レッスン18

 

2012.4.30 アンデルセン「24のエチュード Op.21」15番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第4番変ロ長調

15番は、もうちょっと歯切れよく。余韻は少なめ、引っかけ気味に。6/8のテンポやフレーズを感じて。でないと、遅れていってしまいます。

テレマン、今日は3楽章から。16分音符が前打音に聞こえないように。それと、4分音符の処理のしかた。表情を持たせるように。トリルは拍いっぱいまで入れなくていいです。でも、フレーズの終りまで気を抜かない。21小節目から新しいフレーズが始まるのが分かるように、しっかり区切って。28小節目のフレーズも注意。2楽章は、タンギングがぼやけないように。シンコペーションの音は勢いをキープ。16分音符の連続は、次の小節の頭に向かって。8分音符主体のフレーズなので、19とか21小節目の16分音符を大事に。跳躍は、上の音が大きくならないように。34は、前2回と同じではダメです。

これは、いいでしょう。次は6番やってきてください。(5番は〜?)

 

2012.4.15 アンデルセン「24のエチュード Op.21」14番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第4番変ロ長調

14番は、あ〜、勘違い!何って、テンポが。Andantinoでplacidoですから、もっとゆったりと。それじゃ、違う曲です。。。。。スラーの頭に重心、後の3つは軽く(でも、あわてずに)、全部を吹きすぎない。2小節目とか、mfの前、fの前で<をしっかりつける。終わりから3小節目、2小節目の<>も。一応、合格。もう1回かと思ったよ。

テレマン。3小節目の16分音符で遅くならない。付点は、もうちょっとはねて。2,3楽章は、もっと活発な音楽。タンギングをもっとはっきりしましょう。トリルは上からで、最後までやらなくてもいいです。これはタンギングに気をつけて、もう1回さらってきてください。

 

2012.4.1 アンデルセン「24のエチュード Op.21」13番

今回は、アンデルセン13番のパストラーレにはまってたら、レッスン時間が終わってしまった。テレマンは、なし。

で、今回のポイント
・32分音符、16分音符のひっかけやターン、装飾音が鋭すぎ。もっとゆったりしたイメージで。
・3連符に変わるところの頭の音は、ちょっとていねいに長めに。そうしないと3連符になったことが分かりにくい。
・スラーの切れ目でフレーズが切れてしまわないように、音の処理に注意する。
・mfやfで、音を広げるように。
・rall.をしっかり。表情をつけて。

特にはまったのは、
・2番かっこの終りでちょっと落ち着いて、mfでしっかり入って、pに落とす。
・テーマに戻る前の二重線のところのrall.
・最後の部分。ちゃんとおわれるように。元気すぎないように。テンポをゆっくりめにしていくこと。でも、ブレスでいちいち止まったり遅れたりしない。
・最後のGes、上唇を柔軟にして。

 

2012.3.17 アンデルセン「24のエチュード Op.21」12番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第4番変ロ長調

今回のテーマは「物語性」・・・いつも言われてることだけど、どうしても淡々と吹いてしまう私なのであった。アンデルセン、やっぱり強弱をもっとつけましょう。裏拍を強くしすぎないで、流れを意識して。で、流れが変わるところでは雰囲気を変える。最後から9小節目はコーダになるので、ちょっと大げさに。最後から5小節目、裏拍の同じ音の連続で慌てないように。はい、これはいいでしょう。

ファンタジー4番。もっと大きな流れに乗るように。出だしの8分音符2つは、同じキャラクターで吹かない。2コめは、もう前向きに。3小節目からも、いちいち落ち着いてしまわないで、休符まで一気にいきましょう。第2楽章、シンコペーションに注意。16分音符もタンギングを甘くしないで。次の小節へ向かって。あと、8分音符の処理やタンギングの位置のおかしいところ、跳躍の裏拍が強すぎることなんかを注意されました。第3楽章はもっと軽くするように。3拍目の16分音符は装飾音のようにして、8分音符はベタにしない。それから小指のトリル。力を抜いて手首あたりまで連動するようにすると、よく動きます。こっちは、まだまだ。。。。。

 

2012.3.4 アンデルセン「24のエチュード Op.21」12番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第4番変ロ長調

今回のテーマはテンポ、かな?どうも、テンポ感なく、だらだら吹いちゃう癖があるらしくて。(かと思えば、必要以上に慌てて自滅しちゃうときもあるし。。。。。)それから、何拍子なのかわかるように吹くこと。12番は、@テンポを上げる。A2拍子に聞こえるように吹く。(4拍子に聞こえてます。せめて、1と2と・・・と裏拍にしましょう。)Bタンギングをはっきり吹く。(気をつけないと、だんだん甘くなるんです。)Cクレッシェンド(8小節めとか)Dフレーズを長くとる。E高音は息の向きに気をつける。ああ、課題いっぱい!しかも、いつも言われていることばかり。。。。。これ、もう1回ね。

ファンタジー4番、まず通す。2楽章、もっとアーテュキレーション、つけませんか?(え〜?譜面には書き込んでないけど、それなりにつけてたつもりだけど。。。。。もしかして、伝わってなかった?どっちにしても情けないけど。)1楽章、in8に聞こえるんですよね。in4に聞こえるように。単純にテンポは上げて、テンポの中で歌ってください。で、フレーズの流れを大切に。8小節目から、付点がきつすぎます。1,2回目はいいけど、3回目は吹き方変えて。それから、低音に下がる前の音、余韻を残して切る。(これは、よほどヘンだったらしく、そこだけ何度もやり直し。)ああ、こっちも課題いっぱい。

 

2012.1.8 アンデルセン「24のエチュード Op.21」11番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第4番変ロ長調

アンデルセン11番、またまた言われました。もっと活気をもって。停滞しないように。1小節目はin3、2小節目はin1で。2小節目のE#は、普通だったらあり得ない音でしょう。テヌート気味に。31、32小節目、ドレシラ、シレラソと強調しない。<をもっとつけて。4拍目だけで大きくしようとしないで、4拍目の頭は、もっと大きくないと。36小節目、4拍目は次は引き渡すように。最後も息がもたないなら吸ってもいいですが、短くかくね。はい、これはいいでしょう。(やれやれ。。。。。)

テレマン4番。2番や3番よりも甘く見ていたが、やっぱり手ごわいのであった。Andanteの出だしからダメ出しで、全然進まず。。。。。流れる感じなのはいいんだけど、淡々としすぎないように。1小節目の頭に同じ音の8分音符が2つ続くんだけど、同じようには吹かないで。4小節目、ドはアクセントに聞こえないように、下の音から湧いて出てくるような音で。7小節目の終わりから、ぐ〜っとクレッシェンド。8小節目、低音のレミとかもアクセントに聞こえます。これはダメ。10小節目、ファにしない。感じが変わるところ、調が変わるところを見つけて、吹き方を変えましょう。息の吸い方から出し方、タンギングのしかたとか、考えてみてください。

 

2011.12.18 アンデルセン「24のエチュード Op.21」11番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第4番変ロ長調

今回のテーマは、「前向きになる」・・・いつも言われていることだけど、今回はエチュードもテレマンも、ダラダラして、どんどん遅くなっちゃうんです。まず、アンセルセン11番は、単純にもっとテンポよく、軽く。音の高低そのままにゴツゴツした感じがするので、シレファ→、レファシ→、レファラ→で前向き感を出して。スタカートの音を短くしすぎない。そこで音が止まってます。タンギングだけするつもりで、次へ向かって。9小節目、もっとpに。全体に、ダイナミクスをしっかりつけること。pで音が悪くなって、そのままfになってしまうので、pをていねいに。ブレスの間をとりすぎ。その半分ぐらいにしてください。これは、もう1回。

テレマン4番。いきなり、テンポ設定でカン違い。Andannteは、もっと速くていいです。8拍に聞こえます。in4に聞こえるように。4拍目の裏から始まってるんですよ。それじゃあ、聞いてる人は疲れて嫌になっちゃいます。停滞せず、前に向かうように。ソが2回続くのも、同じ長さで吹かない。2つめは次へ向かうように。で、3拍目のソに向かうんですよ。フレーズの最後の音を強くしない。でも、遅くなってはダメ。3小節目、短調になります。16分音符も遅くならないで。なんだかんだでAndateのみで終わり。年越しです。

 

2011.12.4 アンデルセン「24のエチュード Op.21」10番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第3番ロ短調

アンデルセン10番、今日のテーマは3連符。3連符で慌てない。拍いっぱいに使って歌うこと。8分音符も。それから1小節目の3拍目のリズムもおかしくなってるから気をつけること。un poco piu mossoは、poco piu mossoなんですから本来のテンポのイメージの中でやってください。これは、合格。

テレマン3番。出だし、テヌートを意識しすぎですね。もっとフレーズの流れを考えて。16分音符を全部強調しないで、1つめだけ。Vivaceからは、転んでます。慌てずに。それと、フレーズの最後を強く吹かない。2回目のLargoは1回目と同じ調子で吹かないように。Allegro、そんなに拍を意識しないで、もっと大きいフレーズで。28小節目は最後のHから転調しているので、そこからはっきり、強く吹いていいでしょう。次は4番、やってきてください。

 

2011.11.20 アンデルセン「24のエチュード Op.21」9番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第3番ロ短調

アンデルセン9番、音の頭に余計な息の音が入ります。まとまった息で吹きましょう。大きい音を出そうと思って、がんばりすぎ。結局、無駄がないまとまった音の方が、よく響いて聞こえます。(気をつけるんだけど、ずっと吹いてると、また息が散っちゃう。。。。。)強弱記号はないんだけど、中間部の高音から降りてくるあたりは、もっと盛り上げて。それから、2・4拍目を変に強調しないように。in2のつもりで。はい、これはいいでしょう。

で、テレマン。頭は、2つ目の16分音符まで強調せず、前向き感を出して。最後の4分音符は吹ききる。短すぎはダメ。(って、これは、ずいぶんヘンだったみたい。何回もダメ出し。。。。。)Vivaceからも、慌てずに前向き感を出すように。最後で落ち着いて。2回目のLargo、4小節目のA#で音を抜かない。で、またVivaceで、26小節目は、ヘンに拍の頭を強調しないでくださいね。Allegroは14からのリズムを勘違いしてたのと、もっとテンポを上げることを注意されて、今回ここまで。

 

2011.10.23 アンデルセン「24のエチュード Op.21」8番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第3番ロ短調

アンデルセンは、ずいぶんいいですよ〜!(って、そりゃあ前回は勘違いでしたから。。。。。)強いて言えば、フレーズをはっきりさせるために、アクセントの音はテヌート気味に。それも、音がすぐ痩せてしまわないように。はい、それでいいです。

で、ファンタジー3番。冒頭は男性的に。もっと音を鳴らしましょう。エッジにどう息を当てるかを意識して。しっかり息を使って。(と、今日のテーマはこれでした。)1拍めと3拍目の音を強く。付点の音は強くしない。それで、2小節目の頭に向かって。Vivaceからのアーテュキレーションはそれでいいでしょう。後は、変にテヌートしてたところはなしにして。フレーズの作り方をチェック。9小節目でDにナチュラルがついて、だんだんDdurに向かって、10小節目の2拍目から明るい音で。2回目のLargo、ヴィヴラートが変。F#のとき、かかってないですよ。ロマン派っぽい歌い方にならないように。dolceじゃなくてmestosoで。今回、このへんまで。

 

2011.10.9 アンデルセン「24のエチュード Op.21」8番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第2番イ短調

アンデルセン8番は勘違い。。。。。まずテンポが速すぎ、で、どんどん慌てる、付点の音が短すぎ、3連符が鋭すぎ。全然別の曲です。marucatoもAnndannte sostenuto 、しかもpの中でするように。♪=126でガチガチやってみましたが、これはもう1回やり直し(涙)。

テレマン、だいぶよくなりましたが、テンポと前向き感は忘れないように。テンポを無視したリタルダンドはいけません。6小節目から軽すぎる感じ。重心を上げないように。Vivaceは、もっと軽く。かっちり吹きすぎ。Adagioは、ゆったり。でも、停滞しないように。3小節目アウフタクトの入り方に注意。そこからは新しい音楽です。でも、テンポを遅くしない。5小節目アウフタクトのトリルは、もっと気を使って。5小節目からは、前向きにするところ(付点のリズム)と歌うところのメリハリをつけて。Allegroは、いいでしょう。

次は、このまま3番ね。

 

2011.9.18 アンデルセン「24のエチュード Op.21」7番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第2番イ短調

アンデルセン7番、ずっとチャキチャキと同じ感じで吹いてます。フレーズを作りましょう。2小節目のGとか4小節目の頭のEとか、そのまま行かずに、ちょっと意識して入るように。8小節目の最後も、ほんのちょっとだけ遅くして9小節目に入るように。ということで、試行錯誤してフレーズを作りつつ終わり。

テレマン、出だしやっぱり変。。。。。間を取りすぎ、フレーズ感もないし、3拍子になってません。変に間を開けようと思わず、その代わりタンギングをしっかり。次の16分音符もロマン派っぽくならないように。6小節目で急にテンポが変わってます。気をつけて。Vivaceは、ベタベタしすぎ。スラーの終わりの音はもっと跳ねて、8分音符は軽く短く。Adagioは、もう少しテンポを上げて前向きに。全部の音を大事に吹きすぎない。重い軽いの変化をつけて。

 

2011.9.4 アンデルセン「24のエチュード Op.21」6番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第2番イ短調

アンデルセン6番。だいぶよくなりましたね。(そりゃあ1ヶ月もやりこめば。。。。。)旋律が4分音符のところはもうちょっと音を長くして、8分音符のところと違いを出しましょうか。Anndanntinoなので、慌てすぎにならないように。この曲、fが一番大きいんですよね。なので、22小節目にもっと盛り上がるように、21小節目はぐっとクレッシェンド。すぐにしぼまず、そのままキープして。デクレッシェンドしても、まだmfですよ。30小節目、再現部はすぐに動きを見せないで。最後2段、ブレスに時間をとりすぎないように。はい、いいでしょう。

テレマン、出だしの4分音符は紙1枚分ぐらい間を空けたい。Graveの感じを出すために。でも、2小節目の頭に向かう感じがほしい。16分音符も、ただだんだん遅くするのでは、聞く人も疲れちゃう。真ん中は速くして、また戻す。で、3小節目に入るときは、ブレスはしないけど間を取る。(以下、巻き方、戻し方をけっこう細かく指示される。)Vivaceは、8分音符を短く軽く。Adagio、1小節目の付点のところは3連符ね。4小節目のF、7小節目のE♭は、転調するかと思わせてしない微妙な音なので注意して。最後の小節、明るい極上の音で。今回、ここまで。

 

2011.8.7 アンデルセン「24のエチュード Op.21」6番、テレマン「無伴奏フルートのための12のファンタジー」第2番イ短調

アンデルセン6番。molto espressivoですからね。もっとダイナミクスをつけて歌ってください。特にpをていねいに。ただ小さいだけではなくて。2拍目の16分音符、転ばないように。全体的にタータララになりすぎないように。(1週間じゃ音符を追うのに必死で。。。。。)結局もう1回になりました。@メロディラインの音を良くすることAダイナミクスをしっかりつけることBブレスを短くとること

テレマンは、ざっと通してアーテュキレーションをつけてもらって終わり。がんばります。。。。。

 

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