その他諸々 その6

 

笛吹市

以前から地名が気になっていた山梨県の笛吹市へ行ってきました。桃の花の季節には桃源郷のような所らしいのですが、あいにく1月にはなにもなく・・・それでも、笛吹川の向こうに富士山が見える景色などを楽しんできました。笛の上手な権三郎という少年が、川に流された母を偲んで云々という伝説があるらしいのですが、急に思い立って出かけたため、ろくに下調べもしておらず、権三郎の墓など見ずに帰ってきてしまいました。今度は、ぜひ桃の花の季節に行きたいと思います。(vol.81 2014.1)

※この投稿には、vol.82に地元の方からお返事が載りました。

マエストロ

音楽系漫画をコレクションしています。最近入手したのは、さそうあきら作「マエストロ」。経営難で解散したオケを謎の指揮者・天道が再結成するところから物語が始まります。新メンバーの一人、フルートの“あまね”は、定食屋でたくあんを食べる音で採用。たくあんを食べる音が良い→硬口蓋が高い→管楽器で良い音が出る、という理由です。ここで妙に納得した私。今まで、口の中を広くするとか、唇を横に引かないとか、いろいろ注意されたけど、硬口蓋を高くすればいいんだ!そう意識するようにしたところ、なんだかいい感じ。次のレッスンでは、先生のご機嫌も良かったです。漫画も勉強になりますヨ。(vol.84)

※知ってて買ったわけじゃないんですけど、「マエストロ」はこの後すぐ映画化されました。もちろん見に行きました。

東洋医学

付き合いで鍼灸に通うことになりました。下半身、特に足先の冷えを改善したいので、足にすることが多いのですが、腰にすることもあります。ある日、午前中に腰にやってもらい、午後練習を始めたところ、妙に楽器が鳴るんです。なんで?と思ったら、背中です。背中が軽くて、背筋が楽に使えるんです。今まで先生には再三注意されていましたが、やっぱり変なところに力が入っていたんだ、と自覚。それにしても、東洋医学スゴイですよ。背中や肩に変な力が入ってしまう方、試す価値アリだと思います。(vol.86 2015.2)

徒然草

仕事上必要で、久しぶりに「徒然草」を開いてみました。第150談「能をつかんとする人」を見てください。「下手なうちから上手な人に交じって、バカにされても笑われても気にせず頑張りなさい。才能や素質がなくても達人になれますよ」って、さすが兼行さん、いいコト書いてあるじゃない。ところが、次の第151段へいくと「50歳になっても上手にならなかった芸など、辞めてしまいなさい」って。私、もう53歳なんですけど。ヒドイッ!でも、平均寿命が延びて、昔の50歳と今の50歳は違うし。もう少し頑張ろうと思うのでした。(vol.87 2015.8)

ラローチャのように

身長150cmの子供のような体型が悩みのタネでした。でも、先日ピアニストのアリシア・デ・ラローチャについて書いてあるものを読んでびっくり!ラローチャも小柄で、当然手も小さい。それでも、長い小指と鍛えた背筋でハンデを感じさせないどころか、それ以上の演奏をした。さらに加齢による障害も奏法の工夫で乗り越え、80歳で引退するまで安定した演奏を続けた、と。読んでいて、自分が恥ずかしくなりました。今まで小さいから肺活量も音量もなくても仕方ないし・・・と甘えていたんだと思って。ラローチャのように頑張らなくては!彼女が現役のうちにリサイタルに行かなかったことを、激しく後悔しています。(vol.90)

発表会2016

久しぶりに発表会に出ました。音大生に混じって場違い感満載でしたが、オバサンもがんばりました。ひとつ発見したのは、今までの発表会はサロン風で客席とほぼ同じ高さのステージで、お客さんの顔も丸見え状態。今回は小さいけれどステージが高く、照明もあって、客席は真っ暗。お客さんの顔はほとんど見えません。その方が緊張しないんですね。夜空に向かってひとりで吹いているみたいで、結構気分がよかったです。(vol.93)

メイは「迷走」のメイ

前回のこのページを見てびっくり!投稿した覚えがないのに載っている。よ〜く読んだら違いましたが。私も「冥」の前で悩む日々。「最初の音はノン・ヴィブラートで」という指示ができず、呼吸法の特訓。過呼吸気味でクラクラ。フラッターもできないし。かといって次の曲を予告されると、「先生、私はまだ諦めないから見捨てないでください」と心配になるし。メイは「迷走」のメイ?それとも「迷惑」のメイ?(vol.95)

※vol.94に私と同じように「冥」で苦労している方の投稿が載ってたんです。しかも同じ愛知県!ほんとに一瞬自分かと思ってびっくりしました。

火の鳥

隣市の吹奏楽団の演奏会でピッコロを吹くことになりました。プログラムは、ストラヴィンスキーの「火の鳥」です。この機会を逃したら一生「火の鳥」を吹くことはないと思って引き受けたのですが、予想以上の難曲!さらに困ったのは口笛を吹く箇所があったことです(原曲では口笛ではないようですが)。実は私、口笛が吹けないのです。家族にうるさがられながらも練習し、少しは音が出るようになったのですが、本番では全くダメでした。ピッコロの方も、リハーサルで数え間違えていたところが、本番でもズレてしまって・・・いろいろ勉強にはなりましたが、残念な「火の鳥」でした。(vol.99)

アンサンブル

毎年、近隣の楽団と合同のアンサンブル・コンサートがあるのですが、ここ数年一緒にアンサンブルを組むメンバーがおらず、エントリーできないでいました。それが、この1年でフルートに2人もメンバーが増えたのです。今年はフルート・トリオで出演します。久しぶりのアンサンブルは、とても楽しいです。(vol.101)

クロイツェル・エチュード

クロイツェル・エチュードをやることになりました。楽譜棚から出してみると、表紙にはマイゼン氏のサインが…。そうそう、マスタークラスを聴講したんだった、と懐かしく思い出しました。それから、「F#の音を愛しましょう。あなたのF#を愛してください。」という言葉も。高音のF#、なかなか良い音で鳴らないですよね。マイゼン先生の言葉を思い出しつつ、エチュードに取り組みたいと思います。(vol.113)

 

まだまだ続きます。乞うご期待!!

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