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2010年5月16日 日曜日晴れ
 土曜はCB400SFで道志道を走る。高速道路専用機としていたのだが、いろんな人のホームページに影響されて、そんなにすてきな道なら一度走ってみるかと思ったのである。
 自宅から煤が谷を抜けて宮が瀬を目指す。急な坂道を登り切るときれいな湖が広がる。
途中転倒している大型バイクを見る。コーナーで無理をしすぎたのだろうか。
 虹の大橋を渡る時、前の車がブレーキをかけたのでどうしたのかと思ったら、警察が速度違反の取り締まりをしていた。何台かつかまっていたね。賢明な先導車がいて助かったよ。
 ふれあい館の手前で左折する。鳥屋中学を過ぎて宮の前で再び左折する。30キロ制限の田舎道だ。狭い急坂が連続する。413号線にぶつかり再び左折。バイパスだ。快適である。
 でもその後は急な坂道の連続で思った以上にくねくね道だった。道の駅道志でトイレ休憩。休日のせいか、大変なバイクと車の数だった。729号線にぶつかり、右折。山中湖を左に見ながら走る。138号線にぶつかり、右折。忍野入口の標識を頼りに忍野八海まで走る。お土産屋さんの駐車場に止める。砂利道でいやな感じだがいたしかたない。立ちごけの不安だね。30年ぶりの湧池だ。土産物屋で何かしら買い物をしないと無料にならないシステムなので、ざるそばを食べる事とした。期待していなかったのだが、腰のあるなかなかうまいそばだった。700円。帰りは東名でと考えていたのだが、元来た道を帰る事とする。帰りの413号線は楽だった気がする。少し慣れたのかな。それでもコーナーのたびにタンクを両ももではさみつけるのだからけっこうな運動量である。レッグマジックなる運動器が宣伝されているが、あれと同じだね。両ももがきついよ。道の駅道志でトイレ休憩。宮が瀬のふれあい館でトイレ休憩。その後はノンストップで自宅まで帰る。途中速い車や大型バイクには道をゆずったが、アメリカンバイクには逆に道を譲られた。構造的にコーナーではスピードが出せないのかねえ。後半は道を譲ってくれる車も出て、けっこう慣れて来たのかなあと思った。直線でスピードを出し、コーナー手前でスロットルを戻して減速。間に合わないときはフットブレーキを効かせてゆっくり旋回。コーナーの出口でまたスロットルを開けるという繰り返しだ。時々間に合わなくて前ブレーキも使ったけどね。
 服装はポロシャツの上にトレーナー。その上にセーター。さらにドカジャン。最後にカッパだ。ズボンはジャージ。履物はズックのいでたち。ヘルメットはフルフェイスとした。山中湖に近づくにつれて風が寒くなり、結局カッパは脱がなかった。雨も降らないのにカッパとは変だが、でもバイク用のカッパは風で煽られないし荷物にもならず便利である。

 今日はアドレス125ccで出かける。きのうCBで走ったばかりなので地図を見ないでもすいすい行ける。道志道途中のコーナーで大型バイクと車が接触したのだろう。人だかりができていた。どちらかが対向車線にはみ出たのでしょうね。なんせ狭いしスピードをみんな出しているからワンミスが命取りになる。深刻な結果にならなければいいがと思う。先が見えないコーナーはいつでも止めれるように減速。これが一番だ。
 アドレスにコーナーは無いね。リーンインとかリーンアウト、リーンウイズなどの技術は意識しないでもバイクが勝手に曲がってくれる。おしりと手首を動かすだけで自然に曲がっていくのだ。ギアが無いので坂道で渋滞につかまってもエンストの心配なんてないし、万一途中で止まっても車重が軽いので坂道発進に何の不安も無い。技術を必要としないバイクだね。実に自然、実に楽だ。なんせ車重がCBと違う。CBは200キロ。駐車やUターンに気を使う。立ちごけの不安が常に付きまとう。それに比べアドレスは100キロ。立ちごけなんてあり得ないし、原付スクーターの感じでヒラヒラと曲がってくれる。欠点と言えばタイヤが小さいし、細いのでマンホールの段差などの振動をもろに拾ってしまう。横風にも弱い。でもそれ以外は無敵。まったく疲れないね。いくらでも走れる感じだ。CBだとよく走ったなあと自分をほめたい感じだったが、アドレスだともう終わりなんていう感じなのである。公道では明らかにアドレスが楽だね、速さでも負けていない。パワー不足は否めないがしょせん60キロ制限なのだから、125ccのパワーで十分。荷物もたくさん入れられるし、バッグを背負う必要もなし。気楽。イージーライダーだ。CBだとブレーキのたびにタンクにおまたが押しつけられるのでジーンズの中でトランクスがだんだんきつくなってくる。時々ステップに両足で乗って中腰の姿勢になってリラックスするのだが、それでも回復できない。アドレスにはそんなものない。両ももではさむものなど始めから無いし、リラックスそのものである。
 信号の無い道。どこまでもスロットルを開け続けて走り続けられる道。それが道志道だった。流れて行く山の緑は美しいし天国のようなロードだった。高速道路はバイクでどこまでも走り続けられる道だ。アドレスにはそれができない。そのためにCBは購入したのだが、アドレスにとってこんな最適な道があるとは知らなかった。アドレスの高速道路だね、道志道は。
道の駅道志山中湖忍野湧池忍野村のそばやふれあい館山中湖の駐車場久保のつり橋
2010年7月21日 水曜日晴れ
夏休みに入り、年休を取る。今年は40日全部消費しようかとも思うが、まあできないだろう。猛暑の中CB400で出かける。道志道から山中湖へ出て、さらに河口湖を周遊する。その後、西湖を回り、139号に出た後一気に本栖湖を目指す。周遊した後今度は精進湖を周遊する。これで富士五湖を制覇した事になる。閉口したのは、バイクタンクの暑さ。バイク用メッシュパンツを履いているのでなんとかなっているが、普通のズボンでは気が狂ってしまうだろう。タンクの上で目玉焼きができそうだったよ。やっぱりスクーターの方が快適ではないだろうか。明日今度はアドレスで検証してみようと思う。
2010年7月22日木曜日晴れ
やっぱりアドレスは涼しかった。エンジンの暑さは伝わってこない。ケースに囲まれているからだろうね。100キロの車重故立ちごけの心配も無いし、オートマ故エンストの心配も無い。運転技術がいらないのだよ。従って疲れが少ない。服装も普通のズックにジャージの上下だったので、降りてからの散策にも支障が無い。荷物はリアボックスもあるし入り放題なので便利。140キロ走行して3Lだった。恐るべき燃費の良さである。どっから見ても道志道はアドレスの方がいい。CB400の練習にはなったが、敢えてCBで走る必要は無い。アドレスの方がずっと快適だね。

2012年4月22日 日曜日曇り
 CB400で朝7時半に自宅を出る。宮が瀬のふれあい館まで30分。そこから道の駅道志まで30分。コーナリングに開眼したというか楽に曲がれるようになった。リーンインでハンドルの外側まで体を傾けると楽に安全に曲がれる。これでコーナーに対する恐怖感が無くなった。3速と4速を多用して楽しく走る。この力強さ、高速での安定感はアドレスの比ではない。やはりCBは楽しい。退職すれば平日毎日走れるだろう。すごく上達するだろうなあ。楽しみである。オープンカーで楽しんでいる初老の男性もいた。あれも楽しそうだ。金さえあればモビリオをオープンカーに乗り換える事も可能だが。自分の足で走れなくなった今、モータースポーツしか残されてない。これもさみしいなあ。自転車で走っている初老の男性もいた。膝さえまともならあれもやりたいなあ。叶いそうもないが。

2012年4月29日 日曜日晴れ
 CB400で出かける。先日は路面凍結、滑り止め必要の警報が出ていたので道の駅でUターンしたのだが、今日は大丈夫。山伏峠をぐんぐん登る。桜が満開。峠を越え下り始めると目の前に巨大な富士山が現れる。本当に富士山しか見えない。山並みの中に富士山があるのではなく、富士山一つですべてなのだ。これは見た人でないとこの感動はわからないだろう。山中湖を一周し無料駐車場で止める。湖畔を散策して帰路に着く。道の駅には寄らず宮が瀬のふれあい館まで走る。満車であふれかえっていたので適当な所に止める。バイクはこの点融通が利くので便利。
          
2012年4月30日 月曜日曇り
 出かけるのが遅くなったのでアドレスで行く。やはり車の列につかまる。低速走行を強いられるがオートマなので楽。なんなのだろう、このアドレスの気楽さというのは。リーンアウトなのだろうね、基本は。タイヤが小さいし、車体が軽いのでちょっとお尻を振るだけでコーナーを右に左に自由に走れる。まったく自分の一部となっている。でもCBと比べると非力だし、高速での安定感もない。路面のショックもけっこう拾ってしまう。でもシートは分厚いので乗り心地が悪いわけではない。とにかく気安い。これに尽きる。イージーである。
2012年7月16日 月曜日晴れ風強し
 8時過ぎに家を出る。バイク用のズボンをはいて行ったのに帰ったら両方のうちももが低温火傷だ。赤くなっている。痛いと言うほどではないが、12時に帰ったのでほぼ4時間近くタンクをはさみつけた結果だ。やはり、夏の日中のオートバイはやめた方がいいという結論に達する。
 いつもの通り宮が瀬から道志道に入る。ふれあい館にも道の駅にも立ち寄らなかった。64号から道志道に入る手前のコンビニ山崎の自販機で清涼飲料水を買っただけ。妙にのどが渇いたし、水筒は持たなかったのでね。終始暑かったが、山伏峠だけは涼しかった。山中湖も快適。富士山の雪はかなり溶けていて、夏化粧という感じだったね。CB400は早朝だけにして、日中ツーリングはアドレスにする事にした。


2013年5月5日日曜日晴れ
 今年の連休は道志道をCB400とアドレスとモビリオで日替わりでドライブを楽しむ予定だったのだが、CB400の三連ちゃんとなってしまった。あまりにおもしろかったのでね。朝7時か、7時半に自宅を出てノンストップで一時間半走り続けると山中湖に着く。道路事情にもよるが、この時間帯だと2時間はかからないね。最近は警察が多くて捕まる人が多い。道志道は30キロ、40キロ制限の所が多いから捕まると大変だろうねえ。昨日もぼくをすごいスピードで追い抜いた大型バイクが捕まっていた。アドレスぐらいでちんたら走っているのがちょうどいいんだろうねえ。でも大型バイクが異常に多くて、それもすごいスピードで走っている。高速道路を走るべきだね、ああいう人たちは。
 おもしろくてたまらなかったのだが、おつりがきた。首が痛いのである。風圧とヘルメットの重さだろう。風圧はどうしもうないので、軽いヘルメットを買うか。
 ギリシア神話だろうか、上半身が人間で下半身が馬の彫像があるが、ああなりたい。もう自分の下半身では走れないのだもの。鉄の馬にまたがって、できればノーヘルメットで走りたい。先日テレビを見ていたらインドではターバンを巻いている人はヘルメットを免除されているそうだ。ターバンを巻くぐらいならヘルメットの方がいいが、以前は原付はヘルメットを免除されていたのであの快感は覚えている。首の痛みから解放されて何時間でも走りたいものだ。


 なぜ、CB400の方がアドレスより、モビリオよりおもしろいか。やはりスピード感だろう。車はどうしてもスピード感が感じにくいし、アドレスは山伏峠のような急坂が続くとどうしても非力である。ギアを2速か3速にしてぐいぐい自分の思うままに走れるCB400は魅力的だ。走る事のみに絞ると、タンクをはさんで右に左に体を傾けて走るのは非常に面白い。アドレスの出番はもうちょっと暑くなってからだね。

2013.9.29日曜日晴れ
 初めて246で箱根まで行く。アドレス125は高速道路に乗れないので、その下見だ。
以前一号線で箱根に行った事はあるが、246の方がわかりやすく、早い気がした。
が、山北をすぎると高速道路のようであり、アドレスでは恐いと思った。制限速度は
50キロなのだが、道路幅いっぱいの大型トラックに煽られる事を思うと嫌が気がした。
 モビリオでは快適なドライブだった。湿性花園に駐車し仙石原のススキ野原まで歩く。
平たい道をぺたぺた歩くと、必ず腰が痛くなる。右足の付け根が痺れてくる。時々しゃがんで
そんきょの姿勢を取らないと回復しない。困ったもんだ。
 行きはよいよいだったが、帰りは渋滞に捕まる。でも不思議と楽しかった。ラジオを聞いたり、
CDに録音した自分のギター弾き語りを楽しんだり、渋滞もいいもんだと思った。
 車というのは、二輪とはこれまた別に楽しい乗り物だと思えた。
退職してモビリオもCB400も手放したら、アドレスで箱根に行く事になるだろう。
それもまた楽しみである。

2013.9.30月曜曇り
 アドレス125で海を見に行く。今日は代休だ。海は見るだけでも清々しいし、砂浜を歩くのも
楽しい。朝寒かったのでオーバーパンツをはく。砂浜を歩くので登山靴を履いていた。
これがまちがいの元。編上げの登山靴を脱ぐのが面倒なのでなんとかオーバーパンツをそのまま
脱ぐ。ほっとしてシートに入れてパタンと締める。あ!
ポケットにキーを入れておいたのだ。呆然とする。
幸いにもカバンは出しておいたので、携帯電話は手元にある。カバンも入れておいたら
すっぽんぽんで海岸に放り出された事になる。
JAFの会員なので電話する。一時間で来てくれるそうだ。助かった。
潮騒のせいか呼び出しの電話音は聞こえなかったが、気にして時々スクーターの方を見ていたので、
JAFの車を発見。走って行って呼び戻す。
スクーターの前面パネルをはずして、いろいろいじってくれて、なんとか解錠できた。
ありがたい。何度もお礼を言っておいたよ。ただだしね。
みなさんもJAFは入っておいた方がいいよ。

2014年4月30日水曜日
ショウエイのヘルメットを買った。クエストという物。29800円という苦しい値段。
ケーヨーデーツーのような店でしか買った事がなかったので、二輪館での購入に戸惑う。
今のフルフェイスは重いし、一度凍結した路面で転倒、頭部を路面に叩きつけた事がある。
頭はまったく平気だったし、ヘルメットも見た目は損傷はまったくなかったのだが、
ネットを見るとそういうのはもう買い替えだとある。だから買い換えるつもりでいたのだが、
なんかだらだらとここまで来てしまった。頭のサイズで言うとMだと思うのだが、
まったく頭が入らない。アライのでは、Lでも入らない。ショウエイのだと入るが
ほほがきつい。1時間以上はずっと跨っているのでこれではいやだ。店員にほほの
部分だけなんとかならないか相談する。パッド交換で少しは楽になる。かぶって帰りたい
というと、ヘルメットだけ渡してくれた。
 さっそく道志道を道の駅まで走る。すこぶる快調。軽いのがいい。シールドを完全に
しめると今のではすぐ曇るので少し開けて走っていたのだが、そういう心配がない。
完全に閉めても曇らないので、静かさを満喫できる。
 先日は山中湖まで走る。富士山が全開だった。


2017年4月30日曜日晴れ

 風も無く晴天。バイク日和だ。久しぶりに東名高速を走る。目的地は無く、ただ100キロを超える世界を体験するため。その後、道志道を走る。ヘルメットの中から白い富士山が見える。叫びたい感動。CB400に富士山はよく似合うのだ。63才、もうじき64才になるのだが、小学校の学級担任だ。道交法は守らないとね。安全運転に努める。車もいいが、バイクには生きているってすばらしすぎるというフレーズがぴったり。もう仕事なんか辞めちゃおうかな。
 cb400に荷物を載せるのに、ネットを使っていたのだが、伸びてしまった。それに比べゴムひもは丈夫。1mのゴムひもだが、途中に止め具があり、これでひっかける。引っ掛ける所がcb400には用意されているので便利。リュックに水筒、コップ、ウエストバッグなどを入れてこの1本のゴムで縛り付ける。バイクの振動にも負けずしっかりホールドしてくれるのでありがたい。