レッスン33

 

2019.11.24 ベーム「24のカプリス」22番、ヒンデミット「「8つの小品」

今日はヒンデミットから。8曲目。3小節目から、きちんとスタカートして。そして、ちょっとアッチェルかけて。気をつけないと音が長くなるし、がっちり落ち着きすぎです。(ここ、すごく変に聞こえるようで、何度もダメ出し。)prestoになって、だんだん音が高くなりますよね。音の中身を増やして。途中でロングトーンしたら、どんな音になっているか意識して。ちょっとE♭でのばしてみて。(と、ここも何度もダメ出し。)フェルマータの後、30の8分休符は動かない。そこから、スラーの頭の音は突っ込んで。ffのC#からは長いフレーズになるので、そういう吹き方で。ちょっとテヌート。はい、この曲は一応終わり。

べーム22番。上の音がアクセントになってます。口を変えすぎない。上の音でしゃくらない。ずーーーーっと、続けて。でないとAllegroで吹けませんよ。(・・・と、ここから延々オクターヴ跳躍の特訓。原因は、やっぱり私の高音のコントロールにあるようで。)これ、モモコさんは苦手だと思いますよ。(って、そんな太鼓判いらないやいっ!)

 

2019.11.10 モイーズ「練習曲と技術練習」6番、ベーム「24のカプリス」21番、ヒンデミット「「8つの小品」

モイーズ6番。とにかく、もっと鳴らすこと。普通に吹けば、クレッシェンドかかりますよね。5つめのG、最大のfで出してみて。初めから吹いて、その音が出るように。4つめのCで弱くならない。とりあえず、f<ffになるように練習して。それができたら、ff>mpね。

ベーム21番。スタカート、クリアに。27から、スラーの後を短くしすぎない。長いフレーズで。後半35になると、頭のタンギングもぼやけてきちゃう。クリアに。48、高音、シャーリング・・・というより、音の中身を増やして。頭や額に響かせて。51から、拍が分からない。6/8ですから。スラーの途中で音がやせてしまわないように。最後のDののばし、ピッチが下がらないように。

ヒンデミット、8曲目、終曲。frei、自由に。で、accel.かけて、アクセント・スタカート。次も、prestoのところから速くなるように。楽譜通りに聞こえるように吹いて。次のprestoは同じ速さでできるといいけど、presto感が出ればいいから。次は、ヒンデミットからやって、きりをつけましょう。

 

2019.10.27 モイーズ「練習曲と技術練習」3番、ベーム「24のカプリス」20番

低音・中音・高音を均等に鳴らすため(特に私は高音をなんとかするため)、今回からモイーズの「練習曲と技術練習」をやっていくことに。で、3番。高音を出すときは重心を下げて。で、全体的にでこぼこせず、なめらかに。3小節単位だから、ブレスも3小節で。特に後半パターン、高音を下から当てようとしない。同じ高さか上から見下ろすつもりで。次回は6番ね。

ベーム20番。4小節目、スタカートはクリアに。一気に駆け下りるように。5からはAdurなので、Adurの響きで。9、11、高音息をコンパクトに。悲鳴にならない。33も。36、pで響きが死んでしまわないように。42、43苦しそうにならない。45、46、上がった4分音符の音だけ目立たないように。重心は1拍目と3拍目。で、2小節まとまり。48、1拍づつタンギング。

今回、ヒンデミットまでたどり着けず。でも、高音をなんとかするのが先決・・・

 

2019.10.13 ベーム「24のカプリス」19番、ヒンデミット「「8つの小品」

今回のテーマは高音!ベーム19番は、上への跳躍が続きますよね。そこだけfにならない。むしろpぐらいのつもりで、ちょうどいい。下から当てるんじゃなくて、上から。F#−G#トリル、気をつけて。H−C#トリルも。隣の中指がこんなに上がってる。指に力が入ってるんです。人差し指の動きが遅い。10小節目からスタカートが出て来ます。弾んで。25も。最後、高音叫ばない。そして、遅くならないように。

ヒンデミット7曲目。高音のバジング、気になります。なくなるといいですねえ。もっと中央に寄せる感じで。(で、師匠がピッコロ絶不調になってバジング音ばかり出てた話とか、次回からモイーズの「練習曲と技術練習」をやる話などして終わり。)

 

2019.9.22 ベーム「24のカプリス」18番、ヒンデミット「「8つの小品」

今回のテーマはツボ!息をツボに当てること。息がず〜〜〜〜〜っと安定して出るように。頭は息が揺れて音がへろへろになっています。2小節目でオクターヴ上がると、音が悪くなってるし。もっと口で閉めて、真ん中に寄せて息を出す感じで。5小節目の頭、C#の音、上ずらないようにしっかり。強く吹くのじゃなくて、息を当てるツボを探して。このへん(って、私の場合斜め左下あたりをねらうといいみたいです。)13から、だんだん音が上がるけど、14の頭あたりでもう高音を意識しすぎて高音の吹き方になってます。もっとひかえて。でも、クレッシェンドはして。音を太くする。21からも同じ。音が悪くならないように。57のC#も注意。最後の低音C#も息を強くするんじゃなくて、響かせて。

ヒンデミット7曲目。頭の細かい音符は全部聞こえるように。上のCのロングトーン、いい音で。最後はアクセントで、スタカートじゃないです。短すぎない。2小節目は、最初は頭、次は裏拍。3小節目は、また頭。10で、また下から上がるけど、いい音で。これ、響きに気をつけて、もう1回。

 

2019.9.8 ベーム「24のカプリス」17番、ヒンデミット「「8つの小品」

ベーム16番。とにかく、もっと大きい音が出るといいですねえ。エッジの効いた音。(で、真ん中のCから最低音のCまで音階で降りる。繰り返し。ドスの効いた重低音の練習です。)大きい音はアパチュアも大きく、ですよ。(高音Gをfで吹き、中音のGを同じように鳴らす、というのも繰り返す。)pは柔らかい音、響きの多い音というイメージで。音を変えるには体の使い方を変えますよ!首から下を、もっと使って。で、モモコさんがmfと書き込んだ9小節目からやってみて。22からは、初めて長いスラーが出てきます。でこぼこしない。音の上下がわからないように。

ヒンデミット6曲目。頭mfです。fの吹き方になってますよ。出だしは、きちんとタンギングして。Aに下りるとき、余計な音が入ってます。テンポが不安定。1小節目と2小節目のテンポが違いすぎます。16分音符で転ばないように。Hに上がるとき、音がそこだけ飛び出さないように。3小節目はpからクレッシェンドだけど、Eが乱暴にならないように。シャーリング音も。7はですが、Dの音でクレッシェンドが始まっているのがわかるように。

 

2019.8.18 ベーム「24のカプリス」17番、ヒンデミット「「8つの小品」

ベーム16番。ざっと通して、問題ないですよとかいいつつどんどん来る。息の出し方を考えて。もっと外に向かって平たい息を出すつもりで。逃がす息も必要なんです。リズムを崩しすぎないように。スラーの音3つが3連符に聞こえます。6からC#の音が入ってきますよね。上ずりがちだけど、他の音と音色をそろえて。9から拍の頭に低音が続きます。芯のある音で、しっかり鳴らして。13から拍の頭の音が高くなる。クリアな音で。息の音が多すぎ。楽器に対して息が多すぎです。31とか54、66など音が高くなるにまかせてクレッシェンドすればいいんです。で、クレッシェンドに従って音色の太さが増すように。全然クレッシェンドに聞こえません。これ、もう1回やってきてください。

ヒンデミット6曲目。細かい音符がすべらないように。3小節目スタカート、固くしすぎないで拍にのって。4はpに戻って、5はsubito mfってことですね。テーマに戻るので区切って、そのまま入らない。8、高音が乱暴にならないように。最後はテンポを遅くしないなら、もっとデクレッシェンド。遅くするなら、それほどしなくていいですが。これも、もう1回やってきてください。

 

2019.7.7 ベーム「24のカプリス」16番、ヒンデミット「「8つの小品」

ベーム16番、最初のpでダメ出し。響きが死んでちゃダメです。もっと音を飛ばして。(何回もやるんだけど、ほとんど変わってないようで。)主観的な耳をもってくださいね。p、fの差をつけて。響きを横に広げない。縦に広がるのはいいんですけど。28の最後、もっとクレッシェンド。最後はpで終わっていいでしょう。もっとしっとりとした響きが出るといいですね。

ヒンデミット5曲目、ソシレ、シソシ・・・じゃなくて、ソシレ、シソシレ・・・「1」でカウントして。で、4小節目から長くなる。高音になるとシャーリング音が増えます。気をつけて。11、12、13スラーの終わりの音の切り方、だらしなくならない。25で、また頭のテーマに戻ります。音違うけど。入りを意識して。スラーの切りの音も。25から、もうデクレッシェンドは始まっていて、25の最後のシはpp。次の小節の頭と同じ音量にして。30,31、32の高音、シャーリンが増えすぎ。音を増やしましょう。35の2連符の長さ、はみ出さない。36は、まだfです。最後は聞こえないぐらいで。

 

2019.6.23 ベーム「24のカプリス」15番、ヒンデミット「「8つの小品」

ベーム15番、今回のテーマは、H−C#トリル・・・これがひどすぎる。トリルは2回いれる。何音のトリルか分かるように吹く。H−C#トリルにC音が入る。左人差し指の動きが遅いってことです。もっと細い管を持ってるつもりで、頑張って動かしてください。3点支持はできますよね。(もう、H−C#トリルにひたすら終始。)全体的に、生き生きとしたイメージで。28、29スラーの最後の音は短め。

で、ヒンデミット4曲目。あまり気負ってる感じがしないように。もうちょっと気楽な感じで。6小節目頭のG#、ヒステリックにならない。スラーの中だし。11の頭はFです。3はF#だったでしょう?意識して吹かないと、間違ったように聞こえる。13からのクレッシェンド、計算してきちんと。14の最後と15の頭で差がありすぎ。17、高音のピッチ注意。最後のBはヴィブラートかけて、長く。

 

2019.6.16 ベーム「24のカプリス」14番、ヒンデミット「「8つの小品」

べーム14番、fでもpでもいつも芯のある音で吹くこと。5小節目ぐらいから跳躍で息が散ってます。19から、pでも距離が届く音で。

で、一応合格したんだけど、息の練習。ソノリテでHはノン・ヴィブラートのp、Bはスビートfでヴィブラートがんがんにかけて。縦の振動幅が大きいヴィブラートね。上昇パターンも(上のGから上昇してみる)。高音の方が、もっとお腹使いますよね。最高音Cはピッチ高いから全部塞ぐ指で。もっとヴィブラートかけて。

それから、フッフッフッ・・・の息アクセントで高音の音階をやってみて。Gdurから半音ずつ上げて(5線上のGから上がってCまでやりました。)

同じように息アクセントで今の14番39小節目からやってみて。もう2小節目で弱くなってる。ずっと息の音が聞こえるように。

ソノリテと音階の練習は、やっといてくださいね。

で、ヒンデミット3曲目。断片になってます。フレーズを考えて。2小節目、最後の8分休符は動かない。意外なタイミングで始めるように。聞いている人にわかってはダメです。4、ppの出だしはアクセントあります。10、G#はピッチ高すぎ。12、mfが大きすぎる。ディミネンドの最後と同じ音量で。13、スラーの最後のAの切り方。次に続くように。で、ここも切ったAと次のAの音量を同じにして。最後の3小節も。スラーの最後の音と次の音の音量を同じにすること。

 

2019.5.26 ベーム「24のカプリス」13番、ヒンデミット「「8つの小品」

ベーム13番、#6コの分散和音にめまいがする・・・やっぱりね、pの響きがない。芸文のホールで一人で吹いて、3階席まで届くように。キャパ千人のホールで聞こえなくちゃ。50人ぐらいのサロンじゃなくて。(ちなみに芸文は1800人)息の距離が短すぎます。あと3センチ向こうに飛ばして。そして、fや高音の音が悪くならないように。シャーリングの少ない音で。跳躍は、その前の音から準備して。その方が、ちゃんと歌えるし。はい、これはいいでしょう。(いいのか?音を追うので必死すぎたけど・・・)

ヒンデミットT、Gemachlichは「気楽に」という意味なんですよね。豊かな音で、一生懸命になりすぎない、ぐらいにとらえておけばいいでしょう。シャーリングの少ない音です。5小節目のスタカートはお腹を使って。9、ブレスはいいけど、いきなりfになる感じがして8とのギャップがありすぎ。最後、デクレッシェンドしても遅くならないで。

U、Scherzandoはおどけて。テンポはもっと速く。あと、テンポをつめていくこと、パリッとしたタンギングで。4とか5、前の小節からタイでつながってますよね。1拍目を意識するといいです。少し息で押す感じ。11、13、クレッシェンドしてテンポをつめる。12は2.5拍。ちょっと早く入っちゃった感じを出して。14、15、fとmfは続けない。違う人が吹いているように。最後はあっさり、もう終わっちゃった!という感じ。装飾音は短くひっかけて。G#はヴィブラート。Tとのキャラの違いを出して。

 

2019.5.5 ベーム「24のカプリス」12番、ヒンデミット「「8つの小品」

ベーム12番、はじめはpですが、pほど少ない息で遠くに飛ばすイメージで。響きが死んでます。10小節目頭のFとか、響きが変わりますよね。ちょっと逆に考えてみて、その音わざと外すとしたら、どうしますか?(息圧?)そうですよね。息圧と息の向き。17からはf、アクセントも。21からはsimileが落ちているだけかもしれませんが、楽譜通りアクセントなしでやってみて。高いFやG♭の音が悪くなってます。その音をロングトーンした時、いい音になってますか?最後のppも、響きが死んじゃってる。小さい音ほど飛距離のある息で。

ヒンデミット、第1曲を通したところでストップ。もっと響きを出すために、歌口の角度をちょっとインにすることに。どうもオープンすぎるのに、息は中に入れすぎているようで。歌口はちょっとインにして、息は意識して少し外向きにするように。

 

2019.4.28 ベーム「24のカプリス」11番、ヒンデミット「「8つの小品」

久々に通常レッスン。ベーム11番、もうひと息!しっかり鳴らして。特にD♭の音がこもってる。25からのfも、音が下降してくるとディミネンドがかかっちゃう。しっかり下の音まで鳴らして。45からのpは、もう3センチぐらい息を向こうに飛ばすつもりで。装飾音で形が崩れないように。2拍目を意識して。53からのf、pとあまり変わらない。そこからやるといいんだけど、しっかり違いがわかるように。で、57からはp。はい、これはいいでしょう。

さて、ヒンデミット。第1曲Gemachlichは「気楽に」。必死にならないように。この曲fまでしかないですから、mfは結構吹いていいでしょう。もっと豊かに。3小節目のD♭、豊かに鳴らして。5小節目のp、スタカート、お腹を使ってHuHuHu・・・です。Fの音が聞こえない。ちゃんと鳴らして。9からも、3連符の真ん中の低い音がちゃんと聞こえない。(1個目の音は装飾音で、2個目の音はアクセントff・・・で下がる練習)15のE、ピッチ高すぎ。(先生と一緒に吹いたり、先生がオクターブ下のEを吹いたり、それを交代したり・・・)ここは、チューナーを見ながらやっておいてください。歌口をふさぎすぎると、ピッチのコントロールがしにくくなりますよ。ヴィブラート最後のCは、ノンヴィブラート。尺八みたいにゆっくりのヴィブラートをあえてつけたり、ヴィブラートをコントロールする練習をしてください。

 

2019.4.7 ベーム「24のカプリス」11番

ベーム、半分ぐらい吹いたところでストップ。33から、以前やった舌の先を外へ出すタンギングでやってみましょう。音符をひとつずつタンギングして、ゆっくりね。(33〜44までやる。)舌、全然出てないところありますよ。このタンギングだと、口の中がコンパクトになるし、タンギングでアパチュアが整えられるわけです。音がひっくりかえるってことは、息が強すぎ、出しすぎなわけです。もう一度やってみて。(で、何回かやる。)じゃあ、舌が外に出なくてもいいから、テヌートでやってみて。(これも、何回かやる。)次に、タンギングはしないんだけど、舌を外に出しているつもりで、楽譜通りスラーで。・・・で、行ったり戻ったり、この繰り返しです。舌を出すタンギング⇔テヌート⇔スラー。要するにアパチュアと息をコンパクトに。特にG♭とか高音は、スピードはあるんだけど、穏やかな息で。音階でいいから、こういう練習しましょう。Cdur1オクターブ、5線真ん中のCから上がって下がって。で、Gdur、下のGから2オクターブ上がって下がる。

 

2019.3.31 ベーム「24のカプリス」11番

今回も1回通したもののダメ出しで、ひたすら息の練習。まず低いAをノン・ヴィブラートでロングトーン。変なヴィブラートがかかってるんです。特に出だし。楽器を当ててない時のように、普通に吐いて吸って出す。あんまり変なんで、今度は逆にヴィブラートをわざとつけてみる。8分音符とか4分、2分、3連符、16分、テンポもいろいろ。でも、息は遠くへ飛ばすように。あと、真ん中のHから倍音で上のF#へ上がる。お腹を後ろへひくような感覚をつかむこと。でも、Hはいい音で。いろいろやりながら、ベーム11番をノン・ヴィブラートのfで吹いてみる。次のレッスンまで、1週間これやってきてください。(ひえ〜!)

 

2019.3.17 ベーム「24のカプリス」11番

今回、というかここのところず〜っと課題は、アパチュアを閉める、息を出しすぎない、芯のある遠くまで聞こえる音を出す、です。とりあえず、出だしからコレ。16のナチュラルの音は、何か表情つけて。17から音量落とすのはいいと思うけど、表情が死んじゃうのはダメ。音を遠くまで飛ばすつもりで。25からも全然fに聞こえない。もっとアパチュア閉めて。それで、息で無理やり開けるつもりで。タンギングも唇でやってみて。(ここで、しばらく練習。)低音になるとゆるんじゃう変な癖がある。低い音になっても力を抜かない。TRIO最初の装飾音は、すぐ入れないと入りませんね。はい、今日はここまで。(ヒンデミット、行けなかったわ。)椅子に座って足上げして吹くとか、腰を膝より低くなるぐらいまで落としてシコ踏みながら吹くとかいう練習をしてみてください。それで、ず〜っとお腹に力を入れる感覚をつかむといいと思います。

 

2019.2.17 バルトーク「ハンガリー農民組曲」

発表会まで、あと3週。あいかわらず、全然できる気がしないのであるが。。。。。前回よりいいですよ。1は、高いEのピッチが上がりすぎないように。その後の8分音符はテヌートです。アクセントではねているように聞こえます。そうすると、なんか楽しそうで違うキャラになっちゃいますからね。2は3連符、拍の頭なんだけど装飾音のつもりで、頭の音ははっきり聞こえてほしいんだけど、全部きっちり吹かなくていいし、スピード感を失わないように。伸ばしの音が最初から大きく鳴ってるのは変。そこは操作して。ヴィブラートも最初からつけてるのは変。工夫しましょう。4、もう少しテンポ速めで、長いフレーズをとって。頭、2こめ3こめの音がすぐしぼんじゃう。クレッシェンドぐらいの気持ちで吹いて。それでちょうどいいです。rit.で自然にディミネンド。終わりの方のHのプラルトリラー、どうしてもCに聞こえますね。C#ですよ。田舎のダンス1、4分音符、前向きに。5,6小節目、それじゃあ突っ込みすぎ。後半、難しいところの出だしだけテンポが遅いです。特に高いCに上がるところとか。あと、ダブルタンギングで追い上げるように。終わりから4小節目、Dのトリルは8分音符の前で切ってタンギング。とにかくアパチュア広すぎ。その半分にするつもりで。5、最後、アラルガンドは1個ずつセパレートに。間を作って。9、オクターブ上がったとき、4分音符に表情をつけて。テンポは前向き。フェルマータの前の16分音符2個は、少しひっかけ気味で。Piu vivo 16分音符4つからレに下りるとき、もう少しきれいに。4分音符が無表情にならないように。Poco meno vivo から、もう少し鳴らして。ディミネンドになってからピッチが下がらないように。最後の伸ばしは突っ込まずに、少し間をもたせましょう。

 

2019.2.10 バルトーク「ハンガリー農民組曲」

発表会まであと1か月だというのに、この曲全然できる気しない。。。。。今回のテーマは、とにかく鳴らす!1、装飾音に重心を置いて、しっかり吹くこと。全体にもっと鳴らしましょう。2拍目のラで、もう音が小さくなってる。レレララ・・・とか同じ音が続く時、つながって聞こえます。そこはテヌートだから、先の方でしっかり切って。奥の方で切ってる感じがします。バルトークは耳のいい人だったらしいから、採集した民謡もかなり忠実に再現されているそうです。テヌートとアクセントもきっちり書き分けてる。1、2小節目はテヌートだけど、4、5小節目にはアクセントが出てきますよね。楽譜に忠実に吹いて。8、9小節目は<>しっかり。16小節目Eのピッチ高すぎ。2、これももっと鳴らして。13小節目最後の16分音符3つ、慌てない。22小節目pになってますが、次の小節までがフレーズ。だから、22で落としすぎず、23小節目の最後でpになるぐらいで。細かい3連符は拍の頭。装飾音にならないように。    Piu andanteはpなので、Cで音が高くなっても開かない。そのまま終わるように。4も鳴らす。息をあまり内側に吹きこまない。3拍子、2拍子をきちんととって。9小節目からmeno(より少なく)f、13からクレッシェンド。後半高い音、装飾音つきだけど、meno fからは、メノ・フォルテの音と装飾音で。田舎のダンス1、4分音符が無表情にならないように。7連符、最初からfで鳴らして。しかも、クレッシェンド。後は練習。2、オクターブ上がったときは、3小節目のFスラーですよ。5、最後の装飾音、拍の頭で。9、Piu vivoの前、一度きっちり決めて。はい、今日はここまで。

 

2019.1.6 ベーム「24のカプリス」10番、バルトーク「ハンガリー農民組曲」

 あけましておめでとうございます。今年も元気に笛吹きます。

 で、ベーム10番。最初から最後までsempre pに聞こえます。もっと強弱差を出して。<>も大げさに。でも、最初のpは、それじゃ小さすぎ。ホールなら聞こえません。41から変拍子っぽいアーテュキレーション、メトロノームでは合ってるのかもしれないけど、すべって聞こえます。最後は同じことが続くので、クレッシェンドしてfですね。

 次、バルトークいきましょう。(え?先生、これは「一応」やっといてって言ったじゃん。話、違うわ。「一応」見といたけど、ヒンデミットをかなり必死でやったんだけど。。。。。)8分以内にカットしてくださいね。(「一応」カットも考えたんですけど。1、2、Scherzo、1、2、9、これでチューニングもやって7分半かからないはずです。)じゃあ、1、2、4、1、2、3、5、9で。(やるつもりだったの以外は、さらってきてないんですけど。。。。。)指、そんなに難しくないですし、とりあえずやってみましょう。(ひゃ〜!!)

 1、装飾音は重く、すべらないように。2段目のクレッシェンド、しっかり。ヴィブラートも途中でなくならないように。お腹で支えて、息をず〜っとしっかり出して。2、小節の頭がよくわからない。意識して。1段目最後の細かい音符、すべって聞こえます。Piu andanteは、あまり何かしようとしないで。上がったCも広げない。田舎のダンス1、2段目最後からの4分音符、それじゃあやる気がないみたい。後半は練習あるのみ。Cはどうしても高くなるので、右手全部塞ぐのでやってみて。2、後半はtranquilo穏やかに。それじゃあfに聞こえます。前半4分音符だったところが2分音符になってる。違いを意識して。最後はmfでrisolute決然と。3、テンポは快速だけど、ひとつひとつha,ha,ha・・・と音を出して、pesante重々しくの感じを出して。5、最後、4分音符3つアクセント。装飾音は拍の頭で。9も、ひたすら練習ね。

 

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