2002.6.9
 
  祝ワールドカップ!勝て日本!
 
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 ぼくがデジカメを買ったのは、自分で撮った写真を印刷したかったからですね。それまでマックを持っていたが、パソコンでやる事は日記を書いたり息子とゲームをやるぐらいでした。ところが中古ショップで1万円のデジカメを見つけたのです。しかもマックにもつながるという事だったので即買いました。いろいろと撮りました。印刷しました。
 写真屋に持ち込まずに自由に撮影、印刷できるし、加工もスライドショーもできるという事で新しい世界に入ったような喜びを感じました。ただ、記憶容量が1MBしかなく、1回に20枚ぐらいしか撮れません。それでソニーのマビカを買いました。安い方のマビカを買ったのですぐに高い方が欲しくなりました。「安物買いの銭失い」というやつです。高い方のマビカも買ったのです。まあばかですね。愚か者と言ってもいいでしょう。なんと言われようと甘んじて受けましょう。安い方は彼女にプレゼントしました。時々使っているようなので助かっています。
 
 文章を書くのが好き、写真を撮るのが好きなおじさんの行き着く先はホームページ作りでした。そこでしみじみこのデジカメの良さがわかりました。
 マビカは接写が得意。3pまで近づけます。ズームも8倍、デジタルだと16倍までできます。画質は35万画素から160万画素まで選べます。動画も最大1分連続撮影できます。しかもフロッピーが基本なのでパソコンへの取り込みが楽。カメラ自体がフロッピードライブ付きなのですから、教室のテレビにつないでスライドショーを、フロッピーを取り替えるだけで次々できます。
 ホームページを作るには35万画素が軽くていいです。一枚のフロッピーで30枚撮影できるので、クラスの児童の作品なんか2枚あれば楽々に収まります。いくら撮ってもいくら取り込んでも印刷しない限り、かかるのは電気代だけです。こんなに安い機械もないでしょう。銀塩カメラとスキャナだと金はかかるし、時間もかかります。立体物も文章も何でも撮れます。ホームページとデジカメという組み合わせは安い、速い、簡単の三拍子ですね。
 これで今年はクラスのホームページで図工の作品集とレポートの一覧を作りました。
まったく簡単に、速く、手間いらずにできるのです。作るのにお金もかかりません。だからこれからも気が向いたら即作っていくつもりです。

追伸 2002.8.30マビカのその後
 旅行に行くときはフロッピーを何枚も持っていくのは面倒でもあるし、印刷を目的にしている時はやはり35万画素では心許ない。最高画素数の160万だと5枚しか収まらないのだ。それでメモリーステックを買った。64メガだ。値段は6000円ぐらいだったかな。他の記憶媒体に比べると高いが、それでも以前と比べると随分安くなっては来た。これにフロッピーアダプターも買わなくてはいけなかった。これは1万円ぐらいだったと思う。
 まあ数々の出費の上で自由に撮影可能となった。いかんせん、欠点は遅い事だ。フロッピーに保存する場合の2倍ぐらい時間がかかるのだ。少しいらつかされるね。
 でもまあ利点はもう一つできた。ネットでデジカメプリントのサービスが始まった事だ。銀塩写真だと取りあえず全部プリントしてもらって、それを見た上で焼き増しするかどうか考えるわけですね。デジカメだと、自分のプリンターで印刷もできるし、保存性やできあがりの良さで写真屋に印刷してもらう事もできるわけです。しかもパソコンで取捨選択した上でメモリーステックやMOなりに保存して持ち込めばいいわけです。ぼくの場合、万一メモリーステックを壊されると高い物になるので、MOに保存して持ち込んでいました。10枚でも焼いてくれるので、一枚35円だから350円で済むわけです。30枚撮っても60枚撮っても印刷して保存したいとなると、その内の10枚ぐらいのものですよ、ぼくの場合。
だからとっても安上がりになるわけです。加えてインターネットで注文する事もできるようになったので、わざわざ店までMOを持ち込まなくても、自宅のパソコン上で取捨選択して発注できるようになったわけです。
 ただぼくの場合、単なる電話回線なので160万画素だと一枚送るのに1分ぐらいかかりました。10枚だと10分ですね。でもまあ車を飛ばして出かける手間を考えると便利で安上がりかもしれません。メールで受け取りの返事が来ますので、受け取りに近くの系列店に行って支払えば手に入るわけです。
(以上はぼくの町の「カメラのキタムラ」の場合です。他のお店の場合はわかりません。ネットで注文するソフトも店頭でただでもらいました。ホームページからダウンロードもできるそうです。)
 デジカメでプリントする最大の欠点は、直射日光に当てていると1年ぐらいですっかり色あせてしまう事にありました。ですからラップで包むとかアルバムにはさむとかしないとダメでした。考え方しだいですが、一時的に掲示に使うという割り切りがあればそれはそれで気にならない事かもしれません。でも他人に写真をプレゼントするとなると、色あせる事がわかっているのにそれはまずいなあと思ってました。それが写真屋のプリントだと、出来上がりは銀塩写真そのものだし、もちろん色あせもないのです。35万画素でもきれいですが、160万画素だとまったく文句ない出来上がりです。便利な時代になってきましたね。せっかくの一眼レフの出番がこれでますます無くなって来たわけです。

02.9.12マビカのそのまたその後
 2年来の要求が通って、学校にマビカがやって来た。さっそく試運転する。
 驚いたのは、メモリーステックにした時の保存の速さだ。フロッピーと同様にさくさく撮れる。自分が持っているマビカとはえらい違いだ。フロッピー型アダプターを使わずに直接メモリーステックが挿入できるからだろう。でもメモリーステックにこだわるならそれ用のもっと小型のデジカメにすればいいわけだ。あくまでこれはフロッピーで使うために買ったものだ。
 フロッピー専用機として先生方には使ってもらうつもりだ。記憶媒体がフロッピーだというのはとても重宝する。
 まず個人持ちが可能だということ。教室のテレビにつないでプレゼンテーションに使うときは、記憶媒体をそれように個人持ちできるのは便利だ。
 次にパソコンに取り込むのが簡単だ。そもそも取り込む手間自体がないわけである。フロッピーを持ってどのパソコンにも挿入でき、すぐ活用できるのだ。とても便利である。cd−r内蔵のデジカメでも同様の利点があるね。でも画質にこだわらなければフロッピーの方がまだ一般的だし、安価である。ホームページ作成、テレビを活用したプレゼンテーションならこれで充分である。
 この良さを早く他の先生方に理解してもらって、どんどん活用してもらいたいと思う今日この頃である。

2004年2月15日 19:05:06 マビカ生きのびる
 旅行に行くにはやはりマビカは大きすぎる。小さいデジカメを買おうかといろいろネットで検索してみる。
でもやめた。私物のマビカはメモリーステックで動かすには遅すぎるので、フロッピーを何枚か持って移動する事にした。写真の構成を考えるにはマビカの液晶の大きさはありがたい。これでしばらくやっていく事にする。
 ところでマビカの気に入っている点は、私物、中古のパワーマックとの相性がいい事だ。PCエクスチェンジャーで、ドスのフロッピーを自動的に変換して読みとってくれるのだ。昔のデジカメの添付ソフトでスライドステージ(まあ縮小表示みたいなものだね)が作れるので、選んで見る事ができる。ベガサイズなので、35万画素で十分。もちろん印刷もできる。テレビにつないでスライドショーもできるしね。ただ、フロッピーにそのまま保存するのは、フロッピーがどんどんかさばってくるので、それはどうしようかと迷うね。ハードに保存してcd−rに焼くのが一番いいとは思うけど。
 マック用のMOも中古で手に入れているので、そちらに保存でもいいかなと思うけど。フォーマットするのが時間がかかるのが玉に傷。マック用のMOて売っているのかね。ドス用にフォーマットされてるのをマック用にし直すので、手間なんだよね。