コンサート日記(2016年)

 

神田寛明 おひとりさま、好きなのね(;;) 2016.11.25(金) ドルチェ・アートホールNAGOYA 19:00

ジュゼッペ・ガリボルディ:歌わせる練習曲 20 etudes chantantes pour la flute op.88
フリードリッヒ・クーラウ:6つのディメルスマン 6 Divertissemaents Op.68 より Nr.1 G-dur Nr.2 D-dur
ジュゼッペ・ガリボルディ:かわいい練習曲 20 etudes mignonners pour la flute op.131

【アンコール】
J.アンデルセン:24の練習曲から第13番 パストラーレ

ガリボルディのCD発売記念ということで、ひたすらガリボルディのエチュードですよ。 クーラウの1番と2番の間が休憩で、あとはガリボルディ祭りです。

自分もやったはずなんですが、 
・やった、やった! 
・やったような気がする 
・ここのフレーズだけ覚えがある 
・ぜんぜん覚えてない 

というように分類されるのは、なぜでしょう? 好き、とか反対にすご〜く苦労した、とかではないようなんですけど。プログラムには、カンダ少年や師匠(赤星恵一氏)の当時の書き込みも載せられていますが、「ふめんを見るとき中意すること」など誤字もあってほほえましい(笑)。

アンコールのアンデルセンは、“とても苦労した曲”の筆頭なので、よ〜く覚えています。とてもきれいな曲なんですけどね。


磯貝俊幸&朝倉ゆき ピアノ:西岡雄太 シリーズ【明るい姉妹・素敵な夫婦】第16回≪夫婦編8≫ 2016.10.21(金) フィリオーレ(アンジュパティオ中村公園8F) 18:45

F.クーラウ:三重奏曲 ト長調 作品119 〜朝倉・磯貝・西岡
R.ムチンスキ:上級演奏用二重奏曲 作品34 〜磯貝・朝倉
P.A.ジュナン:ヴェニスの謝肉祭 作品14 〜磯貝/西岡

Ph.ゴベール:ファンタジー 〜朝倉/西岡
L.v.ベートーヴェン:自作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 作品34 〜西岡
武満 徹:ヴォイス 〜磯貝
A.F.&K ドップラー:リゴレットファンタジー 作品38 〜磯貝・朝倉/西岡

【アンコール】
山田耕筰:赤とんぼ

師匠&奥様のコンサート、午前中思いっきり尻もちをついて、お尻と背中が痛かったけど、作品展準備に時間がかかった上、国道が混んでいて列車に乗り遅れたけど、がんばって出かけましたよ。プログラムには超絶技巧の曲が並んでいますが、さすがご夫婦、息ぴったり!私は、それよりも師匠が持って登場した長〜い掃除棒が気になって・・・後で話題になりましたが、けっこうお値段がはるもので、2本注文したのに帰宅したときには1本開封されていた、とか(笑)。休憩のときには、奥様の美しい衣装が話題に。濃紺の地にスパンコールきらきらで、アナ雪風。幅広のベルトがついていて、それをつけると足長効果があるんだけど、師匠が嫌いなんで使わないとか。合宿で仲良くなった皆さんとも再会し、アンコールの「赤とんぼ」でしっとり終わったコンサートでした。


辻 友香里 サクソフォン・リサイタル2016 美しき時代〜ベル・エポックの軌跡〜 
                                  2016 2016.10.8(土) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT アートスペース 14:00

【第T部】 ピアノ:倉田 弓
C.ドビュッシー:シランクス
C.サン・サーンス(Arr.辻友香里):オーボエ・ソナタ Op.166
G.フォーレ:夢のあとに Op.7−1
P.モーリス:プロヴァンスの風景 T.少女たちのファランドール U.愛する人への歌 V.ジプシーの女 W.アリスカンの魂は嘆きて X.あぶ

【第U部】 エピノワ・サクソフォン・アンサンブル
E.ボザ:アンダンテとスケルツォ
C.ドビュッシー(Arr.伊藤康英):アルト・サクソフォンと管弦楽のためのラプソディー
C.ドビュッシー(Arr.辻友香里):ベルガマスク組曲 T.プレリュード U.メヌエット V.月の光 W.パスピエ

【アンコール】
G.フォーレ:組曲「ドリー」より キティ・ワルツ

うちの楽団の指揮者兼トレーナー、辻ぽんちゃんのリサイタル。小柄でかわいい彼女は、チラシの写真もかわいい。ホールのロビーでも、女子高生が口々に「可愛い」「可愛い」と言っている。「可愛すぎるサックス奏者」ってところですね。今日も大人っぽい黒ドレスなんですけど、やっぱり可愛いいんです。T部の1、2曲目はソプラノ・サックスで演奏。「シランクス」は超有名フルート曲なんですけど、サックスの演奏もよいですね。ゆっくりめのテンポが、ギリシャ神話の世界を想像させます。3、4曲目はアルト・サックスでの演奏。モーリスは女流作曲家なんだそうです。プロヴァンス地方の風景や情景を描写した色彩豊かな作品。

第2部は、1曲目がサックス四重奏、2曲目以降は9重奏でした。アンコールはピアノも入ってました。エピノワとは、フランス語で稲穂を意味する「エピ」に穂の国の「輪・和」をつけて作った造語だそうです。東三河出身もしくはゆかりのあるサックス奏者がメンバーです。サックス・アンサンブルは音域も広くていいですよね〜!辻ぽんちゃん、ブラヴォー!


豊橋ウインドアンサンブル 第48回定期演奏会 『イベリア』 2016.6.12(日) ライフポートとよはし コンサートホール 13:30
                                                            

【第1部】
エル・キャピタン:J.P.スーザ/校訂:K.ブライオン&L.シッセル
交響組曲「西遊記」:福島弘和
マーチ・スカイブルー・ドリーム:矢藤学
スペインの市場で:山本雅一
マゼランの未知なる大陸への挑戦:樽屋雅徳

【第2部】
エスパニア・カーニ:P.マルケーナ/編曲:R.ロングフィールド
スペイン組曲 作品47より グラナダ:I.アルベニス/編曲:鹿糠研児
組曲「イベリア」より セヴィリアの聖体祭:I.アルベニス/編曲:佐藤正人
バレエ音楽「恋は魔術師」より:M.ファリャ/編曲:黒川圭一

【アンコール】
カルメン組曲より 第1幕への前奏曲
愛さずにはいられない

いつもお世話になってる隣市の楽団。フルートのKちゃんは、今度うちの定演にトラで出てもらうので、差し入れしようと思ってかわいい焼き菓子セットを用意しておいたのに、忘れちゃった〜!いい道ができたので取りに戻る時間はあったんだけど、もう気分がくじけて、会場近くのコンビニで新製品のお菓子をいろいろ買い、おまけのクリアファイルももらい、それを車の中に置いてあったエコバッグに入れて差し入れ・・・ごめんよぉ〜!

某紙にけっこう大きく記事が載ったせいか、コンクールの課題曲効果か、開場前の列もいつもより長く、ほぼ満席!すごいよ〜!うちも今度大きな会場の大ホールでやるんで、なんだか心配になってきちゃった・・・

テーマが「イベリア」なので、スペインっぽい曲満載。フルートのいいソロもいっぱいありました。「スペインの市場で」は、うちもコンクールでやるんだけど、最後すごいアッチェルかけてた。私、あのテンポじゃスケールできんわ・・・練習しよっと。


セントラル愛知交響楽団 第148回定期演奏会 〜民族の誇りとロマン〜 2016.6.10(金) しらかわホール 18:45 指揮:レオシュ・スワロフスキー
                                                            

スーク:幻想的スケルツォ Op.15
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314  フルート:磯貝俊幸

ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 Op.70 B.141

【アンコール】 
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第10番 

師匠がモーツァルトやるんで、出かけました。やっぱりモーツァルトはいいですねえ。気分上がります。スークは、ドヴォルザークの義理の息子なんだ。やっぱりドヴォルザークっぽいです。7番はあまり聞いたことないけど、フルートの素敵なソロもあるよい曲ですね。アンコールは、やっぱり「スラブ舞曲」!7番か8番の方が気分が上がって好きなんだけど、10番も美しい曲です。


上野星矢&松本大樹デュオコンサート 2016.4.16(土) 宗次ホール 13:30
                                                            

[デュオ]
イベール:間奏曲
パガニーニ:協奏曲風ソナタ イ長調 Op.61  T.アレグロ・スピリトーソ U.アダージョ・アッサイ・エスプレッシーヴォ V.ロンド:アレグレット・コン・ブリオ
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
ラヴェル(松本大樹編):亡き王女のためのパヴァーヌ

[フルート・ソロ]
ドビュッシー:シランンクス(パンの笛)
オネゲル:牝山羊の踊り
武満徹:声(ヴォイス) −独奏フルート奏者のためのー
[ギター・ソロ]
ロドリーゴ:祈りと踊り
タレガ:アルハンブラの思い出
[デュオ]
ピアソラ・タンゴの歴史 より U.カフェ1930 V.ナイトクラブ1960

【アンコール】 
イベール:間奏曲

イケメン2人のデュオはいいですね〜!星矢くん、フルートを2本持って登場。パガニーニとピアソラは木管で演奏。2人の出会いはパリ国立高等音楽院なのだそうですが、一緒にコンサートをするのは初めてだそうです。パガニーニは、原曲はヴァイオリンとギター。当時の愛人であった女流ギタリストと2人で演奏するために作られたものらしい。超絶技巧風でなく、良い曲です。星矢くん、思いのほか汗かきだそうで、曲の合間に一生懸命汗を拭いていました。ここのホール、カレーのチェーン店のオーナーが作った関係か、楽屋でカレーが食べられるのだそうです。そのせいか、汗が出て・・・と(笑)。ステージで使っていたタオルも、以前のコンサートで汗を見かねたお客さんが投げてくれたものだそう。そうか、星矢くんのコンサートの時は、これから花じゃなくてタオルを投げればいいんだ!「亡き王女のパヴァーヌ」は原調のままの編曲なので、ギターは低音が出るように特殊なチューニング。アンコールは、もう1回イベールでした。

 

コンサート日記入り口へ   私笛トップへ