レッスン25

 

2015.4.26 ジュナン「ヴェニスの謝肉祭」

再びAndanteから。今日のテーマは、「口で息の量やスピードを調節しない。お腹でやる。」特に口を横に引かないように。pだけれども、小さく吹こうとしないで十分歌って。Allegroに戻る前のf、重心を下げて。低い音を吹くようなつもりで。第5ヴァリエーション、トリルの音が長くなってリズムが崩れてます。後半の長いトリルは、もっと激しく。でも、ひとつひとつアクセントをつけないで。フレーズでとって。第6ヴァリエーション、下降音階でもたつかない。適当にはしょる箇所があってもいいでしょう。2小節目、低い音になるほどよい音で鳴らして。3小節目、アクセントも次へ次へと進むように。6小節目とか、いちいちフレーズをおさめないで次へつなぐことを意識して。テンポが速いので、ひとつひとつの音は一瞬だけど、息をコントロールして散らさないように。ロングトーンできるようなよい音で。背中の方に力入れて吹こうとしていて、それでは逆です。お腹の前で支えて。第7ヴァリエーション、低い方の音を吹くことを意識して。4分音符には、きちんとヴィブラートをつけて。第8ヴァリエーション、もっと速くね。最後の音符を1コとばしてブレスをしていいです。(どうせ、ピアノで聞こえないから。)力を抜いて緩い感じのタンギングで。

で、全然吹けてないけど、まさかの終了。次は、ユーのファンタジーです。

 

2015.4.5 ジュナン「ヴェニスの謝肉祭」

今回も、ひたすらお腹の使い方である。お腹をゆるめないこと。意識しないと、息がどんどん上ずってしまう。特に高音を吹くときには重心を下げるようにすること。私に体得させるために、肩を押さえたり、ピアノを持ち上げさせたり、先生もいろいろやってくださいました。とにかく、こんなに息が続かないのはあり得ないそうです。で、Andante最後のところは譜面に書いてないけどfで。アクセントもちゃんとつけて。言い方は悪いけど、もっと乱暴に吹いてみて。

 

2015.3.15 ジュナン「ヴェニスの謝肉祭」

前回フレーズを意識するように言われたら、変な方向にやりすぎたようで、今回は「歯切れよく」がテーマ。第1ヴァリエーション、歯切れよく。音符2コずつのスラーが続くところは、少し転ぶので注意して。第2ヴァリエーションはいいでしょう。第3ヴァリエーション、高音を無理に抑えず、息をしっかり入れて華やかなところは華やかに。pの時の音が悪くならないように、もう少し息を外に向けて飛ばすように。第4ヴァリエーション、これももっと歯切れよく。どうも中音Cのタンギングがもたもたするみたいです。6小節目の終わりとか。この部分はヴィルトオーゾ的なものが要求されるところなので、単純にもっとテンポを上げて。で、Andante、pなんですが、お腹と下唇で支えてしっかりした音を出すように。下唇の上に息をすべらせるように。はい、次はAndanteからね。

 

2015.3.1 ジュナン「ヴェニスの謝肉祭」

今回の、というかここのところず〜〜〜〜〜〜っと課題なのが、お腹の使い方。それと、いちいち拍やアーテュキレーションを確認せず、フレーズとして流すこと。今日は、第1バリエーションから。いちいち確かめるような吹き方はやめましょう。大きなフレーズで。アウフタクトのCは、2小節目頭のCを目指します。第2バリエーション、アルベジオはクラリネットみたいな豊かな音で。2種類しかないし、そんなに難しくないはずですよ。F調のとき、ラの音が聞こえない。後半fなんだけど、途中で元気がなくなっちゃいます。第3バリエーション、指はいいんだけど、高い音がお腹で支えられてない。特にラは、息を散らさずに。最後のFも、暖かい音で。第3バリエーション、もうちょっと歯切れよく、そして遅れないように。またいちいち確かめる吹き方になってます。指揮の後からついていってる感じ。もっと口先で楽に吹いていいです。

で、いいかげんへろへろになり、後10分というところでAndante。。。。。もうお腹限界で、全然ダメでした。とにかくお腹つかえてないし、息吸えてないし、支えられてないし。次回までに、もうちょっとマシにしなくちゃ!

 

2015.1.18 ジュナン「ヴェニスの謝肉祭」

高音が、やっぱりお腹ふにゃふにゃになってます。しっかり支えて。Moderatoの前でクレッシェンド、次はmfぐらいだけど華やかに。(Moderatoから)10、11のアクセント・スタカートはあまり短くしないで。おどけた感じになってしまうので、ある程度の長さを。でも、アクセントはつけて。

テーマ、装飾音のDはトリルキイ使っていいですよ。3小節目とか、最後の8分音符はスタカート。その前には当然すきまが必要。

第1ヴァリエーション、全体的にもっと歯切れよく。音が横につぶれた感じになってるんです。あたたかい音で。息の量よりも形、かな。高音が下から無理にねらってる感じがします。ぜめて同じ高さか、できれば上からねらって。やっぱりお腹の支えが大事なんですよ。口元だけで吹いてはダメ。

第2ヴァリエーションは、だいたいいいです。後半、楽譜通りに吹いてるとは思うんですけど、音3つをもっと寄せた方がいいです。でも、やりすぎないで。

第3ヴァリエーションもお腹の支え。特に上昇していくとき。

第4ヴァリエーション、もっと歯切れよく。でも、音を止めないで。後半、高音から低音への跳躍がスラーに聞こえてませんよ。

Andanteまでやったけど、もうへろへろ。。。。。課題はひたすらお腹の支え、だな。あと、もっとテンポを上げること。

 

2015.1.11 ジュナン「ヴェニスの謝肉祭」

2015年は、「ヴェニスの謝肉祭」で始まりです。でも、ジュナンってところが渋いっていうか・・・ブリッチャルディなら楽譜もCDもあったのに、入手に苦労してしまいました。だって、年末年始でムラマツお休みだったし。

さて、とりあえず、Andanteの前まで通しました。(ストップかけられなかったけど、それ以上はちょっと。。。。。)で、前回に引き続き、息とお腹の支えのモンダイです。pとか無視してよいので、今の倍の音量で吹きましょう。そうしていると、けっこうなんとかなるわけですよ。で、普通に吹いて・・・それで、もたないのはオカシイ。さっきより、ずっともつはずなんですよ。胸から上ばかり使って吹いてる気がします。もっとお腹を使って、お腹はずっと固く、です。

で、出だし、もっと華やかに。次の上昇パターンはスピード感をもって。    pのところの音階も同じ。「休符」って感じにしないで。最初のテンポも考えて上げていくように。アクセントの前はタンギング。高い音で息の勢いがなくなってます。(これ、今回繰り返し言われました。)しっかり。Moderato2、3小節目、機械的じゃなくてニュアンスをつけて。

テーマ、装飾音をもうちょっと鋭く。第1ヴァリエーション、スタカートをくっきり。下降のとき甘くなりがちです。スラーの最後の音の処理も気をつけて。第2ヴァリエーション、そのアウフタクトはおかしい。leggieroですからね。leggieroの吹き方と音で。で、次の頭はアクセント。リズムがゆるいです。休符をしっかりとって、2拍目はつっこまない。後半も、3つの音符をもっと詰めて。第3ヴァリエーション、fとpの違いがはっきり分かるように。第4ヴァリエーションも、もっと歯切れよく。

この曲、気合い入れてやりましょうね。(は〜い!)

 

レッスン日記入り口へ   私笛トップへ