コンサート日記(2012年)

 

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第397回定期演奏会 千夜一夜物語 2012.12.15(土) 愛知県芸術劇場コンサートホール 16:00 指揮:広上淳一

ラーション:田園組曲 作品19  第1曲 序曲、第2曲 ロマンス、第3曲 スケルツォ
バルトーク:ヴィオラ協奏曲 Sz.120[シェルィ補筆版] ヴィオラ:川本嘉子
【アンコール】J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 BWV1009より サラバンド

リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 作品35

【アンコール】ラーション:田園組曲 作品19より 第2曲 ロマンス

この日は予定がきっしり!まず、9時からアンサンブルの練習。そのまま楽器抱えてムラマツへ。1時20分から無料クリニックとレッスン。そして、4時からこの演奏会。メインは「シエラザード」。私にとっては、いろいろ思い出深い曲なのだ。近くの席に隣市の楽団のH氏ご一家がいてびっくり!H氏がトラで出るT楽団の次回定演が「シエラザード」らしい。

ラーションは12音技法なんかを用いた曲も書いた人らしいけど、「田園組曲」はわかりやすいきれいな曲。ヴィオラ協奏曲は、ちょっと難解ですが、終楽章は民俗音楽が入っててバルトークっぽいです。完成しないうちにバルトークが亡くなってしまったので、遺族の依頼で友人のシェルィが補筆したそうです。で、メインの「シェエラザード」は、コンマスの田野倉雅秋氏のソロをはじめとして各楽器にも聞かせどころ満載で、楽しめました。

アンコールでは、指揮者の広上氏が「文化事業に熱心な候補者に1票を」とのお言葉。そういえば衆議院議員の選挙だった。それから、私は戻って合奏練習に参加。H氏は、さらに遠いT楽団の練習に参加と言ってました。充実してたけど忙しい1日だった・・・


ヘッセントリオ〜クラリネット、ホルン&ピアノ 2012.12.8(土) 桜ケ丘ミュージアム1階ロビー 13:30 Cl:つつみあつき、Hr:吉田 章、Pf:伊藤真理子

愛の挨拶:エルガー
イギリスの歌 〜イギリスにちなんだ曲のメドレー〜
ロンドン物語 〜イギリスのミュージカルや映画音楽のメドレー〜
キャバレー
メリーウィドウ:レハール

【アンコール】ジングルベル

地元の美術館のロビコン。私は、クラリネットのつつみ氏とは(ご本人は絶対覚えてないと思うけど)30年ほど前に某所で同じ舞台に立ったことがある。主人は、ホルンの吉田氏と(もしかしたら覚えているかも)数年前に某所でアンサンブルの練習をしたことがある。という、ちょっとしたご縁で聴きにいくことにしました。ホールではないので、なんだか抑え気味の演奏で気の毒な気がしましたが、楽しいプログラムでした。なぜ、「ヘッセン」トリオ?と思っていたら、ヘッセンという作曲家がこの編成で室内楽曲を作っているのだそうです。そもそも、その曲を演奏したくて結成したトリオなのだそうです。『イギリスの歌』は、「グリーンスリーブス」「ロンドンデリーの歌」「ノルウェーの森」「イエスタディ」「ロンドン橋落ちた」「スコットランドの釣鐘草」「オブラディ・オブラダ」と、イギリスにちなんだ歌7曲を集めたメドレー。『ロンドン物語』は、「オリバーのマーチ」「ライムライト」「お砂糖ひとさじで」「スーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドージャス」(この2曲は、「メリー・ポピンズ」ね。)「ハリー・ポッター」「踊り明かそう」のメドレーです。ここまでは、イギリスに関係あるプログラムなんだけど、お次はジャシーな「キャバレー」で、最後は語り入りの「メリーウィドウ」。これが楽しい♪吹き語り、ですね。(もちろん、本当に吹きながらしゃべるわけにはいきませんが。)ピアノさんがハンナ、クラさんがツェータ男爵、ホルンさんがダニロの役で、なかなか上手なんですよ。こういうの、やりたいなあ、と思いました。フルートが入るんなら、絶対モーツァルトだな。「魔笛」か「フィガロの結婚」だよな。アンコールは、この季節にはお約束の「ジングルベル」☆この後、頭の中でずっと「ジングルベル」がエンドレスだったことはいうまでもありません(笑)。


磯貝俊幸・若田奈己 デュオコンサート 2012.11.24(土) studio RiRiTa 18:00

ドップラー:3つの小品より マズルカ
ベルトミュー:5つのニュアンス
ラヴェル:水の戯れ
タクタキシヴィリ:ソナタ

バッハ:ソナタ BWV1020 g-moll
リスト:エステ荘の噴水
カルク=エラート:ソナタ アパッショナータ
ボルヌ:カルメン・ファンタジー

【アンコール】
バッハ:シチリアーノ

師匠とピアノの方のデュオコンサート。初めての場所でしたが、予想以上に小さいところで、ちょっとびっくり。普通の住宅の中にあって、知らないと見逃しそうです。中も、40人も入ればいっぱい。今回、初めて舞台で演奏する曲が多かったそうで、師匠ドキドキです(笑)。ベルトミューは、本来ハープとフルートの曲。とっても素敵で、私もやりたくなりました。でも、苦手な3拍子が多いな。。。。。前半のラヴェルと後半のリストはピアノ独奏。水にちなんだ曲です。タクタキシヴィリは、なぜかトルコの作曲家だと思いこんでいましたが、正解はグルジア。グルジア国家(昔の)も作曲したそうです。それにしても難曲〜!最高音から最低音までガンガン使うし。休憩後もカルク=エラートとかカルメンとか聴きごたえたっぷりでした。師匠、お疲れ様です。


豊橋ウインドアンサンブル 第26回プロムナードコンサート 2012.11.11(日) ライフポートとよはし コンサートホール 13:30

【オープニング】 ライオンズクラブの歌

・コンサートマーチ「アルセナール」:デル・ロースト
・ありがとう:水野良樹/濱崎大吾
・We Are The World:Michael Jackson、Lionel Richje/郷間幹男
・ジャングル大帝〜白いライオンの物語〜:富田勲/中橋愛生

・吹奏楽で綴る音楽物語「白雪姫」 編曲/西谷伸二 朗読/塚田百美
・塔の上のラプンツェル・メドレー 編曲/星出尚志
・ユーロ・ビート・ディズニー・メドレー 編曲/磯崎敦博
・ホール・ニュー・ワールド Alan Menken/Eric Wilson
・ライオンキング・メドレー Elton John,Hans Zimmer,Tim Rice/John Higgins

【アンコール】星に願いを
【エンディング】素直になれなくて

いつもお世話になっている、お隣さんの楽団です。今回、豊橋シニアライオンズクラブ10周年記念事業ということで、会場にはライオンズクラブ・メンバーの善男善女のおじいさん・おばあさんがたくさん!いきなり始まった曲がプログラム最初の「アルセナール」じゃないし?????と戸惑っていたら、なんと「ライオンズクラブの歌」でした。これは、ライオンズクラブの方々にも内緒のサプライズだったうようです。で、ライオンズクラブ会長さんのあいさつや、記念品(なんとドラムセット、うらやましい〜!)の贈呈やらありました。ということで、1部はライオンズクラブの活動にちなんだプログラム。「ジャングル大帝」は冗談で選曲したらしいですが、なつかしい〜!

2部は、グリム兄弟とディズニーのコラボ。「白雪姫」は、ここの指揮者さんの編曲で、語りも入る本格的なものです。子どものころ、アニメ見たなあ・・・これも、なつかしい。今日のメドレーの中では、「ラプンツェル」だけ見てないです。今度DVD借りてみなくちゃ。


上野星矢フルートリサイタル 2012.11.7(水) 電気文化会館 ザ・コンサートホール 19:00  ピアノ:佐野隆哉

1.リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
2.クロード・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
3.セザール・フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調 M.8 フルート&ピアノ編

4.クロード・ドビュッシー:シランクス
5.上林裕子:『クリスタルの時』 〜フルートとピアノのための
6.フランソワ・ボルヌ:カルメン幻想曲
7.ゲイリー・ショッカー:後悔と決断

【アンコール】
・松任谷由美/内門卓也:春よ来い

星矢くんのリサイタル、実は当初浜松公演も予定されていたんです。そっちの方が金曜で行きやすいし、なぜか安いし、はりきってチケットをGETしたのに、公演中止〜!払い戻ししたり、けっこう面倒だったんだから。。。。。で、名古屋公演を再度GET。

いきなり「熊蜂」っていうところにびっくり!最後はヒュッ!なんて息の音が入ったりしてアクロバティック。思わず、「あっ、すごい!」なんて声も出ちゃってました(笑)。名古屋の人たちは雰囲気読めないところもあって、変なところで拍手入っちゃったりするんですけど、応援する気は満々なんです。暗転したと思ったら、暗いまま2曲目のドビュッシー。幻想的です。フランクは熱演で、2楽章の終りで思わず拍手。とってもかっこよかったので、休憩時間も翌日も、私の頭の中ではず〜っとフランクが回ってました。

休憩後の「シランクス」と「クリスタル」は、拍手きちゃったけど、楽器下ろさなかったし続けて演奏したかったんだよね。「クリスタル」は星矢くんのイメージで作られた曲らしいです。「カルメン」もラストはHighFまで駆け上り、アンコールは「春よ来い」ってところが泣かせます。

サイン会には1番に並び、しっかりサインしてもらってきました。


地元アーティストによるコンサート・ア・ラ・カルト vol1 2012.9.28(金) 電気文化会館 ザ・コンサートホール 19:00

ピアノ五重奏:W.A.モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 k.452
ピアノ三重奏:C.ライネッケ:トリオイ長調 作品264

アルパソロ:Llegada到着  La bruja 魔女  Concierto en la llanura 平原のコンサート  Alfonsina  y el mar アルフォンシーナと海  Cascada カスカーダ
トリオ・プリュ(サックストリオ+ピアノ):P.マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より  G.ビゼー:「カルメン」ハイライト

【アンコール】  主よ、人の望みの喜びよ  ふるさと

主人の付き合いで行った演奏会ですが、いろいろな編成のアンサンブルが楽しめました。ほとんど女性奏者なので、ドレスもキレイ☆私のお気に入りは2曲目のライネッケ。後期ロマン派。編成はピアノ、クラリネット、ヴィオラ。衣装もピアノが紺、ヴィオラがワイン。と、なにからなにまで秋にぴったり!アルパの演奏も生は初めてだったかな?立奏&暗譜にちょっとびっくり。初秋のヨーロッパから一気に中南米へ!ハープには詳しくありませんが、アルパは半音を出すのに工夫がいるらしく、時々弦の上の方を抑えていたのがそうかな、と思いました。途中、ゴン!と重いものが落ちる音がしてアクシデントか!?と思ったのですが、演奏はそのまま進行。ハーピストも退場してしまったので、ステージ上じゃなかったのかと思いきや、やっぱりスタッフが何か拾っていました。なんだったんだろう?気になります。最後はサックスとピアノのアンサンブル。アンコールも、このグループで2曲でした。


名古屋フィルハーモニー交響楽団第391回定期演奏会・ハーメルンの笛吹き 2012.5.19(土) 愛知県芸術劇場コンサートホール 16:00
           指揮:川瀬賢太郎、オーボエ:寺島陽介、ホルン:安土真弓、クラリネット:ロバート・ボルショス、ファゴット:ゲオルギ・シャシコフ、フルート:上野星矢

リゲティ:コンチェルト・ロマネスク(ルーマニア協奏曲)
モーツァルト:オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための協奏交響曲 K.Anh.9(297b)

コリリアーノ:『ハーメルンの笛吹き』幻想曲(フルート協奏曲)
  第1楽章 日の出と笛吹きの歌、第2楽章 ねずみ、第3楽章 ねずみとの戦い、第4楽章 戦争のカデンツァ
  第5楽章 笛吹きの勝利、第6楽章 市民のコラール、第7楽章 子どもたちの行進曲

今シーズンは、音楽で紡ぐ「世界の物語」シリーズということで、なかなかおもしろそうなプログラムが並んでいるのだ。中でも、今回の「ハーメルンの笛吹き」は、絶対聴こうと即決!だって、星矢くんがゲストなんだもの。チケット発売前から大騒ぎしていて、やっとGETして喜んだのもつかの間、なんとこの日は勤務日だったのだ。しかも、イベントのため3時半ぐらいまで抜けられそうにない。行くのをあきらめようか、いっそ前日18日の公演のチケットも買おうかと悩む。でも、遅れてもいいから行こうと決断!がんばりました。幸い私の担当に変更があったりして、思ったよりも早く職場を出ることができ、開演数分後にはホールに到着。1曲目もピッコロがおいしそうで民族色満載の好みの曲だったので残念だけど、「笛吹き」が聴けなかったかもしれないんだからよしとしなければ。モーツァルトからは中で聴けました。この曲は偽作っぽいのですが、そんなことどうでもいいぐらい素敵な曲です。でも、油断して聴いていたら、第3楽章は、かなりの超絶技巧。

さて、いよいよ「ハーメルンの笛吹き」です。1978年にゴールウェイの委嘱で作られた作品らしいですが、初めて聴きます。コスプレや演出もあるらしいので、わくわくです。7楽章形式ですが、切れ目なく演奏されます。まず、日の出前の暗い中で曲が始まります。ソリストの姿はなし。夜が明けてから星矢くん登場!もちろん笛吹きのコスプレです。膨らんだ袖と羽飾りつきの帽子がキュート。衣装ばかりでなく音もキラキラ☆オーラ出てます。ねずみが現れる場面では、オーケストラの間を探しまわったり、いらいらしたり、怒ったりの演技も入ります。で、「笛吹きの歌」の不思議な力で見事ねずみを退治するのですが、わからんちんの市民たちと交渉決裂。うんざりした笛吹きはフルートを置きピッコロに持ち替えます。(ティン・ホイッスルを使う場合もあるらしい。きっとゴールウェイはティン・ホイッスルを使ったんだろうな。)笛吹きの行進曲の旋律に応え、客席からフルートとドラムの子どもたちのグループが登場。列を組んで行進し、ステージに上がります。笛吹きは子どもたちに行進曲を教え、市民のコラールを無視して行進を始め、客席を抜けて姿を消します。残されたオケは嘆きの旋律を奏で、再び暗くなって終わり。見どころ聴きどころたっぷりの曲でした。


高木直樹フルートリサイタル 2012.5.6(日) ザ・コンサートホール 14:00  ピアノ:山下勝 フルート:河合容子、磯貝俊幸、上野博昭

J.S.バッハ:組曲ハ短調 BWV997
ドビュッシー:シリンクス
福島和夫:冥
武野晴久:アジアンロード★

バルトーク:ハンガリー農民組曲
ピアソラ:タンゴの歴史

【アンコール】
精霊の踊り
熊蜂の飛行★   ★Fl4+Pf

大師匠の還暦記念リサイタルです。前回のリサイタルで最後という噂を聞いていたのですが、今回還暦ということもあり、現師匠を含む門下3人の演奏家が協力するという形で実現したそうです。ということで、世界初演の「アジアン・ロード」はフルート4本(1本はピッコロ持ち替え、もう1本はアルト・フルート)とピアノのための作品。「ハンガリー農民組曲」は、通常演奏されるアルマの編曲ではカットされているバラードも演奏されました。大師匠の「タンゴの歴史」は初めて聴いたし。アンコールでは、もう1度フルート4本とピアノで「熊蜂の飛行」♪


京都交響楽団第2回名古屋公演 2012.2.24(金) 愛知県芸術劇場コンサートホール 18:45 指揮:広上淳一 ホルン:ラデク:バボラーク

R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」作品20
R.シュトラウス:ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11

【アンコール】
R.ワーグナー:楽劇「ジークフリート」より
作者不詳:アルペン・ファンタジー
ブラウン:プレリュード

D.ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 二短調 作品47

【アンコール】
D.ショスタコーヴィチ:バレエ組曲 第1番より T抒情的なワルツ

主人に付き合ってのホルン協奏曲ですが、これかっこいいです。私でも知ってる有名曲だし。席は3列目。コンマス氏のすぐ後ろ。指揮の広上氏がなにやら言ってるのも聞こえます。広上氏、ほとんど踊ってましたが☆協奏曲の後には、無伴奏でアンコールが3曲も!最前列で立ちあがっちゃってる某ホルン奏者さんもいました。後半はショスタコの5番。フルートの美しいソロがたくさんあるんですよね。「バブちゃんが3つもアンコールしたので・・・」と、最後はショスタコのきれいなワルツ。楽しかったです。


辻由香里&倉田弓リサイタル〜2012〜 2012.2.12(日) 豊川市小坂井文化会館フロイデンホール 14:00

【第1部】
C.P.E.バッハ/ソナタ イ短調 Wq132番 ※ソプラノ・サックス独奏
R.シューマン/3つのロマンス
C.ドビュッシー/前奏曲集 ※ピアノ独奏
  第2巻より ヴィノの門、ヒースの茂る荒地
  第1巻より 亜麻色の髪の乙女、ミンストレル

【第2部】
H.トマジ/バラード
長生淳/天国の月 T U ※アルト・サックス独奏
S.ローロフ/リットリズム

【アンコール】
サン=サーンス/白鳥
C.ドビュッシー/ゴリウォーグのケークウォーク

うちの元コンミスでありご近所さんのサックス嬢のリサイタル。フルートでやる曲も多いので、楽しみに出かけました。第1部はソプラノ・サックスで登場!プログラムは年代順なんだよね。でも、C.P.E.バッハの無伴奏から始めるなんて勇気あるなあ、と思うのであった。シューマンが先の方が気が楽だと思うのだが。フルートの譜面は、そのままソプラノ・サックスに使えるらしい。テレマンの「12のファンタジー」やフォーレの「ファンタジー」もやるって言ってました。第2部は、アルト・サックスで現代奏法やジャズ要素満載のプログラム。「天国の月」は、邦人作品らしく出だしが雅楽っぽくて素敵♪アンコールもドビュッシーでしめて、やっぱりドビュッシーってかっこいいなあと思うのでした。シューマンもやりたい。


ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤーコンサート2012 2012.1.4(水) 愛知県芸術劇場コンサートホール 18:45

オッフェンバック:オペレッタ《天国と地獄》序曲
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「水彩画」
ドビュッシー:ファンタジー(「月の光」「ケークウォーク(小さな黒人)」のテーマによる)
J.シュトラウスU:ワルツ「ウィーン気質」
J.シュトラウスT:狂乱のギャロップ

ニコライ:オペラ《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲
レハール:ワルツ「金と銀」
J.シュトラウスU:常動曲
ランナー:ワルツ「最初の願い」
レハール:オペレッタ《メリー・ウィドウ》から 唇は黙していても
J.シュトラウスU:オペレッタ「騎士パスマン」から チャールダッシュ

【アンコール】
J.シュトラウスU:ポルカ「狩」
J.シュトラウスU世:ワルツ「ウィーンの森の物語」
J.シュトラウスT世:ラデッキー行進曲

今年もニューイヤー・コンサートを聴きにくることができました!とはいうものの、今回は1泊2日の家族旅行の帰り道。ワイドビュー「ひだ」で名古屋駅に18:10ぐらいに着き、そのままホールへ直行。なかなかのハード・スケジュールでした。1曲目から、シュルツ氏はピッコロで登場!今回はピッコロ使用が多めだった気がします。持ち替えも頻繁で、ピッコロ置き場は椅子使用。ドビュッシー生誕150年を記念した「ファンタジー」は、このプログラムの中では異色だけど、素敵な編曲でした。ケークウォークも、どことなくウィーン風?「常動曲」は、シュルツ氏の「イツマデモツヅキマス」の台詞で終了。うけてました(笑)。ランナーのワルツは弦4人で演奏。きれいな曲です。アンコールの「狩」では、シュルツ氏がお隣のクラのシュミードル氏と顔を見合わせては、何かしそうな気配なんですが、よくわかりませんでした。シュルツ氏が3拍子に振って邪魔したりとかしてましたが。最後の「ラデッキー」まで楽しませていただいて、今年もいい年になりそうです☆

 

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