レッスン21
2013.9.22 テレマン「ソナタ へ短調 TWV.41」
3楽章、4楽章、一気に通す。その後、師匠、1楽章と2楽章の譜面を何回も見直して、なにやら考え込んでいたので、なにかマズイことでもしでかしたかとドキドキしてました。でも、すごい勢いでレッスンが進んでいったので、これは今回でこの曲終わるつもりなんだ!と思い、必死で吹きました。今回のテーマは、8分音符かな。終わるのか、次へつなげるのか、性格を考えて処理すること。全体的に前へ進んでいく感じを忘れないこと。
まず、1、2楽章との関係とかバランスからいって、3楽章はもっと明るく、軽く、先へ進む感じがあっていいでしょう。暗すぎます。ずっとin8で吹くのではなく、時々in4でとるいように。2拍目の8分音符も粘りすぎ。たぶん気持ちはインテンポで吹いてるんだと思いますが、聞いた感じがだれるんです。自分が吹いている感じと人が聞いた感じの違いが、埋まるようになるといいんですけど。で、3拍目や次の小節の16分音符は、すべらないように。でも、粘りすぎない。3小節目の8分音符も2つ同じではダメ。重心は頭の音。5小節目や6小節目の16分音符は、1コ1コはずまない。次へ次へとつなげて。最後は、終わる感じにしたいの?続けたいの?終わる感じなら、ヴィブラートつけすぎです。
4楽章、もっとアグレッシブに。この楽章の特徴的なリズムは?(3小節目、みたいな?)そうです。重心は頭の音、なんだけど、フレーズとして進んでいく感じが出るように。2小節目最後の8分音符とか変に長すぎ。5小節目は頭に休符が入るけど、勢いが出るように。11、12同じようなことが2回だけど、最後の8分音符で違いを。次へつなげる感を。19、20の8分音符も1コ1コがちがちにしない。23から、ガラッと変えて長調の吹き方で。26、27も同じようなこと2回だけど、最後の8分音符でつなげる。最後、もっと盛り上がるといいですねえ。43、もっとアーテュキレーションをはっきり、細かいヴィブラートもつけて。はい、いいでしょう。
次の曲も、師匠、かなり悩んでいましたが、何かやりたい曲は?ときかれ、ゴダールはボツ。次に、とっさに挙げてしまったヴィドールが採用。う〜ん、以前やりたいと思ったのは確かだが、曲、かなりうろ覚えだ。。。。。
2013.9.8 テレマン「ソナタ へ短調 TWV.41」
今回のレッスンは達成感あった〜!やっぱり2楽章は得意なパターンなんだよね。(1楽章は苦手パターン。そして3楽章も。。。。。だけど)とはいうものの、注意点はてんこ盛りです。まず、全体的に注意するのは、3小節目の頭のような8分音符の長さ。長すぎてもダメ、短すぎてもダメ。フレーズその他いろいろのバランスを考えて。それから、短調と長調の切り替えを、はっきり出すこと。で、頭から・・・まず、ラ♭・ソ・ファーの8分音符の吹き方。ペッツペッ・・・とならないように。3小節目〜4小節目の盛り上げ方。ドだけ強調してもヘンです。で、すぐディミネンドしない。6小節目までキープしてもいいでしょう。16のD、18のCの4分音符の処理。最後まで歌うように意識、もしくは次のフレーズに続けるように意識するといいでしょう。21からは2声、下がった音がしょぼくならないように。オクターヴ下がっても、しっかり吹いて。26の頭も。Dの音がヤマです。28のフレーズの終りもしぼまない。29のC、同じ高さか下から当てない。上から見下ろすように。ここからのフレーズ、長調っぽくなってます。明るく軽くならないように。アーテュィレーションもはっきり。36から、4分音符はアウフタクトっぽく次へ続ける意識で。40の頭のGもヤマになります。46から歯切れよくするのは大事ですが、ずっと息が続いているように、勢いを失わずに。最後の8分音符はアウフタクト。55から長調。コミカルに遊んでいいでしょう。67,68の16分音符で遅くならないように。72、73の16分音符も息の流れに気をつけて。77、788分音符で慌てない。はい、いいでしょう。次は3、4楽章やってきてくださいね。
2013.8.18 テレマン「ソナタ へ短調 TWV.41」
私的には、けっこう気持ちよく吹けたかな・・・と思いきや、一番よくないのは4小節目の16分音符が無表情なこと。もっと表情をつけて、でも遅くしない。(一番、てことは、2番や3番に悪いところもいっぱ〜いあるってことだよね。がっかり。。。。。すでに、ここで気持ちがくじける。)頭のCは、下からだったり、ただ適当に吹くのではダメ。ちょっと上から見下ろす感じで。5小節目からも・・・なにが違うと思う。モモコさんのは、こう。僕だったら、こう吹く。自分で違いがわからないと、ダメだよ。(最近、師匠、こういう言い方をするんです。おまけに、真似がうまいこと!こんな場合ですが、感動ものです。)「ポイントっていうか、重心がどこにあるかってことですか?」「う〜ん・・・じゃあ、それでやってみて。」(どうも師匠の言いたかったこととズレていたようですが、一応ちょっとよかったみたいです。)11ぐらいから、表情つけるんだけど、だんだん遅くならないように。18,19は、1回区切りにする感じをもっと出して。34からは、終わるので楽に。36で音が高くなっても、盛り上げない。最後Fの前のブレスは音立てない。(一応、1楽章はきりになりましたが、不完全燃焼。。。。。わたし、ほんとにこのテの曲はダメだなあ。)
2楽章も、ざっと通す。1楽章よりは、師匠の感じもよさそうだけど。。。。16分音符の続くところ、もっと歯切れよくね。(これも、いつも言われてるなあ。。。。。私、ほんとにダブルタンギングが下手なんです。)全体的に、もっとエネルギッシュにね。頭のフレーズ、のばすFの音、アクセントつけない。次のFののばしは、次につなげるのでディミネンドしない。4小節目ドラ、特にドはテヌート気味にして、ダラダラ吹かない。今回、ここまでね。
2013.8.11 テレマン「ソナタ へ短調 TWV.41」
前回と同じく、フレーズ作りです。しかも、1楽章のみ。ポイントは、1小節ごとに区切りすぎ。給付もフレーズの1部として処理しなくてはいけないのに、私は休みすぎちゃってるようです。私のわかりが悪いせいか、かなり細かく指摘&書き込みされました。まず、頭のC、テヌート気味なんだけど、次のFと同じじゃダメ。Fは、しっかり。で、小節最後のFの音の処理に気をつける。ディミネンドすると、次のpの効果が感じられなくなります。次の8分休符は、休みすぎない。ここで、フレーズがいちいち切れて聞こえます。4小節目の16分音符ていねいに。5小節目からは、meno f、だから、4小節目は最後までしっかり吹いて、ディミネンドしては効果がないんですよ。6から、じわじわクレッシェンド。9でちょっとmeno f。13はecho。15の半音階、テヌートでしっかり。クレッシェンドするんだけど、行き先は19の頭ですから考えて。23は、ちょっとだけmeno f。27はecho。31の半音階はテヌートでしっかり。34からは、もう終わるので楽に。最後、強く終わらない。トリルとヴィブラートの速さを考えて。(いつも言ってることですよ!)最後のFの前で吸っていいんですけど、音ひとつ分の量でいいので。吸ってる音もさせないように。
2013.7.15 テレマン「ソナタ へ短調 TWV.41」
毎回同じことを言われて落ち込むんですけど。。。。。って、落ち込んでるヒマがあったら、練習しなさいよ。要するに、フレーズを考えて吹きなさい。譜面通りに吹いてるだけだから、平板な、聞いてて飽きる演奏になる、ということです。それから、音楽が軽い、と。頭も、2拍目と3拍目が同じ吹き方なのは、おかしい。フレーズの最後の音を変に長くする癖もある。4小節目は、16分音符で歌う。9、10のトリル、もうちょっと均等に。29、30の16分音符は後打音というより、次へ向かうように。ていねいすぎてはダメ。31、後押ししないで。
2楽章も悪くはないんですけど。もっと、おしゃべりしてるように表情をつけて。36からも、そんなに難しくないんですから転ばないように。
2013.6.16 テレマン「ソナタ へ短調 TWV.41」
頭、同じことを2回繰り返さない。fかpかの違いだけじゃなくて。意識しないで吹くと、普通fだと速く、pだと遅くなりますよね。(意識して、あえて逆に、ということのようです。)pのフレーズは、少しタイトに。8分休符もです。休みすぎて間延びしないように。9のトリル、テンポに対して速すぎ。トリルもテンポに合った速さでするように。18はテンション上がってるので、もうちょっと速めのトリルでもいいでしょう。19の1拍目に向かって、でもそのまま入ってはいけません。それなりの覚悟が感じられるように。
2楽章、Allegroですが8分音符があまり軽くならないように。フレーズを意識するのはよいのですが、流しすぎてロマン派っぽくならないように。その時代に応じた歌い方をしましょう。35からの細かい音符、1拍ずつにならずに。頭の音が長くて均等に聞こえません。そこ、練習しておいてくださいね。