐性がある。一日一食それも玄米食、ジャージ姿、趣味は散歩と読書とギター。これで生きて行くしかない。残念だ。小説家の夢だけは捨てないで生きて行こう。 2014年2月11日火曜日
土曜の記録的大雪がまだあちこちに残っていて恐ろしく寒い。
退職が近づくといろいろなお誘いがある。保険会社とか銀行とかのね。生命保険をどうするか思案する。公立学校共済組合からは一括で200万支払うと死んだ時208万円もらえるというはてな?という契約だ。一括払いでないと月4354円で死んだ時200万円もらえるという契約もある。
神奈川県民共済はこれまで月2000円の掛け金でやっていたのだが、同額で病気死亡150万、不慮の事故死亡200万の契約を勧められている。
どっちにするか、どっちもやめるか思案する。結局県民共済の月2000円の掛け金の方を選ぶ。年24000円。10年入っても24万で済む。10年後は病気死亡は50万に減額されるそうだから、その時点でやめればいいや。
他にも生命保険をひとつ入っているのだが、そっちもなんやかや契約が提示されていたがもういいや。月2000円だけにしよう。これも1年やって必要なしと思えばやめればいいし。どれも今入らないと無効という脅し文句がついているので悩ましいのだね。まあ脅すだけ脅して金を取ろうと言うのが生命保険だからそういうものでしょう。
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