附属写真室〈5〉

ロンド

 知多方面に遊びに行く計画ができたとき、ふと思い出したのが、むか〜しの季刊「ムラマツ」の記事。確か、フルートを吹く女の子の前でプロ・フルーティストが笛を吹いている写真が載ってた!知多半島のどこかの公園だと思ったけど、どこだろう?

 該当しそうな公園をあちこち調べてみたのですが、分かりません。とうとう、ムラマツ名古屋支店まで行って、バックナンバーを見せていただきました。

 その記事は、vol.64のラファエーレ・トレヴィザーニ氏のものでした。場所は碧南市(ビミョ〜に知多半島じゃない。)とあるだけではっきり書かれていません。でも、冷静に考えてみたら初歩的な推理です。プロのフルーティストが楽器を持っていきそうな場所といったら、ホールかその周辺でしょう。

 だいたい検討をつけて検索したら、見つかりました!碧南市の千福ポケット広場というところにある、黒川晃彦氏の「ロンド」という作品です。(2004.8.8)

「ロンド」は、サックスの男性、フルートの少女、猫の3体が組になった作品です。

黒川晃彦氏は、東京出身の彫刻家・写真家です。楽器を演奏する人や猫を、よくモチーフとして扱っているようです。

サックスを吹く男性

この猫ちゃんが、またいい顔なんです☆

フルートを吹く女の子

晴朗の日

 さて、それから2年以上もたって、碧南市のエメラルドホールへ出かけました。高木綾子氏とチェンバロの曽根麻矢子氏のデュオコンサートを聴くためです。(コンサート日記参照)

 ホールのロビーで黒川氏の作品を発見!タイトルは「晴朗の日」・・・室内のため画像がよくないですが。絵葉書も売っているのだそうです。(2007.3.18)

サックスを吹く男性、猫、少女の3体

サックス吹きの男性

サックスさんの方に耳がかたむいてる猫

小鳥を抱いた女の子

 

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