レッスン14

 

2010.8.1 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 8番、クーラウ「序奏とロンド」

ガリボルディ8番。最初の音の出だしからはまる。もっと気を使って。アクセントになっちゃダメ。タンギングしないでやってみて・・・と、いろいろやる。今回のテーマは、8分音符で歌う。<>をつけようとしているのはわかるが、もうちょっと。最後のmorendoも、それこそ死に絶えるぐらいに。

序奏とロンド。15、7連符から次の小節の入り方に注意。16、17、スラーの最後の音が強くならないように。35、D#のトリルの指、違ってます。いっそ右人差し指を使うのがいいかも。D#とEの間隔が、ちょうどいいんです。65、オクターヴ下の音に重きをおいて。上の音は柔らかく。74の入り方。73で、ちょっと予告してもいいかも。106から、フレーズ切れないように。休符はあまり意識しなくてもいいでしょう。あとはアーテュキレーションを何箇所か直して、この曲終わってしまいました。(師匠、最近ちょっと甘すぎなのでは?)次は何がやりたいかきかれていろいろ言ったら、好きなのでいいと言われたんだけど、さてどうしよう?

 

2010.7.24 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 7番、クーラウ「序奏とロンド」

ガリボルディ7番。「いいですねえ。よく鳴ってるし。」とお褒めの言葉。そりゃあ、7月頭の定演、8月頭のコンクールに向けて、まめに練習もしてるし、コンディションも万全ですもの!でも、「ちょっと拍が出すぎかな。もっと大きな流れでとらえてね。じゃあ、最初から・・・」ときたとたん、「やっぱり言い出すといろいろありますねえ。」とダメ出しの連続。。。。。1拍目と2拍目が同じ重さなんですよね。それじゃあダメで、始めたらそのままいってくださいね。アクセントがついている場合も、同じ強さじゃないんですよ。スタカートの音もちょっと長すぎ。スラーの後の方の音はもうちょっと長めで。そうするとスタカートの音も長くなっちゃうし。pになったら、もっと明確にかっちりと。最後は遅くしないいで、そのままのテンポでいっていいでしょう。

さて、「序奏とロンド」初回です。薄々感じてはいたのですが、どうもヘンな楽譜を買っちゃったらしくて、先生の記憶で修正していただきつつ吹きました。序奏は、フェルマータ以外はあまり伸ばしたりテンポゆらしたりせずに。2回目の高いAは、もっとガツン!といきましょう。a tempoの前は、ちょっともったいぶってね。14でしっかり<して15の頭もアクセントつけてガツン!と。31装飾音はもっとひっかけて。で、この最初のテーマがはまった、はまった。31のEがぶちっと短すぎ。次のDはつっこんで、しかもテヌート気味。。。。。言葉で書くと、わけわかりませんが。これ、何度も出てくるし、繰り返し練習。で、次の42からは、ブレストアーテュキレーションのチェック。53からは、すぐに>しないで、54で>して、ぐっと聴かせてていねいに55へ入る。65からはシングルかダブルか微妙なところ。オクターヴの跳躍は、上の音を軽く、柔らかく。69で自然に<。70の装飾音はオン・ビートで。そんなにゆっくりじゃdolceになっちゃいます。もっと速く。74、きちんと準備してから、ていねいに入る。106装飾の前の音をぬく癖があります。そのまま自然にいって。で、本日2つめの難関が117のクレッシェンド。118の頭のD#と落差がありすぎ。ブレスをとらずにやったり、いろいろやりましたが、いまひとつ。とりあえず145ぐらいまでいって、宿題はCDの演奏のアーテュキレーションをコピーしてくることになりました。

 

2010.6.27 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 6番、エネスコ「カンタービレとプレスト」

ガリボルディ6番。苦手な3拍子で、ひたすらはまる。先生がいろいろ言ってくださるのだが、どうなってるのか自分でもよく分からないのだ。まず、2拍目と3拍目のスタカートが短すぎで、音楽が途切れてる。もうちょっと余韻のある音で。3・4小節目も、もうちょっと雰囲気がほしい。3小節目から4小節目に向かっていく感じとか。9小節目からは、ベタすぎ。全体的に8分音符の音は短すぎて、16分音符は長すぎるんです。17小節目からのフレーズもいまひとつ。3拍目をアウフタクトみたいに感じて。25小節目からが、特にヘン!16分音符と32音符の組み合わせ、裏拍に入るのが早過ぎだし、32分音符が遅い。一番最後もそのパターンなんだけど、もっとはずんで最後は落ち着いて。。。。。あ〜、一応終わったけど、なんかもうヘンすぎ〜!

エネスコ、前半はノンストップで通し、よくなってますよのお言葉。後半は99の前で、また高音の息が散ることを注意される。113の前、トリルに入るときアクセント。113でまた高音の息の注意。(でも、練習の甲斐あってか拍の取り方は言われなかった。)128・9は、半音ずつ下がる動きを聞きたいので、あまり付点をはずまないで。あとも、いちいち高音の息を注意!178から、テヌートの4分音符は音しっかり長く、はねないように、細かい音符は転ばないように。186からのシンコペは逆に音短めに、はずんで。194からは、伴奏のピアノを意識して。で、最後はまた高音の息を注意されて終わり。

で、次はクーラウの「序奏とロンド」をやることになりました。どんな曲だっけ?CDと楽譜買わなくちゃ!(っていうか、エネスコもう終わりでいいの〜!?)

それから、娘、レッスンやめることになりました。しかたないとは思うけど、なんだかがっくりです。それでも、それなりにあきらめがついたつもりだったけど、自分のレッスンを終えて外へ出たら、次がちょうど母娘レッスンっぽい2人。。。。。やっぱりちょっと胸が痛むわ。

 

2010.6.13 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 5番、エネスコ「カンタービレとプレスト」

ガリボルディ5番。もっと、のどかな感じで吹けるといいですねえ。(そういうのは苦手なのであった。。。。。)ヴィブラートもつけすぎると合いません。あ、それじゃつけなさすぎ。2小節目はミラドミ・ラドミラ・・・とフレーズを作るつもりで吹くんだけど、それがあまり出ないように。6小節目、付点の音が短すぎ。12小節目のミは下がるんだけど、旋律としてはそのままドシドレ→ミと上がる気持ちで。

エネスコ、よくなってますよ。(やったね!)21から、5連符がすべらないように。特に出だしであわてないように。あわてて上がって、ファで待ってる感じです。23、だんだんテンポにのる感じで。それじゃやりすぎ。最初の2つぐらいはためていいですが。26、pをもっと落として27のソからぐっとクレッシェンド。28の6連符でまたぐっとデクレッシェンド。36は最後まで<。あとはいいでしょう。ということで、プレストへ〜!ダブルタンギング、音が立ってる感じで。94、1拍目は4分音符です。98、高い音で息が散らないように。(A♭から吹くといいんだけど、前からやるとなんかダメ。高音で息が散らないように、というのは、この後もさんざん言われる。まあ、いつものことだけど。。。。。おいおい。)111のトリルは最初から激しく。113からは、アーテュキレーションで拍をとってはダメですよ。(え、ダメなの?)16分音符4つでとって。120からテンポがヘンですね。8分音符が速すぎ。ちゃんとメトロノームでやっておいてください。(プレストまでいく予定じゃなかったので、いいかげんなのだ。汗。)139からもね、高音で息が散らないように。164からも遅くなってます。202から、16分音符が慌てないように。じゃあ、また次回。(メトロノームで合わせる、高音の息を散らさない、これが宿題ですな。)

娘は、モーツァルトのアンダンテから。忙しい部活のおかげで音はまあまあだが、譜読みは全然。。。。。装飾の扱いとかテンポの取り方とか、めちゃくちゃなんだもの。曲をもっと聴いておいてくださいね。全然アンダンテって感じじゃないわ。ガリボルディ10番も、♭落としまくりだし、6/8に聞こえないゾ!35小節目からは2声になってますから、歌い方を変えて。女性、男性って感じかな?最後から7小節目、スラーの最後の後はテヌートせず、短めね。テンポ60ぐらいで練習しておいてね。

 

2010.5.16 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 4番、エネスコ「カンタービレとプレスト」

ガリボルディ4番は、私の苦手な6/8。すべての拍を吹きすぎ。もうちょっとはずんで、ターン・タ、ターン・タ・・・と感じられるように。だんだん遅れていくので気をつけて。最後8小節目、2拍目の裏、遅れないように前向きに。はい、そんな感じなんですよ。って言われても、自分じゃよく分からない。

で、今回からエネスコをやります。この人、ルーマニア生まれのヴァイオリン奏者なんですね。なんだか納得!この曲の冒頭なんて、とてもフルート曲とは思えない。ヴァイオリンかヴィオラの低音を響かせるようなイメージで。拍にははめるんだけど、その中でもっと自由に揺らして歌うように。そして、フランス曲特有の淡い感じで。(そういえば、師匠はフランスもので、この「淡い」という言葉をよく使う。そういうの苦手なんだわ。。。。。)冒頭の3連符が慌ててるように聞こえるので気をつけて。同じことを3回繰り返さず、3回目は盛り上げて<。9小節目から、ダイナミクスが急に変化するのでもっと意識して。fのところは基本的にテヌートなので、変に音を抜かない。19小節目からは基本的に繰り返し。25小節目は急に遅くなって6連符がきちんと入ってないので、メトロノームでやっておいてください。27小節目、それじゃあG♭じゃなくてF#の吹き方。なんだか楽しすぎるんだけど。もっと淡い感じ。♭の音で。ということで、カンタービレの部分をやって、今回は終了。ここまでが大事ですからね。後半は指が回ればいいし・・・って、本当?小指がネックだなあ。右手も左手も。

娘は、ガリボルディ10番。相変わらず息強すぎ、上唇力入れすぎの注意。そして、モーツァルトのアンダンテ。ミス多すぎでわけのわからんモーツァルトだったけど、さすが師匠、あれこれいじられたら、ちょっとモーツァルトっぽくなってきました。でも、また今度。。。。。

 

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