レッスン39
2024.6.9 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
今回でライネッケは終わり。今回のテーマは、
@重心を上げず、下げて吹く。
A高音は下からでなく、上から当てる。
B息を出しすぎず、吹き上げない。
Cタンギングをクリアに。だらしない感じにしない。
D3連符を拍ごとにとらえない。フレーズでとらえる。
E音階の音が抜けないようにする。
Fダブルタンギングの練習をもっとする。(私のダブルタンギングの遅さは壊滅的である・泣)
3楽章、ざっくり通す。で、@ABの注意。F#の伸ばしの後の16分音符スタカート、もっとクリアに。スラーの後のはやりすぎないように。23からの跳躍、スラーのもスタカートのもあまり音を当てにいこうとせず、だらっと流すぐらいがちょうどいいです。当てにいくとテンポも遅くなるし。28、29装飾音を前に出しすぎ、時間かけすぎ。オンビートぐらいで。51からCの注意。タンギングをクリアに。57からはD、3連符を拍ごとにとらない。82で最初のテーマが出てきますよね。その前79あたりからワクワク感がほしい。98、99も3連符の注意。Fでオケがfでくるので、125はタンギングをはっきりしてクレッシェンド。HからはPIu
mosso、172はfなので、その前でクレッシェンド、177からはアッチェル…そういう変化が感じられない。181からも、はっきりタンギングしてクレッシェンド。Iからのダブルタンギングは悲惨…もっと練習しましょう。Kからの音階も音が抜けないように。特にC#とか。
ライネッケは、一応終わり。次回からは途中になっていたフルート・スタイルとクロイツェル・エチュードの続きをしばらくやり、せっかくドイツものをやったのでヒンデミットのソナタを用意しておくこと。
2024.5.5 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
最近、安請け合いしすぎたいろんな本番やリハや練習が立て込んでいて、頭ぐるぐるだったけど、言われてたことはそれなりに練習していたんですよ。なのに、3楽章冒頭のF#から全然当たらず、ざっくり通したものの動揺しすぎて頭真っ白、なんかパニックになってました。で、毎日やっていたにもかかわらず、HighHからC、C#、Dとロングトーンするように言われても、指が思い浮かばなくて、当然音も出ず…(毎日やってたなんて、先生信じてくれないだろうな・泣)唇は絶対上には引かない。むしろ下げるつもりで。下唇の息の穴の両端のポイントを意識する感じで、上唇は力を入れず自由に。(で、前回もやったF#の指でH→F#に上がる練習)重心は下げる。上から当てるつもりで。息は、右人差し指まで通っていることを意識して。あとは、よくなかったところをあさらい。63で遅くならないように。Eの高い音も注意。わざわざ細いかすれた音を作ってますよ。Iから、ダブルタンギング。気をつけないとシングルになってます。196の2拍目、付点で変な間があって遅くなる。203からはcon
fuocoです。H⇔F#の練習をしておいてくださいね。
2024.4.14 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
3楽章。冒頭F#でダメ出し。わざとHを出して、そのまま上がる練習。口は変えず、腹圧で上がる。音が細くならない。歌口をふさぎすぎない。(何度もやると、お腹は痛いし、へろへろ…やっぱり、いつもちゃんと使ってないってことだよね。)それから、スタカートで息の流れを止めない。26からも、クリアに、コンパクトに。F#、よくなってますが、棒吹きにならないように。39、細かい音符、音が抜けないように。52終わりでブレス取らない。58は、まだ引かないでキープ。59は、少し軽くしてもいいです。62も力まない。63からベタ吹きせず表情つけて。66からは68へ向かって。68の終わりでリタルダンドしない。70、Dの処理の仕方。94、1コめの音符の次では吸わない。106、108、G#は上から当てましょう。118、最後でリタルダンドしない。(ここも何回やってもダメ出しで、宿題。)
2024.3.31 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
2楽章から。出だしの音、ヴィブラートがかってなくて無表情。伸ばしの音やブレスの前の音が無表情になりがちなので、気をつけて。3連符がすべらないように。16とか。26も8分音符が続くと無表情になりがち。32の頭まではfで。35は書いてなくてもクレッシェンド。33より音が高くなっているし、自然にクレッシェンドできるといいですよね。46、装飾音の頭はタンギング。指、気をつけて。最後、変なヴィブラートはなしで。ppで、3楽章との静と動の対比が出るように。
3楽章、付点やスタカート、あまりベタ吹きしないように。19の前ではブレスしない。ひと息で。25からのスタカート、クリアに。息を出しすぎない。50から、軽やかさを出して。59から、違うアーテュキレーションに聞こえないように。62からは暴力的にならない。69も吹きすぎない。
2024.3.17 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
いよいよ2楽章です。3連符は時間いっぱい使って。特にタイで繋がった3連符の形が悪くなるので気をつけて。8、頭のFは少しおさめるというか、棒吹きで次へ行かないように。音が上がっていくけど、重心を下げて歌うように。10はブレスしない。この楽譜のブレス記号と強弱記号はあまり当てにしないように。13、フレーズの終わりでピッチが下がらないように。14から16分音符。前向きに。f、音が下がった時にディミネンドしない。16からクレッシェンドなので、実質一旦落とさないと無理でしょう。タイつき3連符ですべらない。18、6連符にさくっと入らない。19の頭、それではオケと合いません。入るタイミングがわかるように。で、pに向かってデクレッシェンド。23からだんだん音が上がるので、前向きに。小節をまたぐフレーズでもたつかない。31の終わりまではf。32の伸ばしでディミネンド。次の8分音符のタンギングは、もうちょっとはっきり。35から、ぐっとクレッシェンド。50もブレスなし。87から無表情にならないように。59は前向きに。60はじめから豊かな音で。67、1拍目の後でブレス。68はさくっと入らない。府点4分音符の後でブレス。69もブレスなし。最後のH、短すぎます。お腹で支えてふらふらしない。最後に向かって吹きましょう。
2024.3.3 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
今回のテーマは、息をつぶさない!そして、重心を下げる。64とか、91とかクリアに。スタカートというわけじゃない、クリアに吹く。95からも。92,117は単にAdurの音階ですよ。(で、音階練習。)口で締めて吹かない。お腹で吹く。そうしないと細い、かすれた音になります。152からも、こもった音にならないように。音を飛ばして、クリアに。190も口じゃなくて、お腹で上がる。223からも、口を締めずにお腹で。最後のF#も。上唇に力を入れず、下唇とお腹で吹くように。心配だったら右は薬指じゃなくて中指でリング(穴はふさがない)もいいでしょう。次は、2楽章と3楽章ね。
2024.2.11 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
今回のテーマは、高音を吹くとき、特にフレーズの終わりの吹き方。投げやりにならない。アンブシュアを締めない。アンブシュアを変えずに、お腹で支えて吹く。47とか93、118です。29のF#とかも要注意。46,遅くならずに歯切れよく。49とか57、pの音が飛ぶように。64の頭も気をつけて。85、F#のピッチ高すぎ。95から、3連符が転ばないように。114、休符がおかしくなってる。Fからは、どんな音楽?トリルの頭はテヌートして。145、トリルの跡のブレスはなし。149、クエッシェンドが感じられない。150からも鳴らして。高音、お腹で吹いて。154から、ずっとクレッシェンド。Kの頭は、もうAnimato、4分音符は軽くして。
2024.1.28 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
1楽章をざっくり通す。もっと重心を下げた音で吹きましょう。(そうね、ドイツものだし。)じゃあ、頭から。27、28fわかりません。pからクレッシェンドして2段階上げる。31、ブレスでぶちっと切れないように。32、G#でディミネンドして。33、34は無表情にならないように。情熱をこめてfに向かう。45、DからF#に下がる時は左人差し指を速く閉じるように意識して。それからF#をもう一度吹きなおすように。49、pの響きが死なないように。49、装飾音の処理に気をつける。55の前でブレスしない。D#はタンギング。58、Gもちゃんとタンギングして。60の装飾音もコミカルにならない。61、クレッシェンド、fにもっていく。77、付点リズムの表現。ちょっと厳しめの感じを出して。最後のFは次につなげる。79はニュアンスを切り替えて。p→ppだし。D#はテヌート、と思ってもいいです。83、f、しっかり鳴らして。85、高音に気をつけて。96から、3連符のリズムがちょっとおかしい。スタカートは歯切れよく。今日は、ここまで。
2024.1.14 ライネッケ「フルート協奏曲 ニ長調」作品283
今回からライネッケ。まずは、版によっていろいろちがうので、音やアーテュキレーションをチェックしつつ1楽章をざっくり通す。
では、頭から。装飾音がかわいくルンルン♪ってならないように。ドイツものですから、もっと重心が低い感じです。(落ち着いてやれってことね。)27、細かい音符の前でブレス。28に入ってから吸わない。32、F#で一旦おさめて。33〜下がった音が鳴ってない。そこで流れが止まって感じます。37、D#の左人差し指、ちゃんと開けて。38、16分音符からは次のテンポでいいでしょう。42も細かい音符の前でブレス。46、タンギングをクリアに。48、fをしっかり鳴らして。49〜pの音がちゃんと届くように。54の前でブレス。64、頭のG#の次でブレス。77、表情つけて。87、最後のEの前でブレス。88はブレス記号が書いてあるけど吸わない。96〜スラーの終わりの音は基本短く。今日はここまで。