レッスン1

 

2005. 12.25  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」9番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第3楽章

クリスマスにもレッスンである。でも、わが家だって、ゆうべはイブだというのに法事をやってるのである。

フェルステナウを朝から♪=104で練習してたら、右腕がだるくなってきた・・・その甲斐あって合格。伴奏系の低い音がゴツゴツしているので、きれいに流れるようにしましょう。2小節目の終わりとか、5コ続いているところをあわてないように。5小節目からクレッシェンドでmfになるんですが、もうちょっとキープして。ディミネンドが早すぎです。7小節目にディミネンドが書いてありますが、次の小節でもいいぐらいですね。16小節目などは、自然にリタルダンドをしてもいいでしょう。下がりきったド#レをていねいに。

んで、CPEバッハ。4小節目の最後の音、もうちょっと長い方がいいです。(前回、長すぎるって言われたもんで。。。。。)10小節目頭のEに向かうので、そこでちょっとテヌート。28小節目のトリルもアクセント。あとは同じようなことを注意されながらざっと通して、なんと合格しましたよ!絶対年越しだと思ってたのに・・・正確にきれいに吹けてますね。メトロモームには、きちんと合ってるんだと思います。後は、もうちょっと融通のきく演奏を工夫してほしいですね。多分わかってらっしゃるとは思うんですよ。(え?そうなの??)それを、もうちょっと大げさに表現するようにしてみてください。ここからが難しいんですけどね。(そうなのよ〜!)

なにはともあれ、合格です。次はムーケやるぞぉ〜!!!

 

2005. 12.11  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」9番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第3楽章

エチュードは、予想した点を注される。(だったら練習しとけよ〜!)跳躍の幅が大きいときに下がった音が出遅れるので注意しましょう。それから、旋律の音がちょっと長すぎてリズムが変になってるので、均等に吹くようにしましょう。でも、フレーズの最後で旋律が4分音符になってるところは、長めでいいです。33小節目からは、頭が4分音符ですよね。これはテヌート。雰囲気が変わるので、ここでいったんテンポを落として、また前向きにしていくと、クレッシェンドもしやすいですし。poco agitatoなので、テンポを揺らしてもいいところです。(今まで指定テンポよりずっと遅くても何も言われたことがないんだけど、今回は珍しく言われる。)132とはいいませんが、104ぐらいで。ある程度のテンポでやらないと、曲が流れないし。では、これもう1回ね。(う〜ん、今回はいけると思ったんだけどな。。。。。)

CPEバッハは、いよいよ第3楽章!フレーズの最後の音が長すぎるのが気になります。小節の頭にアクセントなので、自然に弱くして切れる感じで。そして、休符を生かしてください。37小節目は、リタルダンドとかかけないで、インテンポで入って。休符にはアクセントがあるつもりで。60小節目からは、1小節1拍のつもりで。今のじゃ、1・2・3と意識しすぎです。123小節目、タンギングが甘くならないように。あとは、通奏低音が鳴ってるつもりで意識する音の運びを何箇所か注意。そして、最後に時代背景など・・・バッハの息子の時代でしょう?バロックなんですけど、ロマン派を意識したオシャレな要素がほしいですね。もうちょっと融通をきかせて、アレグロの感じがでるように。(私のは、固くてベタベタに吹きすぎなのよ。。。。。)

 

2005. 11.13  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」8番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第2楽章

フルステナウ8番・・・素晴らしい!とおほめの言葉。7番であんなに低迷してただけに、「そうですか〜?」と思わず疑いの目を向けちゃったけど、私はこのテの曲は得意分野なのだ。7番やりながら、一応譜読みもしてあったし。上がりきった音を、ていねいに。5小節目とか9小節目でテーマに戻るとき、もっと強調しましょう。ちょっと間を空けて、強調して入る。33小節目の前なんかは、ちょっとだけリタルダンドしてもいいですね。17小節目のトリル、指が難しいですが、もっとさりげなく。18小節目、下降の始めの半音階を強調して。ちょっとエスプレッシヴォ。はい、この曲はいいでしょう。

バッハは、吹き始めたとたん止められ・・・軽すぎるので、8分音符でもっと重く長くするところを強調して。トリルの音も、前に飛び込みすぎちゃうので注意。後は、85のへんから慌てるのを、特に音が返ってくるときに急ぐのを注意されました。全体的には、フレーズの終わりの8分音符の切り方を気をつけるように言われました。長方形の音型で、ブチッと切れちゃってるんですよね。もっと余韻を残した切り方を・・・息のスピードは落とさず量を減らすって言われたかな?う〜ん、これ苦手なのヨ。。。。。でも、やっと2楽章合格です。やれやれ、この曲、年内には終わらんな。

 

2005. 11.6  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」7番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第2楽章

7番、やっと合格です。はぁ〜、長かった。。。。前回より、ずっとよくなりましたね〜!特にここがいいですよ。8小節目の旋律が変わるところ。(もう、先生ほめ上手なんだから♪)やっぱり、ぱっと色が変わるところがほしいんですよね。brillanteからは、タンギングの種類も変わるといいんですけど。強くというより、弾むようなタンギングで。(というわけで、ここはタンギングを意識しつつゆっくり練習。)

バッハは・・・8分音符が全部同じ長さになっちゃってますね。全部短い。小節の頭とかポイントになる音は長く。(もう、私の馬鹿〜!)63小節目、ドシラソファミは弓を全部返すような吹き方でくっきり。77小節目から、4分音符にはそんなにアクセントをつけないで自然に。100小節目から、高い方が女性的旋律だとしたら、下は男性的に。音を変えて。う〜ん、この曲も、もうちょっとなんですけどねえ。

 

2005. 10.23  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」7番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第2楽章

7番。。。。。なんで、この曲こんなに長いんだ!?スタミナは切れるし、集中力は切れるし。dolceですから、もうちょっとなめらかに。まだ1つ1つの音がゴツゴツしてますねえ。音域がけっこう広いですが、真ん中へんに重心をおく感じで。7小節目は、休符の前でもうちょっと弾んでamabileの感じを出しましょう。9小節目のアウフタクトから、雰囲気を変えて。でも、11・12小節目のフレーズはなめらかに。grandiosoから、音符通りだと慌ててるように聞こえるんですよね。人間の耳に合わせて。付点4分音符で音はのびてますが、2拍目を意識して。34小節目の低いFもテヌート気味で。brillanteから、3拍目を次のアウフタクトにとって。leggiermenteから、アクセントを意識して。特に1回目の低い音についてるとき。89小節目最後の2つの音は、次のアウフタクト。終わりから17小節目から、アクセントが大事です。終わりから8小節目、16分休符なのであまり休みすぎないで。無伴奏の場合、拍がわからなくなりますよ。じゃあ、これもう1回ね。できるはずなんだけどミスっちゃうのは、決める音っていうか、ここは慌てなくて落ち着いておさえればいいっていうところが何箇所かあるでしょ?そういうところを落ち着いてきちんと吹きましょう。(はいはい、私はあわてんぼ。。。。。)

フェルステナウでてこずったので、CPEバッハはちょっとだけ。やっぱり8分音符が長めというか、長方形みたいな音なんです。もうちょっと丸い弾んだ感じの音にしましょう。21小節目からは、それまで現実的な音だったのをファンタスティックな音でがらっと雰囲気を変えて。で、だんだん現実に戻る。16分音符を全部均等に吹かないで、ポイントを決めて。(あ〜、また同じこと言われちゃった。。。。。)36小節目の装飾は、あまりゆっくりにせず速くかけて。

 

2005. 9.19  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」7番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第2楽章

フェルステナウ7番、一番気になるのはブレスですね。ブレスの前でリタルダンドがかかちゃって、ブレスに時間をとりすぎ、テンポが崩れてます。もうちょっとメトロノームに合わせる練習をした方がいいですね。出だしも、8分音符が微妙に急ぐんですよね。同じテンポでも、もっと時間いっぱいに使って。それから、音域が割りと広いですけど、でこぼこしないように。(と、頭のフレーズは、けっこうくどく何度も練習。よっぽど変らしい・・・って、自覚はないのか!?)7小節目のスタカートは、Allegrettoの雰囲気を出して、はずんで。16小節目の後でブレスをとるのはいいんですけど、次のAsの出だしがおかしくならないように。grandioso10小節目、下がったFはテヌートでしっかり吹いて。これ吹かないと、ディミネンドできないし。2ページ目以降は、ブレスでテンポが崩れてたところをチェックだけして、この曲は持ち越し。。。。。

CPEバッハ、今日はキメの音(2小節目からのEsとか)を大事に吹こうとするあまり固すぎ・・・もうちょっと前向きに。9小節目、次に向かってクレッシェンドして。16小節目のCとかも、そんなに引かなくていいです。まだ、8分音符が微妙に長いので、全体的に重く聞こえます。もっとはねるところははねて、前向きに。41小節目、繰り返しの後のパターンも頭と一緒。突っ込まないで。48小節目、フレーズの終わりの音は大事にテヌート。16分音符が続くと、やや無表情になってしまうので、8分でとるのか4分でとるのか分析して吹きましょう。

 

2005. 9. 4  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」6番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第2楽章

なんだか毎回同じようなことを言われて落ち込み気味。。。。。山がないんですよね。カデンツァ風部分の細かい音符を大事に吹きすぎというか、均等に吹きすぎ。自然に吹けば、普通だんだん速くなったりするでしょ?2小節目は装飾音符の前ではっきりタンギング。8小節目は8分音符が長すぎてリズムが変。先へ行って。Allegroからは、装飾音で段差をつけすぎ。もうちょっと自然にスラーの中で流して。Allegro2小節目は、もっと前へ行く感じが出るといいですね。クレッシェンドは、もっと早めにしっかりかけて。最後、1回目のフェルマータは短め。2回目はしっかり長めで。最後の装飾音の前でちょっとためて、終わる感じに。

CPEバッハは、全体的に8分音符が長すぎ。Allegroの感じが出ていません。8分音符は短め、16分音符は長めにがバロックの基本。Cのトリルが山なんだけど、突っ込んじゃだめ。(って、また前回と同じことを。。。。。先生と一緒に何回か吹いてみる。確かに違うんだけど、分かったような分かんないような。。。。。)8小節目や10小節目は最後の8分音符をアウフタクトにとらえて、ちょっと長め。先に行く感じを出して。Cdurに変わるところはfで、もっとわ〜っと開けた感じで。16小節目や18小節目のCは短すぎると雑な感じになるから、もうちょっと長めに。21小節目からひたすら16分音符が続くところは、もっと立体的に聞こえるように考えましょう。29・30小節目と31・32小節目はヴァリエーションになってるの分かります?2回目は、ちょっと突っ込んで。はい、今日は前半までにしときましょう。いろいろ細かく言ってすいませんね。(いえいえ、とんでもナイ。私が未熟というかセンスがないばっかりに。。。。。)

 

2005. 8.17  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」4番・5番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第2楽章

今回も1時間コース。なんか盛りだくさんで消化不良気味。。。。。

フェルステナウ4番は、まず伸ばす音を注意される。変に押さないように。でも、吹いてるうち、次の音にうつる前に妙に引いちゃうことが多くて、それも注意される。つまり、伸ばしが下手なのであるよ。。。。。2小節目とか4小節目の休符、休みすぎ。3拍子にはまってない。そこだけ4拍子みたい。6小節目の>は、あまりかけないで。フレーズ続いてるし。39小節目からのパターン、裏拍でスラーが切れてるので、もっとアーテュキレーションをはっきり。(ここは、そう思ってそれなりに練習したんだけどな。。。。。アーテュキレーションをはっきり、というのは、この後も何回も言われる。私の演奏は、よっぽど平板らしい。)最後から9小節目、休符休みすぎ。もっと突っ込んで。最後のmorendoは、もっと消え入るようにできるといいですね。(それができれば苦労はしないのよ〜!)

5番。なんとなく慌ててますね。特に3連符。正確に。11小節目は、もうちょっと表情をつけて、おどけた感じで。2声のところは、もっと強弱がつくといいですね。pを弱く。ブレスはとらなくちゃならないんだけど、16分音符の1つめと2つめの間でスラーが切れてるところは、もっと突っ込んで。24小節目から、16音符のスタカートと8分音符のスタカートが同じ長さに聞こえるんですよね。8分音符は、もうちょっと長く。40小節目、3連符はもっと引っ掛けて。

さて、CPEバッハは2楽章。正確なのはいいんですけど、8分音符が全部同じ吹き方なんですよね。もっと揺らす部分とか考えなくちゃ。1小節目、最後のCは、次の小節に突っ込まない。2小節目、Hの音は短めに。強く吹くのも変。Cより引っ込んで。次のEから、低い音は長めにしてフレーズをつなげて。(あと、短い、長い、出る、引っ込む、はずむ等々、私が平板に吹きすぎるもんだから、いろいろ細かくアドバイス・・・)全部タンギングってのも聞いててつらいから、少しアーテュキレーションを工夫しましょう。(と、何箇所かスラーもつける。)15小節目からは長調だから、もっとのびのびと歌って。(これ、1楽章でも言われたよな〜!)

けっこう細かいことを言われつつっていうか、同じことを何回も言われつつ、最後までいってまた今度!アレグロなんですから、もちろんアレグロのイメージを保つわけですが、慌てるのとは違いますよ。突っ込むのもダメ。ためる部分がもっとほしいですねえ。

 

2005. 7.18  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」2番・3番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第1楽章

今月は先生と私のスケジュールが合わなかったので、2回分を1回でやるのだ。だから、宿題もたっぷり☆

フェルステナウ2番のテーマは、とりあえず楽譜に忠実に吹くこと、かな。冒頭のテンポ指定がちょっと不明だけど、一番細かそうな4小節目を歌えるテンポで吹くには、もうちょっと遅めのテンポでいいのでは。7小節目、意図的にだんだん速くするのもありだけど、ここはとりあえずインテンポで。そして、しっかりクレッシェンド。(そうすると、8小節目の1・2拍目も、もっとゆっくりになるのであった。私、すごいいいかげんに吹いてた。。。。。)9小節目の最後、本当だったらド〜シラ〜っていきたいよねえ。それがシ♭にいくんだから、この半音進行は大切に。シはテヌート気味。10小節目からのパターン、頭の音はタンギングして。そうすると、シ♭・シ・ド・ド#・レの動きもはっきりするし。16・17・20小節目のブレスは1つ目の音の後で。18・19小節目、均等に吹きすぎ。もっとアクセントをつけて。デクレッシェンドするにつれて、アクセントも弱くね。最後から2小節目、下がりきったラで終わっちゃわないように。次に続く感じを。3連符→16分2つになって自然に遅くなる感じになるから、あまりリタルダンドはつけなくていいでしょう。

3番のテーマは、ブレスの位置。4小節目はフェルマータの前、5小節目は高いソの後、6小節目はラをのばした後、7・8小節目は付点の後、9小節目はフェルマータの後・・・って感じで直されました。15小節目も、上がりきった高いシ♭の後。21小節目もソ〜といきたいところに♭がつくので、この音アクセント気味に。23小節目の頭もちょいテヌート。brillanteから、スタカートつきの跳躍、下の音をもうちょっと出して。はい、よろしい。この曲は、音の予測がしづらいし、難しいですよね。(え〜?全部難しいよ。。。。。)

バッハもだいぶよくなったとおほめの言葉をいただいたものの、どうしても後押ししているように聞こえると厳しいご指摘。音を出しちゃってから、いい音にしようとしていることと、音がかわる瞬間にヴィヴラートが止まっちゃってることが原因らしい。ゆっくりめのヴィヴラートをかけながら音階を吹く練習をしてみるが、どうもいまひとつ。。。。。でも、先生も、こればっかりやたらに練習したんですって。自分に都合のいい波長のところで音をかえないで、嫌なところでかえてみる練習をするんですよ。音をかえるタイミングを人に言ってもらうつもりで。(う〜ん、そうなんだけどさ。。。。。うまくいかない!)後は、何回か言われた間の空け方。30の前とか、アクセントを強調するためにも、微妙な一瞬の間が必要。40の頭とか44の頭とか、上がり切った音が間延びしないように。45の途中から雰囲気をかえて・・・46の頭はテヌート気味。48のオクターヴ上がるところ、もうちょっと歌ってね。後はブレスの位置と意識する音をいくつか注意されて終わり。次からは、第2楽章だ〜!

 

2005. 6.19  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」1番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第1楽章

フェルステナウは、まあまあいい感じ。最後の方のleggieroのところだけ、注意されました。全然変化なしじゃなくて、もうちょっと前向きのテンポで、2.4拍目の裏の8分音符は微妙に早く入っていくように。(あくまでも、ビミョ〜に、です。)付点のあるところとないところも、全く同じじゃなくて、一応意識しましょう。はい、これはいいですよ〜!(と言いつつ、先生は番号に大きく丸をつけてくれるのであった。わ〜い、丸だ、丸だ〜♪)

バッハは、9小節目からCdurになるところで、また注意される。上のDが低くなって、durの感じが出ないのだ。15小節目から、なんだか手持ち無沙汰・・・ヴィブラートは控えめに、もっと内面からかける感じで。後からかけるのはダメ。後押ししてる感じになります。(要するに、あまり作りすぎないで、自然に流せばいいみたいなんだけど。)18小節目、休符にアクセントをつける感じで(と、ドンッ!と足踏み)、がらっと雰囲気を変えて。そこからは勢いを保って、24小節目まで長いフレーズで。そこで一度落ち着くけど、また動き出して。(ミ、ファ、ファ♯・・・とポイントの音に丸をつけてくれる。)35小節目、pの前で切って。37小節目からのパターン、付点の前で切るね。付点から次のアウフタクトの感じ。pのままなんだけど。45小節目、スラーが切れたところで雰囲気を変えて、今まで張ってたのが、そこからは柔らかい音で。(は〜、ちょっと進んだかな?ちょっと、ね。)ということで、今回のテーマは「全体的視野」でした。要するに、全体の構成を考えて曲を作るってことことなんだけどさ・・・難しいよぉ〜!

 

2005. 6.5  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」1番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第1楽章

やっと師匠の前で平常心で吹けるようになったかな、と思うのであった。それでも、出だしの最低音Cが震えてる・・・最初の3小節に3つもフェルマーたがありますよね。これ、全部まともにやってたらくどいです。フェルマータですけど、あまりのばさなくていいでしょう。2小節目の装飾音符は、もう少していねいに。それと、最後のシの音が強くならないように。7小節目は、普通のスラーとスタカート・スラーで表情を変えて。前半はEnergicoを引きずっててもいいと思うんですけど、後半はespressivoに・・・軽くかわいい感じにしてもいいでしょう。ずっと重いままだ、と聞いてて疲れちゃいます。Allgroからのパターン、慌てないように。特に、スタカートが続くところね。トリルの入ってる部分はリズムが崩れていますので気をつけて。トリルの頭にアクセントがついちゃってるせいでしょうねえ。他の部分でも、スラーの頭がアクセント気味でリズムが変なところがあります。Moderatoの前は、いろんなやり方があるでしょうが・・・デクレッシェンドしながらテンポも遅くすると自然な感じかな?終わりから12小節目のパターン、付点がついているのとついてないのがありますが、細かい音符はもっと後の方に引っ掛けていいでしょう。このへんもリズム崩れてますから気をつけて。それと、上のCのトリルの音が現実的すぎるんですね。leggiero(軽く優美に)ですし。終わりから4小節目、3連符はもっと3連符らしく。はい、これはまた今度やってきてくださいね。

バッハは、結局前回と同じことを注意されるのであった。この曲、やっぱり奥が深い。テーマは「間」なのであった。1拍目と2拍目の間は、続けない。2小節目と3小節目の間も続けない。指揮をするとしたら、一瞬止まる・・・そんな微妙な間がほしいんですね。9小節目のCdurになるところは、もっと表情を変えて。15小節目、いちいち音を押さない。音がうつったとき、すぐにヴィヴラートが始まらなくて後からかけてるので、そう聞こえるんですね。19〜24小節目は、長いフレーズでとらえて。35小節目のpは、ちょっとおどけた表情で。はい、じゃあ今日はこのへんまで。(って、全然進んでないじゃん。ま、あせっても仕方ないけど。)

 

2005. 5.22  アンデルセン「24のエチュード Op.21」24番、C.P.E.バッハ「無伴奏フルート・ソナタ」第1楽章

今日は、楽器店への道路が侵入禁止だった。なにやら近所のお稲荷さんの縁日だかなにかで露店が出ているのである。幸いこのへんの裏道は知ってるので、1本手前の道から駐車場へ回る・・・

まだ先生の前だと緊張して、出だしが転びまくりなのであったが、アンデルセンは、リズムやらメトロノームやらで特訓した甲斐があり、「この間と全然違いますよ!もうほとんど言うことはありませんね。」と、とりあえずお褒めの言葉をいただく。しかし、そのあとでいっぱい言われたのであった・・・レッスンだし当たり前だけど、先生、言うこと違うじゃん。やっぱり全体的に私の吹き方は平板すぎるのだ。流れすぎてるところをいくつか注意される。スラーの頭の音を急がない。17小節目の曲想が変わるところなんかね。そして、前回も注意された20小節目の付点が、どうにも決まらない。きっぱり感がないのだ。それと、やっぱり3連符。あとは細かいところで、33小節目でdolceになるから、その前はちょっとデクレッシェンドすること。最後から18小節目、17小節目のようなパターンは4拍目をアウフタクトだと思って。だから、ブレスをとるならその前でとるように。最後から6小節目、5小節目はスラーの頭の音を意識して、特に上昇のときは階段を上るように。

で、エチュードはFURSTENAU(読めない。。。。。)の24のカプリスとかなんとかいうのをやってみることになる。これでダメだったら(どうダメなのか?)曲だけにしましょう。ということで、クロイツェルはおいといて(マイゼン先生、ごめんね!)バッハをやる。1拍目と2拍目の間は、空けて。これは、絶対つなげちゃダメです。チェロとか弦楽器でいうと、ダウン、ダウンで。ブレスをとってもいいけど、響きは残して。2小節目と3小節目の間は、ちょっと空けるんだけど、ブレスはとらない。5〜6小節目へ向かう感じを出すには、ちょっと<>をつけてみて。9小節目でCdur。明るいというより、開放された感じで。あと、長調か短調かで何箇所か注意されて、45、46小節目あたりが慌ててるのをチェック。50小節目に向かうために、その前で<・・・と、今日はここまで。

 

2005. 5. 8  アンデルセン「24のエチュード Op.21」24番

初めて新師匠のレッスンへ行く。場所は隣市の楽器店。20分もあれば着くだろうと思われたが、道路の混み具合が分からなかったので、早めに出る。やっぱり20分ほどで着く。入れにくい駐車場でもたもたしても、30分あれば余裕だな。駐車場の近くに、よさげなお堂があって、のぞいたら弘法様がお祭りしてあった。笛が上達するように、レッスンのたびにお参りしようかな?(なんとかの神だのみ?)本当は弁天様の方がいいんだろうけど、筆の修行をした(本当?)弘法様でもよしとしよう。ということで、お参りする。

私が一番かと思いきや、先にレッスンしてる人がいる。音大生だろうか?なかなかうまい。聞き覚えのあるエチュードで、確か自分もやった覚えがあるのだが、こんな難しい曲だっけ?(後で調べたら、ケーラー2巻の1番と2番だった。)待ってる間に指さらっとこう、と楽器と譜面を出すが、気がつくと足が震えてるのであった。。。。。私って、小心者〜!!!

私の番になり、とりあえずやり残したアンデルセンの24番を吹く。しかし、緊張しまくって、指はすべるし、やたらミスるし、もうさんざん!最初ぐらいいい印象を持ってもらいたい、と前日特訓して、(もしかしたらいけるかも?)程度にはなっていたのだが、そんな程度の出来では通用しないのであった。。。。。

で、いきなり第1音から引っかかる。きれいに一つの音に聞こえないですよ。ダダ〜ッて感じに聞こえるんです。ヴィブラートのせいだと思うんですが・・・ということで、ノンヴィブラートで力を抜いて音を出す練習をするが、緊張してるし、どうもうまくいかない。練習しといてくださいね、ととりあえず進む。速いパッセージも、もちろん転びまくるので、もっとリズムパターンを変えて付点とかつけて練習してくださいね、ととりあえず進む。中間部では、三連符が慌てる(特に上昇するとき)ので、もっと時間をかけるようにしましょう。あとは、20小節目の付点のリズムが甘いというかちょっと変なのを直されて、34小節目では1拍目の4分音符が短すぎるのを直される。また速いパッセージのところで、16分音符4つにスラーがかかっているところと、8つとかたくさんつながっているところのリズムの違いを意識するように注意されて・・・私は均等に吹きすぎるのだ。最後の装飾音符は聞こえにくい音があるので気をつけて。で、テンポが怪しいところが多々あるので、メトロノームを使うように宿題が出た。う〜ん、変な力が入ってて、ヴィブラートが変で、あわてんぼうで、均等に吹きすぎ・・・って、欠点暴露されてるな。それとも、そんなに分かりやすいのかな〜?

24番はもうひといきなので(本当か!?)、もう1回やってきてくださいね・・・ということになり、今まで、どんなレッスンをしていたかきかれて、これからどうやっていくか相談する。師匠は、このアンデルセンが最後のエチュードだったんだそうだ。それ以降は、演奏会で曲を吹く機会が多くなり、どんどん曲をやっていったとか。これ以上のエチュードが、本当に必要かどうかっていうことですよね・・・マイゼンのクロイツェルを時々やるのはいいと思うんですけど。(あ、それ買いました!)じゃあ、とりあえず次回はアンデルセンをもう1回と、クロイツェルの1番最初のと、何か1曲・・・CPEバッハの無伴奏?大変いい曲ですよ。それをやってきてくださいね。(げ〜!2週間しかないのに多いじゃん。大丈夫か私!?)

 

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