レッスン32

 

2018.12.2 ベーム「24のカプリス」9番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

ベーム8番、リベンジ。少しいいです。でも、体全体に色をつける感じで。胸から上にしか色がついてないんですよね。もう2拍目、3拍めで音がカスカスになってる。ず〜〜〜〜〜っと、しっかりお腹で支えて。もっとアパチュアを閉めてやってみましょう。ブレスはこのへん(って、背中の腰の上あたりね)を使って。体が5センチぐらい沈むように。

フォリアは]]Wから。まだ付点の音が時々長すぎます。ちゃんとカウントして。8小節目とか15小節目とか、上のG#の響きに気をつけて。息多すぎになってます。13から、3連符の後の16分2コ、歯切れよく。]]X、裏拍を意識して。8分音符慌てない。でも、前向きに。タラ・タラ・タ・タ・タ・タ、とかタラ・タラ・タラ・タラ・タラ・タラ、とかタカタカ・タカタカ・タカタカ、とか小節ごとのキャラの違いを出すように。で、最後、テーマに戻ります。装飾音、時々すべるので注意。最後は1曲目の時よりも派手に。装飾音もうねりをつけて。

 

2018.12.2 ベーム「24のカプリス」9番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

今回のテーマは「響きの量」「響きの面積」を大きくする。前へ、というよりも上へ。両型あたりから頭の上まで覆うカプセルがあって、まずそこで響かせるように。髪の毛や頭皮も・・・体を使って響かせるつもりで。結局は、お腹をしっかり使うということなんですけど。

ベーム8番。時々息が揺れてるみたいな変な抑揚があるんです。ず〜っと真直ぐ出てるはずなのに。で、高音の音が散っちゃう。出し方を変えすぎ。で、ここからお腹の支えの特訓。お腹を前後挟んで押されたり、背中から押されたり・・・これはキツイ!私が全体重かけて先生を押しても微堂だにしないのに、私は立っていられないほどふらつくんです。あと、ピアノ持ち上げてみて、その時のお腹と背中の硬さをキープしたり。とにかく、私は腹筋が使えてない、と。めったに言わないけど腹筋やったら?と言われましたが、やってるんですよ。で、次回までに特訓するように言われましたが、次回は1週間後。全然できる気がしないんだけど(泣)。

フォリア]]U、↑で言ったことを気をつけて、息を散らさないように。]]V、pでも響きは小さくしない。マイナーの響きで。]]Wはモンダイ。1拍目と2、3拍目のテンポが違う。メトロノームで合わせてないのが丸わかりですよ。(やりましたよ〜!ここんとこ]]Uのダブルタンギングにかかりきりで、さぼってましたが。)9小節目からっは、一旦遅くしてだんだん速くするのもありです。次は]]Wから。

 

2018.11.18 ベーム「24のカプリス」8番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

ベーム8番、12までは、とにかくもっと鳴らしましょう。横に引かずに、真ん中に寄せることを意識して。テンポも前向きです。頭はアクセント。32分音符もひとつひとつ息を入れて。(フッフッフ・・・と練習。)その5倍ぐらい吹いて下さい。自分の息の音が聞こえるイメージで。フーッとやってみて。僕と一緒にやって、僕の息の音が聞こえますか?僕はモモコさんの息の音が聞こえませんよ。下降でディミネンドにならないように。2個目の4分音符は1個目より大きいです。3小節目、16分音符のリズムを正確に。付点に聞こえます。19に入ったところはメジャーの響きで。21からも、もっと息を入れて。25から、上昇はアウフタクトです。ミドソラソドミラソミドレドミソレド・・・ととって。そこだけ強調しちゃダメです。26は、もっと鳴らして。25からは、ドソミドソドミラソミドソミソドファミ・・とおさめて。29、高音上ずらないように。

フォリア]]U、カスカスにならず、芯のある音で。ゆるんでこないように。テンポも上げましょう。で、ダブルタンギング。]]Vは、もっとゆっくり。次回また同じところから。

 

2018.10.21 ベーム「24のカプリス」6番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

ベーム6番、音の立ち上がりをクリアに。67、68、E♭の左人差し指が開いてないときがあるので気をつけて。69から、2拍子じゃないので。それまでのスタカートとはキャラクターというか響きを変えて。スラーを意識しすぎると軽く聞こえるし、なんか楽しくなっちゃう。オクターヴ上がるわけだけど、上のGの重心を上げないように。81から、4つずつでアクセント。(ダブルタンギング、もっと突っ込まれるかと思ったら、あまり言われなかった。必死に練習したおかげか、あきらめられたのか。。。。。)

フォリア]\、奇数小節はひとつひとつHuHuHu・・・・とやるつもりで。装飾音がどうしても違ってるように聞こえるんだけど。F#が違う。偶数小節の8分音符3個が別物にならないように。そこで音楽が切れて聞こえます。14小節目の16分音符のテンポが速すぎ、落ち着いて。最後の装飾音gはしっかりうねりを持たせて。]]は、もっと鼻息荒く。スラーはついてるけど、ひとつひとつ息を入れるように。]]T、5小節目は1拍目の後でブレス。5、6、7は2拍目は次へ向かって、3拍目はアウフタクトのつもりで。音の処理を考えること。同じことを3回繰り返すのはなし。次は]]Uから。

 

2018.10.7 ベーム「24のカプリス」7番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

ベーム7番、テーマはまたまたコンパクトに吹くこと、そして高音が強すぎないこと。2段目あたりで音が低くなると、今度は音がこもる。530とか高音への跳躍は、その1こ前の音から連れていくようにして、お腹で支える。41から、意識して高音は小さく、低音は大きく。もうp−fのつもりで。(繰り返し、ゆっくり練習。)57から、E♭の人差し指、開いてない時が多すぎ。

フォリア、]\〜]]Tまでざっくり。]U、基本的にその吹き方でいいです。ひとつひとつお腹で支えて。頭のE、ひっくりかえらないように息の当て方に気をつけて。飛ばして落とすイメージ。上唇の内側に当てる感じ。右トリルキイを使う指、知ってますか?それで吹いてみて。その抜ける感じをイメージして。オクターブ上の音でも使えますよ。プーランクのソナタの出だしとか。高い音は重心を揚げずに。肘の上下で息の量が決まるって話しましたっけ?やってみて。(高音では、脇をぐっと閉めて肘を下げる。低音はその逆。)実際にはやらないんだけど、そのイメージで。ゆっくりやってみて。で、インテンポでできるように。14小節目の16分音符もあわてずに。]]は16分音符をバリバリ吹く。32分音符はトリル的に軽く。これが現実的だとしたら、]]Tは非現実的に。次回、もう一度]\から。

 

2018.9.23 ベーム「24のカプリス」7番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

今回というか、最近の課題は、ず〜〜〜〜〜っと「コンパクトに吹く」こと。要するにアパチュアが広すぎて息の音が多いし、息がもたないのだ。

ということで、ベーム7番(ページの都合上、6番と7番が順序逆)も「もっとコンパクトに」。3段目ぐらいの高音になると音がまとまってきます。だから、特に低音でもっとクリアな発音と音色を意識することですね。ノイーズのソノリテ「アタックと音の連結」にも出てくるんですけど、舌先を見えるぐらい外に出すタンギング、それでゆっくりやってみてください。あと、「フ」「プ」の発音も。この曲で使えるかどうかは別としても、高音のpとか、これからの演奏で使えますよ。ソノリテとこれ、宿題ね。ということで、7番ももう1回。

フォリア、][と]\をやってストップ。][は、もっと硬い音楽です。スラーの最初の音は細かいヴィブラート、次の音は長くしない。]\は激しく。1小節目の8分音符はテヌートスタカート、短くしすぎない。で、前向きテンポ。付点4分はフェルマータ気味、8分はためる。でも、2小節でつじつまをあわせて。この繰り返し、です。メトロノームかけながら、これができるように練習してください。(できる気がしないが…)

 

2018.9.2 ベーム「24のカプリス」5番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

ベーム5番。いいですね。強弱もちゃんとついてるし。(ほっ!悩んだ甲斐があった。)エチュードなので、トリルはもっと速く。そうすると、アドリブのところも前向きにできます。C−C#のトリル、人差し指は動きにくいですよね。もうちょっと小さな手でやってるつもりで。高いGーAトリルも小さい手で。その方が左手と右手のタイミングが合ってきます。最後ppになってから高い音が飛び出して聞こえないように。

フォリア]X。自覚はあるけどダブルタンギング下手すぎ。4つ均等に聞こえるように。音も良くないです。スラーでやってみて。そう、指は十分回ってるんです。で、テヌートで。それが基本。あとはタンギングでクリアにしていく。やっぱり時々シングルに聞こえます。特に3拍目のミソファミで、音が急に上がるところ。一応合格にしておきますけど、ダブルタンギングは練習してくださいね。(は〜い。。。。。)]Y、もっと土俗的に、タンタンタタのリズムを強調して。そうすると遅くなっちゃうんですよね。遅くしない。で、速くするとdolceに聞こえる。もっと激しく。]Z、ピッチが下がらないように。かぶせすぎですよ。1/3が基本。pは、思っているよりももっと息を飛ばさないと。次は][から。

 

2018.8.12 ベーム「24のカプリス」4番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

ベーム4番。出だしはfで。5小節目から、16分音符4つが全部聞こえるように。高い音だけ飛び出さない。84でデクレッシェンドして9からp。17からは、音の上昇下降に合わせて2小節づつ<>。21、22はクレッシェンド。23、24で<>。26<、27>。30と31、32と33で<>。36、37で<してf。拍の頭は息アクセントで。ずっとfで52からのデクレッシェンドが生きます。で、55の最後でぐっとクレッシェンドして、下降しながらなんとなく>、最後のロングトーンで<>。低い音なので、fはアパチュアをエッジに近づけるように。

次回は、自分で強弱を考えて書き込んできでくださいね。

フォリア]X、ダブルタンギングで、音の粒をはっきり。シドシラソラソファミはそのまま、ソに上がるところで気をつけて。スラーでやって、ソで音をのばしてみて。時々シングルっぽく聞こえるんですよね。シングルに聞こえないように。それから、もっとクリアに。]Yは、強い音色で。音の芯をつくるんです。息を出しすぎないように、抵抗をつくって。それで、]Zのpが生きてきます。トリルは下から。次回、また]Xから。

 

2018.7.22 ベーム「24のカプリス」3番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

今日のテーマは、フー!です。息をずっとフー!と出す。

ベーム3番も、なるべく動かない、なにもしない。それで、12からとか、23、28、最後のアーテュキレーションの違うところが生きてくるわけです。あとは、43とか高音で息を散らさないこと。

フォリア]U、響きのあるpで。フレーズは2小節、2小節、4小節。最後の16分音符はあまり現実を感じさせない音で。]Vは、同じpでもキャラクターが違います。まずテンポ、それからクリアな音、そしてクリアなタンギング。5小節目から上の空な感じ。もっと何か表現して。]W、ひとつひとつ粒の立った音で。息を真ん中に寄せて。16分音符の連続は、すべらないように。]Xは、ダブルタンギングですよ。これやるとき、最後までノーブレスでやれって言われましたね。実際やってみたら変だったから吸いましたけど。もちろん、1段で吸っていいです。でも、音はしっかり切って、このぐらいの速さで(かなり速い!)できるように練習しておいてください。次、]Xから。

 

2018.7.1 ベーム「24のカプリス」2番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

2泊3日のハードな出張の直後で過労気味のせいか、口内炎が3つもできて、しかも1つは下唇の真ん中。練習不足で音も出ないという最悪のコンディションで泣けそう。

まず、ベーム2番。音が高くなるとクレッシュエンドしてしまう。(っていうか、そこが変に飛び出して聞こえるみたい。)重心を下げ、息を散らさない。(わかってるんだけど、口内炎がじゃまで無理〜!)1小節目と5小節目はアーテュキレーションが違います。5小節目、でこぼこしないように、なめらかに。アクセントは息でなく、タンギングで。特に2拍目のA→Cがスムーズじゃないですね。17からは、あまり拍の感じを出さないように。4小節間、何もしません。32、最後の高音A、息をまとめて。次の小節のアクセントはテヌートととらえた方がいいでしょう。49からのアーテュキレーション、16分音符4つが均等に聞こえるように。でも、頭の音はスタカートです。82が高いAなので、1拍前あたりから音が散っちゃう。83の頭のG♭も。84はC、C#じゃありません。その音を間違えると、短調じゃなkて長調になってしまうので、絶対間違えない。(頭じゃわかってるんですけど、指がいうこときかないんデス。。。。。)はい、音は出てないけど、やることはわかっているようなので、いいでしょう。(ホントか?師匠、甘すぎるのでは?)

フォリア、]T、4分音符の吹き方が違います。(2拍めに重心!)16分音符で遅れないように。]U、テンポが速すぎますね。細かい音符に合わせて設定しましょう。速すぎでサーカスにならないように。最後の16分音符8個は、表情をつけて。次は]Uから。

 

2018.6.17 ベーム「24のカプリス」1番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

「冥」とかカステレードとか「火の鳥」とか・・・最近音の進行もリズムも読めない曲ばっかりやってたので、ベームはなんかほっとします。でも、譜面に強弱の指定が書いてないので、自分で考えて。高い音が飛び出して聞こえます。テヌートはいいんだけど、アクセントに聞こえるのはダメ。1拍ずつじゃなくて大きなフレーズに聞こえるように。出だしは気楽にいきたいので、mpかmfですね。7でクレッシェンドして8は本当のmf。でも、1拍ずつにならないように、6連符の5つめ6つめでクレッシェンドするように。8の終わりでデクレッシェンド。9から、もう1回クレッシェンド。12は3拍目のCがヤマ。13からf。和音が変わっていくので、はっきりわかるように小節の頭の音をしっかりタンギング。17からは、mpかp。あまり動きが出ないように。25からクレッシェンドして、26でf、デクレッシェンド。27、mpからクレッシェンドして28はmf。37からは、2拍目の最後のラと次の頭のソの繋がりが大事。ラソ、レド、ファミ・・・ときて、41はf、3拍子に聞こえるように。

フォリアは、Z〜]まで。Z、1拍目は前向きなんだけど、2拍目に突っ込まない。2拍目の付点の音に重心はあるんだけど、16分音符は3拍目の頭の音とセットにして。[、音もタンギングもクリアに。時々もさもさして聞こえます。8分音符が時々長いので気をつけて。7小節目のモルデントで遅くなる。前打音っぽくしても大丈夫ですよ。\、pは音は小さいんだけど、響きは大きく。トリルの始め方と終わり方に気を使って。テンポの遅い曲に速いトリルはNGです。次は]Tから。

 

2018.5.27 カステレード「フルートのための12の練習曲」12番

今回カステレードだけでした。そして、最後の12番終わりました。自分でもそこそこがんばったとは思うけど、まだ全然吹けてないんですが。。。。。師匠、私のカステレードを聞くのが嫌になったに違いない(泣)

出だしの音、もっと硬く。細くてもいいので芯のある音で。オクターブ上の音、息圧上げて。装飾音に向かって、その前で準備して。で、テンポが上がったのに、C#ののばしでテンポが遅くなっています。6小節目、クレッシェンドがわかりません。7、跳躍の上の音、落ち着いた響きで。20、21、指大変ですが、細かい音もうちょっと速く、スピード感。28、ディミネンドして消えそうになりますが、29はもうちょっと鳴らしてもいいですよ。ブレスの後、間空きすぎ。ブレスをとってもいいけど、前向きテンポを崩さずに。2ページ目頭の音はタンギングをしっかり。細かい音符はいちいち押さない。2ページ目の4小節目からも、細かい音符を拍でとらない。スラーの最後の音に向かって。続きも、ずっとそうです。5段目、クレッシェンドもmolto rit.も両方して。次はlargamennte、ですよ。感じられませんね。下から3段目、rall.があります。3連符の取り方に気をつけて。最後2段は、初めとほとんど同じことをやっていますが、何が違いますか?まずppですよね。違いを出しましょう。もちろんノン・ヴィブラートで、感情を出さず。最後はいつ終わったかわからないように。

 

2018.5.6 カステレード「フルートのための12の練習曲」12番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

カステレード12番、なんとか最後まで行き着いたものの、いっぱいいっぱい。何箇所か音が違ってますね。わかってればいいですけど。(はいはい、自覚あります。臨時記号の嵐に対応できないんデス。。。。。)もっと時間の伸び縮みとか、ここっ!ってところを考えて、聞いている人にわかるように吹きましょう。とりあえず音を並べただけっていう感じに聞こえます。(はい、本当にその通りなんですもの。。。。。)出だしのp、いきなり入らない。その吹き方はpに聞こえません。16分音符のスラーは、でこぼこしないように。6小節目終わりからのFののばし、無表情にならないように、ヴィブラート。7小節目の跳躍、上の音が下の音と同じ響きで聞こえるように。クレッシェンドに聞こえないように。13、アッチェル、付点の音の長さが変わっていませんよ。15、クレッシェンドをしっかりかけて、16からfをキープ。1ページ目、下から2段目、言葉だと伝えにくいんですけどね、5連符とかに表情をつけましょう。5連符はちょっと前向きに、3連符の1個目はテヌート気味に。トリルの音は拍の頭からじゃないですよ。ちょっと前に出てるとわかるように。拍は厳密でなくてもいいと思うけど、下から2段目3小節目はトリルののばしの長さと6連符の速さに気をつけて。2ページ目に入って、テンポおかしいですよ。慌てない。はい、これは気長にやりましょう。(そうですね。。。。。)

フォリアも、ちょっとだけ。Z〜]まで、ざっと通して。Z、もっと真ん中に寄せる感じで息を出して。2拍目から始まる音楽を意識して。[も、もっとクリアな音で、息の音が多すぎ。]、テンポが変です。速さの問題かもしれませんが。(後で家でメトロノーム使ってみたら、ほんとに変だった。速すぎる小節と、遅すぎる小節がある。。。。。ちゃんとやっとけよ![は変になるという自覚があったので、けっこうメトロノーム使ったんだけど。)

 

2018.4.22 カステレード「フルートのための12の練習曲」12番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

カステレード12番激むずです。がんばっても半分までしか譜読みできませんでした。でも、それでOKだったらしく、師匠のご機嫌は悪くありません。出だし、ノン・ビブラートですよ。「即興曲のように自由に」って書いてありますよね。16分音符のスラーはち、あまり拍を意識せず、表情をつけましょう。でも、最初からあまり激しくしないで。1回目と2回目は違いますよ。1回目は一度緩めるけど、2回目は次へ向かって。7小節目、Fののばしは、短くならないように。跳躍の上の音が開きすぎ。重心下げて。クレッシェンドに聞こえないように。10、リタルダンドをかけたら、スタカートの長さも変えて。16からの高い音も開きすぎないこと、重心を下げること。20、トリルが譜面にあるからやってるだけ、に聞こえます。表情をつけて。20のトリルの切り方と23の切り方は違いますよ。23は、次へつなぎます。ブレスはとってもいいけど、フレーズを考えて。25から速くなるんですけど、25から違う動きなので、意識して入る。31、32、ブレスはのばした音の後でとりましょう。33からf。ディミネンドがありますが、26はsempre  f です。鬼のように吹いてくださいね。

フォリア、Yから。もうちょっと流すようなテンポで。6/8じゃなくて3/4ですよ。スラーの切れ目でフレーズ切れすぎです。テンポの問題じゃないですね。出だしもきつくならないように。最後のビブラート、合いません。それじゃあ、悲しくなくてるんるんしてる感じ。

Z、fですよ。もっと鳴らして。(この後、延々と息の出し方練習。もうちょっと真ん中に寄せて、手前で処理するように。)でも、息は出しすぎない。コンパクトに。特に低音、お腹で支えて。次回、またZから。

 

2018.4.1 カステレード「フルートのための12の練習曲」11番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

カステレード11番、ルンバです。けっこう好きかも。でも、師匠は甘くない。もっと歯切れよく吹きましょう。それには、全部の音を吹こうとしないこと。スラーの後の音と次の音はスタカートですよね。そこは口先で吹いていいんです。あと、メジャーとモールを同じ音色で吹かないように。で、予想通り中音Eの連続でダメ出し。いろいろ言われつつ練習。@息の強さや向きはどうですか?あまり外向きにしない。(私が吹いている時、師匠が楽器全体を外側に向けたら、これがけっこう鳴るんですよ。)それを自分でやればいいんです。エッジの端に当てるつもりで。Aタンギングの強さや位置はどうですか?tututuのつもりだったら、tototoとかdududuにしてみたら?テヌートで吹くとできるでしょう?そのままやればいいんです。B口を横に引かない。縦に使うつもりで。Cおなかも使わないとダメですよ。(どれもこれも、いちいちわかるんだけど、一度にできない。。。。。泣)pになるところ、しっかりpで。でも、メジャーになるので、明るい音で。最後、高い音が音色悪すぎます。息の量と強さに注意。強すぎます。Gでのばしてみて。シャーリング入れない。GもG#もAも、のばしたときどんな音なのか考えて。はい、これは合格です。

フォリアはT〜Xまでやりました。

T、終わりから3小節目とか、付点の音も2拍目をカウントして。次、装飾音が2回続きますが、2拍目を大事に。

U、4小節目とか6小節目の頭のAを強く吹かない。後半、偶数小節の2拍めに入るのがもたつかないように。最後、16分音符大事に。

V、停滞しないように、前向きに。モルデントでいちいち止まって聞こえます。そこは、ス〜ッと行ってください。後半、クレッシェンドが感じられない。もっと。最後の小節までクレッシェンドして。

W、前後とキャラクターの違いを出して。Vは、ちょっとこっけいな感じですよね。だったら、これは跳ねない。で、次は跳ねますから、際立つわけです。軽い感じがするのもダメです。3拍目が抜けちゃう。弱くしないで。

X、付点の後の16分音符と次の4分音符をはっきり。

ここまでは、いいでしょう。次はYからね。

 

2018.3.11 カステレード「フルートのための12の練習曲」10番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

今回のテーマは「芯のある音」。それから、音がこもらないように。カステレード10番も、結局前回と同じ注意なんだけど。コンパクトに、芯のある音で吹きましょう。アパチュアを広げない。ずっと同じ音を吹くつもりで。クレッシェンドや音の高低に反応しすぎない。モルト・レガート。3段目のp、それではfの吹き方です。下から3段目のfは、もっとfに。手前のクレッシェンドの山のF、もうちょっと息を下向きに出して、エッジに当てる感じで。(8分音符で吹いてきて、Fをいい音でのばす練習。)fのB♭も、鳴りやすい音のはずですよね。はい、これはいいでしょう。

で、フォリア。まず、テーマ。いきなり出だしのEがはずれまくり。E音は・・・練習してくださいね。前、コンクールの課題曲がバッハのパルティータだったことがあって、2楽章の頭のE,はずした人は皆1次で落ちてました。で、こういうふうに息を出して・・・(と、一旦下に向かい、すくいあげるような動作。)装飾音がすべって聞こえるので気をつけて。(それから、8小節目の装飾音が、頭ではわかっているんだけど違う音に聞こえる・・・っていうか指がきちんと動いていないようで、何度もやり直し。)偶数小節の8分と4分、強くはっきり。後半、pに落とした後、すぐにクレッシェンドを始めて、最後はf。

U、音がこもりすぎ。2小節目、1拍目の後でブレスがいいでしょう。で、後半一旦pにしてクレッシェンド。

V、いかに音とタンギングをクリアにするか。これも、後半クレッシェンドして最後fでいいでしょう。

W、いいかげんに吹いているように聞こえます。いかに3拍子を感じさせるか、いろいろ工夫して。13の装飾はゆっくり。速いと稚拙に聞こえます。

X、広げすぎ。ちょらっとハーモニクスの練習・・・H→F#、B♭→F、C→G(これを何回もやる。)もっとシャーリング少なく、やわらかい音で。で、次のバリエーションを吹くといいですよ。

で、一応Zまでやったけど、これも結局アパチュア広げすぎ・・・は〜、なかなか身につかんなぁ(泣)

 

2018.2.18 カステレード「フルートのための12の練習曲」10番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

まずは、先日の発表会の反省から。3拍子、特に6/8のテンポ感。付点の音が変に間延びすること。アウフタクトの食い付きが悪いこと。(フォリアをやってても感じました。)速くたくさん息を吸うこと。(←最大の課題は、やっぱりこっち。)その後、先生からは呼吸のお話がずらずら・・・吸うよりも、吐く方の問題だと思います。とにかく広がりすぎ。もっとコンパクトに。口をしっかり閉めて、息圧で無理やり開けるようなイメージ。へろへろの音でいいのでロングトーン。(目標1分!?)おへそとみぞおちの間を使うんだけど、特にその上の方と背中側が硬くなるように意識すること。(座奏の方が感覚がつかめるかも。座って練習するのもいいですよ。)それから、SRにしてからピッチが悪いことがある。高音が上ずって低音が下がるだけじゃなくて、隣の音どうしてピッチが違うことがある、と注意されました。(私、耳悪いからな。。。。。気をつけなくちゃ。)

で、久々にカステレード10番。(久々すぎて指からまりまくり・大汗。)やっぱり息の話に終始、です。もっとレガートに、なんだかでこぼこしています。もうず〜っと平板な感じ。上がった音を強くしない。3段目、pですから。pのキャラクターで。<>は、もっと大げさに。下から3段目のfも広げない。そう、その方が結局大きな音に聞こえるんです。最後のppも息の音が多すぎ。もっとタイトに。これ、1回です。

さて、フォリア。今日は1ページ目だけ。これ、厳しさ満載でやってください。カンタービレじゃないです。装飾音は、最初の音からしっかり。奇数小節の2拍めを強調して。

で、今回は45分レッスンだったのに、あまり進まず。(話してた時間も多かったけど。)課題山もり。次回も、がんばろう〜!

 

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