レッスン5

 

2007.4.15  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」21番、プーランク「ソナタ」第3楽章

娘は模試。私だけレッスンへ行く。

フェルステナウの頭、フェルマータの音、これ、かなりしつこく直される。口の中がア〜、とかオ〜の形で。(私のは、エ〜になってる。)重心をもっと下げて。お腹だけじゃなく、腰まわり全体で吹く感じで。ヴィブラートも考えて。1段目最後の上がりきった音も、ちょっとヴィブラート入れて華やかに。でも、のばしすぎない。6段目から7段目にうつるところ、どうもつなぎが変かな・・・・・最初は、もうちょっとゆっくりめで。8段目、6連符を慌てすぎない。最後のD#は、ちょっとテヌートして、9段目の頭をはっきりタンギング。11段目、スラーの最後の音をていねいに吹きすぎ。一番最後、装飾音のはじめのD#にちょっとアクセント。はい、これはいいでしょう。

プーランク、第3楽章後半を重点的に。100から、雰囲気変わります。104から、スラーの切れ目をはっきり。151、右小指は離したままでいいですよ。でも、左人差し指はがんばってください。160、音が変です。(頭では分かってるんだけど、しっかり指が離れてない。。。。。)167から、もっとレガートに。173や、174は、もうちょっとヴィブラートを控えて。まだ終わりじゃないですから。176からのパターン。今度は2個ずつのスラーですから、前と違いが出るように。2つ目の音を短めにするといいかな。下のEは、あまり当てようとしないで。(ここも、かなりしつこく練習。それも、いろんなダイナミクスとテンポで。)195〜199も、かなりしつこくやる。8分音符4つで気持ちクレッシェンドして、次の頭のDをはっきりアクセント。残りは引くように。219、220もスラーの頭ではっきりタンギング。227は、遅くしない。はい、この曲もいいでしょう。もうちょっとテンポを上げて、細かいところもできればいいですが。(え〜、もういいの〜?という感じですが、次は「ハンガリー田園幻想曲」をやることになりました。リベンジだ〜!)

 

2007.4.1  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」21番、プーランク「ソナタ」第3楽章

娘は頭部管のロングトーンから初めて、ファ、ソ、ラまで。頭部管を内側に向けすぎないことと、息を使いすぎずにもうちょっとまとめて遠くに飛ばすこと。宿題は腹式呼吸の練習。仰向けに寝て、お腹の上に本をのせてやるのと、立って息を吸って、吐くとき上体を倒すの。

フェルステナウ21番は、まずざっと通してみる。細かい音符が慌ててますね、落ち着いて。それから休符を休みすぎで曲がとぎれてしまいます。と、いつもの注意。G#、アクセント気味にして華やかに。平板すぎるんですよね。2段目の最後、なんとなく遅くなってます。遅くしないで。3段目は、まだクレッシェンドしなくていいでしょう。4段目の真ん中でぐっとクレシェンド。でも、重心は下げて。上がりきったAはタンギングですよ。それだけでも、かなり印象が違います。その次は、上がったところでブレスかな。5段目最後でディミネンド。6段目最後は、まだaccel.かけないで、音符通りのテンポでやった方がいいでしょう。8段目もだんだん速くするより、6連符と32分音符の音価の差をはっきり出した方がいいでしょうね。で、次の小節の最後でぐっとクレッシェンド。と、今日はこのへんまで。もうこれ、エチュードというより曲ですからね。

プーランク、いきなり1コめの音からダメ出し。もっと腹筋を使って。どうも口先だけで吹いてますよ。C#がしっかり聞こえない。左人差し指が、ちゃんと開いてませんね。39小節目からは、違う吹き方ですよ。95小節目はもっと引っ掛けて。113小節目、装飾音を突っ込みすぎない。ここは、元の形で練習しておいてくださいね。

 

2007.3.11  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」20番、プーランク「ソナタ」第2楽章

今日から、親子レッスンです。娘は、下を向かないこと、いい音をイメージして吹くことを繰り返し言われていました。先生、娘が相手だと、ややくだけた口調になって、ビミョ〜に名古屋弁がでます。(笑)「〜やろ?」とか「〜な。」と、語尾程度ですが。頭部管での音出しと、ソとラのロングトーンをやって、次回はアルテの最初のソのロングトーンのあたりをやってくるように言われました。

さて、フェルステナウ20番です。頭はpですが、そんなにセーブしないで自然にブレスして息を出して。フレーズの終わり、強く吹かない。悪い癖が出てますよ。poco agitatoから、上昇するときだんだん音符が細かくなりますから、最初はゆっくりめに。特に始めの音符2つは慌てないで。最初のテーマにまた戻りますよね。2回目は、フェルマータをもう少し伸ばすとか、1回目と同じにならないように工夫しましょう。Moderatoから、休符のとりすぎです。テンポをくずさないように。はい、この曲はいいでしょう。

プーランク、第2楽章。2小節目、最後の音は消えるように。フレーズの終わりに長めの音がくると、テンポが落ちますね。テンポをくずさないように意識して。Aの前のCのオクターヴ、口先だけで吹かず、きちんと腹筋を使って。Bの前の音も、きちっとカウントして伸ばして。Bは、もっとひっかけてもいいでしょう。伸ばす音は、ベタッとしないで、もっとぬいてください。腹筋を意識するのに、タンギングなしの練習もするといいですよ。次回から、第3楽章やりますね。

は〜、第2楽章、思いのほか難関だった。ちょっと甘くみていたが、プーランク侮りがたし。こんなに苦労した第2楽章は、ムーケ以来だ。でも、ムーケは最初から苦手なパターンだって分かってたからな。

 

2007.2.4  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」20番、プーランク「ソナタ」第2楽章

フェルステナウは20番。32分音符が鋭くなりすぎるので、もうちょっと柔らかく。次の4分音符にアクセントはつけないで。(これ、ず〜っとカデンツァなので、小節数で説明しにくいですね。)1段目の最後のHはちょっとテヌートして、Gesにきれいに上がりましょう。次はフェルマータのついてない8分休符なので、すぐ入って。Cはテヌート。その次は4分休符なんだけど、次は8分休符でしょ?同じように休まない。だんだん急き込んで早めに入る。Gのフェルマータでディミネンドしすぎない。もう少しキープしましょう。7段目、頭のCesは短めで。ブレスもとっていいですよ。でも、前向きに。2ページ目2段目、真ん中の小節、頭のA、折り返しですからテヌート気味に。6段目、すこしテンポをゆるめてもいいので、次の小節に自然に入りましょう。(頭のカデンツァでけっこうはまってしまったので、最後までたどりつkrませんでした。また次回。)

プーランク、まだヴィブラートがコントロールできません。ちょっときつすぎ。ノン・ヴィブラートで練習する宿題が出ました。あとは、テンポを揺らすのはいいんだけど、8分音符できちんとカウントして、休符を休みすぎないこと。BのHigh−Hの音がきつすぎ。Gと同じ音価で吹くこと。下がったHをすぐ抜かない。(←悪い癖!)でも、ベタ吹きじゃなく最後にはちょっと抜く。Eの8分音符は、長いとお間抜けなので伸ばさない。Gの8分音符は強くしない。自然に切る。(はぁ〜、ヴィブラートは祟るなあ。。。。。)

 

2007.1.21  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」19番、プーランク「ソナタ」第2楽章

リズムは、それなりによくなりました。ちゃんとメトロノームで練習したもんな。で、言われるだろうと思っていた6連符。音が全部ちゃんと鳴ってないんですね。どれだと思いますか?Fis・・・ですね。じゃあ、そこで止まる練習をしてみましょう。・・・Cisも鳴ってませんよ。ということで、tr〜ソラシド〜、tr〜ソラシドレ〜・・・・と、止まる音を1個ずつずらしていって練習。これやった直後はキレイに吹けるんですけど、前から続けるとなかなか。。。。。それから、上がりきって伸ばしている4分音符が短すぎたり、次の16分音符が慌てたりするので、気をつけましょう。14・15小節目、転ばないように気をつけているのは分かるんですが、それが音に出ないように。16小節目、カデンツァ、最後のフェルマータで突然止まるみたいな気がするので、ちょっとリタルダンドさせるとか予兆させて。あとは、ブレスの位置の確認と、終わりの方の修飾音の入れ方。楽譜通りに吹こうとするとかえって変に聞こえるので、5連符みたいに吹くこと。

プーランクは第2楽章。今回のテーマは、こぶにならないようにレガートに。そして、全部同じヴィブラートのかけ方じゃなくて、工夫すること。音の強弱だけでなく、ヴィブラートでもダイナミクスを表現すること。4分音符や付点4分音符を8分音符でカウントして、テンポをひきずらないようにすること。ということで、また次回。

 

2007.1.14  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」19番、プーランク「ソナタ」第1楽章

今日は、リズムが変!だった。一応自覚はあって、自分的にちょっとはよくなっていたんだけど、詰めが甘いんだから。。。。。まず、1小節目の16分音符が速すぎるでしょ。スラーの終わりの8分音符は短いし。16小節目のカデンツァ、だんだん速くなって、また遅くなる。フェルマータの後はだんだん速くなる。それが自然に流れるように。で、scherz.から変すぎです。前の小節でフェルマータしてるから、1拍目裏の16分音符2つでテンポが決まります。それに3連符が全然はまってない。慌ててますね。(ここはメトロノームを使って、かなりみっちり修正されました。で、宿題です。)

で、プーランク・・・これも、リズムが変なところをいっぱい注意されました。インテンポとインテンポ感は違います。変に慌ててる感じがするんですね。出だしは、船が漕ぎ出すように。4分音符の長さを、ちゃんと8分2つでカウントして。ダブルタンギングは唇に力を入れないように。息を、もっと遠くにとばす感じで。長い音符の途中で変に引いちゃってるところがあります。フレーズの途中でこぶになってるみたいで変な感じ。もっと大きなフレーズでとらえて。subito pp は、次にffが控えてるので、いっそノンビブラートにするとか。いつもヴィヴラートが同じじゃ、おもしろくないんですよね。あと、音の切り方がブチッとなってるところを気をつけて。これは合格にしましょう。(まだ変だけど。。。。。)次は、第2楽章やってきてくださいね。

 

2006.12.17  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」17番、プーランク「ソナタ」第1楽章

17番は、私の苦手な6/8・・・でも、今回はあまり拍子のことは言われなかったな。装飾音、もったりしすぎですね。もっと速くしてほしいんですけど、はっきりと・・・多分タンギングの問題でしょう。小節の頭の音は、長さはいいんですが、もっと響きを残すように。2小節目、Fisのオクターブの心構えができてない感じです。スラーで上がれるように、もっと前の音に息を入れて。17・18小節目、慌てない。26小節目、3連符で上がってくるので、ちょっとテヌート。37・38小節目、付点はもっとひっかけて。32分音符は次の音と一緒に吹く感じで。2つに分けて吹こうと思わない方がいいでしょう。39小節目から、2拍目のスラーを慌てない。43小節目から、fzをちゃんとつけて。音の大きさだけでなく、タンギングとかも考えて。ヴィブラートもつけましょう。最後から13・12小節目、トリルをきちんと入れて。もっと時間を使ってもいいでしょう。はい、この曲はいいです。

さて、今回からプーランクです。トリルの音はシンコペーション。頭にアクセントでディミネンド。かなりつけていいですよ。平坦すぎですから。まだ曲の始めなので、<やfは気持ちだけでいいでしょう。全開にしない。34小節目。迷うところなんですけど、アクセントの音はちょっとぬいて、でも前向きに。36小節目最後の8分音符、短くしすぎない。37小節目、ちょっと<>をつけましょう。46・47小節目、ダブルタンギング、息をしっかり入れて腹筋でささえてください。87・88小節目、8分音符を急がない。98小節目、cederをしっかりつけて、アウフタクトは同じ大きさでいきましょう。mfです。127小節目、8分音符が短い。テヌートして、装飾音はオン・ビートで。はい、次回はもうちょっとテンポ・アップしてきてくださいね。

 

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