レッスン28

 

2016.5.22 ドンジョン「5つのカプリス」 より 第1番、ムチンスキー「無伴奏フルートのための3つの前奏曲」より 第3曲『アレグロ モルト』

オクターブの跳躍の反応が悪いんですよね・・・と、跳躍と高音の練習。まず、内側向けすぎですね。それから、リピート記号の前みたいに装飾音のところがありますよね。それぐらいの感覚で上がってみて・・・と、まず練習。そして、いつものことだけど高音の息の練習。息圧で調節するつもりでも、息の方向で調節するつもりでもよいのだけれど、とにかく第3オクターブのピッチが上がりすぎないように。重心を上げすぎないことが基本です・・・と、チューナーを見ながらしつこく練習。あと、肘の高さを変えてみるという裏技も!これ、よくわかりました。でも、本番でこんなことやってたら恥ずかしいので、感覚として覚えてくださいね。それから、どうしてもの時は、F#の替え指(右薬指の代わりに中指、リングキイの場合はリングだけ押すという方法も)という手段もあります。

で、ムチンスキー。これも出だしのF#とかAとか息使いすぎです。第1オクターブの音で吹くつもりで。アクセントも、もっと効かせて。でも、すべらないように。この曲でも、高音の息、集中特訓です。最後のAも、息の音多すぎます。そこでフェルマータしてみて。変な音でしょう?せめて第2オクターブのAを吹くつもりで。(何回ダメ出しでたことか。。。。。)

とりあえず終わって、次はショッカーの「エアボーン」です♪

 

2016.4.17 ドンジョン「サロン・エチュード」 より 『太鼓』、ムチンスキー「無伴奏フルートのための3つの前奏曲」より 第2曲『アンダンテ モルト』

まず、エチュード。スタカートに聞こえません。もっと歯切れよく。そうすると、付点がついてるように聞こえるんだけど。(自覚はあるんですけど、跳躍の幅が広いと、どうしても均等にタンギングできないんです。っていうか、すぐに下の音に下りられないんです。)中間部はいいんですけど、pとfの差がないですね。それと、2拍分Cisが続くところで、頭の音が長すぎます。1拍のところはいいんですけど、なぜですかね?Cisのピッチも上ずってるので注意しましょう。

ムチンスキー、2曲目。音符を並べてるだけに聞こえますよ。もっと曲想を考えなくては。あまり音を揺らさない。ほんのりビブラートぐらい。あとは、<>をきちんとつけること。4段目のffとかあまりに鳴ってないし、クレッシェンドも足りない。(息が足りないなら、吸うしかない!)次にfになって下りてくるところのピッチが悪い。最後のfも同様。このへん、とくにひどいようで、ダメ出し連続でした。。。。。一応、3曲目にちょっと入ったけど。(涙)

3曲目、息が散ってます。もっと量を減らしたら?もっとアクセントをきかせて、いたずらっぽく。テンポもアップですよ。

 

2016.4.3 ドンジョン「サロン・エチュード」 より 『いたずら好きな妖精』、ムチンスキー「無伴奏フルートのための3つの前奏曲」より 第2曲『アンダンテ モルト』

今回のテーマはアパチュア(唇に開く、息の通る穴)の改善です。私の場合、どうも横に広すぎるし、肝心の中心で細くなってる、しかも左寄り・・・と、いろいろモンダイがあるわけです。いろいろやってみて、やっぱりまだ唇を横に引く癖があることと、穴が左に寄るのは多分仕方がないので、いっそ歌口を少し左に当てるようにするといいのかも。あと、もうちょっと内吹きにすること。

ムチンスキーは、もっと粘っこく、モルト・レガートで。いちいち息でアクセントをつけないように。あと、1小節目の最後とか付点のところで変にはずまないようにすること。4小節目、5小節目の最後はアウフタクトなんだけど、楽譜通りディミネンドをきちんとすること。

このへんで時間切れ。また次回〜!

 

2016.3.13 ドンジョン「サロン・エチュード」 より 『いたずら好きな妖精』、ムチンスキー「無伴奏フルートのための3つの前奏曲」より 第1曲『アレグロ』

今回のテーマはタンギング。全体的にぼやけて、もこもこした感じがするんですよね。で、タンギングのレクチャーと練習。舌先を唇の間に外から見えるぐらい出すタンギングも、場合によっては使い分けるといいですよ。とりあえず、もう少し前の位置でタンギングするようにしてみては?ゆっくりでよいので、シングルでやってみて。(と、何回も練習。)fになってから、2小節目、3小節目・・・と進むにつれて緊張感もなくなるし、音も下がってくるので、クリアじゃなくなるし。後半トリルが入る後のところが、べたべたするし。意識していくと、突っ込みどころ満載です(汗)。これは、もう一度やってくることになりました。課題は、音色がクリアなタンギングをすること、舌先をもっと前でさばくこと、テンポアップすることです。

で、ムチンスキーも結局同じ。細かくタンギングが続くところ、音が高いところになると、息が散って重心が上がっちゃう。6小節目のpと次のfの差。10・11小節目の高いFの出し方。13小節目の8分音符は、テンポが落ちてきているから、もう少し長めに。あと、一番最後のGロングトーンがはまりました。短すぎるし、最後の8分音符が感じられない。中途半端な感じ。しかも、ピッチ上がりすぎ。何度もやって、とりあえずこの曲は終わりましたが、へろへろ〜!あ、その直前の部分も、いちいち言わないけど音ひっくり返ってるし。(はいはい。)

 

2016.2.28 ドンジョン「サロン・エチュード」 より 『皮肉』、ムチンスキー「無伴奏フルートのための3つの前奏曲」より 第1曲『アレグロ』

まずエチュード。もっとクリアに。口先のタンギングに頼らずにお腹で支えて吹くこと。息を散らさずに、息圧をかけて。息がお腹から口元にくるまではぐっと力が入っていて、口元で緩める感じ。モモコさんは、それが逆になってます。Hは、もっと華やかな音が出るはずです。頭部管をもう少し内側に向けてみましょうか。あと、4つ目の16分音符が妙に長くなる箇所があるので気をつけて。(跳躍の前、無意識に力をためてるみたいだな。)って、さらっと書きましたが、実際は3段目後半からのフレーズとか、何回繰り返したでしょうか?

で、ムチンスキー。フェルマータまで一気に。フレーズを細切れにしない。出だしのfは、2段目のfとは違います。エネルギーをもって。唇を横に引かずに鳴らして。って、またさらっと書きましたが、出だしも何回ダメ出しだったか。。。。。今日はここまで。

 

2016.2.7 ドンジョン「サロン・エチュード」 より 『ジグ』、ムチンスキー「無伴奏フルートのための3つの前奏曲」より 第1曲『アレグロ』

歯切れが悪い部分がありますね。低い音はともかく、高い音でも。集中してやったらできると思うんですけど。それと、もうちょっと旋律が感じられるように歌いましょう。最初の16分音符2つが、少し慌てるかな?そこを気をつけると、8小節目からの次の旋律の入りもやりやすくなると思うんだけど。そこは単純に4つの音をしっかり鳴らした方がいいかも。14小節目とかシ→ソ#と2オクターブぐらい跳びますよね。吹き方を変えすぎないように。お腹で支えて吹きます。(ここはいつもできないところなので、しつこく練習。結局倍音で息圧を確認してから吹いたら、ちょっとうまくいくようになりました。ついでにF#も倍音で確認。)ダブルバーからはfの吹き方で。最後のvif・・・その前のシは、ぱっと切って。いいこと思いついたみたいに。で、間をとって速く。最後の小節、また吹き方が変わってます。音が高かったり、指が難しかったりすると、お腹で支えられなくなってしまう。しっかり支えて、明るい音で8分音符は響かせて。(ここも、しつこく練習)

で、ムチンスキー。譜面が金曜日に届いたばかりなので、短い曲だけど通すのがやっと。スタカートは、ただ短くするわけじゃない。音を止めないで。せめて2小節は旋律をつなげるつもりで。3小節目も、1コ1コ音を止めないように。で、4小節目の頭のアクセントを強調。2回目はイレギュラーを強調。でも、それより次のDのアクセントは強くならない。(このへんまでは詳しくやったけど、あとはざっとの注意。)最初のテーマに戻る前、ファソ#ファソ#〜はあまり音を短くしない。3回目は別物。最後のGピッチに注意。

 

2016.1.31 ドンジョン『サロン・エチュード」より 『風の歌』『おしゃべり』

まず、「風の歌」・・・すごい慌ててます。もうちょっと落ち着いて。(すいません。とにかくフレーズの途中で息を吸わないようにしたかったんで、どうしても慌てちゃうんです。)16分音符は<>つけましょう。旋律と16分音符は別に聞こえるように。16分音符に入る前に区切るつもりで。でも、6小節目が山で大きいフレーズが終わるので、この前はあまり切らないように。5段目からは違うことをやるので、違う吹き方で。頭にppがついているだけなので、構成を考えて。ここはもっと吹いていいでしょう。2回目はエコーという手もあるし、3段目のCからは、また山ですよね。書いてなくても考えて。(って、一応私もそう考えたんです・・・でも、そう吹けてないのよね。)で、5段目からすごくすべってます。(いろんなリズム・パターンで練習。どうも2コめと3コめが寄りすぎちゃうらしいです。「らしい」って、あまり自覚がないところがダメじゃん!)最後から4小節目と3小節目。跳躍の音の間に雑音が入りますね。真ん中へんを行く感じで。(と、ここも繰り返し練習。)

次いで、「おしゃべり」・・・もっと歌ってみましょう。10小節目、ミレミレの指が嫌ですよね。こういう時こそ、お腹を意識して、お腹で吹くように。右手は簡単なので、左手に注意して。指も、ぎゅっと握らず、ふわっとさせる感じで。dolceからは違う音楽ですよ。なんかいい匂いがしてくるように。で、高音Cです。実は今回から新しく買ったH足SR使用。息圧がいるせいか、Cが当たりにくいなあ・・・と思っていたんです。先生に相談すると、「H足ですから、ギズモキイを使わないと」というお答え。あ、このキイって、そのためにあったのか〜!?ついでに右手の指を全部押さえるのもいいよ、と教えてもらう。慣れないので、とっさにはできないけど、覚えとかなくちゃ。

この2曲は、とりあえず合格。次からは、やっぱり曲もやることに。とりあえず、ムチンスキーの「3つのプレリュード」です。どんなんだ〜?譜面注文しなくちゃ!

 

2015.12.6 ドンジョン「サロン・エチュード」より 『セレナーデ』

今回、曲かどうのこうのというよりも、またまたひたすら呼吸の大特訓!ここをなんとかしなければ、ホントもうどうしようもないってわけです(泣)

一応、曲のことも書いときますが。冒頭のpの指定に引きずられすぎ。もっと華やかに。最初にpしかなくて、真ん中でまたpでしょ?その間にいろいろあるわけです。そこは自分で考えて。トリルでテンポが停滞してしまうので、止まらず前へ行くように。トリルは2回以上入れましょう。

で、後はひたすらお腹の使い方でしたよ。要するにpが鳴ってないのです。お腹と背中の息の入れ方大特訓です。私だってなんとかしたいと思ってるんだけど〜!!

あ、エチュードは一応合格です。(いいのか!?)

 

2015.11.22 ドンジョン「サロン・エチュー」より 『エレジー』

レッスン直前にCDの解説を読んでみたら、これは落ち葉がはらはらと舞い落ちる曲なんだ。(早く読んどけよ。)納得〜!今の季節にぴったりだね。

で、指がすべっているところが多々あるので気をつけましょう。それから、音符が細かくなると、どうしてもフレーズのつながりを忘れがちです。旋律線を意識しながら吹きましょう。音が飛ぶところ・・・E→HとかE→Cとかが不自然です。なめらかに聞こえるように。低い音ほど鳴るように。それでいて、フレーズが付点の音へ向かって進むように。2段目3拍目のEのピッチ、高くなりすぎないように。3段目の3連符、soutenuesですから際立つように。で、次の小節の頭のHの>は同じように吹かない。テヌートのつもりで。lento→vifを生かして。ダアブルバーの後2小節目のパターン、不ぞろいに聞こえます。2つ目の音と3つ目の音がくっつきすぎ。(ここと、3小節目、4小節目は付点をつけたリズムパターンで練習。)6段目とか8段目とかpと書いてあるところはpで。その前は少し大きくなってていいんです。自分の中で調節してください。改めてpにする感じでいいんだけど、遅くしないのがスマートです。1ページ目の最後はppで終わるでしょう?そこから逆算していって2小節前の大きさを考えればいいんです。頭の音はテヌート気味で。でも、装飾音は遅くしない。2ページ目は改めて入って。頭の音を大事に。3段目、ダブルバーの頭の音の勢いを生かしてvif。アクセントはついていませんが、アクセントがあるつもりで。Lentementは>2コついています。ぐっと遅くして。最後2段、もっとダイナミクスがほしい。plus vifから思い切り吹いてみてください。それでちょうどいいぐらい。ここも、pで落とした後、en diminuantの前で少しふくらんでいていいので、計算して。

 

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