レッスン 2

 

2003. 3. 6 アンデルセン「24のエチュード Op.21」4番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

 2回めの4番。絶対息がもたない・・・と絶望視していた出だしはあっさり通過。注意されたのは、tranquillo e cantabileの部分だけでした。その前の4分音符がちょっと短いので、きちんと長さをとって、テンポをしっかり変える。前に屈まないで、背筋を伸ばして。そうすると腹筋が伸びて、遠くで鳴ってる感じがします。ほら、上のF#もはずさなかったでしょう?(そうそう、夢中になると前屈みになっちゃうのよね、私。この癖も直さなくちゃ!)

 はい、フォリアも通してみましょう。]U、32分音符のレドレミ・・・ができませんね〜!ファソファソラソファミドレミ・・・ここにポイントを置いてみましょうか。う〜ん、うまく止まれませんよね。じゃあ、レで完全に止まってみて。ファソファソラソファミレードレミ・・・って。(しばし、練習。)そうそう。じゃあ、音には出さず、意識だけでやってみて。そうそう、だいぶよくなったんで、あと次のレとかミとかにポイントを置いて練習してみれば、大丈夫でしょう。あと2・3日あるし。(うっ!はたして間に合うのか!?でも、間に合うか間に合わないかは別として、本当にあっという間に決まるようになったのよ。あんなに練習しても出来なかったのに。)]Vのテンポ、ちょっと速すぎかなあ。]Uと]Wの中間ぐらいにしましょう。つなぎにする感じ。5・6小節目のパターン、3拍目で急がないで。最後のレ#〜ミのトリルは、どうやってます?左人差し指は、閉じっぱなし?半開にして。(えっ、半開?でも、やってみると確かにその方がいいの。ああ、これも練習しなくちゃ!)]]W、最後の6小節は、最初もうちょっとゆっくりめでも。そうするとブレスが自然にとれるし。その前の16分音符のところは、ミーソーミーレ#ーファ#ーレ#ー・・・と低いほうの音がずっと響いているように。高い方の音は、その上ににのせる感じで。同じことが]]Uの3小節目からのパターンでもいえますね。あと、\とかのトリルでもそう。均等に吹きすぎてるの。下の音にポイントを置いて。\の最後のファ#〜ソのトリルでも、厳密に言うと、ソの音のほうがちょっと長すぎるみたい。逆にして。(あ〜、宿題がいっぱい・・・本番までに消化できるのか!?)

 

2003. 2.20 アンデルセン「24のエチュード Op.21」4番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

 アンデルセン4番。これは、テンポ設定が難しいんですよね。16分音符のところが一番速いんです。モモコさんのは、ここが遅い感じがするんですよね。反対に3連符が速い感じがする・・・って考えていくと、頭のAndannte con motoも決して遅いテンポではないんですけど、もうちょっとゆったりとってもいい気がします。1拍の中に3連符を感じながら吹いてみましょうか。じゃあ、頭から・・・8分部分の11・12小節目、上のシーラーソーファ#−ミーミ#−を意識して。3連符部分の4小節目、ここの頭が一番強いですよ。9・10小節目、拍の頭を押さず、なめらかにクレッシェンド。3連符部分最後のミ、音の切り方を注意しましょう。(う〜ん、これはうまく文章化できない。とにかく私はぶちっと切れちゃうんで。音を放る感じで、楽器もちょっと外に向けて、うまく音を消すの。でも、音がやせすぎちゃダメ。)16分音符、4つめの音に少し時間をとりすぎというか、そこで遅れていくんですよね。音はちゃんと出てなきゃいけませんが、もっと前へ前へ。スラーの頭の音は、タンギングのしかたをそろえてはっきりと。(ということで、スタカートをとってダーダー吹きにしたり、いろいろ練習。)16分部分の最後は、リタルダンドかけちゃ変ですねえ。あまり間をとるのも変だし。ぱっとテンポを変えるのかな、やっぱり。poco lentoから、たっぷり歌って。13・14小節目は盛り上げるかわりに、その後のpは、ぐっと落として。アクセントも、テヌートぐらいのつもりでいいでしょう。Tempo Tからは、あまり表情をつけずに、遠くで吹いてるような感じで。オクターヴ下だし、頭とは対象的に。5小節目のアクセントは、もうちょっとつけてもいいかな。はい、この曲はもうちょっとやりましょうね。

 はい、フォリア。(今日は、どうかな〜?と思いきや、先生はストップをかけず、どんどん進ませて、一通り通す・・・ゼイゼイ!T、U、[、\、]、]U、]V、]W、]X、]]U、]]V、]]Wの12曲です。)]]Vは、いらないかなあ・・・ちょっと長いし。]]U、]]Wで盛り上げて終わっちゃっては?各曲の最初の音、最初のテンポを決めるようにしてね。同じミの音でも、性格が違うでしょ?タンギングとかも変えて。[の頭の音は、ちょっと長すぎるかなあ?なんか別物みたい。]は、もうちょっとゆっくりめで、最後の小節はトリルの音より拍の頭を意識して。]Uは、細かい音が激しすぎる感じ。pの曲だし。]Vの性格が、はっきりしないですね。もうちょっとテンポを上げて、かわいく吹いたら?そうすると]Wにスムーズに入れるし。

 マイゼンの公開レッスン・・・あ、行きます?私も勉強してきますね。じゃ、その後にもう1回やりましょうか?がんばりましょうね。(はいはい。)

 

2003. 1.30 アンデルセン「24のエチュード Op.21」3番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

 インフルエンザのおかげで延びて延びて・・・やっとレッスンに行くことができました。玄関で出迎えてくれたK君も元気で、絶好調〜!ハリケンジャーだ〜!

 では、アンデルセンから。3連符の頭の音が旋律で、これはよく分かるんですけど、小節が変わったときにちょっと雰囲気が変わってしまうというか、勢いがなくなってるのかな?ソーファ#−ミーレーと、つなげてね。4小節目、テヌートをもうちょっときかせるというか、音を響かせましょう。1番かっこ、頭に戻ったソの後でブレスの方がいいでしょう。レーミ#−ミーファーまで続けて。11小節目からのパターン、クレッシェンドもついているんですけど、スラーの頭にちょっとアクセントをつけてシンコペ風に、はっきりと。25小節目、ディミネンドをしっかりして、二重線で新しくmfで入りなおして。33・34小節目も、同じパターンですね。44小節目、ミの後でブレス。45小節目、3拍目の前でブレスしない方がいいですねえ。流れが止まっちゃう。47小節目、最後のミミ#ファ・・・出にくい音ですけど、もっといい響きで。(しばらく練習・・・また、やっといてくださいね。)48小節目は、pのまま入るんですよ。最後から2小節目は、ソーの後でブレス。

 フォリア、Tから。fとpの感じの違いも出てきましたね。吹き慣れてきたら、拍がちょっとおかしいところがあります。付点4分音符が少し短いかな。8分音符は、もうちょっとたっぷり歌って。最後から2小節目、2つめの装飾音がちょっと遅い。はい、そんな感じ。

 Uも、16分音符が少し慌てますね。たっぷり歌って。少しクレッシェンドをかけてもいいでしょう。6小節目の装飾音と9・11小節目の32分音符は、ちょっと遅いです。

 [は、頭のミの音を練習してみましょう。体を縦に使って・・・(と、いつものパターンなのよね。どうも、私の高音は横につぶれるんです。)頭の音がキレイに決まると、最後までいい音で吹けてるんですよね。9小節目の頭も、ちゃんと仕切りなおしてね。最後の小節も、装飾音の頭の低いミから同じ吹き方で高いミまで上がって。(これも、しばらく練習。)音の底辺をずっと鳴らす感じですよ。

 \は、3小節目、スラーの頭をはっきりさせて。5小節目も。8小節目のトリルは、途中まででもいいでしょう。ソファソファソファ・・・・・ソファ〜で。最後から2小節目のトリルも。で、リタルダンドかけて。全体的に、もう少しゆるやかなヴィブラートでもいいかな。

 ]、後半はいい感じなので、いいでしょう。短いトリルで、流れが止まらないように。

 ]U、pだけどもう少し響かせて。しぼりすぎです。最後の2小節、細かい音符が慌ててる感じ。ゆったりと。リタルダンドかけていいでしょう。

 ]V、これはいいでしょう。

 ]W、これも頭のミですね。後半、いやに慌てて聞こえますが、吹きにくいですか?1拍ごとに動いている感じがするので、もっと大きい流れで。指とタンギングのタイミングが合ってないのかな?ちょっと練習してみましょう。(スラーで1つめ3つめにアクセント、2つめ4つめにアクセントなど、練習。)息がすぐ手前で止まってるみたい。もっと遠くに流して。

 ]X、これもいいでしょう。でも、指とタンギングのタイミングを合わせてくださいね。

 ]]U、また頭のミですね。(あ〜、もうっ!)アクセント、もっとつけましょう。

 ]]V、16分音符をもうちょっと後ろに寄せましょうか。その方が軽くてリズミカルな感じがします。

 ]]W、前半はずいぶんよくなりましたが、後半、やっぱりリズム変ですねえ。(え〜っ、やっぱり変なの〜!?)2分割して、練習しといてくださいね。(やってるんだけど・・・・)

 

2002.12. 4 アンデルセン「24のエチュード Op.21」2番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

 1拍目を伸ばして裏で入るというパターンなので、拍がわからなくなってますね。特に下降型は加速がついてる感じだし。音に出なくてもいい、というか出ちゃいけませんが、拍を意識してみましょう。4・5小節目は、シンコペーションですね。少しアクセントをつけて。8小節目でクレッシェンドして、9小節目の頭はカンペキにfにしてください。11・12小節目も同じ。24小節目、ちょっと流れが止まっちゃいますね。低い音のファーファ#−ソーを流して前向きにね。34小節目から、ちょっと転びますね。3拍目を意識してみましょう。最後、もうひと味ほしいですね。最後から4小節目のディミネンド、きちんとつけましょう。で、ppにおとしてね。最後のラーはfですけど、その前の小節と同じ音程でね。ちょっと高くなってますよ。はい、そんな感じかな。

 フォリア、今日は]Uから。この間よりは、すっきりしてますね。でも、まだちょっと後半が慌てるかな。そこだけやってみましょう。音の太さは、ず〜っと同じで。3拍目になると、ちょっといいかげんになってますね。音も上ずってる。下のほうで響かせる感じね。(つまり、私は細かいところがすごくいいかげんなのであった。)最後は、低いシラシレ#ミをつなげてほしいので、装飾音の最初の音、しっかりね。このヴァリエーションは、3/4なんだけど、前半は6/8みたいですよね。だから前半のスラーの頭は、ちょっとアクセントをつけて。後半10小節目、2拍目もちょっとアクセントにしましょうか。

 ]V、全体的にもっと軽くやってみましょう。5小節目からも、テンポ前向きでね。

 ]W、スタッカートの音が、ちょっと長いかなあ。舌で止めるタンギングって、やりましたっけ?(舌をかなり前まで、唇の間ぐらいまで出すやつね。)じゃあ、それ練習してみましょう。息はず〜っと出てて、舌で区切りをつけるだけ・・・(って、練習するんですが、これがけっこう難しい。切るのはともかく、出だしがキタナイ。変なアクセントがついたり、キタナクなったり・・・口の中の形やアンブシュアが微妙に動いちゃうみたいなんですが。)うん、そんな感じでやってみてくださいね。ちょうど、次のエチュ−ドにも使えるし。(ドキッ!!!特訓しなくちゃ。)

 ]X、う〜ん、これはどうしましょうねえ。ひたすら吹いてもいいんですけど、ひとひねりほしいかなあ。基本的に、繰り返したときには同じことはやらないんですよね。(木綾子さんは、後半スラーっぽかったです。ああいうのもありなんですね。)あ〜、彼女はうまいですからねえ。そうですねえ、16分音符が4つ並んでるとすると、タラタタ(最初2つスラー)という形はモーツァルト以降なんですよね。(分かりにくくて、すいませんね。楽譜にかくと、はやいんですけど。)この時代にありなのは、タラララ(4つ全部スラー)かタララタ、タタララ、タラタラの4パターンですね。そのどれかを入れてみたらどうですか?

 ]Z、2小節目で落ち着きすぎ。一気にいきましょう。最後もrit.なしで。

 ][、うん、感じ出てきましたね。1小節目みたいに、拍の頭がシーソーミーと和音で動いているときはいいんですが、5小節目みたいに同じ音が続くときは同じ吹き方をしないように。3拍目は前向きにね。

 ]\、最初のパターンの32分音符の引っ掛け方、変ですねえ。8分音符も慌ててるかな。最後のパターンのリズムも、まだ変ですねえ。2分割してやってみて・・・(はいはい、結局細かいところが全部いいかげんなのね。反省。)あ、でも、だいぶまとまってきましたよ。(先生、慰めてくれてありがとう。発表会まで、がんばるね。)

 

2002.11. 7 アンデルセン「24のエチュード Op.21」1番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

 1番、2回目のチャレンジです。ド、低いですね。(まだ〜!?)ミソドミソよりさらに勢いをつけて、引いちゃだめですよ。息のスピードが落ちてるせいですね、きっと。(そうなの、フレーズの終わりはどうしても息が足りなくて・・・)それから、全体的に短い音が短くて、長い音が長いです。だから、16分音符なんか、吹けてるのに危なっかしい感じですね。16分音符の2つめと4つめにアクセントをつけて吹いてみてください。ド〜ファファ#・・・って。(しばらく、その練習。)この練習、いいですよ。こうやって吹くと、なんとなく流しちゃってる部分を意識するでしょ?スポーツでいうと、普段使わない筋肉を使う感じ。あと、3拍目を意識して吹いてみてください。ド〜レミファファ#ソラソ・・・って。(しばらく練習。うん、これはなんか納得する。強弱やフレーズがはっきりする感じ。)そうそう、最後6小説だけちょっとやりましょうか。16分音符の長さが全部同じになるように。はい、それでだいぶ感じがつかめました。このアンデルセンは、16分音符をしっかり吹いた方がいい曲が多いので、気をつけてみてくださいね。

 次、フォリア。(今日は、フルートです。)T、まず装飾音をとってやってみましょう。踊りの曲だから、3拍子を意識して。4小節目と12小節目のファ#は、次の小節のソに向かってね。これ、同じフレーズを2回繰り返してますよね。この時代の音楽って、繰り返したとき全く同じことはしないんです。1回目はf、2回目はpになってますが、モダン・フルートならともかく、この時代の楽器でそれほど強弱の違いが出せたとも思えない。ってことは、タンギングの違いで雰囲気を変えるか・・・fはもちろんはっきりしたタンギングで吹くとして、pはどうします?エコーみたいな感じでいきますか?じゃあ、それで吹いてみてください。はい、その感じをくずさずに装飾音がつくといいんだけど。装飾音もf部分は勢いよく上がって、p部分はもうちょっと平坦に吹いて。

Uは、メヌエットみたいな感じで、もうちょっと優しくかわいく吹きましょうか?メヌエットのステップは、6拍で1フレーズなんですよね。これも装飾音とってやってみてください。1小節目、16分音符が慌ててるかなあ?3拍目に16分音符が4つ並んでいるつもりで。(って、先生はこんな説明したわけじゃないんだけど、譜面で書けないもんで。わかりにくいですよね。)9〜10小節目のパターンは、はじめが主旋律でレ#〜ミファ#シがエコーみたいに。ファ#〜レ#〜シ〜の流れを意識して、デクレッシェンド。ブレスは、最後から3小節目の1拍目の後かなあ?最後の4小節でクレッシェンドね。

[は、ポロネーズ風かなあ?1拍目、強調してね。8分音符4つの長さをそろえて。(と、先生が手を叩いてくれる。)ちょっとブレーキがかかる感じのところがありますよね?それで、ちょうどいいですよ。(やっぱり、私、慌ててるんですわ。)5小節目からのパターンは、いっそ軽くしてみてもいいかも。ポロネーズっていうより、ボレロかなあ?

\は、サラバンド風かな?ミ〜ファ#〜ソ〜ラ〜シ〜ド〜ラ〜の旋律を意識して。それで、だいぶ変わりますよ。

]は、装飾音がつくところで、流れが止まっちゃうんですよね。装飾音なしで、吹いてみてください。音の長さもそろえてね。装飾音をつけると、どうしてもそこだけ長くなっちゃって。最後の2小節は、いっそテンポおとしましょうか?そのほうが、すっきりするかも。

]Uは、後半の味付けですね。16分音符はたっぷり吹いて、32分音符で次の小節の頭に向かって。最後から2小節目、シ〜ラ〜シ〜レ#〜の流れを意識して。はい、今度は、これからやりましょうね。

 

2002.10. 4 アンデルセン「24のエチュード Op.21」1番、マラン・マレ「スペインのフォリア」

 さて、今回からアンデルセンです。副題をよ〜く見たら、すごいことが書いてある。in all the Major and Minor Keys ですって!1番はハ長調だけど、だんだん#が増えていく。ひじきの大群は覚悟してたけど、#は・・・これはオソロシイことになりそう。それに、全部で24曲なんだよね。順調に進んでも2年かかる計算だ。気長にがんばらなくちゃ!

 で、1番。ひと通りとおして、うまくいってるところもあるんですけど、4分音符で音楽が止まりがちですね。次の16分音符につながることを意識して。それから、もっと強弱をつけたいですね。あと、音が上がりきってないんですけど。(そうなの、自分で録音を聞いてみてびっくり!頭のフレーズなんて、中音ソがめちゃくちゃ低い。耳の悪い私でもびっくりするぐらい低いのよ!!!)キイが上がりきってないところが、あるみたいです。じゃあ、最初からゆっくりやってみましょう。ドも響きが低いですね。もっと息にスピードをつけて。(ミソドミ・ソー・ドーとかミソドミ・ソッ・ドッ)とか練習。5小節目とか、pのときでも山をえがくように。高い音を抑えすぎてませんか?16小節目、急なデクレッシェンドをきれいに聞こえるように吹くには、1・2拍目は大きくてもいいから、3拍目でぐっと落として。18小節目、やっぱり8分音符も落ち着きすぎてますね。次の小節のミに向かって。29・30小節目、ぐ〜っとクレッシェンドして、31小節目は保って。最後から17小節目から同じパターンが続きますが、和音が変わります。8分音符は長めにして、響きを大切に。スタッカートついてませんからね。最後から3小節目のクレッシェンド・デクレッシェンドは、もっとほしいですねえ。苦しそうですけど。最後のCも、もっと長いですよ。4拍分のばして。高いミとか、やっぱり低いですねえ。無理におさえてませんか?(中学生の頃、力任せに吹いてて、めちゃくちゃピッチ高くて、「高い音」ってイメージが染み付いてるんですよ。)唇に力を入れるとめちゃくちゃ高くなりますが、息の量やスピードをあげるのは、そんなに高くなりませんよ。もっと十分吹き込んでいいですよ。それじゃあ、この曲は、もうちょっとがんばってみてください。(うっ、落第!2年計画が早くも崩れ去る・・・)

 んで、フォリア。(ピッコロ持ってきたんですけど、いいですか?近所迷惑でなければ・・・)いいですよ。私も、今日はちょうどピッコロ持ってるし、7時前だし。(といいつつ、カーテンなどきっちり閉めて、防音強化。)ところが、ピッコロ絶不調!テーマから、ひっかかる。ポイントとなる中音ミが、ビービー雑音が入って、すごく汚いのだ。あ〜でもないこ〜でもない・・・とアンブシュアをいじり、すったもんだの末、唇のもうちょっと上の方に当てることで解決。全く、ピッコロ好きが聞いてあきれる。もっと早く気づけよ!(って、自分のことよ。)今まで、中音がやたら爆発してたのも、きっとこのせいだ。アンブシュアを気をつければ、なんとかなりそう。力の入れすぎだと思って、脱力にばかり気を取られていたけど、アンブシュアも見直すべきだった。恥ずかしかったけど、聞いてもらってよかった。反省。うまくいかないなら、原因を考えねば。もっと頭を使って吹こうね。
 で、フォリアね。ピッコロで吹くなら、テーマも、もうちょっとテンポよく吹いてもいいかも。U、32分音符をきっちり吹いて。少し遅いし。もっと引っ掛ける感じで。14・15小節目のトリルつき16分音符ももうちょっと引っ掛けてもいいかな。[、このテンポでもダンスね。1拍目、ズン!とダブルベースが入るみたいに。2・3拍目の8分音符4つ、あわてないで。ブレーキがかかるぐらいで、ちょうどいいです。最後の小節にも、あわてて入らないで。\、これはミー・ファー・ソー・ラー・シー・ドーの流れが出ればいいでしょう。ピッコロだと難しいタイプの曲ですけどね。]、これはトリルが難しいですね、最後なんて遊んでいるとしか思えない。少しテンポを落として練習してみてください。
 アンブシュアで、引っかかったので、今回ここまでしかいきませんでした。私が選んだヴァリエーションは、T、U、[、\、]、]U、]V、]W、]X、]]U、]]V、]]Wの12曲。大体半分で、7〜8分ってところ。最後は、フルートだったら]]Wはとばして、]]Xとテーマでしみじみ終わってもいいなと思ったんだけど、ピッコロだと]]Wしかないと思って、苦手パターンだけどあえて選びました。バロックって、やっぱり奥が深い・・・もうしばらく修行は続きそうです。

 そんなこんなで家へ帰って、ぼ〜っとしながらミョウガを切ってたら、左の親指まで切っちゃった。全治3日!

 

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