レッスン13

 

2010.4.11 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 2・3番、バルトーク「ハンガリー農民組曲」

娘が都合悪くて来れないので、私が2回分。

まず、ガリボルディ2番。3拍目の付点のリズムがベタになりすぎないように、もうちょっとはずんで。16分音符もベタにしまい。テンポも速めで。vpce piena.から1小節ずつ<がついていますが、いちいち収めずに、大きなフレーズで。付点のリズムがだんだん曖昧になってくるので気をつけて。最後しっかりrall.(書いてみると短いですが、この付点のリズムにはまって、これに終始。思いのほか難物でした。)ついでに3番。アウフタクトのアクセントつき8分音符は長すぎず。テヌートではないですから。7小節目のスタカートつき8分音符は短すぎないように。9小節目から流れが滞る感じ。もっと先を目指して。終わりから10小節目、スラーでつながった8分音符は、もっとはずんでいいでしょう。ベタにしすぎない。終わりから7・6小節目は、もっと<>大げさに。

バルトークは、「田舎のダンス」2曲目から。pだけど、ちゃんと歌って。素朴な感じで。あまり拍を気にせず。タンギングも、もうちょっとはっきりしてもいいでしょう。3曲目、Allegrettoなんだけどpesanteなんですよね。pesanteと「だらしない」は紙一重なんですけど、だらしなくならないように。8分音符の裏拍を感じて、音符の間に隙き間があるように。4曲目、テンポを変えなくてもdolceとscherzando leggieroの違いは出るはずです。後半は、もっと必死な感じでもいいと思います。きれいに吹こうと思わないで。16分音符をもっと寄せて。テンポも上げましょう。下のEをしっかり吹こうとしない方がいいです。5曲目、がらっと感じを変えて。アクセントではなくテヌートで。頭にAの音が3つ続くし、下がってまたAに戻ります。同じように吹かないで。最後の装飾音、微妙に拍の前へ出るんだけど、速くなりすぎないように。前のAの音との間は空けて。6曲目、頭はためるんだけど、やりすぎない。3拍子と2拍子の違いが出るように。1小節・1小節・3小節で区切りますね。7曲目、最初の4小節だけ別物。頭はテヌートして歌って、5小節目からはまた軽快に。8曲目、もっと音の粒が立つように。オクターブ上はいいんだけど、下の音のとき。9曲目、テンポもうちょっと上げましょう。16分音符に速さを。最後はファラ♭ファミ・・・・のラ♭だけD♭の指でやりましょうか。そうすれば、もうちょっとテンポ上がると思うし。

はい、この曲は終わり。次はエネスコです。

 

2010.4.11 ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」作品88 1番、バルトーク「ハンガリー農民組曲」

今日からガリボルディ。Andante mosso ですから、もっと勢いがほしいです。最初のソとか上昇のシレソシ、で。音の処理をていねいに。4小節目からのスタカート、8分音符が短すぎ。16分音符はもっと短くぷりぷりっと。(ここ、すごくはまりました。。。。。)18小節目、スラーの最後の音はスタカーとついてないし、ブレスもないし、そんなに切らないで。第1テーマに戻る前、スタカートじゃなくてアクセントなので、短くしすぎない。最後高音Gのピッチと息の使い方。吹きすぎず、息をまとめて。(最近、こればっかり。)

バルトークは田舎のダンス1曲目から。もうちょっと歯切れよく。pesanteの感じは装飾音で出せばいいでしょう。14小節目からベタすぎない。特に4分音符2つ。さて、後半はまたもや高音の息の出し方です。下唇の中心でしっかり押さえて、後は力を入れすぎない。でも、息はまとまった勢いのある息で。(さんざんゆっくりやったけど、いまひとつ。。。。。。一応、ここは終わりになりましたが。)

娘はガリボルディ8番。臨時記号落としすぎだわ。上唇の力を抜くように、いつもの注意。「春の歌」は、けっこうよくなってると言われたけど、メゾ・スタカートの練習・・・スタカート音をもうちょっときかせて。

 

2010.3.21 ベーム「12の練習曲」Op.15 12番、バルトーク「ハンガリー農民組曲」

ベーム12番、リベンジ。練習の甲斐あって、まあまあ。それでも、最後の方はバテてくるので息を遠くに飛ばすように注意されて、そこだけもう1回やって終わり。次からは、ガリボルディのやり直し。

バルトークは4曲目から。もっと広々と歌うように。(と、テヌートなど書き込まれる。)後半は、細かい音符をていねいに。後半の7小節目とかは、吹いてますよ〜!という感じを出さないように。スケルツォ、後半はあまりベタ吹きせず、躍動感を出して。低音は聞こえないので、ある程度吹いていいですよ。田舎のダンス、1曲目。装飾音はオンビートで。pesanteなんだけど、8分音符はもっと短めでいいでしょう。でも、はずまないように。15小節目4分音符、ベタにしない。後半はダブルタンギングきちんと。高音、息を使いすぎない。ていねいな息で。上唇や頬、顎に力を入れないで。入れすぎるので、バズィングになるんです。次は、この1曲目からね。

娘は、ガリボルディ7番から。ちょっとはよくなってるが。3拍子なんだけど、1小節1拍で感じられるように。後半、感じが変わるのがわかるように。細かい音符、がんばって。「春の歌」・・・まだまだ臨時記号落ちてるわ。メゾ・スタッカート(スラー・スタッカート)がぶち切れなので、切れないように。あと、第1主題に戻る前の細かい音符、テンポが揺らせるように。それから、また上唇に力入れすぎ、の注意。(親子で同じコトを。。。。。)

 

2010.3.7 ベーム「12の練習曲」Op.15 12番、バルトーク「ハンガリー農民組曲」

ベーム12番、最後のエチュードです。上の音に上がるとき力でやらないで。高音をつぶさないように、ゆっくり練習してきてください。これ、もう一度。(久々のやり直し。。。。。まあ、ここんとこ忙しくて練習足りなかったし、自分でももうちょっとと思ったけど。)

バルトークは3曲目から。前半は安易にはねないで、豊かな音で。対照的に、後半は音も高いし、装飾音もついてるし、やや軽い感じを出していいでしょう。最後は吹ききって。スケルツォは、もっと迫る感じで。タンギングもはっきり。18小節目、4分音符はあまりベタにしないで。次回、もう1回3曲目から。

娘は、ガリボルディの7番から。どうも息を使いすぎだと思っていたが、やっぱり「もっと楽な息で吹きましょう」の注意。先生が譜面の余白に ・中高音域は上唇で息をつぶさない ・流れる息、まとまりのあるていねいな息 と書いてくれて、そうこうするうちにぐっと音がよくなってくる。それから、メンデルスゾーンの「春の歌」・・・吹くのがやっと。ブレスの位置を書き込んでもらって、今日は終わり。

 

2010.2.21 ベーム「12の練習曲」Op.15 11番、バルトーク「ハンガリー農民組曲」

ベーム11番も、それなりに吹けた、と思う。ただ3拍目が自然に上がれるように。ということで、ハーモニクスの練習をしてみました。が、私、5線の真ん中のCからGへ全然上がれないのよ。単独でGは出せるんだけど、Cから上がったり下がったりできない。お遊びですけど、ハーモニクスで「ちょうちょ」とか吹く練習するといいですよ。C、C#、Dの指で吹くんです。それから、真ん中のCとオクターヴ上のCを同時に鳴らすのもやってみたけど、これは案外すんなりできた。で、エチュードへ戻ってみたらけっこうきれいに上がれたので、とりあえず合格です。

バルトークは最初から4曲目まで。出だしをもっと重く。クレッシェンドをしっかり。fで息を入れすぎない。2曲目の細かい3連符がていねいすぎ。もっとスピード感を。3曲目は素朴に。アクセントとかつけすぎない。’とか、もっと柔軟に考えて。4曲目は1小節ごとに区切らないように。後半の装飾音をもうちょっと考えて。フレーズの初めなのか、rit.の中なのかでも違います。次は4曲目からやりましょうね。

娘はガリボルディの6番から。今日は、息を遠くに飛ばす、楽器を内側に向けすぎない、顎を上げすぎないという注意に終始する。17小節目から8分音符が続くパターンは、スラーを短く切らず大きなフレーズで。それから、「カルメン」の間奏曲。楽譜に書いてあるテンポより遅めの72〜76で。トリル・キイをちゃんと使ってなかったので、その注意と、あとブレスの位置をあれこれ。

 

2010.2.7 ベーム「12の練習曲」Op.15 10番、バルトーク「ハンガリー農民組曲」

ベーム10番は、いっぱい間違えたとおもうんだけど、「よく吹けてますよ。」と案外あっさり通る。もっとも、高音で息をまとめる!のいつもの注意付き。オクターヴの跳躍はつらい。特にhighHとかCとか。

バルトークは譜面は簡単そうなんですが、いきなり出だしからはまる。ハンガリーの曲とかの特徴は、頭の装飾音ですよね。こういうの、オンビートで。重心もそこに置くんですよ。1小節目の8分音符4つも全部同じにしない。特に1つめはテヌートにフェルマータまでついてます。1曲目はテヌートやアクセントの処理を細かく注意される。はねたり抜いたり軽くしたりするのも注意。重いんだけど、フレーズは前へ向かって。2曲目は8分音符、ちょっとベタすぎ。dolceのところ、スラーの最後は8分音符。音の処理に注意。最後の付点4分はへんに拍を出さないように。3曲目は、1音目の処理。Sosutemutoは1拍子のつもりで。今日は、ここまで。

娘はガリボルディの5番から。後半の3連符の途中に8分+16分がはさまったところ、そこがヘンに遅れる。テンポに注意。メヌエットも細かい音符を自分で慌てて首を絞めてる。メトロノームで練習。なんとか合格して、次はカルメンの間奏曲。

 

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