レッスン15

 

2010.11.7 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 13番、ゴーベール「ロマンス」

ガリボルディ13番。2小節目2拍目、きちんとアクセントをつけましょう。でも、mfのときのアクセントとpのときのアクセントを同じように吹かないで。後半の上昇・下降のスケールも、もっと<>をつけて。

ゴーベールは、やっぱり高音の鳴らし方。口の中の力を抜いて。Allegro moderatoから、付点はもうちょっとひっかけて。細かい音符、慌てない。expressifから、なんとなく停滞してます。前へ前へ・・・という気持ちで。付点4分で同じコトを4回やってますよね。そこもアウフタクトのような気持ちで停滞しないように。最初の主題に戻って、pの歌い方。あっさり、すらすら行きすぎちゃうんですよね。言いたいことはたくさんあるんだけど、言えない・・・みたいな。8分音符を大事に。ヤマの前が特に大切ですから、ていねいに。fと書いてあるところはしっかり鳴らして、pが際立つように。(はぁ〜!pの歌い方ってムズカシイ。。。。。)次は、トゥルーのグラン・ソロ13番。その次はドップラーの小品をやりますから、覚えておいてくださいね。

 

2010.10.10 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 12番、ゴーベール「ロマンス」

ガリボルディ12番。旋律以外の音をしっかり吹きすぎ。慌てるところもあるし。旋律を際立たせて。旋律も音価で違いが出るように。アクセントでなくテヌートで。。。。と気を抜くと、すぐにわけが分からなくなっちゃうんですが、とりあえず合格。

で、ゴーベール。前回の感触では、今回で合格かも。。。。。と思っていたのですが、またまた頭からダメ出し!音の出し方が全然違います。不注意すぎ。自然に出せばいいんですけどね。(って、私の出だしは変すぎなのか?)それから、旋律1小節目最後の8分音符3つが、どういても慌てる。12小節目の最後簿G#は>の途中なので、ひとつの音符の中で表情をつけて。あとは、やっぱり高音を鳴らす時の息のバランスがよくないようで、ひたすらその注意。2ページ目も延々と歌うところがわけわからない感じ。普通やらないと思うことでも試してみていいので、こんなにやっていいのかというぐらいやってみてください。

 

2010.9.19 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 11番、ゴーベール「ロマンス」

ガリボルディ11番。Allegro moderatoですよね。あまりあわてずに。むしろ、滑稽な感じを出して。アーテュキレーションをはっきりと。音の粒のひとつひとつが感じられるように。con imponenzaからは、あまりテヌートにしないように。山型アクセントですよ。

続いてゴーベール。今日のテーマは“あわてない”のようです。8分音符や16分音符で慌てない。この頃フレーズを前向きにとらえられるようになっていて、それは悪いことではないのですが、慌ててしまっている。慌ててるって自覚は、ないでしょう?中間部、Allegro moderatoからも慌てます。ここは、quasi legg.な感じで。4小節目からはD長調に転調。1拍目のAからD長調の音で。12小節目からはlegatoで。再現部の前、pのE音強すぎます。オクターヴも、いつ上がったのかわからないぐらいに。あまり8分音符だと意識しなくていいでしょう。A tenpoからは、最初とまったく違いますから。我慢して。最後の強弱は、自然にやっていいでしょう。自然にクレッシェンド。終わりから3小節目のF#も、<して、少し>してppになればいいです。これ、仕上げのつもりで、もう1回ね。

 

2010.9.5 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 10番、ゴーベール「ロマンス」

ガリボルディ10番。Andantinoですよね。Allegrettoに聞こえるので、もうちょっとゆったりと。出だしは、きつすぎず、もっとpで。でも、あたたかい音で。(今日のテーマはコレです!曲の出だし。きつくなく、pで、でもあたたかい音で。)拍の頭に変なところでアクセントがつくときがあります。ヴィブラートがうまくかかってなくて。考えて、コントロールできるといいんですけど。終わりから6、4小節目、鳴らすのは下の音。上がった音もブチッと切らずに。

で、ロマンス。さすがゴーベール。またまたダメ出しの連続で、今日は1ページ目だけです。まず、出だしの音ね。弦楽器だったら、しっかり弓を当ててから音を出す感じ。どうしてもヒュ〜というホイッスル・トーンが入ってしまう。全体的に息の出しすぎだと思いますよ。あたたかい、甘い音で。付点4分音符で音を抜かない。次に向かって。8分音符を大切に。全体的に、もっとドラマティッゥに。歌いましょう。9、10小節目、G#が4つ続きますよね。4つ目は同じ音で吹かない。12小節目の付点、引っ掛けすぎだし、抜かない。animatoから、休符を休みすぎず、詰めていくように。高音でヴィヴラートがかからなくなってますよ。はい、ここもう1回やってきてくださいね。

 

2010.8.15 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 9番、ゴーベール「ロマンス」

今回のテーマは、音のまとめ方。ガリボルディ9番。もっとレガートに。なんかゴツゴツしてますよ。(またかい!?)で、5小節目からは、反対にアーテュキレーションをくっきり。4小節目の最後の音の切り方を気をつけましょう。ぶちっと切らず、余韻をもって、でも長すぎたり、音を押したりしないで・・・って、これがうまくいかず、あれこれしばらく試行錯誤。

そして、ゴーベールの「ロマンス」。相性のよくないゴーベールだし、甘く見ていたつもりはないけど、頭からダメ出しの連続で落ち込みそう。。。。。8分音符をていねいに歌いましょう。17から、小節をまたいだタイの音、遅れないように突っ込んで、でも慌てない。前の音もきちんとまとめて。Allegro Moderato の前でも、また同じような注意。大きなフレーズでとらえて、だんだん盛り上げていきましょう。で、ブレスの位置をいくつか注意されて、今日はここまで。

 

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