コンサート日記(2013年)

 

ワルター・アウアー フルート・リサイタル 2013.12.14(土) 豊田市コンサートホール 15:00 ピアノ:菊池 洋子

モーツァルト:フルート・ソナタ ヘ長調 K.376
ライネッケ:フルート・ソナタ ホ短調「ウンディーネ(水の精)」 作品167
ワーグナー/ブリッチャルディ:ローエングリン・ファンタジー 作品129

シュレー:水を讃えて〜フルート・ソロのための4つの小品 作品44
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 作品94

【アンコール】
ビゼー:「カルメン」より間奏曲
モンティ:チャルダッシュ

ウィーン・フィルの首席奏者、アウアー氏のリサイタルです。1曲目のモーツァルトは、ピアノの菊池氏とすっごいアイコンタクトをとりながらの演奏。終わったときは投げキッス☆でも、2曲目のライネッケになったとたん、モーツァルトとは違う音。さすがです。「ローエングリン・ファンタジー」は初めて聴いたけど、やっぱり超絶技巧ですね。「結婚行進曲」も、音符の大群が目に見えるような編曲なので、吹く気失せました。(吹くつもりだったのか!?)

2部の「水を讃えて」は無伴奏。フラッター多発の現代曲です。1997年、作曲者の息子の洗礼式のために書かれた曲で、初演はシュルツだそうです。う〜ん、なんか子供が聞いたらおびえて泣きそうな曲のような気もするが・・・作曲家の息子だから、聞きなれてるのか?この息子さんが、今どうしているのか気になる私であった。最後のプロコは、やっぱり一番気合い入ってる演奏。

CD買って、サイン会の列には一番先頭に並びました。いきなりNice to meet youとか言われ、どぎまぎしていたら、Your name?ときかれて私の名前入りでサインしてくださいました。とっても気さくなアウアーさんでした☆


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演 2013.11.14(金) 愛知県芸術劇場コンサートホール 18:45 指揮:サイモン・ラトル

シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 作品38 <春>

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19  ヴァイオリン独奏:樫本 大進
【アンコール】バッハ:無伴奏パルティータ ロ短調 ブーレ
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

ベルリン・フィルですよ〜!会議も雑用もほかって駆けつけました。今回のトップはブラウ氏。(そのころ、パユ氏の方は某D楽器でマスタークラスだったはず。)テーマは「春」のようです。ブラウ氏も2ndの人も木管を持って登場。うまい人って、楽器じゃなくて空気が鳴ってる感じがするんですよね。さらに、あの音色の溶け合い方!フルートの音がいつの間にかオーボエとかピッコロに引き継がれていて、いつかわったかわかりません。シューマンの終楽章のソロも見事で、拍手の後、一番にブラウ氏を立たせてました。

プロコは、まるでピッコロいじめのような曲ですね。やたら高音Dのppのロングトーンで終わってます。アンコールは、バッハの無伴奏。ラトル氏も、ヴァイオリンの後方にちゃっかり座って聞いてました。

そして、「春の祭典」!楽器も音も、てんこ盛り!いつ始まったのかわからないファゴットのソロもすごいけど、アルト・フルートもおいしいですね。フルートは5人のってました。1人はアルト、1人はピッコロ専属、1人はピッコロとフルートの持ち替えです。「春祭」の後はアンコールなかったけど、もうおなかいっぱい。


ランチタイムコンサートVol.833 木管五重奏の響き〜秋の便りによせて〜 2013.9.14(土) 宗次ホール 11:30
                                Fl.中野 彰子  Ob.花城 真理子  Cl.中山 みどり  Hr.高橋 由佳  Fg.小林 智子

モーツァルト:歌劇「魔笛」より“夜の女王のアリア”
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」“序曲”
〜楽器自紹介〜    きらきら星
ビゼー:カルメン幻想曲
ドビュッシー:アラベスク第1番、子どもの領分より「ゴリウォーグのケークウォーク」
クルークハルト:木管五重奏より 第4楽章 アダージョ アレグロ・モルト

【アンコール】
クルークハルト:木管五重奏より 第3楽章

昼の11:30〜12:30というランチタイムコンサート。ホール近くのお店のランチとセットにしてお得になるチケットもあるらしいです。同じように、スイーツタイムやディナータイムの企画もあるようです。

主人のホルン関係の方が出演するので、付き合いで行ったのですよ。ぎりぎりまで行けるかどうかわからなかったので、チラシもよく見てなかったのですよ。行ってみたら、フルートの方、前師匠の発表会で一緒だった方でした。終演後にあいさつしたら、私のこと覚えていてくださいました。(きっと、場違いなオバサンが発表会に出てると思っていたんだろうけど。。。。。)

さて、若い女性5人ということで、まずドレスがきれい!向かって左から赤、紺、クリーム、アイスグリーン、ワインです。”夜の女王”も、あまりヒステリックにならず、上品にまとめた演奏。”セビリアの理髪師”の後には、プログラムにない楽器紹介と、それぞれのソロが入った「きらきら星変奏曲」が入ります。クラリネットには11種類の仲間がいるそうで、全部言ってくれたけどE♭管、A管、B管、バセットホルン、アルト、バス、コントラバス・・・あと、なんだっけ?

ここのホール、ショップも拡張していい感じです。音符グッズも買いこんで、堪能してきました♪


第43回 名古屋管楽五重奏団演奏会 2013.5.2(木) ザ・コンサートホール(名古屋電気文化会館) 19:00
                                  Fl.竹内 梓  Ob.小川 和代  Cl.山川 真喜子  Hr.吉田 章  Fg.小野木 栄水

J.イベール:3つの小品
G.ヴェルディ:序曲「運命の力」
G.ジェイコブ:木管五重奏曲 第1番「セレナーデ」

P.タファネル:木管五重奏曲 ト短調
C.ドビュッシー:小組曲  1.小舟にて  2.行列  3.メヌエット  4.バレエ  Pf.金山 正一

【アンコール】
ピエルネ:鉛の兵隊

時休をとって、一足お先のGW。優雅な木管五重奏の演奏会です。ベルディとジェイコブの作品は、一部ピッコロ持ち替え。ドビュッシーとアンコールはピアノが入ります。イベールとヴェルディでは音色が違うところが、さすがプロですね。今回はヴェルディとかドビュッシーとか原曲を知っているアレンジものが楽しめました。アンコールの「鉛の兵隊」も、おもちゃの兵隊さんのラッパから始まるかわいらいい曲でした。


第5回 吹奏楽 菜の花コンサート 2013.2.17(日) 田原市渥美文化会館 14:00

【第1部】
田原市吹奏楽団  指揮:中村 淳
インヴィクタ序曲/ジェームズ・スウェアリンジェン
グリーン・スリーヴス/イングランド民謡

ほの国サックス軍団
FUNKYSAX/Fabrice Lucato
映画『大混戦』/Raymond Lefebvre
Yesterday/Jhon Lennon&Paul McCartney
喜びの歌/Ludwig van Beethoven

【第2部】
田原市吹奏楽団  指揮:濱津 清仁
交響組曲「シェヘラザード」/リムスキー・コルサコフ

【アンコール】
椰子の実

菜の花まつり開催中の渥美半島の先まで、「シェヘラザード」を聴きに行ってきました。うちの楽団からも何人か出ます。実は会場を勘違いしていて(っていうか合併のため、ホールの名前が非常にわかりにくくなっているのです)、頭の中で行こうとしていたところとナビが案内しようとしたところが違うので、あせりました。勘違いに気づき、今度は祝電の宛先を間違えたのではないかと心配しつつ会場に向かいました。結局、自分も祝電も無事にたどり着くことができましたが。会場には菜の花の鉢植えも飾られ、春の雰囲気満載です。そして、開演前には金管5重奏、休憩にはトロンボーン・アンサンブル、終演後にはサックス・アンサンブルと盛りだくさんの演奏。「ほの国サックス軍団」はサックス13人の演奏で、メンバーは東三河の市民吹奏楽団の人々です。「シェヘラザード」は、今回ソロ・ヴァイオリンの部分はソプラノ・サックスが担当。ハープの代わりにピアノ使用。聴きごたえのあるプログラムなんですが、お客さんが少ないのが実に残念!もったいなさすぎる。。。。。アンコールはこの地ならではの「椰子の実」。なかなかいい編曲で、やってみたいと思いました。おみやげに菜の花をいただいてきました。


名古屋フィルハーモニー交響楽団 2013ニューイヤーコンサート 2013.1.20(日) 豊川市文化会館 15:00

【第1部】
歌劇『フィガロの結婚』序曲/モーツァルト
愛のあいさつ/エルガー
バレエ『くるみ割り人形』より「花のワルツ」/チャイコフスキー
トロンボーン小協奏曲変ホ長調/ダーヴィット

【第2部】
歌劇『タンホイザー』より「大行進曲」/ワーグナー
歌劇『アイーダ』より「凱旋行進曲」/ヴェルディ
ワルツ「春の声」/J.シュトラウスU世
ピチカート・ポルカ/J.シュトラウスU世&ヨゼフ・シュトラウス
ワルツ「美しき青きドナウ」/J.シュトラウスU世

【アンコール】
ラデッキー行進曲/
J.シュトラウスT世

市内のホールで名フィルのニューイヤーコンサート♪行ってまいりました。いかにも、というプログラムの中、お目当ては「花のワルツ」です。2月頭のアンサンブルコンサートで変則5重奏(Fl2、Hr2、Eph1)でやる予定。ワルツって難しいんだもの。。。。。トロンボーン協奏曲は聞いたことのない作曲家でしたが、ダーヴィットは1810〜1873年、ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽のコンサートマスターも務めたヴァイオリンの名手。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演もやっているのだそうです。第2部の『タンホイザー』と『アイーダ』は、地元の中学生も参加。いいなあ〜!オバサンもやりたい。アンコールはお約束の「ラデッキー行進曲」。もちろん拍手で参加して、なごやかにコンサート終了。

 

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