「大当たり」の年

 

懸賞や宝くじ、ビンゴに至るまで、今まで「当たる」ということには、いまいち縁の薄い人生を送ってきました。その代わり、たいした災難にあったこともないし、自分の運のよさには、けっこう自信を持っていたのです。ところが、11月末から12月はじめにかけて、私の人生観を揺るがすような大事件が続きました。

11月22日(土)、3連休の初日に家族で出かけ、夕食はS寿司でとりました。翌日、私だけが「食あたり」のような症状に。(私だけだから、お寿司のせいじゃないかもしれませんが。)月曜日、やっとの思いで出勤すると、ちょっとした問題が持ち上がり、3日間食事ものどを通らず、夜も熟睡できずという状態が続きました。金曜日は研究授業に「当たって」いたのです。もう、それどころじゃなかったけど、子どもたちはちゃんと活動してくれました。そして、なんとか立ち直った次の週の火曜日、今度は車が橋の欄干に「当たって」しまったのです。塗装をしなおして、車検も通して、請求書も来ていなかった車が廃車になってしまいました。幸い本人は信じられないほどの軽傷ですみましたが、職場の方々には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。この場を借りて、お詫びとお礼を申し上げます。

というわけで、さんざんだった年末ですが、これほどの「大当たり」が続いたのですから、年末ジャンボ宝くじぐらい当たらないかな、とひそかに期待しているのです。

・年末ジャンボ宝くじは、ハズレであった。

・この後、私の人生観は変わり、笛マニアの道へ向かうのであった・・・

 

 

 

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