その他諸々 その3

25年

私の所属するアマチュア吹奏楽団が、先日、第25回定期演奏会を迎えました。年に一度の演奏会ですから、25年です。第1回のときには高校生だった私も、もはや立派なオバサン!私は、遠方に就職したり、出産したりで、定演に出られなかった年もあるのですが、主人は25回すべてに参加した優等生です。お互いによく続いたものだと思います。25年前と今と比べると、よくなっていることも悪くなっていることもあります。音楽の好きな仲間が集まって演奏できればいい・・・だけなんだけど、問題はたくさんあるんですよね。でも、とりあえず第26回に向かってがんばれるといいな、と思っています。(2001.7、Vol.31掲載)

お嬢様、発表会に出る

我が家のお嬢様がピアノを習い始め、初めての発表会がやってきました。「発表会、出たい?」ときくと、「出る!」というので、お高い参加費を払い、服を買い、靴を買い、写真とCDを申し込み・・・いったいいくらかかるんでしょうか?

演奏曲目は「ちょうちょう」。本番2日前に録音してやったら、何度も止まって、「あ、ちょっとまちがえちゃった!」の台詞入り。そのくせ、私がピッコロを出して「平和への行列」のソロの練習を始め、音が爆発したら、「ママ、めちゃくちゃまちがえてる〜!」と、わざわざ指摘してくれるのよ。

さて、本番当日、ホールに着いたとたんにぐずぐず言い始め、とうとう「もういや、おうちにかえる〜!」と泣き出す始末。(ドタキャンしたって、お高い参加費は返ってこないよ。よしてよね!)と思っていると、前のステージが終わって、参加した子たちがロビーで記念品をもらい始めました。それを見た主人が、「あれ、ごほうびがあるんだ。」と言うと、とたんにぴたっと泣き止む娘・・・なんてゲンキンな!

そして本番は、なんと1回もミスなしで、見事に「ちょうちょう」を弾いたのでした。わが子ながら、あなどれない奴!!!「来年は、出るのやめようか?」ときくと、「出る!」と断言。「えっ、出るの!?」と思わずきき返したら、「わるい?」ですってさ。(2001.7.25)

星型朝顔

小1の娘が学校から持ち帰ってきた朝顔、すごく元気で毎日10個ぐらい花を咲かせています。ある日、その中に1つだけ星型の朝顔を見つけました。桔梗咲きというのとも、ちょっと違います。多分、突然変異なんでしょう。他の花よりも早くしおれてしまいました。音楽とは関係ないですが、あまり珍しかったので・・・(2001.8.2)

 

 

♪               

コンクール2001

今年も万年県大会銀賞を脱却できませんでした。課題曲は戸田顕作曲「平和への行列」、自由曲はヨハン・デ・メイの「アクアリウム(水族館)」、2曲ともけっこうピッコロの目立つ曲です。特に課題曲の方は、スネア・ドラムをバックにピッコロの中音のソロが8小節続きます。このソロが、装飾音や3連符の処理も難しいし、音量を出そうとしてへたに力むと音が爆発してしまうという難物です。

もちろん、私も必死で練習しましたし、満足とはいえないまでも、この程度なら許せるかな・・・という状態で本番を迎えました。しかし!他団体のピッコロ、うますぎます!!!全部聴いたわけではありませんが、私のように音を爆発させている人なんて一人もいません。主人が言うには、「この曲は、そういう人がいるところしかやらないんだぞ。」だそうですが、それにしても・・・皆、アマチュアのはずですよね〜!?講評では「ピッコロのソロはもう少し大きい音でソロらしく吹いたほうがいい。」と名指しで書かれてしまいましたが、私はあれ以上音量を出そうとすると、爆発しちゃうんですよ。

それから、舞台袖で聴いたうちの前の団体(セシリアWO)、課題曲は違うんですが、自由曲(建部知弘「ケルト・ラプソディー」)にものすご〜いピッコロのソロがあって、それがまた超うまい!!!そこは県代表になりましたが、どうしてあんなにうまいの!?

うちの団としては、まあまあの演奏ができたと思いますが、ワタシ的には、とっても打ちひしがれて帰ってまいりました・・・(2001.8.5)

レッスン再開

15年ぶりにレッスンを再開しました。15年前に中断したケーラーの2巻からやっています。ケーラーも2巻になると、ぐっと「曲」っぽくなると思いませんか?エチュードというより気の利いた小品をやっているようで、楽しいです。でも、15年前には全然そんな風に感じませんでした。あの頃より吹く時間はずっと少ないし、うまくなっているとも思えません。なのに妙に心にゆとりがあるというか、練習するのが楽しいというか・・・少しは大人になった、いや年を取ったというべきでしょうか?(Vol.33、2001.12)

 

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