レッスン11

2009.7.26 ベーム「12の練習曲」Op.15 1番、C.シャミナーデ「フルートとピアノのためのコンチェルティーノ」Op.107

今回からベーム。表紙を見ると、全ての長調と短調の指使いを完璧にするためにみたいなコトが書かれている。じゃあ、12曲じゃ足りないし、譜面の頭にも♭や#がほとんどついてない気がする。。。。。と思いきや、1小節ごとに転調していくようなエチュードなのでした。ひえ〜っ!で、1番をざっと通して(って、たくさんミスしたけど)、短調の小節は1音めから短調の音で吹きましょう。高音でうるさくならにように、息を散らさないように吹きましょう。スラーがごつごつしないように、なめらかに。(はいはい、いつもの注意ね。)ということで、悪戦苦闘しつつ1番はなんとか終わり。

シャミナーデは、いつものように高音の注意。息を散らさないように。38、Stringendoはもっと迫って。73、テンポ気をつけて、指転ばないように。85、高い音もきれいにスタカート。96、Aは8分音符。短くしすぎない。102から、もっと迫って。音符2つずつのスラーから切り替わるところで、もっとなめらかに。112で最初のテーマに戻って、3連符が慌てないように。

で、いきなりですが、シャミナーデ、終わってしまいました。すごい勢いでレッスンするのでまさか。。。。。とは思ったのですが。来月はスケジュールが合わずレッスンができないので、たくさん宿題を出したかったせいに違いない。今まで大練習曲を通すことに必死になってたので、自分としては、さあこれからシャミナーデに本腰入れるぞ〜!と思っていて、次の曲なんて考えてなかったよ。結局、フレンチコンポーザーからもう1曲、ゴーベールのファンタジーをやることになりました。師匠が言うには、今の私に必要なのは、広い音域を使った曲で特に高音をきれいに出す練習をすること。バロックに逃げてる場合じゃない、と。(あくまでも音域の話ね。)はいはい。フランスものをさらっと吹けるようにならなくちゃ、ロマン派もバロックもあかんということね。

夏休みのめあて〜高音制覇〜がんばろう〜!あ、いや、ムキになっちゃいけないんだった。。。。。

娘はガリボルディの2番、3番と15課の〔2〕を少し。コンクール間近で連日1日部活なので、全然練習してなくてミスばっかり。もう1回ね。

 

2009.7.12 ドゥルーエ「フルートのための25の練習曲」大練習曲、
           C.シャミナーデ「フルートとピアノのためのコンチェルティーノ」Op.107

部活から帰ってきた娘、疲れたからどうしてもレッスンを休む、と動かない。 本当のところは練習してないんでズル休みだと思う。 いい度胸じゃん。 師匠にも、ズル休みです!と言いつけてやりました。 師匠は、ボクも受験前にピアノの課題は追いつかないし、ソルフェージュは嫌いだし、よくズル休みしました・・・と寛容に笑ってくださいましたが。

で、来月1回しかレッスンないのに、絶対行けない日になりそうなので、今回2回分やってくだい、とお願いしました。 どうせ娘の分のワクが空くし。 大練習曲をやると、通すだけでレッスン時間がほとんど終わってしまうので、ちょうどよかったです。 おかげで、大練習曲はやっと合格しました。 課題山積みですが。。。。。 というか、あの長大な練習曲をひたすら吹いていると、だんだん変になってくるというか、変なところがはっきりしてくるんですね。 私の場合、息がコントロールしきれずに強くなる→上唇に力が入る→ほっぺたとかに力が入る という悪循環になるようです。

次はベームの12の練習曲Op.15なんですが、久々に見る普通のエチュードは愛しく思えます。 がんばるぞ〜!

時間に余裕があるので、シャミナーデもカデンツァまでやれました。(自分はカデンツァの前までのつもりだったので、ボロボロだったけど。。。。。)3連符で、もっと歌いましょう。23からの6連符の連続、ゆっくりやってごまかしてきたのを指摘される。テンポ上げましょう。33、Piu animato e agitato 8分休符をくっきり。35のアクセントは躍動感を。Strinngentoを、もっと。44のトリルの指、すっかり忘れててまた言われた。51、スタカート、もたつかないで前へ。>は、書いてあるところからでいいでしょう。早くかけすぎない。小節の頭でpでなくてもいいですよ。73から、精密度を上げておいてくださいね。94、95、拍の頭をちょっとアクセントにして、すべっていかないように。カデンツァ、テヌートの音を大事に。装飾音のところ、あまり機械的にならないように。旋律を考えて。はい、また次回ね。宿題は、精密度を上げる、です。

 

2009.6.28 ドゥルーエ「フルートのための25の練習曲」大練習曲、
           C.シャミナーデ「フルートとピアノのためのコンチェルティーノ」Op.107

今回のテーマは、「上唇の力を抜く!」・・・しかも、娘も私も2人とも。

まずは、大練習曲。とりあえず10ページ目真ん中あたり、♭3コまで進む。あとちょっと!やっぱり2ページ目オクターブの跳躍のスタカートが変。上がるのはよくなったんだけど、下がるほう。それじゃ、テヌートになってます。もっと歯切れよく。7ページ目3連符とトリプルタンゴングのところからテンポが変わりすぎ。大変ですけど、もうちょっとテンポを上げて。9ページ目、16分音符2コずつのアーテュキレーション、意識しすぎ。流れの中でやるように。(これも、よく言われるなあ。。。。。)反対に、ず〜っとスラーのところはごつごつするし。特に第3オクターヴで余計な音が入らないように。(これも、よく言われる。)だいたいこんな感じでいいだろうじゃなくて、もっとていねいに練習するように。

大練習曲を通すだけでもかなり時間がかかるので、シャミナーデは頭のへんだけ。上唇に力が入りすぎ。のれんが風にゆらぐように。そこで息を止めないで。とはいっても、ただ力を抜くというのは難しいので、下唇でしっかり支えるようにするというのもひとつの方法でしょう。

娘は、15課の[1]Gdurから。あいかわらずF#落としまくりだけど、そこそこ進む。で、ガリボルディ1番。修学旅行とテスト週間であまり練習してないせいか(あ、練習してないのは、いつもの話か。)、力が入りすぎて音がカスカス。。。。。お母さんと一緒だね。上唇に力が入りすぎ。遺伝ですか?調子に乗った娘は、「いつもお母さんの音を聞いてるからかな?」嘘でしょ。全然一緒になんか練習しないくせに!注意されながらやって、少しはマシになるが、まだカスカス。Fdurにもちょっと入って終わり。

 

2009.6.14 ドゥルーエ「フルートのための25の練習曲」大練習曲、
           C.シャミナーデ「フルートとピアノのためのコンチェルティーノ」Op.107

大練習曲は、9ページ頭、♭4コまで進む。ようやく先が見えてきたかんじ。半音階が転んでます。5ページ目のとかね。あと、もうちょっとダイナミクスがつくといいですね。次は後半中心にみてきてください。

シャミナーデは、83ぐらいまでだろうと思っていたら、96までいっちゃったので、ちょっとドキドキ。今回のテーマは、「高音、強く吹きすぎ」のようです。っていうか、最近ず〜っとそれだよなあ。。。。。口の中と外で調整し合うように。で、冒頭へ。もっとのびやかに吹きましょう。ヴィブラート、きれいにかけて。あまり細かすぎないように。細かい音階で、音が抜けないように。27まできて音が高くなったときに、息がつぶれないように。あ〜あ、脱力は永遠のテーマかあ。

娘は、15課の[1]Amollから。娘も、「高音、強く吹きすぎ」と。まったく似たもの親子だよ。Gdurにも入るけど、F#を落としまくってミス多すぎ。今日はガリボルディにいかずに終わる。

 

2009.5.31 ドゥルーエ「フルートのための25の練習曲」大練習曲、
           C.シャミナーデ「フルートとピアノのためのコンチェルティーノ」Op.107

今回のテーマも息の使い方。前回から続いてるな。口の中でためてしまわない。唇で止めてしまわない。自然な流れで吹くこと。大練習曲2ページ目G#から2オクターヴ上がるんだけど、高音で息がまとまらない。前言われたオクターヴの跳躍のところもスタカートが長すぎ。3ページ目の跳躍は、ちょっと動きすぎ。そこは普通にかちっと。下から3段目あたりは、ブレスの前の音を引っ張りすぎ。自然に短く切って。4ページ目のターン、音が抜けるからていねいに。6ページ目6段目の跳躍は、上がった音を短くしようとしすぎ?それでもたついている感じ。はい、じゃあ次は先をやってきてくださいね。

シャミナーデは、1ページ半ぐらい。55小節目ぐらいまでやる。口に力を入れず、息を自然に流して。31小節目のDののばしが下がらないように、最後までキープ。38小節目のStringendoはもっとつけましょう。44小節目のトリル、高めに。Gが低く響くんだよね。Fで右人差し指も閉じるのもひとつの方法。Fの音を下げてGとの感覚を広げる。

娘は15課の[1]・・・音と音の間に余分な音が入ってる。それから、ガリボルディの1番。dolceとか、言葉の意味をちゃんと調べておくこと。ミス多すぎだし、もう1回。

 

2009.5.10 ドゥルーエ「フルートのための25の練習曲」大練習曲、
           C.シャミナーデ「フルートとピアノのためのコンチェルティーノ」Op.107

今までイケイケ・ムードで進んできた大練習曲であるが、7ページ目までたどり着きストップがかかった。細かい3連符とトリプル・タンギングの連続の前まででいいから、ていねいにやってくること。例えば基本的なことだけど、スラーの頭の音が短くなりすぎないとか。高音も変にしぼっちゃってる感じがする。“高い”と意識しすぎかも。ずっと吹いてるから疲れてくるのはわかるんだけど、ブレスでリセットできるところを工夫して。もっと軽く吹いていい箇所もあるし。

・・・と、今回のテーマは高音で息を出しすぎているくせに絞ろうとしている。そのへんのバランスがくずれかけている、ということのようです。シャミナーデでも同じようなことを繰り返し言われました。はぁ〜、この大練習曲がそれなりに通せるようになったら、コンツェルトだってがんがん吹けるようになる気がするよ。道のりは、まだまだ長い!

シャミナーデは、とりあえず1ページぐらい。最初のテーマのところだけ。3連符でもっと歌いましょう。高音で絞りすぎずに、もっとお腹で支えて。首のまわりに力が入ってるので、もっと楽に。ポイントになる音がだんだん高くなって、最後にはテーマが1オクターヴ上がるでしょう?それを意識して、fをがんばりすぎないように。

娘は14課の8番から。Canzonetta1の譜読みで勘違いしてるところで若干はまったものの、2の休符の取り方もけっこう直ってて、ほめられまくり。いいな〜!で、15課に入ると、おまけのガリボルディと同時進行なんだ。いつの間にか、こんなに進んでる。で、ハ長調にちょっと入り、高音の出し方でまたはまるが、まあまあ順調。うらやましい。。。。。

 

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