2003.12.17.
年末特集号
学級通信
 

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(11/26)
 例によって休み明けは体調が悪い。その上、今日は 調理実習に国際理解教育だ。不慣れな事の連続。怒濤の一日の幕開けだ。まず驚いたのが、ざるに米を入れて洗い始めた事だ。確かに洗った米をざるに入れて水を切るという指導はした。教科書にそう載っていたからだ。こんな事必要ないとは思ったが、一応そう指導した。ところがどうしてこうなったのだろう。伝言ゲームみたいに気が付いたらどの班もざるに米粒を入れて洗おうとしている。ボールに入れて洗ってから、ざるに移して水を切るんだよと指導して回る。どっかまちがった班を見て、みんな不安なものだから伝染してしまったのだろう。
 次は水加減だ。ふだん調理などしない自分だが、子どもの頃米を研いでしかけるのは自分の仕事だったから、水加減だけはわかる。全部の班を訂正して回る。次はみそ汁。これも水加減が少なすぎるのだ。持ってきた具の量からしておかしい。これも訂正して回る。混乱の内にもなんとか、食べれるご飯とみそ汁ができ、結果オーライ!










イングランドの若い女性が来て、英語のふれあいだ。何か質問をと言われるのだ。T子が流暢に英語で質問する。家で練習してきたのだろう。りっぱなものだ。でもこれがまずかったのかもしれない。英語でないと質問しちゃいけないと思ったようだ。教室が静まりかえる。日本語でも質問していいんだよと助言する。必要な助言だった。でもこれがまずかったのかもしれない。Y子が日本語で質問する。
                「ワッツ?」
という顔をして先生が目で自分に訴えてくる。この先生、日本語の聞き取りがまったくできないのだ。自分が英訳すれば済む事なのだが、頭が真っ白になる。
まあなんとか、とんでもない英語で意味を伝えて事なきを得る。
 この後何度か先生の目の訴えにしどろもどろになりながら、それでもボール送りゲームやフルーツバスケットゲームなどで子供たちは楽しそうだった。めでたし、めでたし。
 
 来年はノートパソコンを教室に持ち込んで、翻訳ソフトのお助けを受けようかと本気で思った一日でした。
 
パワーポイント(パソコンソフト)でプレゼン(米作り)を!
 PTAでお母さん方がやってられるプレゼンを子供たちにもやらせてみた。こどもの事なのでヘルプを参照できないのだが、さすがゲーム世代。試行錯誤でなんなく習得して行くのには驚かされた。スピーチ原稿もしっかり作って、マイク片手に講義?してくれました。 原則一人、多くても二人に限定したのが、自立心を育てたと思う。
 時々震える声で緊張いっぱい発表している子どもの姿を見て、やってみてよかったと思いました。パソコン教育には懐疑的な教師なのですが・・・・。