レッスン29
2016.11.6 テレマン「ソナタ ヘ短調」より第1、第2楽章、ショッカー「エアボーン」
テレマン、第1楽章から。全体的に音がこもってます。もっと元気な息で鳴らして。伴奏が入ると聞こえませんよ。4、最後まで鳴らさないと、次がきついです。9、トリルに聞こえません。もっと速くていいでしょう。12、低いGを鳴らして。上の音とは違うポイントのはず。ニコレは、このへん(左腕の肘と手首の真ん中へん)に当てるって言ってましたが。(ナルホド・・・)15、のようなパターン、上昇でも下降でも、びくびくして後鳴りしてます。それ、やめましょう。34からも小さすぎないように。あと、ヴィブラートで喉が上がっちゃっってます。でも、開ければいいってもんじゃないし。上げないように意識して。
第2楽章、36アウフタクトからfで。やっぱり2つめの16分音符に下りるのがおそくて、均等になっていません。で、タンギングははっきり。42最後の8分音符3つは、はっきり入って。46から遅くなってるし、2拍目のスラーの16分音符(2、3、4個目)でつじつまを合わせてる。55から、1拍目が重心。で、フレーズでリズムをとって。67、68最後の16分音符3つ正確に。タイの長さが不正確で3連符に聞こえます。DC前の2拍め、突っ込まない。正確に。
エアボーン、31からの難しいところ、慌てます。33の入りのテンポもおかしい。上がるのが遅いし。前打音にとって入れば問題ないと思うんだけど。Allegro vivoもっと速いテンポで。ダブルタンギングでやりましょう。3/8から真面目すぎ。もっと遊んで適当な感じで。音も短くしすぎない。71の付点の音も短くしすぎない。1062拍目のアクセントはださいです。そこは自然に流して。111は、けっこう重要な小節。時間を使って。112から色合いが変わるように。高いHが攻撃的になりすぎないように調節して。125から、指難しいですって音で吹かないように。あまり音を追わないようにして、自然になめらかに。トリルも「やってます」じゃなくて自然に。
2016.10.23 テレマン「ソナタ ヘ短調」より第1、第2楽章、ショッカー「エアボーン」
まず、発表会でやるテレマンから。出だしは、アクセントじゃなくテヌートです。どうも、そっけないんですよね。3連符をしっかり歌って。2拍目と3拍目も別にして。pとfの差もつけて。16分音符も歌います。でも、遅くならないように。あと、アーテキュキレーション何箇所か訂正しました。2楽章は、もっと歯切れよく。ベタになりすぎてます。こっちも、アーテキュキレーション何箇所か訂正。あと、36からとか、74からとか、16分音符でタ・タララ・・・と続くと、2個目の音に降りるのが遅くなってリズムがびっこひいてます。メトロノームの1拍にはおさまっているんだろうけど、変です。55から、タ・タラ・タ・タ・・・頭の音に重心があります。テヌートでベタにしちゃ変だけど。そして、65ぐらいから8分音符もあわてるし、だんだん速くなっていくので気をつけて。ピアノはプロだから、合わせてくれちゃいますから。
で、エアボーン、やっぱり音が上すべりな感じ。いつも大声で叫んで、しっかりものを言っているつもりで。pでも、音の距離感がなくなってはダメです。カスカスの音になってます。Allegro vivoの頭のB♭も、下から来た音できちんと鳴らして。テンポも揺れすぎ、注意して。モルデントの音も、77とかちゃんとC#に聞こえてない。明るい音で。80とか、112とかあわてるべきじゃないところがあわててる。100からアーテキュキレーションが違うので、アクセント気味に強調して。今回、ここまで。
2016.10.9 ドンジョン「5つのカプリス」 より 第5番 Andante con variazioni、ショッカー「エアボーン」
テーマ前半はいいんですけど、6小節目のDが低くなりがち。後半の3小節目、走らないように。逆に、しっかり歌って。第1変奏、3小節目、リズムが変です。装飾の後の音が短くなってるし。7小節目も走らずに。8小節目、こういう書き方のときは、拍ごとにしっかり歌って。後半、もっとレガートに。指とか音の高さで息の流れを変えない。5小節目のリズムも変です。やっぱり装飾の後の音が短くなってるし。9小節目、11小節目も、拍ごとで歌って。第2変奏、fで爆発しないように。その前じゃなくて違うところでブレスをとって。3小節目のGのピッチ高すぎ。第3変奏、G−Aトリルはどの指でやってますか?G#レバーと右手のトリル・キイ2個ね。
で、「エアボーン」・・・音がよくないですね。もっと地面に近いところで吹くような感じで。mpになったとき、息圧を下げないで。息を飛ばす距離は保ってください。11、テンポを落とさず、体も動かさない。そこから。もっとテンション上げて。32、頭のアクセントがわかりませんよ。34、装飾音はもっとひっかけて。(音が悪くて、今日はここまで。エチュードのきりがちょうどついたので、次回は発表会でやるテレマンとエアボーン。)
2016.9.18 ドンジョン「5つのカプリス」 より 第4番 Presto、ショッカー「エアボーン」
音楽が止まってますよ。なんfだか“歯切れ命!”みたいになってませんか?こういうときは、あまりスタカートを意識せず、息の流れを止めずに吹きましょう。そうしたら、いくらでも速く吹けますよ。(それは、嘘っ!でも、言わんとするところはわかります。)常に先へ先へと追いかけるように、でちょうどよく聞こえます。転調の後も、上のC#の音で音楽が止まります。C#を当てにいかないように。
で、「エアボーン」・・・なんだか、難しそうに吹いていませんか?最高に気持ちよい音で吹きましょう。オクターヴの幅が広すぎ。高いほうが高い・・・というより、低いほうが低すぎかも。14、急に高音になるわけですけど、下から当てないで。重心を下げて、上から。24、音符を並べているだけに聞こえます。先へ流して。26から、ピアノの合いの手に合わせて、きっぱり切るように。31、きっちり吹こうとせず、なんとなくのリズムで。後半、スタカートは書いてないので、そんなに短くしない。80、ここから違う音楽。入りを工夫して。83はピアノが強く入るので、合わせて。はい、今日はこのへんまで。(って、ほとんど進んでないなあ。。。。。)
2016.9.4 ドンジョン「5つのカプリス」 より 第3番 Allemande、ショッカー「エアボーン」
やっぱりもっと音量がほしいんです。息がつぶれてるんですよね。お腹で支えて丸い息を出すように。ppでも、力が入って響きのない音はダメです。あと、高音では重心を下げて。ターンの入る低いミの音、しっかり。右手の方まで息が響くように意識して。息をどこに当てて鳴らすかも考えましょう。
で、「エアボーン」・・・出だしのオクターブ、息をそのまま上がって。早く上がってしまうようならかぶせすぎですね。mfですから、とにかく気持ちよく。11は、とにかく止まる。何もしない。12は、前にはなかったクレッシェンドが入ります。しっかり。第3オクターヴ、重心下げて。20から、どんどん転調があります。♭系、#系を意識して。31頭のリズムははまりにくいですが、あまりきっちりやろうとしない方が自然にはまります。35は、あまり拍を意識せず、大きなスラーで。今回ここまで。
2016.7.3 ドンジョン「5つのカプリス」 より 第2番 Walzer、ショッカー「エアボーン」
全体的に、荒っぽすぎます。ていねいに吹きましょう。クレッシェンドでしかも音が上がってるんですけど、重心は上げないように。(と、またまたいつもの高音の出し方なんですよ。。。。。うん、自分でもよくないと思ってるんだけど。)3小節目のパターン(32音符が並んでいるの)、なんでそんなに速くなっちゃうんですか。すべってますよ。後半にいって、下から3段目、A♭の2オクターヴ跳躍。吹き方を変えすぎなんです。せめて第2オクターヴの吹き方で。(これ、しつこく練習〜!)
と、これだけしか書いてないけど、高音の息の出し方、ほんとうにしつこくやったんですよ。コンクール課題曲の「スペインの市場で」の冒頭、ピッコロはF調の上昇音階なんですよね。これがちっともきれいにきまらない。このエチュードのパターンと同じなのよね。敗因は、これだ〜!あと1か月でなんとかしなくちゃ。
で、「エアボーン」・・・あまり譜読みできてないんで、2ページ半ぐらいまで。もっと普通に、あまり真面目すぎないように吹きましょう。3小節目のシ♭は下のシ♭の中から出てくるように。他から出てきちゃダメですよ。(この表現、すっごくわかる。)8〜9の<>は、まだあまり大げさにしないで、17があるから。10、>ついていて、1回おさめるんですけど、遅くしない。13、前のパターンと違って32分音符が出てくるでしょう。前より活気をもって。で、16のmpが生きてくるわけです。17、前はCに下がったけど、今度はE♭に上がって幅が広がってる。20の前も、遅くしない。なにかあるたび遅くしてちゃダメです。ここからは、どんどん転調します。24の装飾音の前はタンギング。26の頭はぱっと切って。ここからは硬く。30の前のグリッサンドはオクターヴ入らなければ、左手だけでも。(右の指も動かすんですよ。)32、トリルののばしは、fpまでいかなくてもfmfぐらいのつもりで。
と、このあたりまでなんですが、この曲、やっぱり楽しいわ♪師匠も教えるの楽しそうだもん。